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北海道昆虫同好会ブログ https://blog.goo.ne.jp/yjezoensislovers

昆虫に関する興味深く心ときめく記事や画像をとりとめもなく紹介してゆきたいとおもいます。

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に日本、近隣諸国、および世界の昆虫を対象に活動しています。

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2015/04/30

  • 激減する北海道特産のチョウ、リンゴシジミ始末記。

    にほんブログ村激減する北海道特産のチョウ、リンゴシジミ始末記。北海道特産種のリンゴシジミStrymonidiaprunijezoensis、英名Blackhairsteak。国外ではイギリス、北欧、ウクライナからモンゴル、朝鮮半島、から日本に至る旧北区全体的に見られるとされるが欧州では減少しつつありイギリスでは最希少種とされ、デンマークでは絶滅が確認されている。北海道でも今や希少な種類と思われ、最近では特定の小規模な産地意外では滅多にお目にかからない蝶になってしまいました。以下に示す大きな理由のため、北海道では毎年、絶滅産地ばかりが増えてゆく状況です。しかし、理由もはっきりせず、急速に絶滅寸前状態に陥ったイシダシジミと比べると激減の理由は、はっきりしています。かって原始の北海道ではリンゴシジミの主たる食樹...激減する北海道特産のチョウ、リンゴシジミ始末記。

  • オホーツクのエゾヒメギフ と青いエゾエンゴサクの関係。

    にほんブログ村オホーツクのエゾヒメギフと青いエゾエンゴサクの関係。エゾヒメギフチョウが鮮やかな青色のエゾエンゴサクに吸蜜する姿はとても美しく、色コントラストも鮮やかで誠にPhotogenicな光景で私は大好きです。旭川方面ではカタクリとともによくエゾエンゴサクに吸蜜していました。オホーツクではフキノトウの花が一番人気で、それが無い場所ではエゾエンゴサクに好んで吸蜜します。さすがは北方のチョウ、かなり毛深いことがわかります。エゾエンゴサクの花は綺麗な澄んだ青が主体ですが、しばしば赤紫や時にはシロバナも見られます。赤紫やシロバナには吸蜜しないようですが実際のところはなんとも言えません。エゾヒメギフは従来明るい青色が大好きです。それで、エゾヒメギフ採り用に青色のネットを特製したり、青い服を着て行ったり、青色のゴ...オホーツクのエゾヒメギフと青いエゾエンゴサクの関係。

  • 猛毒ナニワズに吸蜜するエゾヒメギフチョウ

    にほんブログ村猛毒ナニワズに吸蜜するエゾヒメギフチョウ。2005年5月14日、北海道オホーツクの浜佐呂間町の発生地でナニワズの黄色い花に吸蜜するエゾヒメギフチョウを1メスだけですが撮影したことがあります。エゾヒメギフチョウがナニワズに訪花しているのを見たのは、これが最初で最後です。比較的、珍しい吸蜜シーンと思われますのでブログアップしておきたいと思います。この日は当地のエゾヒメギフチョウとしては発生の後期にあたり、主たる吸蜜植物のフキノトウの花が開きすぎてしまい、普段は利用しないナニワズの花に吸蜜していたのかもしれません。早春の木漏れ日の中で林床のナニワズに吸蜜するメスの姿はとても艶やかで美しいものでした。比較的吸蜜時間は長く20秒はあり撮影は容易で、蜜量は多いのかも知れません。普段、よく目にするナニワズ...猛毒ナニワズに吸蜜するエゾヒメギフチョウ

  • 生きているデイダミアモルフォのメタリックブルーの青い照り返し。

    生きているデイダミアモルフォのメタリックブルーの青い照り返し。南米ペルーのAndesAmazon.薄暗いジャングルのなかを歩いていると、突然足元からディダミアモルフォ(Morphodeidamia)がふわりと舞い上がり度肝を抜かれる。採集したばかりのデイダミアモルフォを開いてみると、ギラリと輝くメタリックブルーの迫力でゾクゾクッとする。生きているモルフォの輝きは展翅乾燥標本になった蝶とは明らかに違う。青い輝きの照り返しで私の手がほんのりと青くみえた。最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記のバナーをワンクリックしていただければ幸いです。にほんブログ村にほんブログ村生きているデイダミアモルフォのメタリックブルーの青い照り返し。

  • アカマダラ2化を撮影。同定間違いしやすいサカハチチョウとの区別法。

    にほんブログ村アカマダラ2化を撮影。同定間違いしやすいサカハチチョウとの区別法。20XX-7-23(日)曇り22度Cこの日は夏の蝶が多い日でした。アカマダラ2化、サカハチチョウ2化もみられました。サカハチチョウは本州でも見られますが、アカマダラは日本では北海道の特産種です。そのため、本州の方々が野外で目にすることはないため、あまり馴染みが無いチョウではないでしょうか。地面にストローを伸ばしている個体をみるとサカハチチョウの方が何故か敏感で、カメラを近づけるとことごとく飛び立ってしまい、やっと一枚のみ撮影できました。一方、アカマダラの方はさほど敏感ではなくよい撮影モデルになってくれました。前回の早春、アカマダラとサカハチチョウの吸蜜態度の違いとは真逆の関係です。オオチャバネセセリの♂となかよく地面にストロー...アカマダラ2化を撮影。同定間違いしやすいサカハチチョウとの区別法。

  • サカハチチョウ春型とアカマダラ春型との吸蜜態度の違い。

    にほんブログ村サカハチチョウ春型とアカマダラ春型との吸蜜態度の違い。202X-6-5(土)晴れ快晴やや風強し天気がよいので9:20我が家からほど近い北見市近郊の林道へチョウを見にでかけた。いつもこの沢に至る道路は複雑で現地では試行錯誤しながらなんとか目的地へ到達。造材作業中で入り口付近広い材木置き場になっていたが今日は土曜のせいか作業トラックはいなかった。ボロのキアゲハ痛んだミヤマカラスアゲハ♂がお出迎え。しばらくゆくと左手斜面にシュウリザクラがあるが花は終わっており今日の目的のエゾシロチョウ蛹は無かった。アブラナ科植物の黄色い花が満開でアカマダラとサカハチチョウの春型が盛んに吸蜜中なのを発見し撮影。サカハチチョウAraschniaburejanaと北海道特産種アカマダラAraschnialevanaはよ...サカハチチョウ春型とアカマダラ春型との吸蜜態度の違い。

  • 北海道北見市、ついに住宅地にヒグマ出現

    にほんブログ村北海道北見市、ついに住宅地にヒグマ出現2024-5-17(金)晴れ一時雨のち曇り23℃北海道では札幌を筆頭に旭川など主要な市町村多数の住宅地にヒグマが出没し話題になってきたがひとり北見市だけは、これまで住宅街へのヒグマ出現事件はありませんでした。しかし、北海道新聞によれば2024-5-15午後8時45分頃。北見市北央町の住宅街に体長1.5mほどのヒグマが現れ、目撃した70代男性が警察に通報したという。ながらく北見市に住んできたが住宅街にヒグマが出たのは初めてではなかろうか。ヒグマが住宅街に出現したというニュースなど皆さん聞き飽きたことでしょうが、北見市民としてはぶったまげてしまう大事件です。北見市近郊の山林は、いつの間にか気がついたらクマさんだらけになってしまったような印象ですが住宅地にまで...北海道北見市、ついに住宅地にヒグマ出現

  • リンゴトラップのヒグマ版、危険です。北海道で人知れず行われるヘアトラップ 法による恐ろしいヒグマ調査。人間とヒグマの接近遭遇が激増し人身事故の恐れ。

    にほんブログ村リンゴトラップのヒグマ版、危険です。北海道で人知れず行われるヘアトラップ法による恐ろしいヒグマ調査。人間とヒグマの接近遭遇が激増し人身事故の恐れ。ヘアトラップ法は近年、世界的にヒグマなどの実数調査、生態研究などに広く行われているようで、いわゆるヒグマ研究者たちや環境省などはそれをそっくりまねた形で日本に導入したようです。しかし、ヘアトラップ法が行われる舞台は北欧、ロシア、アラスカ、カナダなど人口希薄なきわめて広大な地域であり、人間の行動圏とヒグマの生息圏がオーバーラップしている、やたらとせまい北海道とはまったくことなることが考えられます。この際、ヒグマを引き寄せるために、例えばシャネルの6番などと呼ばれる揮発性の誘引物質カクテルをトラップ設置場所に大量に(1.5Lほど)ドボドボと撒きます。わ...リンゴトラップのヒグマ版、危険です。北海道で人知れず行われるヘアトラップ法による恐ろしいヒグマ調査。人間とヒグマの接近遭遇が激増し人身事故の恐れ。

  • アズマイチゲに吸蜜するエゾヒメギフチョウ。

    にほんブログ村アズマイチゲに吸蜜するエゾヒメギフチョウ。オホーツクで林縁の湿った所などに群生するこの白い花は、5月になるとまさにスプリングエフェメラルとして毎年よく見かけるのですが花の名前など気にかけることもなく、おお、綺麗だなと一瞥はするもののほとんど気にしない植物でした。チョウ屋としてこの時期探し求めるエゾヒメギフチョウが寄りつかない花と認識していたのです。2005年5月14日午前11時頃、晴れて気温は20度Cほどで無風。エゾヒメギフチョウ1メスがこの花に吸蜜しているのを初めて発見し、せっせと撮影しました。しかし吸蜜時間は10秒ほどと短く、すぐに飛び去ったことから主たる吸蜜植物ではなさそうです。5月も中旬になるとこの付近での主たる吸蜜植物であるフキノトウの花が開きすぎてくるため、吸蜜しにくくなるのでし...アズマイチゲに吸蜜するエゾヒメギフチョウ。

  • トラフシジミの体温調節法。

    にほんブログ村トラフシジミの体温調節法。2015-5-30(土)曇り一時晴れ強風この日、トラフシジミ(Rapalaarata)の興味深い行動を撮影しました。北見市郊外の林道。午前11時頃。この日は強風、曇り空で気温は朝方10度Cの寒い日だが時々青空がのぞいて、一瞬陽がさすと、みるみる気温が上がります。林道沿いにはウツギが多く、きっといるなと思って注意していると、果たして陽だまりの地面で吸水中のトラフシジミ1オスが目にとまりました。お日様が雲から顔を出すと、このトラフシジミは突然、羽根をぐーっと強く傾けたのです。太陽光を羽根に直角に受けて一気に体温を上げようとしているのだと思われました。長年、チョウと付き合ってきた人生ですが、これは私にとって初めての光景でした。それを見て感動、思わずおーっと声を上げてしまい...トラフシジミの体温調節法。

  • キバナノアマナに吸蜜するエゾヒメギフチョウを撮影。

    にほんブログ村キバナノアマナに吸蜜するエゾヒメギフチョウを撮影。エゾヒメギフチョウの主たる吸蜜植物は日本海側、道央、日高ではもっぱらカタクリの花が好まれます。道北ではもっぱら黄金色のエゾのリュウキンカ、そしてオホーツクではもっぱらフキノトウの花が主たる吸蜜植物になっています。このほか、頻度は多くないのですが、他にもけっこうたくさんの種類の花で吸蜜します。今回、撮りためたエゾヒメギフチョウの生態写真の中から、比較的稀と思われる吸蜜植物に飛来、吸蜜しているものを順次提示してみたいと思います。まずは、キバナノアマナ。2005-5-14オホーツク海沿岸の浜佐呂間町の発生地にて。当地ではエゾヒメギフは時期的には発生時期の終盤にさしかかっています。これは腹端の様子からオスと判定できます。これは交尾嚢が見られるので交尾...キバナノアマナに吸蜜するエゾヒメギフチョウを撮影。

  • 2024年のエゾヒメギフ初見は、どうなるか。

    にほんブログ村2024年のエゾヒメギフ初見は、どうなるか。2024-3-31(日)曇暖かい。AM11:00起床。そのあとブランチ少し。朝寝坊ダイエットというのがあって毎日朝食を抜いて一日2食にすると、けっこうなダイエットになると言いますが、毎日寝て暮らす余裕がなければ難しいのが難点らしい。庭の雪が半分ほど消えて、福寿草のつぼみが上がって半分開花しているのもあります。今年の福寿草は7株。当初は30株ほどあったのですが、年々減ってきました。孫長女君がノートブックパソコンが欲しいというので、Window11,corei7,メモリー16G,ストレージ512SSDのパワフルなのを買ってあげましたが、まあ速いこと速いこと。私は長年Mac地獄にはまってきましたが、若い人たちは現実的なWindowsを好む傾向がうかがえま...2024年のエゾヒメギフ初見は、どうなるか。

  • コムラサキの集団は夏のオホーツクの風物詩。

    にほんブログ村コムラサキの集団は夏のオホーツクの風物詩。20XX-7-22(金)晴れ毎年7月下旬から8月上旬にかけて、オホーツクではコムラサキ♂が多数集まって吸水したり吸汁したりする光景があちこちに見られます。ヤマベ釣りにいった帰り道、行くときは気づかなかったが林道の縁にクマ糞を発見。そこに丁度発生初期のコムラサキ、キバネセセリ、オオチャバネセセリなどが集まっているのを撮影した。コムラサキ集団はときに100頭を越える大きなものも稀ではないが、群れのなかには大抵とても敏感な個体がいる。慎重に接近するのだが、その敏感な一匹が私の接近に気づき、如何にも派手派手しく飛び立つ。それにつられてほかのコムラサキたちも一斉に飛びたってしまうことが多い。そのようなわけで、大迫力集団写真を撮るのは案外むずかしいのです。20X...コムラサキの集団は夏のオホーツクの風物詩。

  • 絶滅危惧種キタサンショウウオ、絶滅の危機。

    にほんブログ村絶滅危惧種キタサンショウウオ、絶滅の危機。北海道新聞によれば東京の業者(現段階では会社名は伏せられている)が釧路市が施行する指針に違反して絶滅危惧種キタサンショウウオ生息地に大規模太陽光発電所を建設中であることが広く知られることになった。指針には罰則規定がないことから、おそらくこの業者は厚顔無恥もはなはだしく工事を完遂する可能性が強く感じられます。こういった末期的事態が現実のものとなった背景にはキタサンショウウオに対する事業者や釧路市および一般の方々、およびマスコミなどの認知度が致命的に低いことがあると思います。例えばの話だが、人気抜群のタンチョウヅル(丹頂鶴)営巣地のど真ん中に大規模太陽光発電所を作る計画が発覚したとすればマスコミ・行政・愛鳥家・一般の方々の対応はキタサンショウウオの場合と...絶滅危惧種キタサンショウウオ、絶滅の危機。

  • オホーツクのルリタテハは白い帽子がお好き

    にほんブログ村オホーツクのルリタテハは白い帽子がお好き。オショロコマの撮影を終わって車にもどり一息ついているとルリタテハ越冬個体が1頭、どこからか現れて私たちのまわりを旋回しはじめた。フォレスターの車体に止まったり、また飛び立ったりしていたが、そのうちかみさんの白い帽子に執着しはじめ、やがて帽子にぺったりと止まった。汗を吸うわけでもなく、ストローは伸ばさず、ひなたぼっこみたいな体制だ。天候はうす曇り。気温27度C、風はない。もしかすると縄張り行動を開始しようとしたのかも知れない。カミさんがじっとしているといつまでも止まっている。彼女が動くと飛び立つが、しばらくするとまた帽子に止まる。採集しようかと思ったりしたがもしカミさんの頭をネットでひっぱたくようなことになったら後が怖いので、しばし眺めるしかなかった。...オホーツクのルリタテハは白い帽子がお好き

  • モンゴルのスーチャンヒョウモンモドキ

    モンゴルのスーチャンヒョウモンモドキ。7月上旬のモンゴル、ウランバートル近郊の豊かな草原には多数のスーチャンヒョウモンモドキ(Melitaeasutschana)が一斉に発生する。その数は、時におびただしいものになります。この蝶オスはあまり変異が目立たないがメスの多型性は著しく、目が慣れないうちはスーチャンヒョウモンモドキ以外の蝶に見えてしまうことも稀でない。拙著モンゴルの蝶類第2巻タテハチョウ編ではメス個体の多型性を示すために多数のメス標本をせっせと提示したものの、きりがないので途中でやめた。人間の目で見れば本種のメスは多型性に富み同定に苦慮するものもある一方、本種のオスから見れば一目瞭然の紫外線模様パターンや、フェロモンによる誘導があるのかもしれない。スーチャンヒョウモンモドキの交尾。裏面はオスメスと...モンゴルのスーチャンヒョウモンモドキ

  • 最後のチョウ、オオウラギンスジヒョウモン

    にほんブログ村最後のチョウ、オオウラギンスジヒョウモンその名のとおり、オオウラギンスジヒョウモンArgyronomeruslanaはウラギンスジヒョウモンを大きくしたような印象の中型サイズのヒョウモンチョウです。北海道、本州、四国、九州に分布し、北海道では普通にみられるチョウです。普通種のわりにはあまりよく調べられておらず、たとえば自然界では何令で蛹化するのかもさだかではありません。北見市の飼育では6令で蛹化しています。本州方面では7月に発生したヒョウモンチョウたちの成虫は夏期の猛暑を避けて夏眠し、気温がおちつく9月に夏眠からさめて交尾産卵するようですが、比較的冷涼な北海道では夏眠せずにダラダラ夏を過ごす場合もあるようです。つまり北海道では、ヒョウモンチョウ類の夏眠現象は本州方面のようなクリアカットなもの...最後のチョウ、オオウラギンスジヒョウモン

  • 生態系を宇宙人の視点から見ると。

    にほんブログ村生態系を宇宙人の視点から見ると。2009-8-5北見市の我が家の庭のクロフネツツジの葉上で交尾していたオモンシロチョウのペアを撮影しました。当時、蝶の世界の最悪の悪玉外来種はオオモンシロチョウPierisbrassicaeであろうと思われていた。この大型のシロチョウはかって日本にはいなかった。突然現れた本種はたちまち北海道全域に分布を広げ、在来種のモンシロチョウPierisrapaeを各地で駆逐しつつあった。北見市では私が見ていた範囲内ではやがてオオモンシロチョウ一色になり、モンシロチョウは消えた。ブラックバスやブラウントラウトと同じく駆除は至難の業だと思われた。ちょうちょ、チョウチョ、菜の花にとまれ.......と歌われた日本の在来種モンシロチョウはオオモンシロチョウに圧倒されて各地で消え...生態系を宇宙人の視点から見ると。

  • 美しいヤナギランとベニヒカゲサイズのチビジャノメチョウ。

    にほんブログ村美しいヤナギランとベニヒカゲサイズのチビジャノメチョウ。2023-7-17(月)24℃曇り夕方ゲリラ豪雨咲いたばかりの美しいヤナギランの花は大好きです。最近、山火事が減ったせいかヤナギランの大群落をみることがなくなりました。それどころか、ヤナギランそのものがやたらと少なくなった。山火事その他の理由で広い空間ができると一気に繁殖するので山火事跡の花などと言われることもあるそうです。昔、シベリア鉄道で何泊も車中泊しながら家族でバイカル湖までいった時、鉄道沿いにヤナギランの大群落がどこまでも続いていた光景は今も目に焼き付いています。モンゴルでも広大な荒れ地にはヤナギランの大群落は稀ではありません。オホーツクでも、ほどほどの大群落はあったが、植生が変わり、今では大方消えてしまいました。気がついたら、...美しいヤナギランとベニヒカゲサイズのチビジャノメチョウ。

  • コヒョウモン( Brenthis  ino mashuensis  Kono  1931)メスがハンゴンソウの花に吸蜜。

    にほんブログ村コヒョウモン(BrenthisinomashuensisKono1931)メスがハンゴンソウの花に吸蜜。2023-7-17(月)24℃曇り夕方ゲリラ豪雨林道沿いにハンゴンソウの黄色い花が満開。毎年この花には沢山のチョウが吸蜜にきているのだが、この日、ハンゴンソウ群落にみられたのはただ一匹のコヒョウモンメスのみ。猛暑の夏といった異常気象のせいでしょうか。接近して接写をこころみたが敏感ですぐ逃げてしまう。接写モードにズームをかけて撮影してみたら、少し距離をおいたところからまあまあの写真がとれました。ところで、なぜこの植物をハンゴンソウと呼ぶのだろう?.ハンゴンソウの和名につきネットで調べると、反魂(はんごん)とは死者をよみがえらせるの意。強い香りで死者をよみがえらせるとのいわれがあるとか、葉の形...コヒョウモン(Brenthis inomashuensis Kono 1931)メスがハンゴンソウの花に吸蜜。

  • 真冬のミヤマカラスアゲハ は美しい。

    にほんブログ村真冬のミヤマカラスアゲハは美しい。冬になり、チョウはシーズンオフ。外は矢来の吹雪は止んで一面冬景色。窓を見ると、レースのカーテンに何かがいます。庭のコクサギで飼育したミヤマカラスアゲハの越冬蛹を居間のコルク板にたくさんつけてあるのですが、春が来たのと勘違いして羽化し始めました。久しぶりのミヤマカラスアゲハ、春型オスが冬の居間に飛ぶのもなかなかいいものです。鉢植えのクチナシの葉に止まったところ。真冬の北海道、南国の植物、イワカワシジミの食樹クチナシの葉にミヤマカラスアゲハ春型オスといった光景は自然界ではあり得ない光景ですが、我が家では毎年の情景です。これから、ぼちぼちとミヤマカラスアゲハの羽化が続きます。最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記...真冬のミヤマカラスアゲハは美しい。

  • 早春のジョウザンシジミ撮影と気持ちの悪いモンブラン。

    にほんブログ村早春のジョウザンシジミ撮影と気持ちの悪いモンブラン。2023-5-13(土)晴れ微風21℃朝10;00年中行事みたいだが、北見市の我が家の近くのジョウザンシジミ発生地へでかけました。晴れ微風21℃といった最高のコンデションだがまだ緑が少なくジョウザンシジミは10♂♂観察したが少ない。まだ出はじめだろうか、メスはいなかった。とても小型の蝶なので、たちまち周囲の枯れ草などにとけ込んで、見つけても目で追うのが大変、すぐ見失う。メス探索飛翔中のオスはなかなか花にはとまらない。チラチラ、低く早く飛び、ときどきオス同士がからみあうがすぐ離れる。キジムシロの黄色い花でたまに数秒吸蜜する程度で活発に飛び撮影は困難をきわめ、ややストレスがたまった。期待していたチャマダラセセリはまったく見かけなかった。緑が少な...早春のジョウザンシジミ撮影と気持ちの悪いモンブラン。

  • セイヨウオオマルハナバチの盗蜜と満開の秋の花たち。

    にほんブログ村セイヨウオオマルハナバチの盗蜜と満開の秋の花たち。20XX-9-23(日)曇り22度Cこの日、我が家の家庭菜園からトマトサヤインゲンを大量に収穫。サヤインゲンは、かなりの豊作で我が家だけでは食べきれない感じ。一方、猛暑・長雨といった夏の天候異常のせいかナス、キュウリは全くダメな年でした。珍味、食用ほおずきの出来はまあまあ。この時期、我が家のお花畑では種々の秋の花々が満開です。私が大好きな稀少シャジン代表のホウオウシャジンも沢山の花をつけてくれました。道東の湿地でみつけた野生のリンドウも例年、花をつけます。毎年、秋に我が家の庭で満開となるシュウメイギクとカクトラの群落は圧巻で私のお気に入りです。これはシュウメイギクです。庭中に夏から秋にかけて個体数が増えた沢山のセイヨウオオマルハナバチがぶんぶ...セイヨウオオマルハナバチの盗蜜と満開の秋の花たち。

  • 1 匹のセイヨウオオマルハナバチ

    にほんブログ村毎年、エゾムラサキツツジが咲く頃、1匹のセイヨウオオマルハナバチがやってくる。毎年、わが家の庭のエゾムラサキツツジが満開になる頃、どこからか1匹のセイヨウオオマルハナバチがやってきます。その後、ずいぶん長いこと唯1匹でブンブン庭を飛び回り、気がついたら少しづつ数が増え始めトマトの花が満開になる頃には10数匹になり、せっせと蜜や花粉を集めています。個体数は増え続け、秋には相当な数になりますが初冬の頃までにはそれらの全部が姿を消します。そして長い冬が終り、エゾムラサキツツジが咲く頃、どこからともなく、1匹のセイヨウオオマルハナバチ(女王蜂)が我が家の庭に現れるのです。外来種セイヨウオオマルハナバチは、在来種との交雑で繁殖力のないF1が出現する。在来種のマルハナバチ女王を刺し殺して巣を乗っ取る可能...1匹のセイヨウオオマルハナバチ

  • オホーツクのエゾハルゼミ大合唱。

    にほんブログ村オホーツクのエゾハルゼミ大合唱。エゾハルゼミYezoterpnosianigricosta(Motschulsky,1866)は、北海道のみならず本州、四国、九州にも分布し、国外では樺太や中国にも分布するとされています。セミはカメムシの仲間らしいが、私にとってカメムシからセミを連想するのはやや辛い感じです。6月上旬の北海道オホーツク、圧倒的な新緑のエネルギーを感じる中で突然エゾハルゼミたちが大合唱を始めます。1匹のオスが鳴き始めるとつられて、一帯のエゾハルゼミが次々に唱和してやがて割れんばかりの大合唱になるのです。初夏、淡い新緑の森でエゾハルゼミの大合唱を聞くのは大自然のエネルギーを身体中に感じるような気がして私は大好きです。エゾハルゼミは個体数も多く、おそらく川や湖沼に落っこちる個体もいる...オホーツクのエゾハルゼミ大合唱。

  • アマゾンの Lyropteryx  apollonia   アポリニアシジミタテハ。

    にほんブログ村アマゾンのLyropteryxapolloniaアポリニアシジミタテハ。この美しいシジミタテハはペルーのアンデスアマゾン源流域の低山地密林でよく見かけた。年中見られるが、雨季のほうが個体数が多く、より大型のものが多い。羽根を大きく開閉しながら、せっせとせわしなく地面を移動する。そう言えばこのシジミタテハが飛んでいるのを見たことがなかった。最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記のバナーをワンクリックしていただければ幸いです。にほんブログ村にほんブログ村アマゾンのLyropteryx apollonia アポリニアシジミタテハ。

  • 子供の日のジョウザンシジミ

    にほんブログ村子供の日のジョウザンシジミ20XX-5-5(日)晴れ28℃この日は朝から快晴。無風。鯉のぼりもだらり。オホーツクを代表するエゾムラサキツツジが咲き、庭のチューリップも満開。庭のキタミフクジュソウも満開。このような日はジョウザンシジミ撮影に最適だ。家からほど近い北見市郊外のジョウザンシジミ発生地に出かけてみた。微風。気温があがりはじめ日射しも丁度よい。5-6匹のジョウザンシジミ♂たちが盛んに♀探索飛翔をやっている。食草エゾキリンソウ群落の上や地表を低くすばやくチラチラと飛び回るのみで、いくら待ってもまったく止まらず撮影は困難。諦めて、別の発生地を捜して林道をかなり奥まで走ったが林道の状態が悪くなり引き返した。12時過ぎになってジョウザンシジミシジミはやっとときどきだが5-6秒草の葉先などに止ま...子供の日のジョウザンシジミ

  • 雨季のアンデスアマゾン山岳地帯の蝶たち

    にほんブログ村雨季のアンデスアマゾン山岳地帯の蝶たち5月上旬の南米ペルー、アンデスアマゾンの山岳地帯。シャンキーという山深いインディオ居住区に蝶採集の目的で出かけた。ガイドのイバン氏は山のふもとでインディオの人に何がしかの心ずけ(入山料?)を払ったようだった。同行したペルー人のイバンとロコの両氏は山で会うインディオの人たちにはこまめに挨拶したり、車の荷台に載せたりして気を使い、印象を良くするように努めているようです。雨季のどろんこ粘土質の林道は難所が多く、はじめはロコ氏が運転していたが難しい難所では腕自慢のイバン氏が運転を替わり突破した。この日は美麗蝶カキカモルフォを期待して行ったのだがトラップをかけてもパトロクルスモルフォが時々飛来する程度でモルフォは少なかった。どんずまりで道は通行不能なまでに荒れてし...雨季のアンデスアマゾン山岳地帯の蝶たち

  • グアテマラで採集されたシロモルフォ( M.polyphemus )について。

    にほんブログ村グアテマラで採集されたシロモルフォ(M.polyphemus)について。旭川医大寄生虫学教室の稲岡徹先生とは当時懇意にしていただきアニサキスやサナダムシ(日本海裂頭条虫)を共同研究したこともあります。彼が中南米のグアテマラへ寄生虫調査にでかけたおり、蝶好きの私のために結構多数の蝶を採集し標本を持ち帰ってくれました。比較的地味な蝶が多かったなかで、ひときわ目立ったのが、シロモルフォでした。とてもありがたく感謝しましたが、当時やたらと多忙で、おまけにグアテマラが中南米のどこにある国かもわからず、貴重な標本類はシロモルフォとアゲハチョウ科の蝶を数匹展翅したのみで、しまい込まれてしまった次第。今回、なんとなく手にした標本箱にシロモルフォを発見、当時を思い出しあらためてシロモルフォやグアテマラについて...グアテマラで採集されたシロモルフォ(M.polyphemus)について。

  • 2023年度北海道昆虫同好会総会のオークション。

    にほんブログ村2023年度北海道昆虫同好会総会のオークション。2023-11-11(土)札幌は晴れ+4.3℃寒い。宴も一息ついた頃、恒例のオークションが始まりました。今回は出品がとても多く、時間的に全てをオークションにかけることが難しく、後半は各自の自由販売みたいな格好になりました。音頭取りは恒例の、竹中昭彦、杠隆史(ゆずりはたかし)両氏が中心に行いましたが、特殊なものは出品者自らが出品したものを解説しオークションに持ち込むパターンとなりました。今回も以下にオークションの写真を紹介しますが、実はオークション現場は、とても動的な環境で、せっせと撮影したものの、ピンボケばかりでまともに写っていた写真は意外に少なく、全体像を的確に紹介するのは難しかったことをご容赦ください。モルフォ類は南米の蝶に強い竹中昭彦氏の...2023年度北海道昆虫同好会総会のオークション。

  • 2023年度北海道昆虫同好会総会・懇親会

    にほんブログ村2023年度北海道昆虫同好会総会・懇親会新型コロナイィルス蔓延のため、毎年中止されてきた北海道昆虫同好会総会および懇親会、オークションがいつもの札幌ホテルニューオータニで4年ぶりに再開となりました。2023-11-11(土)午後3時から評議員会。会計など会の財政その他には特に問題なく、めだったのは会の中心的存在であった古参会員が、三年ほどの短期間でなんと15名もが鬼籍にはいられていたことです。限りない喪失感におそわれてしまうと同時に人ごととは思われない方々も多いのではないでしょうか。全国的にもその傾向は顕著で主としてチョウの愛好家を中心に多くの昆虫愛好家・研究家が亡くなられています。幸い、若い新入会員も多く一安心ですが、このさい会の運営には若い会員にも積極的に参加してもらう方向ずけがなされま...2023年度北海道昆虫同好会総会・懇親会

  • 札幌時計台に入ったら北大の大先輩たちと対面した。

    にほんブログ村札幌時計台に入ったら北大の大先輩たちと対面した。札幌に住んでいたのは、もう半世紀も前のことで、当時は時計台はそれほどの観光資源的なものでもなく、私もとくに意識することもなく時計台のあたりを歩いていたのだと思います。当時、札幌の観光客の間では北大農場の見事ななポプラ並木の方に人気があったように思います。時計台の鐘が鳴るといった曲や、私たちは時計台の鐘が鳴るサッポロの市民ですといったフレーズが流行ったりしていたような時期がありましたが、私自身は大して興味はありませんでした。そういったわけで、今日も単なる時間つぶし的な感覚で、お安い入場料200円を払って、初めて時計台の中に入りました。一階に色々と、一見地味な時計台関連のものが展示されています。私にとってはさほど面白そうなものもなくそれらを横目で見...札幌時計台に入ったら北大の大先輩たちと対面した。

  • 都市間バスで吹雪の石北峠を超えて札幌時計台へ その壱

    にほんブログ村都市間バスで吹雪の石北峠を超えて札幌時計台へその壱2023-11-11(土)4℃曇り~雪~吹雪~霧~晴れとにかく寒い。朝8時起床。かみさんによれば、早朝、北見市のわが家の庭にはうっすらと積雪があったそうだが(今期の初雪)たちまち解けてしまったそうだ。今日は、コロナ明けで北海道昆虫同好会総会が3年ぶりに開かれるので都市間バスのドリーミントオホーツクで札幌市内まで4時間のバス旅です。札幌は飛行機で行くことが多いのですが、車で北見から女満別空港へ行き搭乗手続きやら荷物検査やら、搭乗順番やら、やたらと面倒くさい上、飛行機で40分ほど飛んで千歳へ降りた後は、しばらく地下通路を歩いてJR快速エアポートに乗り込んで、やっと札幌まで行くと、なんだかんだで結局4時間ほどになってしまいます。実際には、都市間バス...都市間バスで吹雪の石北峠を超えて札幌時計台へその壱

  • ミズナを食べるオオモンシロチョウ幼虫を発見。

    にほんブログ村ミズナを食べるオオモンシロチョウ幼虫を発見。2019-9-10(火)晴れ36度C朝から晴れてとても暑い。裏庭の家庭菜園のコマツナには例年のごとくオオモンシロチョウ3令幼虫が多数見られる。我が家の家庭菜園では、この時期、もっぱらコマツナの葉にオオモンシロチョウ幼虫が見られる。まれにハツカダイコンの葉でも幼虫が見られるが普通はコマツナの葉を圧倒的に好む。この年は、鍋に入れたりサラダ菜にしたりするミズナも少し栽培していた。この日、ミズナの葉を食べている幼虫たちを初めて発見した。これまでミズナを食べるオオモンシロチョウ幼虫は見たことがなかった。状況よりミズナに産卵された可能性もあるが、隣接するコマツナの葉を食い尽くしてミズナに移った可能性もある。これらを採集してシャーレに移した。ミズナとコマツナは素...ミズナを食べるオオモンシロチョウ幼虫を発見。

  • 黒い雪虫。

    にほんブログ村黒い雪虫。北海道のオホーツクでは毎年10月下旬から11月にかけて雪虫が飛ぶと近々雪が降ることが多く、冬の前触れとしての風物詩になってきました。しかし、2023年、まれにみる猛暑の夏に繁殖回数が増えたために札幌などでは雪虫が異常大発生したようで、衣服や髪に多数の雪虫がついたり、うっかりすると口や鼻に吸い込んだり、外に選択ものを干せないなど、皆さんうんざり、辟易しているとのことです。2027-10-27(金)晴れ。オホーツク北見市の自宅でも朝から庭にかなりの雪虫が見られ、なんとなくデジカメ撮影してみたくなり、ネットで採集しオリンパスToughで接写をこころみました。かって雪虫のデジカメ撮影した折はほとんどが青白い蝋状物質が付着したいわゆる雪虫でしたが、なんだかこの日はちょっと違和感を感じました。...黒い雪虫。

  • 3年ぶり、2023年11月11日(土)、待望の北海道昆虫同好会総会開催のご案内。

    にほんブログ村3年ぶり、2023年11月11日(土)、待望の北海道昆虫同好会総会開催のご案内。会員各位今年の夏の暑さ、そして虫の少なさも異常だったと思います。私も8月に入ってからほとんど採集にならずシーズン終盤です。来年に期待します。早速ですが、2020~2022年の3年間コロナ流行のため中止となっていた総会・懇親会を今年は開催します。10月31日(火)までに出欠、近況報告をメールにてご連絡下さい。(大変恐縮ですがハガキ、お手紙での長文の近況報告は割愛させて頂きます)皆様の多数のご出席をお待ちしております。日時2023年11月11日(土)時間18時―22時30分(総会、1、2次会)会場ホテルニューオータニB1【フォーシーズン】住所札幌市中央区北2条西1丁目1-1懇親会費用8,000円(学生は半額の4,00...3年ぶり、2023年11月11日(土)、待望の北海道昆虫同好会総会開催のご案内。

  • ミヤマクワガタの大アゴにクモの巣。

    にほんブログ村ミヤマクワガタの大アゴにクモの巣。20XX-10-12(金)雨のち曇り秋も深まり、わが家の庭の紅葉が綺麗なので少し撮影した。何か地面にうごめくものがいるのに気づき、近ずいて見ると雨に濡れたミヤマクワガタのオスがよたよたと動いていた。時々、大きく伸びをしたような後に、コテンと仰向けにひっくり返ったりして相当弱っている。デジカメ撮影をしたが、なんと立派な大アゴにはクモの巣が張っていてびっくり。庭に住む地蜘蛛が巣を張るのに適した構造物と思ったのかもしれない。かわいそうなのでクモの巣を外してやった。内歯先端が折れているのは、かって別のオスと激しく戦った跡でしょうか。もう寿命なのか、ヨタヨタひっくり返りながら移動してゆくのをそのままにしておいたが夕方にはどこかへ行ってしまい見えなくなっていた。最後まで...ミヤマクワガタの大アゴにクモの巣。

  • アンデスアマゾンの巨大なゴキブリ、怪虫など。

    にほんブログ村アンデスアマゾンの巨大なゴキブリ、怪虫など。南米ペルー、アンデスアマゾンにチョウの採集に出かけたわけですが、チョウ以外の昆虫その他の生き物たちも見るもの全てが珍奇で目新しく、それこそ何でもかんでも夢中でデジカメ撮影しました。もちろん種名などは分からなくて申し訳ありませんが、時々このブログにアップしてみたいと思います。アマゾンの巨大ゴキブリ。アマゾンの緑色のセンチコガネ?アマゾンのキリギリス。チョウにそっくりの昼行性蛾。アマゾンのバッタ。アマゾンのカミキリ。これもアマゾンのカミキリ??。怪虫。足を広げると40cm以上あるウデムシの一種。とても大きなカタツムリ?。最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記のバナーをワンクリックしていただければ幸いで...アンデスアマゾンの巨大なゴキブリ、怪虫など。

  • ヒマラヤのチョウ代表、オオヤマミドリヒョウモン Argynnis childreni  Gray, 1831 

    にほんブログ村ヒマラヤのチョウ代表、オオヤマミドリヒョウモンArgynnischildreniGray,1831北インド東部、ネパール、ブータン、から中国北西部にかけての山岳地帯に分布する、大型美麗なヒョウモンチョウです。9月上旬のドチュラ峠への途中の原生林。濃い霧が流れて、晴れたり曇ったり。寒くなったり暖かくなったり。この黄色い花にチョウが吸蜜に飛来します。このオオヤマミドリヒョウモンは、いわゆるヒマラヤ回廊に多く見られるようで、私は1968年に出版された北海道大学のヒマラヤ(ネパール)調査隊の報告書ーヒマラヤの動植物ーで白黒写真の図版を見たのがこのチョウとの最初の出会いでした。何故か、この大型ヒョウモンチョウは私にとってきわめて印象深く、以来、私の頭のなかではこのチョウをヒマラヤのチョウ代表と位置ずけ...ヒマラヤのチョウ代表、オオヤマミドリヒョウモンArgynnischildreni Gray,1831 

  • エゾスジグロチョウ夏型オスの大吸水集団。

    にほんブログ村エゾスジグロチョウ夏型オスの大吸水集団。202X-7-25(土)曇りのち霧雨18度C午前9:30起床。午前中は庭や畑の雑草とり。昼食は冷や麦。午後、何となく釣に行きたいりモードになった。そこで午後1時。近郊のヤマベとニジマスの多いへ渓流へ向かって出発。この渓流沿いの林道は昨年、大雨で道路崩壊部分ができて入れなくなっていたが、きっと修復されているだろう。予想どおり、林道の状況は良くなっており渓流釣りポイントまでまっすぐ進んだ。林道に二カ所エゾスジグロチョウ♂の100匹ほどの吸水集団がいて撮影。こういった吸水集団の常で♀は見られず♂ばかりなのは他のチョウ類と同じである。今のところオホーツクでは超普通種なのだが、羽化したての個体ばかりでそれなりに美しいと思う。なぜか、この数年、エゾスジグロチョウの...エゾスジグロチョウ夏型オスの大吸水集団。

  • とある秋の日と、セイヨウオオマルハナバチ。

    にほんブログ村とある秋の日と、セイヨウオオマルハナバチ。閑話休題。北国で南国の野菜ゴーヤを育ててみると、出来具合は毎年ケセラセラ。この年は一応収穫できたが、やたら小さいのができました。待望の自家菜園収穫のゴーヤでほろ苦いごーやちゃんぷるを作りました。味はよかった。苦みは意外と少なかった。仏前に供える目的で植えている菊が満開、きれいに咲きました。枝豆の出来はあまりよくなかったかな。孫娘たちがやってきて、きゃっきゃっとスマホ遊びをしています。オオモンシロチョウの幼虫で目一杯食害されたコマツナ畑。庭の花々は大方終わりましたが、これからひとしきりコスモスの世界になります。気温の低い朝、朝日を浴びてなんとか蜜集めに飛び出したセイヨウオオマルハナバチたちですが流れる雲にお日様がさえぎられると、一気に気温が下がって花の...とある秋の日と、セイヨウオオマルハナバチ。

  • 北海道北部晩期発生のエゾヒメギフ個体群を撮影。

    にほんブログ村北海道北部晩期発生のエゾヒメギフ個体群を撮影。20XX-5-21(日)晴れ強風朝6時30分に北見市を出発。遠路、雄武町の晩期発生エゾヒメギフチョウ撮影に出かけた。この時期、北見界隈ではエゾヒメギフの盛期は過ぎ、汚損した個体しか見られないのだが雄武町では、発生時期がかなり遅いために今日あたりが最盛期になる。この時期、国道横の湿地の水芭蕉群落の奥に続く小規模なエゾノリュウキンカ群落を丁寧に見て歩くとたいていエゾヒメギフが吸蜜に来ている。エゾノリュウキンカの花に吸蜜にきているエゾヒメギフをデジカメで撮影した。花は満開。ここでは7-8頭の蝶がいて盛んに吸蜜しているのをせっせと撮影した。日差しが強く、影にいれて撮影したいのだが影にはいるとすぐ逃げてしまいうまく行かない。それでも2頭を一画面に撮影などま...北海道北部晩期発生のエゾヒメギフ個体群を撮影。

  • ブータンでミダヌスルリマダラ♂翅表のギラギラとヘアペンシルを撮影した。

    にほんブログ村ブータンでミダヌスルリマダラ♂翅表のギラギラとヘアペンシルを撮影した。XXXX-6-17(木)曇り時々晴れ一時雨暑いPuntsholingBhutan.ブータン王国南部、インドのアッサムとの国境の町、プンツォリン郊外の河原で吸水中のミダヌスルリマダラ(EuploeamidanussplendensButler)をつまんでとらえ、手のひら写真を撮影した。オスなので盛んにヘアペンシルをだした。マダラチョウ科のオスの多くはこのヘアペンシルからメスを誘因するフェロモン大気中に飛ばす。ミダヌスルリマダラのオスはルリマダラ属のなかでも最も強く輝く幻光を発する。特に、東南アジアに広く分布する本種のなかでもこの亜種ssp.splendensが最も美しいブルーの構造色を呈するとされる。確かに、野外で強い太陽光...ブータンでミダヌスルリマダラ♂翅表のギラギラとヘアペンシルを撮影した。

  • ミヤマカラスアゲハとコクサギ。

    ミヤマカラスアゲハとコクサギ。コクサギ(Orixajaponica)は一属一種のコクサギ属ミカン科の落葉低木で朝鮮半島南部、中国大陸南部およびわが国では本州、四国、九州に分布しますが、北海道には自生しません。ただ何事にも例外があり、北海道オホーツクの北見市の私の家の庭には3mほどの大株があります。北海道でコクサギを庭に植えている方は極めて稀ではないかと思っていますがどうでしょうか。このコクサギの由来は昔、東京目白の大野義昭さんと一杯やったおり、彼の自宅庭のコクサギを株分けしてもらったものです。JALで北海道に運びました。ところで、従来、蝶類図鑑その他で、ミヤマカラスアゲハの食樹としては、もっぱらキハダ、カラスザンショウ、ハマセンダンがあげられ、コクサギは出てきません。コクサギは飼育で与えても利用されないと...ミヤマカラスアゲハとコクサギ。

  • エゾニュウの花に産卵するキアゲハ。

    にほんブログ村エゾニュウの花に産卵するキアゲハ。20XX-7-31(土)晴れのちゲリラ豪雨この日、近郊のベニヒカゲ発生地に向かったのだが発生初期の10オスほどが見られたものの、ひたすら飛び回るメス探索飛翔中の個体ばかりで撮影は断念した。帰路、偶然に広い草原で満開のエゾニュウの花から花へせわしく飛びながら、産卵しているキアゲハ1メスを発見。野外でセリ科植物に派手派手しい模様のキアゲハ幼虫を見つけることは稀でないが、キアゲハの産卵シーンを撮影する機会に恵まれることはそう多くない。草原の中、産卵シーンをせっせと撮影したが追いかけながらの撮影はけっこう大変でした。エゾニュウの花の中にズブーっとお尻をさしこんで、意外と深いところに産んでいるみたい。エゾニュウの花は小さな花がびっしりと開花するパターンだが、まだ蕾の段...エゾニュウの花に産卵するキアゲハ。

  • 花が好きなコヒョウモン。

    にほんブログ村花が好きなコヒョウモン。コヒョウモン(Brenthisino)に限らず、ヒョウモンチョウ類は、もっぱら各種の花に吸蜜に来ているのをよく見かけます。メスグロヒョウモンとミドリヒョウモンは時に地面で吸水したり獣糞に来ますが、コヒョウモンはもっぱら花に吸蜜に来ているのを見かけることがほとんどで写真撮影も吸蜜シーンがほとんどです。オホーツクでは、比較的個体数の多いチョウで、しばしば交尾シーンも見かけることがあります。この個体はややぼけたような色調斑紋です。最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記のバナーをワンクリックしていただければ幸いです。にほんブログ村にほんブログ村花が好きなコヒョウモン。

  • コヒョウモンの蛹を食い破って大型寄生蜂1匹出現。

    にほんブログ村コヒョウモンの蛹を食い破って大型寄生蜂1匹出現。2021-6-22(火)晴れ26℃今回コヒョウモンの蛹は2個ぶら下がっていて、2個ともすでに中はガランンドウに見える。しかし羽化したチョウは1匹しか見えない。おかしいと思ってよく見ると蛹にはぽっかりと小さな穴が空いているが、背中が割れてチョウが羽化してきた風でもない。恐怖の寄生バチでした。比較的大型、全長13mmほどのいかにもどう猛な外観の寄生バチが1匹大形シャーレのすみにいました。私はこの手の寄生バチは昔から生理的に嫌いで、ネットの中に追い込んで撮影しました。オオモンシロチョウやエゾシロチョウやミヤマカラスアゲハなど、幼虫の体表面がツルツルの場合は大きさ数mmの小型寄生蜂が産卵しやすいのでしょうか。おびただしい数の寄生蜂幼虫ないし成虫が出てき...コヒョウモンの蛹を食い破って大型寄生蜂1匹出現。

  • コヒョウモンの羽化

    にほんブログ村コヒョウモンの羽化採集してきたコヒョウモン終齢幼虫たちはすぐに摂食しなくなり漸次シャーレの蓋にぶら下がって垂蛹の形で蛹化し、約2週間で型通り羽化しました。タイミングが合わず羽化の瞬間は見ることができませんでしたが、山から帰宅してなんとなく大型シャーレを見るとコヒョウモンメスが蛹にぶら下がって羽根を乾かしているところでした。そっと指を差し出すと手乗りコヒョウモンになりました。羽化直後はどのチョウもきれいに見えますね。羽根を開いたところ。ごく普通種なので標本にする気にもならず、しばらく観察したり撮影したあと庭に放しました。さて、このチョウがどのような運命をたどるかはケ・セラ・セラ。この項、続く。最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記のバナーをワ...コヒョウモンの羽化

  • コヒョウモン幼虫が毎年みられる小沢。

    にほんブログ村コヒョウモン幼虫が毎年みられる小沢。コヒョウモン(Brenthisino)は本州中部から北海道で見られる小型のヒョウモンチョウ。普通、6月下旬から7月に羽化する。やや山地性で、よく林道沿いの花に吸蜜する。稀れなチョウではないが近年、減少している印象。幼虫の食草はオホーツクでは主にバラ科のオニシモツケ。北見市郊外の林道。6月上旬のある日。(土)晴れ快晴この林道は、あちこち湿った感じのところにはぱらぱらとオニシモツケの小群落があるが不思議なことにコヒョウモンの幼虫が見られるところは、唯一カ所しかない。そこはわずかな沢水が流れる本当に小さな沢で、オニシモツケの小規模な群落が沢沿いに10カ所ほどあり、そのどれにも必ずコヒョウモンの幼虫がみられる。コヒョウモン幼虫の令数には、かなりばらつきがあり2令の...コヒョウモン幼虫が毎年みられる小沢。

  • オホーツク夏のチョウ、オオチャバネセセリ

    にほんブログ村オホーツク夏のチョウ、オオチャバネセセリとある7月の終わり。曇り。気温22度C。アカマダラ夏型オスたちと一緒に、地面で吸水中のセセリチョウは、近年、温暖化とともに北上しつつあるイチモンジセセリかと一瞬、ドキッとしましたが、よくみるとオオチャバネセセリ(Zinaidapellucidapellucida)のオスでした。近年、札幌付近まではイチモンジセセリがよく見られるようになったようですが、オホーツクの北見市ではまだ見たことがありません。オオチャバネセセリのオスは丁度羽化しつつある時期でヨツバヒヨドリバナの花で吸蜜中の個体を撮影できました。白紋が見事なメスたちは1週間後あたりから増えてくると思います。ヨツバヒヨドリバナに吸蜜するオオチャバネセセリは夏のオホーツクの原風景見たいな光景です。北海道...オホーツク夏のチョウ、オオチャバネセセリ

  • オオモンンシロチョウ幼虫の体を食い破って多数の寄生バチ幼虫が出てきた。

    にほんブログ村オオモンンシロチョウ幼虫の体を食い破って多数の寄生バチ幼虫が出てきた。2023-8-6(日)朝から雨27℃3日前にコマツナ畑からシャーレに取り込んだオオモンシロチョウ幼虫からおびただしい数の寄生バチ幼虫が出てきて、繭を形成し始めました。我が家の家庭菜園のコマツナ畑。若い葉を摘んで野菜サラダに利用しますが、モンシロチョウ、エゾスジグロチョウ、オオモンシロチョウがよく産卵します。3日前に結局11匹の幼虫を取り込みましたが、予想通りに、うち9匹から一気に多数の寄生バチ幼虫が出てきました。自らの体を食い破って出てきた憎っくき寄生バチの幼虫が繭を形成する際、寄生バチの当初跪弱な繭にせっせと糸を吐いて強靭な繭に仕上げてゆくのは誠に異様な光景です。オオモンシロチョウ幼虫は心ならずも寄生バチに脳機能まで乗っ...オオモンンシロチョウ幼虫の体を食い破って多数の寄生バチ幼虫が出てきた。

  • 2023年8月上旬のオオモンシロチョウ。

    にほんブログ村2023年8月上旬のオオモンシロチョウ。2023-8-3(木)腫れたり曇ったり32℃北海道も30℃以上の猛暑日が、もう2週間連続で植物たちもやや水枯れ状態。毎年、この時期になると庭の各種シャジン類が咲き始めるが花期が短い。桔梗も意外と花期が短く仏花には向かない。これは桔梗の白花。花芽が膨らむたびに花が開かないまま落下続けていたハイビスカスがやっと咲いた。この時期、裏の家庭菜園のアブラナ科植物にはオオモンシロチョウの幼虫が見られるので時々見て回ってきたが、今日、初めて確認しました。コマツナの古株に3令幼虫が合計10匹ほど。今まで気づかなかったが、今日は食痕も糞も幼虫もはっきり目立つ。今ならはっきり目立つ幼虫たちだが、これまで卵塊も、1令の時も、2令の時も全く気づかなかった。例年、5月中旬までに...2023年8月上旬のオオモンシロチョウ。

  • ヨツバヒヨドリバナに吸蜜するコヒオドシ。

    にほんブログ村ヨツバヒヨドリバナに吸蜜するコヒオドシ。7月下旬、北海道丸瀬布のとある林道。晴れ30℃暑い。少し前は、オオイチモンジが低く飛んでいた林道だが、この日はオオイチモンジの姿は消えて、ミヤマカラスアゲハ夏型の吸水集団があちこちにみられた。ヨツバヒヨドリバナが咲き始めて、もう少ししたらキタベニヒカゲがこの花に吸蜜にくる。最近、少なくなってきたコヒオドシのオスがこの花に吸蜜に来ていた。撮影条件によっては、とても美しく撮れるチョウだが、なかなか良いポーズをとってくれない。3分間ほど、しつこく追いかけて撮影をしてみたが、なんとかまあまあといった写真がとれた程度に終わりました。最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記のバナーをワンクリックしていただければ幸い...ヨツバヒヨドリバナに吸蜜するコヒオドシ。

  • ヒメジョオンの群落に群れるカラフトセセリ。

    にほんブログ村ヒメジョオンの群落に群れるカラフトセセリ。2023-7-7(金)晴れこの日、旬のヤマベを釣りに北見市近郊の渓流に出かけた。国道をはなれ林道に近づくと路傍に10m四方くらいのヒメジョオンの花満開の群落があり、ヒメシジミ、カバイロシジミがちらちら飛び回り盛んに吸蜜中。この時期発生するカラフトセセリもオスばかり20匹くらいが活発に飛び回ってはヒメジョオンの花で吸蜜中。しかし、よく晴れて気温も30℃と高く蝶たちの活性は最高潮。普通、こんな日は止まっている蝶はめったにいないので接写撮影するのはなかなか難しい。カラフトセセリは花から花へと飛び回りシャッターチャンスは数秒程度しかなかった。おまけに強い日光の下ではうまくピントがあっても私のデジカメ(この日はオリンパスTG)ではしらっちゃけた写真になり見るに...ヒメジョオンの群落に群れるカラフトセセリ。

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