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新臨床医学に環境・労働の観点を https://newoem.blog.ss-blog.jp/

職業や環境によって起こる疾患についていろいろ書いています。

1.実のところ環境・職業性疾患の記事は少なく、医学一般の記事の方が多いと思います。これは、環境・職業性疾患をきちんと診断するためには、一般的な疾患と鑑別ができないといけないという考えからです。 2.ブログは主には二部構成で、最初に医学記事を書いて、その後「以下日記」として、私の日常生活やいろんな思いを書いております。

ミチバ
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浅口市
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中央区
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2015/03/31

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  • FYI: 健康格差対策の7原則/2kmは歩いたけど、ほぼ自宅

    ・熱心な読者なら覚えておいででしょうが、標題の文献↓を過去ご紹介したことがあると思います。(多分) 健康格差対策の7原則 医療科学研究所 20107/8/3 https://www.iken.org/project/project01/files/17SDHpj_ver1_1_20170803.pdf ・先日研修医には社会的処方関連の講義を終えましたが、今度私の地域の民生委員さんに社会的処方のお話をしないといけないので、鋭意準備中。で、この文献をもう1回読み直したところです。この最後の第7原則「コミュニティづくりをめざす健康以外の他部門との協働」というところが、私の民生委員さんに強調したいところです。 あっという間に以下日記 ・本日9/29(日)は自然に5時12分に目が覚めました。変な夢と言っても悪夢ではなく、なんか懐かしいような。高校生の生徒会の役員だっ..

  • FYI: ヘルスプロモーション用語集/ブレッソンを知る

    ・あたりまえなんですけど、自分が知らない事って山のようにあるんですね。社会的処方を勉強していたら、↓のような用語集がありました。皆様とシェア。 ヘルスプロモーション用語集2021 https://socepi.med.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%862021.pdf ということで、あっという間に以下日記。 ・9/26(木)は、月1回ある午前中外来がない日。病棟回診と事務作業をしっかりさせてもらいました。午後は水島によって借金払ったり、日頃お世話になっている部署にお礼のお菓子をさしあげたり。それから市役所へ行..

  • 知らなんだ:フェニルケトン尿症にペグバリアーゼ/小学館、宝島社とアガワが悪い

    ・フェニルケトン尿症とは、『医学書院 医学大辞典 第2版』によると↓ フェニルケトン尿症 phenylketonuria;PKU 肝臓のフェニルアラニン水酸化酵素活性が著明に低下し,フェニルアラニンからチロジンへの代謝が障害されたために生じる常染色体劣性の遺伝性疾患。血液中のフェニルアラニン濃度が上昇し,そのために精神発達の遅れが出現し,一方,皮膚および毛髪の色素の減少がみられる。血中フェニルアラニン値が20mg/dLを超える症例を古典的フェニルケトン尿症と呼ぶ。尿にはフェニルアラニン由来のフェニルピルビン酸,フェニル乳酸,フェニル酢酸の排泄が著増している。わが国では新生児マススクリーニングの対象疾患になっており,生後5~7日の血中フェニルアラニン濃度を測定し,診断が確定した症例は,低フェニルアラニン食での治療が行われる。精神発達を正常化するには生後1か月以前から治療を開始す..

  • FYI:社会的処方白書/今日も1日家におりました

    ・今度の金曜日に研修医へ社会的処方についての講義と近々私の住む地域の民生委員さんに社会的処方のお話をする予定なので、鋭意勉強中。その中で勉強になるのは、標題に挙げた『社会的処方白書』です。↓のサイトで観ることができます。 社会低処方 一般社団法人オレンジクロス https://www.orangecross.or.jp/project/socialprescribing/pdf/socialprescribing_2020_01.pdf あとそれに関連する文献はいくつもありますが、まずは↓の一冊でしょうか。 実践 SDH診療 できることから始める健康の社会的決定要因への取り組み 日本プライマリ・ケア連合学会 (監修), 近藤 尚己, 西村 真紀 (編集)  中外医学社  2023/05/17 この標題にありますようにでき..

  • FYI:What Are E-Cigarettes?/1日引きこもり

    ・JAMAのPatient Pageに標題のような記事がありました↓ What Are E-Cigarettes? https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2822081 ・いろいろ書いていますが、一言で言うなら No tobacco products, including e-cigarettes, are safe. です。 あと、驚いたのは、 In 2023, 2.1 million students (10% of high-school students and 4.6% of middle-school students) reported current e-cigarette use. Some e-cigarettes can also be used to deliver canna..

  • 血管性浮腫は腹痛の原因のひとつ/ひとりお医者さんごっこ

    ・腹痛の原因って山のようにあって、診断に難渋することがあります。標題の血管性浮腫も腹痛の原因のひとつにあげないといけませんが、なかなか忙しい外来をしていると、すぐには思いつきません。なんせ、私の頭の中は、腹痛→まず大動脈解離を考える、となっているので。 ・NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。 Angioedema of the Intestines Jian Yang, Wei Liu Published September 11, 2024 N Engl J Med 2024;391:941 VOL. 391 NO. 1 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm2402114 この患者さんダナゾール(子宮内膜症に使う薬)が、効いて良かったですね。(..

  • FYMI:造影剤腎症/福岡DAY3:近未来の医療~どうなる、どうする~

    ・私は気管支喘息の患者さんを多くみているので、造影検査を自分でオーダーすることはほとんど無いのですが(若かりし頃オーダーしていたら何回か気管支喘息だからダメですと断られた経験あり)、それでもたまにオーダーすることがあります。その場合、腎臓大丈夫かな?といつも思っております。↓の総説みると、以前言われたほど頻度はたかくないみたいですね。 造影剤腎症 根本 卓, 松浦 壮平, 櫻井 祐補, 山之内 大 日本血管外科学会雑誌 第33巻 第3号(2024) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsvs/33/3/33_24-00015/_article/-char/ja 【抄録】 心血管疾患の診療において,造影剤を用いて診断・治療する場面は多い.一方で,腎機能障害を併存している患者は多く,造影剤使用に苦慮する場面も多い.造影剤に..

  • 足底腱膜炎/福岡DAY2::「ゴッホ・アライブ」と「こうじ夜」

    ・時々外来していて足の裏の痛みを訴える患者さんがおられます。ひょっとして、足底腱膜炎かな?と思ったり医師ますが、他の鑑別診断がなかなか思いつきません。JAMAに足底腱膜炎の患者向けの説明がありました↓ What Is Plantar Fasciitis? JAMA. Published online September 5, 2024. doi:10.1001/jama.2024.9505 https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2823273?guestAccessKey=ea985c42-5711-431d-a589-23fcc126fa1b&utm_source=twitter&utm_medium=social_jama&utm_term=14576042576&utm_campaign=article_ale..

  • 薬物(誘発)性歯肉増殖症/福岡DAY1:キースヘリング展とteamLabo Forestを観る

    ・内科医や歯科医なら百も承知でしょうが、クスリの副作用で歯茎が腫れることがあります。どれくらい腫れるかというと↓のレポートの写真をご覧ください。 Gingival Hyperplasia Hiroyuki Teruya, Hiroyuki Yano, Mitsuyo Kinjo Intern Med 63: 2475, 2024 https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/63/17/63_3106-23/_pdf/-char/ja これについての解説のサイト↓ drug-induced gingival hyperplasia(overgrowth) https://www.oralstudio.net/index.php/dictionary/detail/459 薬の副作用で起こる..

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