朝起きて顔をみるしげしげとみる髭面に蓬髪痩せぎすの、顔オマケにアルコールで浮腫んだり黄ばんだりどこか伝統的な藝術家の趣きが、ある多喜二か、中也か、あるいは全く…
死者の国はさぞ賑やかだろうきっとその国では痛くもないし苦しくもなくいちばんよい頃に捥ぎ取られた果実のようにみな青々とさっぱりとしている忌野清志郎もピンピンとし…
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朝起きて顔をみるしげしげとみる髭面に蓬髪痩せぎすの、顔オマケにアルコールで浮腫んだり黄ばんだりどこか伝統的な藝術家の趣きが、ある多喜二か、中也か、あるいは全く…
春のうららかなお天気が続くので仕事の休憩時間には、職場近くの公園に行き、身体を、干す布団のように、人間を干すベンチに座り、表を干し、背中を丸めゆっくりと歩きな…
息子たちと、車で15分程のショッピングセンターまで歩いて出かけた。大きな通りを避けて路地裏を通る。路地は不思議な世界に通じているんだよ、と伝えた。荒家を見つけ…
休日の散歩コースに、汽水域を跨ぐ橋を眺められる場所がある。橋の上を歩く人々見ていると、かなりの確率で立ち止まり水中を覗き込む。私は其処に腰を下ろし、酎ハイなぞ…
花の絵を描いているので、絵を観て下さった方から、これは何のお花を描いたのですか、と問われることがよくある。自分は花の名に詳しくないのである。あっ‥これは、野辺…
中高生の頃、体育の授業が憂鬱でした。特に、サッカーの時間が憂鬱でした。自分には運動神経というものが与えられていないようで、とにかく皆に迷惑ばかりかけてしまいま…
花が咲いていてお酒飲んで近所海辺の、まちの、湿った風歩いて、見て、好き、明るく咲いているのが好き、さみしくうなだれているのが、好きお酒のんで思考はやめて、佇ま…
色彩を残したまま枯れた花一輪命はどこへいったのか一寸この世に腰かけてそれからどこへいったのかもう戻らないのか命はどこへいったのか春に焦がれた命はどこへいったのか
今年の初め、大変寒い雨の日に、小さな花器に活けるために実家の庭に育った植物の枝を一枝頂いた。何の植物なのかはわからない。花器に挿していると、やがて根が生えた。…
梅雨がはじまり夜じゅうざーざーよく降って気の滅入る部屋でお酒いっぱい、もういっぱい、と、飲んで、それで、失う精神を失う何かぼんやりとして、壁をながめてあなたが…
死者の国はさぞ賑やかだろうきっとその国では痛くもないし苦しくもなくいちばんよい頃に捥ぎ取られた果実のようにみな青々とさっぱりとしている忌野清志郎もピンピンとし…
汚い部屋である散らかった部屋である始末をしようと思いもするが 思うだけ立位から胡座位となりやがて横臥位となる横臥したまま安酒を啜りぼんやり眺める部屋一面の、僕…
レクサスの霊柩車が走っているのをみた僕が死んでもレクサスはごめんだな昔兄貴がレンタカー落ちのオンボロの軽自動車に乗っていてエアコンは壊れてる 窓の開閉もむつか…
兄が高校生の頃、ホームセンターで随分傷んだサボテンの鉢植えを買ってきたことがある。可哀想に思ったそうだ。せっせと世話をしてサボテンは見事に蘇った。その後、県外…
魚は真面目な顔をしている笑っている魚の顔をみたこともないし困っている魚の顔をみたこともない真面目な顔をして泳いでいる食卓に並んだときにも真面目な顔をしているう…
何か立派なことをいってみたくあなたを元気づけるような勇気づけるようなそんな言葉を使ってみたくしかしなにも思いつかないので仕方がないので黙っている貝のようか貝の…
曇天の秋の日古いコインパーキングの片隅でタカラ缶チューハイを啜りながらハラハラとしているある朝 僕は 空の 中に、黒い 旗が はためくを 見た。と中也はうたっ…
酔って、ぼーとして、手を見て絵を描いて、みて、生活のふりして、まじめな顔して歩いて寝る
生活、というのはすさまじいものだと思う夜に目を瞑り、朝に目を開ける目を開けたのち顔を洗う、洗った顔をあげると鏡面から40のおじさんが、こちらを見ているものだか…
僕は黙っているとかしこそうにみえるそうでかしこくみられたいから黙っているけれども黙っているとつまらないのでしゃべってみるとかしこくないのがばれるのであってこれ…
梅雨がはじまり夜じゅうざーざーよく降って気の滅入る部屋でお酒いっぱい、もういっぱい、と、飲んで、それで、失う精神を失う何かぼんやりとして、壁をながめてあなたが…
死者の国はさぞ賑やかだろうきっとその国では痛くもないし苦しくもなくいちばんよい頃に捥ぎ取られた果実のようにみな青々とさっぱりとしている忌野清志郎もピンピンとし…
汚い部屋である散らかった部屋である始末をしようと思いもするが 思うだけ立位から胡座位となりやがて横臥位となる横臥したまま安酒を啜りぼんやり眺める部屋一面の、僕…