40代半ばにして再婚 妊活のおかげでベビーを授かりました。 ベビー誕生まで・日常・野球・読書など
40代半ばにして再婚 妊活のおかげでベビーを授かりました。 ベビー誕生まで・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。
(内容)自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。久しぶりの感触をめちゃくちゃ堪能することが出来た!そうそう、こういう痛快はクライムサスペンスが読みたかった。個人的に伊坂幸太郎の「陽気なギャングシリーズ」や道尾秀介の「カラスの親指」みたいなクライムサスペンスが大好きである。読んでいて次から次へと頁をめくりたくなり、ハラハラドキドキする感覚。この感覚を久しぶりに味わえてとても嬉しかった。...真夜中のマーチ
(内容)1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜー。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が…。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!道尾秀介の作品もこれで17作品目。東野圭吾、伊坂幸太郎、池井戸潤の次に読んでいる作家である。全体的に暗い描写が心までも暗くしてしまう。こんな体調の悪い時期に読むんじゃなかったと後悔した。夢の描写の部分が気持ちが悪くて全く読む気になれなかった。ストーリー的には面白いけど、どっぷりとハマる感じてはなかった。そして、なんとなく真実に気がついてしまったのは...貘の檻
(内容)恋のライバルは草でした(マジ)。洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、サボテンを巨大化させる後輩男子など、愛おしい変わり者たちに支えられ、地道な研究に情熱を燃やす日々…人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?道端の草も人間も、必死に生きている。世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。本屋大賞ノミネート作品はこれで3作目。今年は完全制覇を目指している。単なる恋愛物と思いきや、少々難解な植物学の話。自身が理系出身なので気持ちはわからなくはないが、そこまでっ?って思ってしまう。登場人物も好感を持てる人たちばかりでなかなか面白いのだが、インパクトが不...愛なき世界
(内容)目を覚ますと見覚えのない土地の草叢で、蔓で縛られ、身動きが取れなくなっていた。仰向けの胸には灰色の猫が座っていて、「ちょっと話を聞いてほしいんだけど」と声を出すものだから、驚きが頭を突き抜けた。「僕の住む国では、ばたばたといろんなことが起きた。戦争が終わったんだ」猫は摩訶不思議な物語を語り始めるーこれは猫と戦争、そして世界の秘密についてのおはなし。これで最新刊の「フーガはユーガ」も含めて伊坂作品完全制覇まであと5作品となった。その設定から伊坂ワールドが炸裂している作品。主人公は人間の言葉が話せる猫。これまで案山子や車が話している作品もあったから猫程度では全く驚かない。あまり好きじゃないファンタジー系だが、なかなか面白く読むことが出来た。全体的にやや間延び間があってサクサク読み進むという感じではない。序盤...夜の国のクーパー
(内容)5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか?なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか?執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出すー。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。久しぶりのノンフィクションもの。昔はこういうノンフィクションものが好きだったけど、最近はなぜかあんまり興味をそそられない。書店で大々的にアピールしてたので読んでみた。実に淡々と描かれているのがノンフィクション作品らしさといえばそうなのだが、もっと気迫や執念みたいな描かれ方をしている方が感情移入することが出来たのではないかと思う。DNA鑑定に関しての内容がち...殺人犯はそこにいる
(内容)一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。その母である下田茂子が独占取材に応じるというのだ。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になったフジコの育ての親でもあった。茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは…。体調を崩してたりして読書ペースがなかなか上がらなかったが、ここに来てようやく回復傾向にある。年末に読んだ「殺人鬼フジコの衝動」の続編。前半はなかなか続編と感じ取ることが出来ず苦労したが、中盤以降はサクサクと読み進めることが出来た。グロさは前作の方があるけど、支配や洗脳といった心理面での怖さはこちらの方が感じることが出来る。登場人物には一人も共感出来ず、胸糞悪さだけが残るイヤミス。そして、エピローグで「えっ!…」と衝撃を受ける。続編を...インタビュー・イン・セル
(内容)伏見工業ラグビー部が消滅した今もなお、山口良治の教えは生きている。その教えは親から子へ、子から孫へと、受け継がれていく。信は力なりー。それは生徒を信じ、不変の愛情を注いだ一人の教師の言葉である。たゆまぬ努力の末に、日本一の扉を開いた伝説の高校の物語である。「スクール☆ウォーズ」は再放送ではなくリアルで見ていた世代だし、伏見工業、山口良治、平尾誠二、大八木という言葉を聞いただけで懐かしく思う。そんな「スクール☆ウォーズ」で既に明らかになっている部分を読んでは懐かしさと感動を味わうことが出来る。また、関わった生徒達のその後のことも描かれている内容は新たに知り得たことで、そこにも脈々と山口良治さんの教えが受け継がれていかれていることがわかる。スポーツの出来事をまとめたドキュメンタリーとしてではなく山口良治さん...伏見工業伝説泣き虫先生と不良生徒の絆
(内容)高尾で発見された手足と顔がない死体は、十年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。警察官を殺し、雲隠れしていたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の尚美は、同僚の孝子と捜査に加わる。捜査が難航する中、孝子の恋人、捜査一課の奥山の連絡が途絶えた。彼の自宅に向かった二人が発見したのは…。『リカ』を超える衝撃の結末。年末に初めて読んでその怖さにゾクゾクした「リカ」。その続編を早くも読んでみた。「リカ」は被害者目線で描かれていたのに対し、本作は追いかける刑事目線で描かれている。その分、前作よりは怖さを感じなかった。それと後半がやや出来過ぎな感じも受けた。全体的にインパクト不足で前作よりはかなり劣るような気がする。読みやすさは前作同様読みやすくて次々と読み進められる。エピローグで続編への伏線が…次は「リバー...リターン
(内容)「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。今年2冊目は季節感がピッタリの一冊。評価がそれほど高くなかったので、あんまり期待していなかったが、読み始めると面白くてどんどん読み進めることが出来た。スキー場が舞台のサスペンス。以前、かなりスキーにハマってたこともあり、興味深く楽しむことが出来た。「雪煙チェイス」に登場してた根津にも再会することが出来た。トリックや動機についてはイマイチな感じも受ける...白銀ジャック
(内容)宮本武蔵を心の師と仰ぐ香織と、日舞から剣道に転進した早苗。早苗が福岡に転校して離れた後も、良きライバルであり続けた二人。三年生になり、卒業後の進路が気になりだすが…。最後のインターハイで、決戦での対戦を目指す二人のゆくえ。剣道少女たちの青春エンターテインメント、堂々のクライマックス。年が明けてから6日まで読書を封印した。最初の二日くらいは本が読みたくてうずうずしたけど、その後はなんとなく大丈夫だった。そんな訳でようやく今年の一冊目。去年から読み続けているシリーズモノの第3弾。今までは早苗と香織が中心に描かれていたが、今回は二人の周りを彩る人たちのことも描かれていて、今まで以上に楽しく読むことが出来た。少し残念なのは二人のライバル関係の結末。第三弾まで引っ張った割にアッサリとした感じで残念な気がした。まだ...武士道エイティーン
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