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新臨床医学に環境・労働の観点を https://newoem.blog.ss-blog.jp/

職業や環境によって起こる疾患についていろいろ書いています。

1.実のところ環境・職業性疾患の記事は少なく、医学一般の記事の方が多いと思います。これは、環境・職業性疾患をきちんと診断するためには、一般的な疾患と鑑別ができないといけないという考えからです。 2.ブログは主には二部構成で、最初に医学記事を書いて、その後「以下日記」として、私の日常生活やいろんな思いを書いております。

ミチバ
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浅口市
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中央区
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2015/03/31

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  • 魚骨で喀血/台風で時間ができて投稿終了

    ・先日、魚の骨が肝臓まで行ったというお話を書きました↓ 魚の骨は肝臓まで行く/一期一会と密室の恐怖 https://newoem.blog.ss-blog.jp/2024-08-18 ・本日は、魚の骨で喀血した話↓ Pulmonary artery penetration due to fish bone ingestion: A rare case report Ho Xuan Tuan , et al.  Radiology Case ReportsVolume 19, Issue 5, May 2024, Pages 1900-1906 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1930043324000943?via%3Dihub  Abstract Accidental ..

  • 腹部大動脈瘤による網状皮斑/訪問診療先で洗濯物を干す

    ・以前も書いたことがあるような気がしますが、網状皮斑Livedo Reticularisという皮膚の変化/病変があります。『医学書院 医学大辞典 第2版』によると↓ 網状皮斑 [ラ]livedo reticularis [同義語]細網状皮膚 ラcutis reticularis,リベド livedo 皮膚の末梢循環障害による一症状で,紫紅色の網状の斑をみる。両側下肢に好発するが,時に上肢,体幹にもみられる。臨床症状から①大理石様皮膚,②細網状皮斑,③樹枝状皮斑の3つに分けられる。大理石様皮膚は小児や若い女性にしばしばみられ,冷たい外気に触れた際に生じ,暖めると消退する一過性の網の目状紅斑で,生理的現象といえる。細網状皮斑と樹枝状皮斑は持続性のもので,血管の器質的変化によりみられ,血管炎,膠原病,代謝性疾患,循環器疾患などの動脈壁の病変,血管の閉塞性変化などにより出現する..

  • 魚の骨は肝臓まで行く/一期一会と密室の恐怖

    ・このブログでは、結構、異物がいろんなところに行くような医学論文を紹介しおります。今回は、魚の骨が肝臓までいって膿瘍を作ったというレポート↓  Fishbone Perforation and Liver Abscess  Osamu Imataki, Makiko Uemura Intern Med 63: 2337-2338, 2024 https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/63/16/63_3037-23/_pdf/-char/ja ・どんな手術したのかなと思って読んでいましたが、手術して何ですね。いったい残った骨はどうなるのでしょう? あっという間に以下日記 ・8/14(水)は普通に仕事して、夕方散髪して帰宅。↓の本を読み終えた。 こういうことだった..

  • 飲み過ぎでなく読み過ぎも体によくありません

    ・本日8/13(火)は5時半起床。土曜日から3日間も病院行っていなかったので何が起こっているか分からないので早く病院に行こうと早起き。で、病院には7時半前について、病棟の業務。それから午前外来。午後回診、夜間診療でした。仕事をしていて何か、しんどい。夏バテ気味ですが、それがひどくなったのかと思ったのですが、まあ、ちょっと考えたら4時間ねなかったか。それというのも↓が悪いっ!!! 超短編! 大どんでん返し (小学館文庫 ん 2-1) 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2021/02/05 メディア: 文庫 寝床に入ったのが多分22時半くらい。それから上のなかの1つか2つの作品を読んで寝ようと思ったら、面白くて最後まで読んでしまいました。それでもものたら無かったので↓も読み出してしまい睡眠不足を削ってしまいました。 十二人の手..

  • FYMI:フライシュナー協会胸部画像診断用語集/朝は墓掃除、夕は畑の草刈り

    ・医学用語って結構統一されていないものがありますね。胸部の画像の所見だってそうです。最近フライシュナー協会が胸部画像診断の用語集の新版を出しておりました↓  Radiology. 2024 Feb;310(2):e232558. doi: 10.1148/radiol.232558. Fleischner Society: Glossary of Terms for Thoracic Imaging https://pubs.rsna.org/doi/epdf/10.1148/radiol.232558                ← PDF https://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiol.232558?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%20%200p..

  • FYMI: 重症熱性血症板減少症候群診療の手引き2024年版/臨床疫学セミナーと肺エコーの勉強の1日

    *FYMIとはFor your and my informationの略です。普通FYIが使われます。私の造語です。 厚生労働省のWebsiteに「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について」というページがあります↓ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html ・そんでもって、8月2日に今年度版の診療の手引きが出ておりました。 重症熱性血症板減少症候群診療の手引き2024年版 https://dcc.ncgm.go.jp/prevention/resource/2019SFTS.pdf ・診断もさることながら、院内感染対策も大変ですね。鑑別診断にあがっているアナプラズマ賞なんて、知りませんえした。 あっという間に以下日記 ・本日8/11(日)は、6時前起床..

  • 既存のデータベースの因果分析:電力計算は必要ありません・・・本当は検出力の話/木を切る以外indoor

    (注:英語の訳文はAIがおこなったものをそのまま貼り付けています) ・今日からon demandで「第14回臨床疫学セミナー ChatGPTとメンターを活用した医学英語論文の新しい書き方講座:誰でもできる効率的・良質な論文執筆法」を視聴し始めました。まだ、3つしか講義聴いていないのですが、大体知っていることもあれば、そうなんかという話もありました。その中で、観察研究のための資金申請時に検出力を求められることがあるというような話がありました。思わず「えっ」と言ってしまいました。私の理解では、そのようなものは必要無いと思っていたので(この理解でよいのですが)。まあ、いろんな事があるもので...で、演者が↓の様な論文を紹介されていたので、読んでみました。 J Clin Epidemiol. 2022 Apr:144:203-205. doi: 10.1016/j.jclinepi.2..

  • 深い溝の兆候/MEはCE

    ・現在今私が勉強しているのは生成Aiと超音波検査(POCHUS)です。ここ数日は↓の本を読んで肺エコーを勉強しています。 こういうことだったのか!! 肺エコー 中外医学社 2022/11/30 ・本日読んだ第9章の緊張性気胸と緊急脱気は、共感するところが多かったです。P67に「胸部X線写真による診断は時として難しく、毎回真剣に勝負しなければなりません」と書かれていますが、本当にそうです。皮膚の皺やシーツの皺を気胸と間違えることがあるというのは同感です。 ・で、この章の中でdeep sulcus sign(肋骨横隔膜角が深く下方に伸びる)が書かれてました。それに関連する文献↓ (このサインは仰臥位で撮られたレントゲン写真で重要なものです) Deep Sulcus Sign ・・・こういうものですと..

  • FYI: 大気汚染と慢性腎臓病/慢性疲労状態

    最初の注(はじめてのチューではない) ・今さらですが、このブログでいろいろ文献を紹介しておりますが、100%私がその文献を理解しているわけでもなく、性根入れて検証していることはごくわずかであり、また、100%同意しているわけでもありません。「こういう興味ある文献がありましたが、皆様はどう思われますか?」というよなノリでアップしております。 さて、本題↓ ・大気汚染といったら呼吸器系の疾患と思われている人が多いと思いますが、心臓や脳にも影響します。また腎臓にも影響があるようです。↓のような総説がありました。 大気汚染と慢性腎臓病 永井 恵 日本農村医学会雑誌 第72巻 2 0 2 3年 7 月 第 2 号 【抄録】 ?慢性腎臓病は,3か月以上持続する腎機能障害あるいは蛋白尿を呈する疾患であり,世界的にその患者数は増加している。近年,慢性糸球体腎炎,糖尿..

  • こんなこともあるのね:乳房インプラントの胸腔内移動/宿がない

    ・医学の症例報告読んでいて、「こんなこともあるのね」、とか、「よう、助かったなぁ」と思うことがあります。 今日も、NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEみていて「へーっ」と言ってしまいました↓ Intrathoracic Migration of a Breast Implant Dane Stewart,  Laura Thomas Published July 31, 2024 N Engl J Med 2024;391: e11 DOI: 10.1056/NEJMicm2311298 VOL. 391 NO. 5 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm2311298 ・本日の格言:インプラントには寿命がある、歯でも乳房でも。 以下日記 ・7/28..

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