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紫草(日本ムラサキ)の記 https://blog.goo.ne.jp/murasaki904_001

日本ムラサキは日本古来の染色、紫根染めの染料として永く珍重されてきました。野生種では絶滅危惧植物で目

紫草(日本ムラサキ)の記
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2015/03/21

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  • 日本ムラサキ・花壇への定植

    「北国街道に面した表庭・花壇への定植」昨年より、この花壇での日本ムラサキの栽培を試行したが・・・中途半端な結果になってしまった。”芙蓉”との混植となり、日本ムラサキの生育は不首尾に終わった。膝を痛め、歩行不能の身で全く対応する事も不可能であった。街道筋に向かっての花壇の現状。既に大きく生育中の1株が目に入る。これは、昨年の紫根からの生育で暖かな4月の陽気に誘われて、現状となった。既に蕾を抱え、数日後には開花すると思われる。左は道路で花壇の端に当たる。6株が似た様な生育状態を見せる。本葉の生育が異常な形態で今後の生育は疑わしい⁉️明日にも開花の株もあるが、病み上がりの花かと・・哀れなり。今春4月膝も回復し、芙蓉の根を抜いて、日本ムラサキを定植。ポット苗60個以上。ロゼット状態から茎立ち真近と思われる。給水が...日本ムラサキ・花壇への定植

  • 日本ムラサキ・公園デビュー

    「”多くの人に目にして頂きたい”と連絡後、公園管理者から承認を得る❣️」以前、長らく勤務していた大学の近辺で栽培地として目当てにしていた。療養所跡地へ1980年に新設の短期大学での勤務であった。後勤務中に4大となっている。その年3月に近くに転居、長男も小学校へ入学する年であり、共に近辺を散策した。大学は高台にあり、最寄りの駅への抜け道が林の中にあった。だが細い坂道であった。自生の”茜”を採取した事もあり”ヒヨドリジョウゴ”の赤い実を見た事も思い出す。現在は急坂の細い道は遊歩道と表示されて、見晴らしの良い公園となっている。階段ができ舗装され、白い手すり付きに整備されている。遊歩道にしては、急登である。学生は別の道で団地に降りて駅に出ていた。坂の上部は林が残り、林を抜けると看板が目に入った。2020年盛夏とあ...日本ムラサキ・公園デビュー

  • 日本ムラサキ・最後の定植

    「庭先の畑にて秋苗の定植」庭先の苗床の苗、定植時期の判断に迷いがあった。最低気温を10°C以上と想定していた。これを判断基準にした事が問題だった。苗は既に、茎立ちをして掘り出して見ると10cmを超えている。鋼鉄の棒を使って、一気に10本程を持ち上げる。根を傷めない様な土の塊でも小分けにしない訳には行かない。大事な細根は切れたかも❓主根の先を切ってしまった苗もあった。取り敢えず苗数10本単位で水に入れて、即定植作業へ移る。定植方法、曇り日・翌日は雨予報❣️これに勝る条件は無いが・・・予報に過ぎない。”鬼に金棒”を根の深さに差し込みロート状に穴開け。根を差し込み土を落とし、少し苗を引き出して更に上まで入れる。真上からの様子、土を入れた直後に水を注ぐ。ポット育苗は、こんな苦労はない。試験的に自然環境化での発芽状...日本ムラサキ・最後の定植

  • 日本ムラサキ・鉢栽培、一人旅スタート

    「挿し枝からの発根に気付いたのは、昨年11月30日であった」新芽の生育に気付いたのは、”鉢栽培への挑戦”の先月3月15日である。陽を受けて・・・次第に緑の葉に生育してきた❣️根元を掘り出して、根の生育振りを確認してみると・・・。新芽の根元はかなり太く根も密に生育中と判断❣️培土は赤玉土が主で生育を抑えていたが、堆肥を一握り追加してやる❣️親元の挿し枝を切断、いよいよ鉢にて一人旅のスタート❣️今後の生育を室内で見る事になる・・・足腰の不安定な老体には似合いの風景か❓分枝無しの1本立ちを期待するが・・・さて結果は❓室内での生育を見守るのは、最初に栽培した時期に遡る。当時は、蓼藍の栽培に汗を流していた時期であった。その後、日本ムラサキの種子を入手、当時は絶滅危惧種として、話題でもあった。「おいたみでつえをたより...日本ムラサキ・鉢栽培、一人旅スタート

  • 2025日本ムラサキ・卯月の発芽

    「冷凍保存の種子の発芽状況」冷凍庫で種子の保管をした種子の、発芽状況を検証してみた。そもそも冷凍保存の種子から発芽するだろうか❓間違って冷凍庫へ入れて、発芽しなかったと聞いた事がある。3/12~21までの約10日間、全34粒の冷凍保存をする。途中全34粒から5粒を取り出して、結果を見るが変化無し⁉️その後数日間引き続いて冷凍庫へ、種子数は29粒。3/26からパック内にて解凍、種子数は29粒。5日後に2粒が発根してきて、ポットにて4/1発芽を見る事ができた。ただ、全粒が一斉に発根する訳では無い。続いて4/21粒が発根❣️4/33粒が発根❣️その後発根はストップ❓発根後、ポットへ移して発芽を待つが、たっぷりと水を補給。乾燥した部屋ではうっかりすると、せっかくの発根種を傷めてしまう。苗は既に困る程あるので、残り...2025日本ムラサキ・卯月の発芽

  • 2025・秋苗の新芽 地を割る(続)

    「自然環境下に於ける発芽の生態」冬越しを経て苗床は、自然環境下での高い発芽率の現状を見せてくれた❣️昨年秋に発芽せず、今春新たに発芽して双葉を開いたのは驚きであった❣️昨年秋発芽出来なかった種の発芽は、双葉の姿である。C列から、双葉の発芽を確認❣️この列は発芽が無理と思われる種子であった。B列双葉の発芽は、秋に発芽出来なかった種子からの発芽❣️大きな課題は、全ての種子は”低温発芽処理”に当たる作業工程をしてない。この「発芽処理」については、かなり以前から”疑問符付き”となっていた。冬前に播種をして春先に発芽する過程は、自然環境下での”低温発芽処理”に当たる。昨年の8月24日〜10月5日の投稿記事にて各列の詳しい記事をご覧ください。2024日本ムラサキ秋苗の播種-紫草(日本ムラサキ)の記紫根を収穫しなかった...2025・秋苗の新芽地を割る(続)

  • 2025秋苗の新芽 地を割る

    「昨年秋9月に入って播種の苗床から新芽が登場」3月に入って、例年にない暖かさが続いた。3/19に積雪(10cm)があり、春はまだまだと思っていた。その後、気温は急上昇20°Cを超える日が3日、最高は28.5°C〜18.3°C最低気温は0.7〜6.2°Cであった。3/19〜3/27この間雨なし。白く乾いた苗床に新芽が続々登場❣️冬越しの新芽である。左A列B列に多くの新芽を確認できるが、C列に新芽が少ない。これは過年度の種子や選別で廃棄処分となった種子等である。力強く、地面を割って新芽が力強く伸びてきた❣️種子からの発芽とは葉の様子が随分異なる。ちなみに、昨年9/7の苗床での発芽の様子と比較して見よう。2024日本ムラサキ秋苗の播種-紫草(日本ムラサキ)の記この時期の播種は、所謂”取り播き”と言われる方法であ...2025秋苗の新芽地を割る

  • 日本ムラサキ・新芽の生育

    「早春譜ならぬ本番の春到来か❣️」ママならぬ天気予報だが、ともかく厳寒の日は乗り越えた。庭先で越冬を乗り越え、新芽の確認❣️春来るを・・・知る。昨年、多くの種子を採取できた2本の茎の根元である。紫根は収穫しなかった。この日の為に取って置いたとも言える。それぞれ3個、2個の新芽を出して来た。新芽は1本のみを残して、後は芽欠の予定。秋苗の苗床の発芽である。藁束の防寒対策の結果であろう。暖冬だった❓苗床の全体。秋苗が育った箇所と、発芽に至らなかった箇所がある。播種の際、条件付き種子を列によって播種をした記憶がある。昨年9月の記録である。2024日本ムラサキ秋苗の播種-紫草(日本ムラサキ)の記室内で育苗中の秋苗❣️ロゼット状だが、既に定植できるサイズに生育❣️待ち切れずに茎立ちをした苗❣️これも日の長さで、春近し...日本ムラサキ・新芽の生育

  • 日本ムラサキの鉢栽培に挑戦

    「紫草(むらさき)の鉢栽培に再挑戦に挑戦する事になった」昨年一鉢栽培したのだが、無造作に庭土を入れて苗の生育を待った。2週間後には、苗が萎れてきて急遽鉢から取り出した。紫根は黒ずみ、生育は危うかった。既に大きく生育している苗の隣に避難。しかし、枯れはしなかったが、その後茎立ちもせず冬を迎えて葉は枯れた。今春、新芽を出すか楽しみにしているところである。鉢植えを必要としている苗は、挿し枝から発根した”逸品”である。分枝切り口からの発根(続)-紫草(日本ムラサキ)の記2024/11/30昨年晩秋に分枝を切り集めて、種子を採取後に茎の先端部を水に挿して置いた。偶々、1茎から根が出て”逸品”となった。培養土を準備。赤玉土を篩い大粒・中粒を別にする。室内にて栽培予定として、肥料は二握り程度に抑える。ポット苗と同じ培土...日本ムラサキの鉢栽培に挑戦

  • 2025・弥生3月 庭先点描

    「暖かな春近し❣️春の草、新芽続々❣️」春の雪、上雪(かみゆき)が来たが翌日には消える。雪の朝は最低気温も零下3°C程で日が出れば、積雪も消える。日本ムラサキの苗床、稲藁の冬囲いを横に寄せて日に当てる。幾つかの新芽を確認する。福寿草が開花❣️昨年の春には芽も出さず、移植に失敗したかと思っていた。何処に植えたかも分からず、心残りであったが・・・。2年振りに戻って来た❣️何と⁉️苺の花が一つ咲いている。徒花である。育てている苗に期待❣️白スミレが一輪開花。1昨年解体家屋の路肩で採取して移植。僅か2本で有ったが、コンクリートの隙間と違い大きな2株となった。日々生育して、雪の下でも緑を保って早くも開花する。これは、何の草❓花が咲きそうである。葉の様子から思い出すのは・・・❓中々、思い出せないが・・・室内に戻って”...2025・弥生3月庭先点描

  • 2025.3月弥生・苺苗の生育

    「イチゴ種子の発芽と生育」苺種子の発芽について、その後の生育について触れてみたい。日本ムラサキの様な手間と時間を労する事はない。発根は日差しの時間と関係がある様に思われる。この程度の発根でポットに移す。暫く曇りがちの日が続くと、発根の様子が途切れる。ウッカリしていると、発芽している種子がある。1ポットに1個では置場が無いので、既に発芽しているポットに寄植えする。幼苗の生育は、極めて早い。既に本葉が覗き始める。苺の花の時期はいつ頃だろう?6月頃❓赤い実の食べ時はいつ❣️実を付けるサイズには、今後3ヶ月で間に合うだろうか?「むらさきをいちごにかえてあしたたず」「なえかかえあしもたたずにあかきみと」2025.3月弥生・苺苗の生育

  • 2025・日本ムラサキ如月/双葉の生育

    「双葉の観察と給水不足苗の対応」既に発根状態の種子をポットに埋めるだけなので、発芽して来るのは間違いない。従って、発芽後の生育状態に視線が向く。双葉の生育は次の、本葉の生育が健やかに生育する条件でもある。硬い殻を割って発芽してきた双葉❣️1週間もすると、本葉が生育してくる。健やかな生育状態である❣️発芽後、双葉が開かない苗がある。種子に異常があったのかも知れない。廃棄処分の種子を集めた紙コップから発根した苗である。引っ付き双葉と名付けた。その後、引っ付き双葉から本葉が生育してきた。余裕の無い双葉の中心に見事な姿でもあった。しかし、今後本葉の生育状況には気をつけて見ていく必要があろう。心配はこちらの苗であった。給水外れのポット苗である。数が多いので、手前で給水容器に水補給で飛び越してしまったか?葉の萎れに気...2025・日本ムラサキ如月/双葉の生育

  • 日本ムラサキと苺の発芽の違い

    「保存の苺種を発見、早速発芽試験を試みる」何年か前に苺種の発芽に挑戦した記憶がある。昨年、庭先の一畝にランナーから生育した苗を定植したが、実を収穫する事はできなかった。購入した3株には実が付いたが、余り良い実ではなかった。以前、畑で栽培していた苺の種子である。2/4に容器に水を含ませたキッチンペーパーを敷き苺種子を並べる。1週間後に発根の兆しを確認。星印の4個である。早速にポットへ移植。日本ムラサキの発芽方法で実施。根のサイズは3mm前後で、ポットへ移してから3日目には発芽して翌日には双葉を開く。種子のサイズに大きな違いがあるので、この差は種子のサイズと外皮・外殻の使い方でも異なる。日本ムラサキは種子の外殻と言う方があっている。日本ムラサキの発根状態、いかにもゴツイ印象である。紫草(ムラサキ)とは生育速度...日本ムラサキと苺の発芽の違い

  • 2025紫草(むらさき)・栽培 閑話

    「暖冬の睦月1月を不安なく過ごしたが、予想された厳寒になった」2月3日最高気温10°C穏やかな過ごし易い日であった。日陰に残った雪も消えて、根雪はいつ頃かと思った。このまま春を迎える事は、まず考えられない。庭先に出て、背伸びをして老いゆく日々をどうしようかと考える。首を前後、左右に回して・・・不図、目に入った物があった。蕗である。里山近くに住んでいた頃は、毎春この蕗で春の味覚を味わっていた。頃合いの蕗である。ブロック塀の際に秋遅くまで大きな葉を広げていた。昨年は気づいた時には蕗の塔になっていた。何年か前に根を移植した蕗である。早速、夕飯の一皿となり、香り高い春の味に昔を思い出した。5〜6月頃であったか?蕗の茎を取りに黒姫山の麓に山菜取りに毎年出かけていたのだった。2/4翌日である。予報の雪が夜間に降り積も...2025紫草(むらさき)・栽培閑話

  • 2025日本ムラサキ如月の苗

    「比較的暖冬気味の睦月1月が過ぎ、厳寒の2月に入った」2月は逃げると言われているので、厳寒の日々もあっと言う間に終えるかも知れない。室内にて育苗中苗の世話に、明け暮れている。昨年11/19に発芽した秋苗である。室内気温は20°C、本場は既に7〜8枚、苗の形状はや々ロゼット状。1/25発芽の苗、発根の根がしっかり培土を捕える事が出来なかったのだろうか。根本が地上部より高く伸び過ぎである。培土を追加して平常の高さにしてやる。発根種をポットに埋めてやるので、発芽は確かなのだが根が伸び過ぎるとこんな発芽状態も出てくる。育苗中の苗を販売します。セット販売で1セット3ポット(1ポット¥500)❣️11/19発芽苗、育苗期間2ヶ月半の秋苗。本葉7〜8枚定植に充分、自作パッケージ入りゆうパックにて送付❣️パッケージの仕切...2025日本ムラサキ如月の苗

  • 2025日本ムラサキの発根・発芽(続)

    「順調だった発根がストップ。はてな?」17粒が発根、ポットに移動して発芽を待っている。既に双葉を広げた苗もある。肝心な発根セットに動きがない事に気付いた。毎朝に蓋を開いて2〜3粒の発根を確認していたが・・暫く、その動きがストップして気になった。思い当たるのは、発芽処理の期間と方法である。1週間の水浸けは、短か過ぎた。乾燥する部屋で、密封してないビニール袋では無理だった様だ。35粒を回収。数粒、少し種子が傷んでいる様にも見えるが・・・小さなチャク付きビニール袋に入れ、水を少々入れる。空気を抜いて、氷温水のケースに収める。他の低温処理中の袋と一緒になる。原点に戻った発芽処理である。一方、紙コップから見つけ当てた発根種は、数日間寝かせて根が更に伸びてからポットに移し発芽を待ったが・・・効果の程は不明で、即ポット...2025日本ムラサキの発根・発芽(続)

  • 2025日本ムラサキの発根・発芽

    「不明な種子が・・・順調な発根状況である」机上にありながら、その後の整理を忘れてた。大事な種かどうかも不明❓紙コップ内ビニール袋2個❓選別後の種子だが・・・❓別扱い種子❓年齢を重ねると屡々こんな事が多くなる。悩み事の一つである。片付け・整理が何故か面倒になる。発芽させて見れば、その経緯で大事な種かどうかは判明する。52粒を取り出す。1/4〜1/10まで発芽処理としてビーカーにて水浸け1週間‼️その後、簡易フードパックにて、発根を待つ。1/8,5日目に1粒が早々に発根❣️翌日また1粒が発根・・・順調で大切な種子であった❣️今朝までに7粒が発根❣️今後も日を追って発根が続くと思われる。不明な種子は選別を終了して、2個のビニール袋に納めて安心してしまった様だ。紙コップの発根種対応で忘れた様だ。”宝物”探しに興味...2025日本ムラサキの発根・発芽

  • 日本ムラサキ・宝物探し

    「発根種子(宝物)を紙コップ内から発見」3日置きに紙コップを覗き、3cm程の厚さの種子を掘り起こしてみている。種子の先の白い点が目安だ。中には白い根が5mm程出ていたり既に赤い根が見えたりする。黄色い円内の発根種は、正に掘り当てた”宝物”の感があった。この紙コップについては、2024/12/2の記事にて説明している。種子選別の際に除外した物である。多くは、浮種検査の際にスプーンで掬い上げて、この紙コップに投入した種子が主である。後に、室内で時々見つけた種子も行き場も、このコップである。1/5、これは点検を忘れて日にちを経ての発根種子である。種子は頃合いの場所にあった様だ。取り出してみると、根の周囲に多くの種が付着している。図らずも根の生態観察を確認する❣️これは発根が10mm程伸長すると先端部近くに綿毛の...日本ムラサキ・宝物探し

  • 2025・日本ムラサキ本葉の生態観察

    新年おめでとうございます。「双葉から本葉が生育を始める苗の姿に魅せられて・・・新年を迎える」固い殻に包まれた種子から発芽する姿も魅力的だが・・・本葉の生育は安堵感と律儀さに感服する。12/30に発芽の兆しあり、新年に発芽。例によって紙コップからの種子である。昨年12/14「発芽の生態観察」に掲載の❓マーク付きで先々を心配した苗である。本葉は3枚が大きく生育し、律儀にも最初の本葉が生育してきたのには驚いた❣️(黄色の→矢印の先の葉)双葉は引っ付きなのだが、本葉(1枚目)が急生育してきて生育差が気になるが・・・❓本葉は4~5枚目が良好に生育中❣️双葉は引っ付きで伸びが無いが、前掲の発芽形態と同じ。双葉の小さな発芽であったが、本葉は既に5枚目❓後から生育してきた本葉が大きくなり・・❓その後、このアンバランスを矯...2025・日本ムラサキ本葉の生態観察

  • 2124日本ムラサキ・霜柱を乗り越えて

    「高い霜柱に見舞われる日本ムラサキ」先週末の朝、庭先を見て驚く❣️過去にないサイズの霜柱であった。霜柱を見た事もない方も居られると思うので紹介しよう。当日12/21最低気温-5.2°C当地観測-6.0°Cであった。霜柱を”地の華”と言ったのは誰だったろうか❓根の浅い草は引き抜かれてしまう。かつて畑で玉葱の苗が、揃って根を剥き出しになり困惑した事が思い出す。爪楊枝を挿して見る。6.5cmのサイズなのだが、ほぼ同じで隠れて仕舞そうであった。そう言えば、冬越しの対処もせずに日本ムラサキの苗床も皆引き抜かれた事も思い出した。爪楊枝ほどの赤い根であった。植え直しをしたのだが・・・ダメだった。日本ムラサキは根が深いので、引き抜かれる事は無かったが葉が痛々しい❣️浅い植木鉢で栽培を始めるが、生育後生育不良となり急遽地面...2124日本ムラサキ・霜柱を乗り越えて

  • 日本ムラサキ・種子の選別レベルアップ

    「種子の選別に少々拘る様になってしまった」種子を選り分けて保存する訳だが、傷んだ種子・極小の種は目視で済ませてしまう。勿論、浮種検査をして多くの種子を廃棄用紙コップに投入する結果となる。時々その紙コップからの発芽があり、その生育を見ているのだが気掛かりな事に気付いた。紫草の生態は、他の野草とかなり異なる様相を持っている。花期が長く、1輪の花に結実果は1〜4個と変則的である。種子の大小と関係があるのではないかと・・・❓種子の大小の選別は、目測と言う訳には行かない。目ザルを使って、それなりの結果を出していたが・・・❓厳密に揃えたいと判断❣️型染めをしていた頃、使っていた丸キリを使ってプリント用紙に穴を開け用具を自作。丸キリ12号は1.9mmで残る種子はなかった。種子のサイズに見合うキリは・・無い。”帯に短し襷...日本ムラサキ・種子の選別レベルアップ

  • 日本ムラサキ・発芽の生態観察

    「発芽の生態が多様な日本ムラサキ」発芽する事に安心してか、その後の生育過程を特に気にする事はなかった。間も無く、本葉が開き順次一様に生育する様子を見ていたからでもある。皆一様で無い事に特に気付いたのは、種子は”廃棄処分の種子”からの発根種故であった。紙コップ内で発芽した種子で、気付いて取り出して見ると多様な発根・発芽状態であった。これまた、良し悪しに関わらずポットに移して生育を待った。双葉は特に問題ないが、本葉の生育が片方だけである❓❓4日後、互生の片方は出てこなくて不明な形態になる。先が思いやられるが・・・。翌日には極小さな葉が3枚見えた(ルーペで確認)本来は、本葉はこのように双葉に十字の形で生育してくる。本葉は双葉と違って互生となって生育するので、僅かに前後して出てくる。極めて健やかな生育過程である。...日本ムラサキ・発芽の生態観察

  • 師走の雪囲い

    「庭先の苗床に越冬を凌ぐ対策」街中の住まいに転居して、冬越しの苗床を覚悟して苗を育てている。栽培地の畑を離れて、南の街中である。昨年は、里山の自宅よりは降雪量も少なく凌ぎやすい冬であった。しかし、風雪は厳しく、大雪もきた。前月11月中に最低気温は0°Cを何回も計測、霜の日も多くなった。苗床の日本ムラサキは僅かに黄変したのみである。天気予報は連日の雪マークになった。急遽、越冬準備に動いた。緑の葉はいづれ枯れて、へばり付くのでカットする。カットして見て、苗の生育は寒気に備えるロゼット状態であった。1列はそのままにと、迷ったが冬場は長い、厳寒の日々が脳裏をよぎる。共に緑の葉は地面際でカットする。春先、新芽の生育に邪魔になるだけだ。藁束を解いて、2段重ねで苗床を覆う。畑では土手の葦を使っていた。風雪で乱れないよう...師走の雪囲い

  • 分枝切り口からの発根(続)

    「分枝切り口の先端部から発根した茎を培土へ」水中で発根した茎を”挿し枝”として、ポット培土へ移行する。始めから土に”挿し枝”の方法で良かったのだが・・・その発想はなかった。種子の発根も水中で確認していたので、自然に同様の手法をとってしまった。この分枝は種子採取後、庭先へ放置したのたが・・・10/16雨の日が続き、数日間緑の葉を保っていた。不図思い付いて小さな壺に差して見た。自作の小壺にお似合いであった❣️11/5下部の黄色い矢印の先に発根を確認❣️11/14下部切り口からの発根は3cm程伸びた処で細根が多数出てきた。11/18上部の黄色い矢印の先にも発根が出てきたので、水中発根からポットの培土での生育に移行する。小壺に差してから、約1ヶ月目であった。ポットへの移行、発芽苗用に使用している培土と同じ。細い根...分枝切り口からの発根(続)

  • 日本ムラサキ種子・水中にて発根

    「発芽検証中の一コマに驚きの発根❣️」発芽へのステップで、始めの段階で1週間近く種子を水漬けにする場面がある。乾燥した種子に充分な水分を与える必要性である。次の使い捨てタッパーでの発根待ち状態で、種子の上部に乾きが生じて気になっていた。「1週間近く種子を水漬け」を続けても良いのではと判断❣️紙コップに水(19°C)を入れ、タッパーの種子を沈ませる。翌朝、早速1粒の発根を確認。掬い上げて、ポットに播種。紙コップでは上から覗き見る他無いので、ビーカーに変更。3個のビーカーにそれぞれ、タッパーの残り種子を投入する。3粒の発根あり。1粒の発根を確認。黒い背景は撮影上の為、黒画用紙を置く。2粒の発根を確認。横から写真を撮る事が出来た❣️ポットに播種をした種子の発芽状態。発根した種子は全て発芽して順に双葉を開く🌱❣️...日本ムラサキ種子・水中にて発根

  • 晩秋の発芽・室内にて

    「室内にて、発芽検証をスタート」屋外、苗床の苗は緑色を保っている。降霜は数回あったが地面への影響は無く、比較的暖かい日和が続く。種子選別でOUTになった種子を播種をしてみる。結果は来春4月頃になる。雪が深く積もり、その後の雪解けを待ってのことである。選別外は採取時に緑色の残る種子であった。切断分枝からの新根は日を追って生育中。このまま、この小壺で・・と言う訳には行かない。ポットの培土で生育をしなければならないだろう?いつまで待つか?それには、か細い根である❣️11/159:271粒発根何時もの簡易パックにて発芽検証をスタート❣️種子の販売をしているので、その検証でもある。11/1514:542粒目発根ポットへ発根種を移動する。11/169:173粒発根計5粒写真は上下反対11/1614:491粒発根計6粒...晩秋の発芽・室内にて

  • 種子採取後の分枝切口から発根あり

    「種子採取後の分枝切り口より、新根の伸長に驚き❣️」日本ムラサキの種子採取は、ほぼ終了。分枝の先端部にはまだ花があり、未熟な緑色の種子が残る。この種子を完熟に出来ないものかと思案。種子選別で未熟として廃棄分別した中から発芽した種子を確認した故でもある。分枝の先端部、花が咲きはしないだろうかと、まさか❣️期待を込めて小さな壺(自作)に差して3週間目❣️花ではなくて、根が出てきた‼️分枝切断部から白くて細い根が伸長している。驚きの発見❣️2日後には、白い根は薄いピンク色になる。土の中では赤い根である。根の長さは28mm。今後の生態を追う事になる。同じ小壺に、緑色の種子付きの分枝を挿してある。今まではこのまま、廃棄していたのだが、完熟種子への期待である❣️ならば、と花付きの緑鮮やかな分枝を纏めて挿してみた。緑色...種子採取後の分枝切口から発根あり

  • 2024日本ムラサキ栽培・霜月(11月)

    「最低気温5°Cを記録、間も無く霜の降りる時期となった」庭先の秋草は倒れ伏し、黄ばみを見せて来た。日本ムラサキは霜が降りてもすぐに黄変する事はない。葉の表面の微細な毛が保護してくれるからである。しかし、更に気温が下がれば地上部は黄変して枯れる。冬越しを控えている苗床の日本ムラサキの苗。播種後間もなく発芽した苗は、頗る元気である。本葉は6枚の生育振りである。発根試験で取り上げた種子の生育は、本葉の兆しを見せる所まできた。既に根は地面深くまで伸長していると思われる。厳寒の程は分からないが、何とか越冬できるのではと願うのみ。種子採取後の分枝、先端部を水に指して2週間。先端部の膨らみは???ひょっとすると蕾❣️だろうか❓もしか開花へ・・・❣️葉の表面は葉先向かって細かい毛が密生していて、葉先からは逆刺となっている...2024日本ムラサキ栽培・霜月(11月)

  • 2024日本ムラサキ秋苗の発芽( 続々)

    「寒気対策の検討と発芽について」強い雨が来て、苗床の土が跳ね飛ぶ。水が溜まり種子も移動。雨の翌日、既に大きくなった本葉の裏には跳ね飛んだ土がベットリと付着。生育に支障があるかどうかは不明だが・・・気付けば落とした方が良いとスプレーで水を掛けて落とす。本葉4枚以上の苗はA列15個、B列11個を数える。爪楊枝3本の間に発根種8個を伏せた。苗床が白っぽいのは、羽虫対策として薬剤オルトラン散布の跡である。雨で溶けた・・。発根種5個の内3個が発芽して来た。播種後5日後である。翌日残りの2粒が発芽。日中の26°Cの気温に助けられた。以後最低気温は10°Cを切る予報である。霜が来ても慌てる事は無いのだが・・・。発芽の双葉は小さい、昨日の朝発芽確認❣️本葉2枚までは生育して欲しいが・・❓取り合えず、稲藁をカットして防寒対...2024日本ムラサキ秋苗の発芽(続々)

  • 日本ムラサキ・発根試験について

    「日本ムラサキの発芽は、我慢比べか・・??」日本ムラサキの種子は、野菜の種の様に一気に発芽して来る訳ではない。最も、発芽の条件に合わなければ野の花も咲き誇らない。紫草(むらさき)も野の草花である。種子を手にしたが、さっぱり芽が出ないのでは困る。最も安心できる方法は、発芽の兆しの種子をポットに播く方法だろう。一例を紹介したい。使い捨てフードパックにキッチンペーパーが発根装置❣️既に黄色の円内に根を出している種がある。43粒の内1粒に過ぎないが・・。種子は、発芽の事前処置をしてある。種子をコップに入れて1週間。種子は水分を含んで、色は黒ずみや々膨らんだ様に見える。その後、水を含んだキッチンペーパーに並べて6日目である。図った様に発根して来た。発根した種子をタッパーの上に乗せて観察する。まだ根の先端部繊毛が出て...日本ムラサキ・発根試験について

  • 日本ムラサキ・種子の販売

    「日本ムラサキの種子の販売につて」秋苗の発芽と、その後の生育を見ながら、不思議な安心感に気づいた。発芽しなければ、その様な事はないのだが・・・期待通りの結果故であろう。2024.10.12長野市の日の出時間5:52庭の中央のモミジアオイ(2m長)苗床の秋苗、A列、B列、C列半分列の続き、半分共に新たな発芽の兆しの種子は見えない。最低気温が15°C以下になった故か❓A列36、B列58、C列2他に浮種2粒昨年種18粒(左隅B.C列+1列金星印)最も早く発芽した苗は、既に本葉が5枚になる。発芽した双葉苗は霜の頃まで生育を続け、多くが本葉5枚以上となるであろう。その頃、紫根は太さ3mm近く、長さは10cmを越えるであろう。越冬に耐える苗となる。春を待つ日々の期待となる。採取種子の選別に余念が無い・・・。山本周五郎...日本ムラサキ・種子の販売

  • 2024日本ムラサキ・秋苗の発芽(続)

    「新種子、発芽ゾクゾク・・・❣️」播種当初、発芽処理もせずに播いたので少々心配をしていた。それなりの確信はあったのだろうが・・・。浮種検査のビーカーにて水漬け、5日間(水は日々替える)同じ苗床に昨年の残り種子も播いたので、冬越しの予定の苗床であった。発芽数9/26A列19個B列16個播種から20日目(9/15A列4個B列3個播種から10日目)急に発芽数が増加する。急に発芽数が増加する要因として、真夏が過ぎて秋めいたからであろう。発芽数10/1A列26個B列47個播種から24日目(日の出前の撮影)発芽の勢いは急激になってきた。苗床の土は乾燥すると、かなり固くなる。(日の出前の撮影)その土を割って発芽する種子の力には驚くばかりだ❣️発芽数10/5A列32個B列58個C列1個播種から29日目C列(茎最上部緑色の...2024日本ムラサキ・秋苗の発芽(続)

  • 2024日本ムラサキ・種子の採取(続)

    「2回目の種子の採取」種子を取れる株は数える程しか無い。花壇の栽培は芙蓉との混植で生育せず失敗。畝で育てたのは苺、しかも収穫は数株であった。プランターにすれば良かった。しかも、7月に膝を痛めて、半ベット生活も・・・余儀ない日々となった。花期を終えた分枝をカットして、ビニール袋に取り集める。全体量が少ないので、これでほぼ終了か・・・❓毎年のパターンで種子とゴミの萼を選り分ける。道具も長年使い続けた物。これだけ少量なら、一息吹けばゴミは取り除けるのだが、部屋の中では後々厄介だ。容器のバットを少々傾けて、筆先でゴミの萼片を動かすと種子はコロコロと転がり集まる。分枝を切り取り、葉が緑色を保ち萎れる前に種子を指先で落とす事がコツです。日にちが経って葉が枯れてからでは、葉も種子も一緒に落ちて、その分別は厄介です。短時...2024日本ムラサキ・種子の採取(続)

  • 2024日本ムラサキ・秋苗の発芽

    「猛暑日の中、秋苗の発芽を確認」本年産の種子を採取後、1週間程の乾燥期間後、浮種選別をしてそのまま、選別種を水漬けにして時々水を入れ替える。乾燥した種子に、たっぷり水分を補給。発芽処理❓その効果の程は不明・・だが⁉️A列(播種9/6)の発芽9/15右手4個目。黄色の発芽は猛暑日の為遮光した結果‼️日を浴びて緑の双葉となる。A列の発芽、反対側にも黄色い発芽あり。B列の発芽遮光ネットを取っての発芽、種子の殻付きで発芽❣️3個目。発芽を確認出来たのはA列9個B列4個のみであった。これから、まだ遅れて発芽の種もあるだろう。播種9/6から9日間で発芽してきた結果である。この2列が発芽してくるのは、種子の選別上予想していた❣️ただ、発芽処理の手抜きが気になった。この苗床は、越冬して春先に最終的な結果を見る事になるだろ...2024日本ムラサキ・秋苗の発芽

  • 日本ムラサキ・古種の発芽力

    「昨年・1昨年の古い種子の発芽力を検証」紫草の種子は1株から数百粒の種子を採取できる。従って、畝栽培で紫根収穫を目当てに数十本の栽培をすれば、種子の採取量は膨大となる。その結果、物置に2022・2023産の種子が残っている。その種子を低温発芽処理をして、その発芽力を見る事にした。8/29播種、2022、2023産種子2列に各20粒を播く。2週間後に発芽が始まる。9/111列に3個、2列に1個9/141列に4個、2列に2個種子は生きていた❣️先週播種の新種子の苗床。まだ、変化はない‼️このまま・・・いくら待っても、発芽無しかも知れないが・・・❓今日の日射はかなり厳しい‼️この夏最高の猛暑日か35.1°C・・・⁉️一箇所、播種場所が割れている。ミミズが動いた後であろうか、不明❓苗床のすぐ近くにある一株❣️灰白...日本ムラサキ・古種の発芽力

  • 2024日本ムラサキ秋苗の播種

    「浮種検査(種子の選別作業)に引き続いて秋苗の播種」かねがね、日本ムラサキの発芽率に関する前提の課題を明確にしたいと思っていた。種子の選別は、その端緒でもある。開花期間は長く4ヶ月間も咲き続ける植物である。この期間が種子の結実度、劣化種子、未熟種子を混在させるのではと疑問を持っていた。苗床の準備。野菜を栽培していた畝を空けて苗床を準備。この処、雨が無いので数日前から水を散布、遮光ネットを敷いてで猛夏日の日射を防ぐ。播種作業は辛い作業であった。膝を痛めてまだ完治せず姿勢が定まらない。腰掛けもダメ。結局、膝を屈しての無理な作業となる。スプーンで種子を掬い、右手親指と人差し指で数粒を持ち、少しずらす事で1粒1粒を落として並べる。予め用意したラベルを置いて作業を続ける。種子が重なる事が多く、それを修正する事は更に...2024日本ムラサキ秋苗の播種

  • 2024日本ムラサキ栽培・葉月8月(続)

    「新種子の選別発芽へ通じる最終段階」先週採取した種子の比重比選別結果の結果を考察。A茎の下部に付いた種子で、開花後2ヶ月以上の種子。全体的に白化した種子である、風雨に晒されて白化し乾燥した種子でもある。13/127粒内13粒が浮種(ビーカー縁に3粒)48時間水浸け結果B茎の中間部に付いた種子開花後1ヶ月以上の種子。3/150粒内3粒が浮種❣️48時間水浸け結果C茎の上部に付いた種子開花後1ヶ月以内の種子。39/62粒内39粒が浮種48時間水浸け結果C+追加種子23/23全てが浮種全体量が少ないので、採取せず放棄した種子から追加する事にした。23粒を採取。風雨、直射日光を受け緑の色は消え、全てが白化し乾燥した種子であった。ビーカーの底に沈んだ種子は気泡を付けて、時々浮上してくる‼️水との比重比選別は、必須手...2024日本ムラサキ栽培・葉月8月(続)

  • 2024日本ムラサキ栽培・葉月8月

    「早くも種子の採取・・⁉️」花壇ではモミジ葵と芙蓉が咲き始め、混植した日本ムラサキは見る影も無くなってしまった。生育不良で種子を付けたまま伸び悩みの茎などがある。これらの茎から種子を採取することにした。長い茎が2本、後は緑の葉が伸び悩みの茎である。既に種子が落ちた萼片も幾つか見つかる。葉が乾燥しない内に種子を落とす。それでも萼片等と種子は混在して、種子の選別に手間を要する。萼片を除いてから、種子を分類して見た。Aは茎の下部に多い種子で開花後2ヶ月以上する。既に乾燥して白化した種子。Bは茎の中間部より上に付いていた種子で黒色。Cは茎の上部に付いていた種子で緑色。室内に一晩放置して置いただけだが、色味はほとんど同じになる。Aの種子数をカウント。100粒、満杯❣️残り種子は27粒、計127粒。同様に計測して集計...2024日本ムラサキ栽培・葉月8月

  • 2024日本ムラサキの栽培・葉月(鉢栽培検証)

    「鉢栽培の日本ムラサキの現状と考察」鉢栽培は10年振りの取り組みである。初めて、日本ムラサキの花を観察し、種子を採ったのも鉢であった。しかも、室内にての栽培であった。このブログの始めに登場している。8/13に1輪・開花を見るが後続の蕾が確認できず❓不思議に思ったが、その後は見守るより他無い。この生育の状態で気が付くのは、苗の時の本葉7〜8枚とその後に生育する葉のサイズの違いである。ロゼット状の大きな本葉を残して、生育してしまった⁉️たった1輪では蝶もミツバチもやっては来ない‼️やむ無く、極細の絵筆の先で交配させるが・・当てにはならない⁉️8/16花弁は萎み、開花期間は3ヶ日間で次、開花の蕾無し・・・‼️既に、平底の鉢苗は栽培には不適と判断して地面に下ろしてある❣️この、細長の鉢ならと生育を見守ってきた。苗...2024日本ムラサキの栽培・葉月(鉢栽培検証)

  • 2024日本ムラサキ栽培・暑中お見舞い

    「日本ムラサキ栽培、暑中お見舞い申し上げます」想定外の花壇❣️日本ムラサキの生育・・・❓花壇は昨年、蓼藍を育てて藍乾燥葉を収穫した。葉の収穫方法は茎を切らずに出来、少々の乾燥葉を得た。ただ、これも想定外なのだが未だに染めをする環境が整わない。老いの実感‼️花壇では、モミジアオイと芙蓉の生育が凄まじくムラサキは隙間育ちの境遇となる。花壇作りの想いと実際行動はチグハグとなっている。既に昨年から、その様相があった。日本ムラサキは、この春早くに発芽してきたが・・・⁉️2年目の生育でスクスクと生育して、5月には開花した4本が印象的だった。苗床から遅れて発芽して来た苗。来年への生育を目指す苗か・・❓このスペースは水不足で次々と枯れた。客土して何とかこの状態。乾燥には、かなり強い日本ムラサキだが午後の強い日差しに長く晒...2024日本ムラサキ栽培・暑中お見舞い

  • 2024・日本ムラサキ栽培 8月(葉月)

    「鉢栽培の分かれ道・・・?」日本ムラサキの鉢栽培は、初めて種子を手にして栽培を始めた時以来の事である。課題が出て来たのは、底の浅い拡がりのある鉢であった。心配もし、危惧していた鉢である。生育が滞り本葉が傷み始めている。全体の吸水量は少なく、受け皿にも水を入れるが高気温が続き、日差しを受けると土はカラカラに乾き、鉢の縁には隙間が出来る乾燥状態となる。乾燥状態となれば、迷わずに給水‼️この繰り返しは不用意だった。紫根の生育状況は・・・・20cm未満で既にかなり傷み始めていた。給水過剰である。室内へ移動して栽培を続けるにも無理な状態である。本葉は元気な様子で、露地に降ろして何とか新たな生育を期待❣️既に開花しているムラサキの脇に定植。日中は気温35°Cの直射日光を遮光して、露地での再スタートを見守る。同時にスタ...2024・日本ムラサキ栽培8月(葉月)

  • 2024・日本ムラサキ栽培(文月)続

    「家庭菜園と花壇の日本ムラサキ」梅雨の日々が続き、植物の生育は逞しい繁茂期となっている。雨の日は休息の日々となるが・・・菜園のトマト、キュウリ、カボチャ等の整枝、草取りに腰を屈める。トマトは毎年の栽培である。例年より手が掛からないで収穫している。手が掛かっているのはキュウリである。たった2本であるが生育が早く先端部を誘引しないと藪になってしまう。収穫は多、1日置きに2本は収穫❣️他に小松菜は育ち過ぎ、春菊は花が咲き共に抜き捨てる。ピーマンは放置状態で収穫。カボチャは受粉作業のみが3個生育中‼️先端部は3本が伸びブロック塀に伸びる。成長著しい花壇の主は芙蓉とモミジ葵・・・❣️日本ムラサキより小さな苗が日毎に生育中、途中で先端をカットする必要があろう。定植時のロゼット状の大きく生育した葉を嫌って新芽が生育して...2024・日本ムラサキ栽培(文月)続

  • 2024・日本ムラサキの生育(文月)花壇にて

    「様々な生育状況に困惑⁉️」狭い花壇に、つい思い入れの苗を植えてしまい困惑する事しきりである❣️日本ムラサキを栽培中の皆さんはどうでしょうか⁉️純白の頂花二輪(秋苗)❣️地域によって6月中には開花を迎えた方が多いと推察しております。開花すれば自ずと種子の結実となります。丁寧に集めて1ヶ月後、8月末〜9月には秋苗の発芽を予定。生育と言えば草丈、60cmに伸び種子は多数あり(50cmで押さえる予定だったが・・。この株の生育は先端部をカットした故、分枝が先に生育、開花・草丈は40cm未満。これでも、この分枝の生育が始まると60cm超えとなるのではと予想。花壇の土(間砂土)は一様には耕作して無く、肥料の多寡はまちまちである。従って苗の生育はまちまちで、肥料負けする苗も出てくる(これは想定外)。草丈20cm未満で開...2024・日本ムラサキの生育(文月)花壇にて

  • 2024日本ムラサキ・花壇にて(水無月)

    「花壇の日本ムラサキ・茎立ち始まる❣️」昨年より1ヶ月も早い定植の苗、漸く茎立ちとなった。奇しくも先週末、夏至の日を迎えての茎立ちの姿となった。茎立ちが近い事を知る、間も無く夏至を迎える。雨の日の後、急速に茎の姿が明確になる。夏至の日から数日後、太い茎に本葉が互生の姿となる。各株は、日毎に伸長して重なり合った本葉を茎が持ち上げる。夏至の日から1週間、ロゼット状に重なった葉を日々持ち上げて行く。多くの方は、この様な生育状況を見ることは無いだろうと思われる。苗の発芽時期は1月❣️寒冷地での苗の生育は葉数を増やしても重なるのみである。所謂、ロゼッタ状態となる。太い茎は今後の生育を秘めている。昨年も夏至の日を境に、茎立ちを経験している。気温は昨年と異なり暖かな春であった。従って定植も1ヶ月も早めた。それにも関わら...2024日本ムラサキ・花壇にて(水無月)

  • 2024日本ムラサキ・野生地を探す(続)

    「自生・日本ムラサキの確認に里山2箇所を訪ねる・・・❣️」日本ムラサキの種子を野に放って、その後の様子を見に出掛けた。前回5月下旬に発芽の確認をしてあるので、その後の生育状況の確認である。倒木の根本、やや不安定な場所・写真黄色矢印の下辺りにて発芽❣️10個の生育苗を確認。このA地点までは、急坂を登る大変さがある。ほぼ中央の3個・本場が4枚で重なり合っての生育である。耕作放棄地のB地点一隅での生育状況。中央からの発芽は無い。周辺部に本葉4枚が生育中。土質が異なる故であろう、2本は葉の色・形態もやや異なる?このB地点には3〜4個のスポットに播種済みである。このスポットも中心部には発芽は無く、9本の本葉4枚の苗を確認できた。発芽が混み合うのは、播種の際種子を無造作に放って手を入れなかった故であろう。「ののくさと...2024日本ムラサキ・野生地を探す(続)

  • 2024日本ムラサキ栽培・水無月(続)

    「鉢栽培の日本ムラサキの現状」茎立ちは間近いか?気を揉む遅々たる生育の日々・・!長らくロゼット状の本葉が立ち上がり始めた現状❣️真上から。本葉も大きくなり枚数も11枚となる。深鉢で25cm。生育の途中で手を入れ、仕立てて見たいのだが・・・?こちらは底が浅い鉢で、生育が少しストップする。培養土を少し差し替えた影響による。本葉数は10枚である。あえて、底が深い鉢と浅い鉢にして仕立て方の工夫の余地を残したのだが・・・❓❓苗床から発芽する苗がある。5月に自生ムラサキとして野に播種した残り種子❣️13個9cmポットにて育苗中。双葉に本葉2枚の苗である。花壇のムラサキは肥料不足か、生育不良にて差し替え用となる。この時節になれば庭先で育苗となるので、気楽な育苗管理となる。当ブログのログインが厳しくなり・・・漸く開いて、...2024日本ムラサキ栽培・水無月(続)

  • 2024日本ムラサキの栽培・水無月

    「秋苗の開花」花壇の日本ムラサキの生育は様々である。春苗は茎立ちの様子も無く・・・。昨年は5/28の定植で茎立は夏至過ぎであった。今年は4/171ヶ月以上も早い定植だった❣️(気象条件の変化に対応して)頂花2輪、下には既に結実も見える。草丈48cm。昨年の根より新芽が出て生育が早かった1本。分枝4本に結実あり、根元までの本葉の脇には多数の分枝が生育を始める。生育不良の秋苗も開花。肥料不足か?成長する先端部の葉が丸まって開かない。草丈19cmで開花❣️「閑話・・❓」近くの河川、浅川の堰堤を散歩・・・。途中で懐かしい草花に遭遇するも・・・。名前が思い出せない⁉️花弁が黄変して萎む・・。香りの良い花だった❣️対岸の石組みの堰堤にも見知った草❣️名前は・・⁉️これも名前が出て来ない・・・。共に名前は良く知っていた...2024日本ムラサキの栽培・水無月

  • 2024・日本ムラサキ栽培・花壇にて

    「花壇・その後のムラサキ」花壇の管理は忘れた訳では無いが、いや❓忘れていた‼️とんでも無い状態に陥っていた‼️大切なことを忘れていた様だ。苗の定植時に遡ってのミスに気付く‼️苗が枯れ始めたのだが、気付いての対応が間違っていた。枯れる理由は、強風と西日の乾燥かと思い遮光ネットをサイドに張る。気温も25°C以上の日々が続いた故でもある。黄色のマークの苗は同様な状態である。定植では最も最後の苗で育ちも悪かったのだが・・・?根元を掘り上げて、庭土を入れて肥料を添え元に戻す‼️庭土は定植が始まる頃に篩って用意してあったが、使う事を忘れてしまった。ボケはついに我が身となった様である。この苗の生育力も気になる。それは全体を通じて共通している。それは、花壇に入っている土は間砂土で、肥料をかなり入れなければならない筈であっ...2024・日本ムラサキ栽培・花壇にて

  • 2024日本ムラサキ・野生地を探す

    「むらさきは元来、野生の植物で山野に生ずる多年生草本・・牧野植物図鑑より」根を薬用とし、また紫色の染料として根を採るために栽培されて・・・。栽培地を離れ、庭先にて栽培する身になってから、密かに考えている事がある。『野生に戻して・・・自生地ができたら・・⁉️・・と❓』この植物を如何に楽しむ事が出来るかを、探す手段でもある自生出来る場所探しは、陽気に誘われて4月中旬頃からスタート。この場所は、最初に借用した畑である。春先から晩秋までの半年だった。蓼藍の栽培が主だった。翌年から自宅近くの耕作放棄の畑に移動。疎林の下に僅かな平地であるが落ち葉が深く、断念?上の写真の疎林の上にある畑地が切れる角地でガードレールとカーブミラー大きな榎の下にオートミル?カラスムギ⁉️クズ、フジツル、ブタクサ等々、敵は多いが・・・⁉️最...2024日本ムラサキ・野生地を探す

  • 2024・日本ムラサキ・鉢栽培の現状

    「二つの鉢で対比的に栽培中・その後」細長い鉢と浅く広い鉢にて、三月からスタートして2ヶ月に入る。生育状態が気になり、根の様子を見る事にした。これは、細長の深鉢の現状で納得の生育状況。生育状況に疑問が出て来た底の浅い鉢の苗である。双葉の大きな苗であったが、深鉢の苗の半分のサイズ‼️土を掬って出して行くと、間も無く細い横根が出て来た。鉢の形状に合わせた様な根の生育である。出した土は、深鉢の土と同じである。しかし、その下の土はほとんどが赤玉土である。これは、意図した構造的な仕組みである。鉢の底まで土を入れ替える必要はない。庭土を篩って用意した土を投入。特に肥料は入っていない。庭土は草を生育するに充分な養分を持っている。庭土を入れながら、時々赤玉土の小粒を混入させる。苗を定植した時には、余りにも生育を制御する配合...2024・日本ムラサキ・鉢栽培の現状

  • 2024・日本ムラサキ栽培・花壇の現状

    「花壇への苗の定植は・・⁉️イマイチの状況で昨年とは比べ様も無い」定植後既に1ヶ月が経過。活着しているのは間違い無いのだが、本葉の生育が不安定だ。好天の日には、強い西日を受けて葉が丸まってしまう苗が出る。遮光ネットが必要なのだが、ちょっと手が回らない。一方、この4本は開花期を迎えた❣️既に先月の当ブログにて紹介済み。今年定植の苗が順調に生育すれば、2年目は何もしなくともOKと思っていたのだが・・?草丈35cm、一本立ちである。初めの2輪が開花❣️日毎に開花して行きそうである。根元からは、3本の茎が伸び始めている。明日、2輪が開花か❣️草丈30cm2本立ちの茎だが・・・もう一方は蕾を抱えた状態。鉢植えの苗、本葉7枚目。膠着状態・・・❓細長い鉢植えの苗、2本立ちになるかと見ていたが・・・元の苗の葉が傷み始めて...2024・日本ムラサキ栽培・花壇の現状

  • 2024・日本ムラサキ栽培・裏庭の現状

    「昨年、日本ムラサキ・最後の栽培地は、裏庭であった。今年は野菜栽培と花壇に変貌❣️」朝方の裏庭全景、手前の緑は小松菜と春菊(そろそろ間引きの予定)左の畝は苺。もう一畝はトマト、キュウリ、ナスの栽培。更に奥、ブロック塀際にアスパラガスがある(10年も前に畑から移植)。ブルーベリー7本、花盛りを迎える。3種類がある。昨年秋に移植。ヒヨドリが目ざとく、飛来して枝に止まって花を咥えたのには驚いた。早速、防鳥ネットを張らなくてはならない。急を要す‼️既に実が大きくなり始めている。完熟期には熟した順に、毎日紙コップ一杯程、取れるので面倒な事はない。一度に完熟期を迎えたら、収穫は大変な事になる。冬越しの日本ムラサキの新芽が一群大きく生育中。半分以上は表の花壇に定植。芍薬の群生?旧宅庭より根を掘り出し、伏せて置いたのだが...2024・日本ムラサキ栽培・裏庭の現状

  • 2024・日本ムラサキ栽培・花壇へ定植(続)

    「花壇は畑の様なスペースがない。小さなスコップ頼りで、身を置く足場もない。」自由が効かない姿勢を維持しての作業となった。夢中で作業をして、昨年の比では無いと悔やむ。昨年は自宅南面の庭の畑の畝への定植で、無理なく定植を終えたのだが・・・。苗の生育違いもあり、かなり無理な姿勢の作業を強いられた。冬越しの苗で、地上部の緑は暖かな3月からの新芽苗で葉は頗る小さい。中には、昨年冬前には発芽せず、今春の2・3月に発芽した苗もある。秋苗の根は10cmも直伸している。この根を地中に十分に植えるには、深い穴と掘り出した土の置き場に苦労する。定植しても地上部は、見失う程のサイズ。根が活着すれば生育は、かなり良いと思われるが?この苗は春先に越冬苗箱で3月に発芽した苗。双葉があり本葉5枚の苗で定植も容易であった。双葉から本葉が急...2024・日本ムラサキ栽培・花壇へ定植(続)

  • 2024・日本ムラサキ卯月の定植

    「4月の定植は初めてである。例年5月末、6月始めの定植であった」今春の天気予報では、このまま気温が高い予報となっている。ポット苗の育苗は既に室外管理となっているので、露地への定植に踏み切る。昨年生育して根を残した4本の新芽の生育は既に10cmに生育している昨年は蓼藍を栽培した場所である。例年より1ヶ月以上も早い。1・2月に発芽して室内にて育苗を続けた苗、トレイ2個に80ポット。あらかじめ、80個の定植箇所を確認する。室外での育苗は、給水が大雑把となり傷んだ苗が出てしまった。露地の花壇の土は真砂土❣️この土は紫草の栽培、紫根の収穫には好都合と聞く。ただ、紫根の染料としての結果はイマイチらしい・・・。ポット苗からの定植は余り経験した事が無い。1月当初のポット苗は形が崩れる事も無く、容易に定植出来た。ただ、まだ...2024・日本ムラサキ卯月の定植

  • 2024・日本ムラサキ栽培卯月(続)

    「それぞれの苗、生育スタート・・どうなることかと楽しみである。」今年は、通常の春苗の生育に加えて、2年目の苗、鉢栽培の苗、様々な形態で日本ムラサキの栽培の生育を追う事になった。まずは、先週の続編、本葉はや々大きくなったがキッチンペーパーを新しくして丸い小さな、栽培容器に変更した。苗の根の先端部をわずかにカットして古い組織を取り除く。新根の生育が鍵である。根が出てこなければ、先に進展した事にならない。一本足で立たせる方法も困難だったが・・・。何とか工夫できた。ポットに赤玉土を入れて、そこに移そうと思ったが・・・確信が持てず、思い留まった。花壇の2年目の新芽の生育状況。根は余り大きくないのではと推測・・?大きな紫根であれば、新芽数は4〜5本も出て、大きな新芽となるからの推測なのだが・・・・。4本あるが共に2本...2024・日本ムラサキ栽培卯月(続)

  • 2024・日本ムラサキ栽培(卯月)

    「双葉からの根を失った双葉苗の回復を追う」生育不良は致し方がなかった。原因もほぼ分かっているが、全く消えてしまった訳では無い。後追いして見るのも一興であろうか。振り返って見ると1月27日の投稿記事からとなる。多くの種子の発根を得た透明のタッパー容器である。特に、冷凍種子・氷温水種子・浮種種子等々が発根発芽を見たのである。2024・日本ムラサキ、睦月-紫草(日本ムラサキ)の記発根種子をポットに移してから、5個の発芽苗が双葉を広げたままで生育がストップして仕舞う。そのまま捨てれば、何の事は無かったのだが・・・つい、容器に移してしまった。本葉4枚5枚目が生育を始める。双葉の傷みが気になる。双葉と思しき小さな緑が対生で本葉の下に見えるのだが・・・?緑は、殊の外濃色であるが更に大きくなるだろうか?容器のテッシュペー...2024・日本ムラサキ栽培(卯月)

  • 2024日本ムラサキの新芽

    「北信濃の春の訪れ」例年になく雪は少なく、どちらかと言うと暖冬であった。積雪はあったが数日後には消え、地面が陽を受けた。先週末で冬場を凌ぎ切ったようである。自宅玄関前に花壇がある。昨年は蓼藍の栽培が主だった。晩秋に日本ムラサキの根を数本並べて植えて置いた。駐車場の雪かき後の雪置き場となった。この処の最低気温はマイナスを脱して陽射しも高くなった。まだまだ、と思って確認もせずにいたのだが、既に地表に新芽が出ていた。それぞれに2〜3個の新芽が出ている。これは古い茎が消えてしまった。重い雪を積み重ねた故か。古い茎は目印に過ぎず、いずれ切り取る事になる。以上が昨年の株からの新芽で2〜3個の新芽をどの様に育てるのか❓そのままにしても良いのだが・・・検討中・・。新芽苗の中間に、小さな緑あり‼️これは発芽苗の双葉では・・...2024日本ムラサキの新芽

  • 2024日本ムラサキ栽培・春の雪

    「再三の積雪に見舞われる苗床」雪は舞っても3月下旬ともなれば、積雪は少ないのだが・・・。木曜日の雪は10cm近くも積もり、いまだに庭先の日陰に残る。しかし、雪よりも怖いのは霜柱である。零下5℃以下になると根が抜けてしまう。苗床のカバーは中々不必要とはならない。朝夕取ったり掛けたりが続く。庭と言っても菜園の庭である。苺、ブルーベリーが主である。やはり、キュウリ、トマトのス栽培ペースが欲しいものだ。室内にて、植木鉢に日本ムラサキの苗が育っている。長い鉢と、平らな鉢である。これも外で育てたいのだが、まだまだ外には出せ無い。室内にて育苗中の苗。来週中には出荷を終える予定。本葉は既に5〜6枚に生育、秋苗である。ミニムラサキ?中々根が出て来ない。古い双葉は役立っているのだろうか?捨てるに忍び難く、水をやってしまう。小...2024日本ムラサキ栽培・春の雪

  • 2024日本ムラサキの栽培・3月弥生

    「根無し双葉、苗のその後・・・」やはり双葉からの根の再生が気になって、発根セットはそのままであった。種子は回収して双葉のみの生育状況の変化を待っていた。双葉は丸くそり返り、幾つかは片肺になって残り2個になる。2/17の投稿の写真、諦めた筈であったが・・・・。種子はその後変化はなく、取り除く。小さいながらも本葉が3枚に生育している事に気が付く❣️本葉の最下部の濃い緑が気になる。ルーペで見るが良くわからない。カメラで少し拡大して見ると・・・新しい双葉では・・⁉️角度を変えて見ると、対生で肉厚の葉は、正に双葉の姿に類似して見える‼️前の写真に戻ると、最下部の濃い緑の下に薄白く伸びているのは”根”ではなかろうか?想像では、古い双葉の下から根が出てくるとばかり思い、待っていたのだが・・・。古い双葉とは、サイズが異な...2024日本ムラサキの栽培・3月弥生

  • 苺苗の生育・2024

    「その後の苺苗の生育・・・」苺種の発芽を紹介した事があった。大小二つのポットで、変わり映えの無い生育振りである。先月始めの生育状態である。17本もあり、1ポット1本のスペースは無い。箸を使って苗を取り出して、様子を見る。育苗培養土に問題があった。培土の袋を(袋のデザインは同じだった・・・)確かめずに使っていたのだ。「増す土」の表記がある袋に気付いた。苺苗は何年も前に一度経験した事があるが、生育後の記憶は無い。細い根が長く伸びているが・・・?余りにも、心細い生育振りである。ポットは増やせないので、大きなポットに寄せ植えをする。培養土を替える事が、取り敢えずの対応である。日本ムラサキの苗で生育の思わしくないポットがある。そのポットに使った培土も「増す土」の表記の培土であった。「きづかぬはぼけのはじめか老いさな...苺苗の生育・2024

  • 2024日本ムラサキ・鉢栽培

    「鉢栽培に挑戦‼️」初めて「むらさき」の栽培した時以来12年振りに鉢での栽培となる。ポットにて育苗中の中から、少し茎が伸び始めた苗を選ぶ。小さなポットなので、根の成育状況を確認する必要もあった。本葉が6枚の苗である。2月始めは4枚であった。室外での作業は気温3℃で、寒くて出来ない。土は数日前、苗床の容器を埋める為に掘り上げた土を篩って準備。赤玉土を混入して鉢の底部にも中粒を敷く。本場の成育状態から、根の生育も順調と考えていたが実態を見る必要があった。苗の根の成育状況は、多くの根が出ていて良好な苗の成育を確認する。ここまで、根本を広げてしまうと定植作業は厄介である。何とか終了❣️庭の土には赤玉土をもっと混入が必要だったか❓かつては、赤玉土のみであった様な気がする。https://blog.goo.ne.jp...2024日本ムラサキ・鉢栽培

  • 2024・日本ムラサキ、冬越し

    「来週は3月を迎える、冬越しを果たした苗床」寒の戻りはあったが、苗の様子を見ると春の新芽が確認できた。苗床が春近しを察知して、師走に播いた種子も発芽を始める。昨日、一昨日と日が出ず曇り日で雪が散らつき蓋をしたままであった。曇り日だが、時々強い陽が射すので蓋を取る。最高気温5℃であった。箱際に発芽が1列に並ぶ、2ヶ月以上も発芽時期を待った事になる。あちこちに発芽苗と冬越しの新芽が混在する。冬越しの新芽は昨年発芽してその葉は枯れ、カットしてある。大きな双葉の片方が傷んだままで、冬を越し新芽の生育が始まった苗である。新芽苗と発芽苗のサイズが驚くほど異なる。新芽苗は昨年発芽した苗で、本葉4枚で1月には多くが枯れた。その新芽は可愛いサイズである。春本番を迎える時期には、どの様な姿になるのだろう⁉️先週に続いてまた、...2024・日本ムラサキ、冬越し

  • 2024・日本ムラサキ、春苗

    「雪は消え・・・春の日来る、春苗の発芽」赤玉土を培土にした苗床に発根、続く・・・❣️日毎に5〜6個の発根が続く、金星マーク。2年前の残り種子の発根である。前年の種子の発根と変わらない。ポットに上げて育苗となる。既に40ポットに‼️順調に発芽、春苗のスタートです❣️数日前のポットでは双葉が開く。畑を離れたので希望者に販売予定。この双葉はキッチンペーパーの上で発根を見た苗。ポットでの生育が不良であった。1月下旬にセットした容器で動きがストップして放置状態であった。2週間振りに1粒が発根❣️この時間差は、結実時の差か、不明?この我慢は生育不良の双葉をポットから戻した故である。他に同様の生育不良の双葉を戻して、根の生育を待っていた。不思議な事に根は再生せずに、何と双葉から本葉の生育が始まっている。双葉を裏返して見...2024・日本ムラサキ、春苗

  • 2024・日本ムラサキ如月の雪

    「1ヶ月振りの大雪!」正月の雪は、いよいよ来たかと身構えたが、その雪もすっかり消えた。従って2月に入って気楽に構えていた。日中の雪は、わずかに地面を白くする程度であった。夜間12時間の積雪量には驚いた。その内、止むだろうと思っていた。夜間激しく降り続けた様だ。30cmを超える。庭先の苗床は、緩やかな丸みを帯びて雪の下に。翌々日の日差しを待って、掘り出す。2日間遮光状態だった。緑を保つ越冬が課題だったので、我慢の日課を継続中。室内にて、赤玉土を培土に100粒(2022産)を播種(1/28)10日目に発芽の兆しを確認(予測通り)。黄色のマーク内、4個。翌々日、掘り出してポット育苗に移行。黄色のマークの発根種、4個。古い種子で2022年の残り種子である。室外の物置に保管していた種子である。管理して保管していた訳...2024・日本ムラサキ如月の雪

  • 2024日本ムラサキ・如月

    「寒気、再来の節分・・・‼️」新年となり雪の日も続き、春まで雪は残るかと思われたが・・?雪は消えて暖かな日々で・・・春と言う訳にはいかない。毎朝霜柱の冷え込みである。陽当たりの良い庭先に埋め込んだ苗床。10:00と15:00にはカバーを取ったり、掛けたりの日々が続く。陽射しの強い日には、ビニールカバーを取って陽に当てる。最低気温マイナス5℃前後の日々が続く。苗床の外では霜柱が出来ては消える。この気温で、苗床には発芽して来る種子がある。勿論苗床の地温はプラスの温度である。多くの植物は、開花の時期が限られている。従って種子を播く時期もおよそ決まっている。発芽の時期も一斉となる。日本ムラサキは、その点が異なる。従って数ヶ月も遅れて発芽してくる種子がある。昨年早くに発芽した苗は双葉が傷み、本葉が辛うじて緑を保って...2024日本ムラサキ・如月

  • 2024・日本ムラサキ、睦月

    「いつまで続く発根方法・・・」長い事、タッパー容器にて発根して発芽、育苗を続けている。このブログを始めてから11年目となる。当初「絶滅危惧種」と言う特殊な植物への関わりに興味があった。その後、薬草・染料としての実用性を追いかける事になる。食品保存容器・タッパー容器の使用は種子の保管から始まった様だ。最初は、70cmもの大雪の年でその雪中深くに保管して春先に取り出した。キッチンペーパーの使用は種子の乾燥を懸念してである。これを、発根セットと自称している。43粒をセットしてその後の経過を見た。2022年産の残り種子で、長期間にわたる保存で、その発芽力を追跡した。年末から2週間の氷温水にて冷蔵庫保管。1/22待つ事1週間、8個が発根。室内気温は常時22℃。1日置いて5個。根が7〜10mm程伸びてからポットに移す...2024・日本ムラサキ、睦月

  • 2024日本ムラサキ・睦月、大寒

    「大寒の日・・・何と‼️小雨」陽射しの少ない、1週間であった。越冬苗に陽射しがないと葉は黄色に変色してしまう。2日前の18日雲が切れて、陽射しが戻った。すかさず、苗床の蓋を開けて陽射しを入れる。黄色くなり始めた双葉の苗にも陽射しが当たる様になった。地温はそれなりに保たれている故か、また新たな発芽(黄色のマーク内)を確認❣️前年度2022産の発芽状況である。1年間の保存種子、物置にての保管であった。黄色のテープ「10日間水中」のメモは播種前に「水漬けの発芽処理」の意味である。他に大きく生育している苗は「氷温水処理」の発芽苗で2023年産の種子である。紙コップからの発根種の発芽、ポットにて。昨年12月初旬に発芽した苗、本葉が大きく生育中。浮種からの発根種子は、いつの間にやらトレイ一杯になってしまった。これから...2024日本ムラサキ・睦月、大寒

  • 2024・日本ムラサキの苗床

    「雪に埋もれた苗床」秋苗の苗床、いよいよ越冬本番を迎える。1月8日雪の積もった朝を迎える。15cmを越える積雪であった。苗床はこんもりと雪に覆われる。暖冬とは言え、当地長野市では積雪を見ない冬は無い。数日後、陽射しが戻るのを待ち雪を取り除き苗床の蓋を開いた。日差しが無いと、葉の緑が保てない。越冬の期待は緑を保っての姿にある。気温が低くても陽射しが有れば、蓋を開ける日課である。地温?気温?4°Cこの温度で発芽して来る種子が数粒あった。ここに1個、数日前の発芽だろう❣️この時期に、何故発芽?⁉️ここにも1粒❣️近くには、本葉が覘く苗、その隣には双葉の苗‼️こちらにも1粒❣️ブレた写真だが記録に留めておきたい。驚きである‼️1週間振りで、また本降りの雪となっている。元旦の地震は、恐ろしい揺れであった。当地では震...2024・日本ムラサキの苗床

  • 2024日本ムラサキ栽培・睦月

    「新年早々に紫根染め」新年おめでとうございます。元旦から、紫根染めに挑戦‼️染めは、例によって栽培紫根の染色効果の”試し染め”である。今回は紫根の細根、ひげ根のみを使用して、その染色力を見る事に置いた。紫根収穫時の場面である。太い紫根にも”ひげ根”が多く着いている。掘り起こした背後を見ると、赤い糸があちら、こちらに点在している。それを丁寧に集めると写真の左側の一塊りとなる。乾燥した細根、ヒゲ根を爪楊枝と比較して見た。細根でも爪楊枝の2mmに及ばない。ヒゲ根は既に”粉体”状態である。新しい濾過袋に入れる。細根を入れ、粉体の紫根を投入。全量は250gで多いかと思案したが、加減をしても残り物が出るのみで中止。熱湯の中に入れると直ぐに染料が出てくる。これも驚きである。力を入れて揉む事もなく軽く袋を動かす事で序々に...2024日本ムラサキ栽培・睦月

  • 2023日本ムラサキ・師走の発芽

    「年の瀬の困惑・・?」紙コップを利用して、発芽の兆しの種子を見出す事が難しくなっている。室内環境の相違か?自身の高齢化による判断ミスか?丁度1年前に、街中へ転居した。室内環境は雲泥の差となった事も関係があるかも知れない・・❓度々紹介している紙コップ内の、発根種である。数日置きに種子を選り分け、微かな種子の発根の兆しを探し出す❣️種子選別の際に、比重差によって除外種子とした種子である。育苗ポットへ移して発芽を待つ。16ポットで発芽中。もっと多く発芽待ちがあっても良いのだが・・・。やや拙速な判断によると思われる。これは苺種子の発芽の様子。タッパー容器内で発芽するまで気付かなかった‼️日々、気遣っていた訳では無い。反対に無理だと放っていた。ならばと、苺種子を端に移して、日本ムラサキの種子を並べて見た。老いの判断...2023日本ムラサキ・師走の発芽

  • 2023・日本ムラサキの越冬を前に

    「庭先の苗床の越冬対策」苗床の発泡スチロール箱を地中に埋め込んである。蓋が不明でビニール袋でカバーして来たが降雪予報を受け、対策を講じる。同サイズの箱を購入して、中に藁を半分敷いて蓋にする。蓋をそのまま使えば良かったのだが、敷き藁をビニール袋で使っていたので本体を蓋にした。苗床には多くの苗が処狭しと生育中である。中には黄変した葉がある。寒気故に蓋を開けられず、光を遮られた所為であろう。新たな発芽3粒を確認する。地温は10℃前後であろうか。此処に1粒発芽・・・・。此処にも1粒の発芽・・・・。ほぼ同日に発芽したと思われる計5粒の発芽である。大小様々な、これらの苗を何とかして緑の葉を保って越冬させたいが・・?長期天気予報によると、記録的な高温の冬期間の様だ。「とうじすぎひましにながきはるをまつ」2023・日本ムラサキの越冬を前に

  • 2023日本ムラサキ・師走(続々)

    「紙コップからの発根、細々続く」先週「・・思わね出来事の展開2点?」の続きの続きである。ビーカーの水に差した茎は方針転換せざるを得なくなった。幼虫の食害は日々大きくなって、幼虫は庭先の食害のある蕗の葉に託した。「挿し枝」は再生の一般的な方法に転換、長期戦に変わりは無い。大き目のポットで培土にて4本を育てる事になった。水に挿せばその可否は見て撮る事が可能ではと始めたが・・・。先々の予測は禁物であった。紙コップからの発根が細々と続いている。1粒の発根の兆しに気持ちが躍る事は事実である。既に、6本が発芽している。育苗は先々大変であるが、老体の維持に一役買っているのではと放棄できない。庭先の苗床である。まだ、何とか緑を保っている。発芽して間も無い幼苗もある。しかし、寒気で葉が傷み始めた苗も出て来た。発芽して来ない...2023日本ムラサキ・師走(続々)

  • 2023日本ムラサキ・師走(続)

    「挿し枝・その後、思わね出来事の展開2点?」「挿し木」は土に挿して、その枝の再生を見るのが一般的である。これでは、この時期枯れるのを待つ事になる。水に挿せば,その可否は見て撮る事が可能ではと始めたが予期せぬ別件が発生した。上部の葉に虫の食害の形跡を発見❓移動中の虫を発見‼️多分シジミチョウの幼虫であろう。取り潰そうかと思ったが・・・80歳の我が身の先は知れている。葉に比して、小さな虫である。このまま、その生育振りを観察する事にした。水に挿した先端部。枝の切り口に僅かな変化・・⁉️これは、かなりの長期戦となりそうである。カメラの目でしか確認は出来ない変化である。思わね出来事の2点目、以前に経験した事のある発根状況である。この部屋では、不可能と思いながら種子の選別過程で出てくる廃棄種子からの発根を発見。‼️ま...2023日本ムラサキ・師走(続)

  • 2023日本ムラサキ・師走

    「先週に続く鉢育ちの苗・上部茎の再生を試みる」4本の根は春の新芽を待つより他ないが、花まで咲いて育った上部の茎を捨てるに忍びない。わずかな期待に過ぎないが、室内条件は悪くは無い。鉢から出した直後の状態です。寒気を受けて根は細根がみっしりであった。葉は寒気によって黄変し傷み始めている。しかし最上部先端には花が数個。茎の再生は新しい根の生育である。その為には花は切り落とさなくてはならない。先端部は3分枝の生育であった。傷んだ葉も切り落とす。4本の茎は、中々座りが悪い。ポリエチレンのシートを使って何とかバランスを取る。果して、根は出てくるだろうか?「としのせのそらをながめてきえるゆめ」2023日本ムラサキ・師走

  • 2023日本ムラサキ・初雪

    「鉢に取り残された苗の冬越し対応・・・」11月19日朝、わずかな初雪を見る。屋根の雪が朝日を受けて鉢の上に落下。先週紹介の鉢苗である。畝の苺は全く心配していない。このまま、鉢ごと土に埋めて冬越しを考えていたが、取り敢えず鉢から出してみた。小さな苗は8本もあった。根は小さいので、既に伏せてある苗と並べて冬を越す事にした。1鉢4本の苗は取り出してびっくり。4本の苗は細根が絡み合って大変な事になっている。細根は、既に冬の準備である。春先に分けるより、今の時期の方がまだ良いかと判断。培土は市販の培養土で肥料がある故か、生育は良く1本は冬を直前に花を付けている。4本は共に茎を切り落として、水に挿してある。軽く叩いても、とてもでは無いが別々にはなりそうも無い。水に浸けて揺する事にした。各1本にするのは水の中では出来ず...2023日本ムラサキ・初雪

  • 2023日本ムラサキ・晩秋を迎えて

    「最後の栽培となるか・・・?」霜の朝を度々迎える季節となった。鉢に移された日本ムラサキは、霜を受けても変わらずに花を咲かせている。太い茎と葉はどこまで、持つのだろう?茎を切って来春の新芽を待つべきか?鉢から何処かへ定植すべきか、何処が良い?茎の細い苗は既に葉が黄変し始めた。早々に鉢ごと土に埋めようか?それとも、茎を切って植えた幼苗の仲間に入れようか?室内に取り込んだ苗床、久方振りに発芽2個を見る❣️昨年の種子である。種子は実験として色々な発芽処理をして播種をしてある。2日程前に室外に出し、暖かな陽射しを受けた故だろうか?早くに発芽した苗は、既に本葉が3〜4枚・・。それにしても、この苗は・・?どうしようかと、今頃になって考え込んでしまった。来春5月頃まで、このままでは困る。ポットへ鉢上げをするのは・・30個...2023日本ムラサキ・晩秋を迎えて

  • 2023日本ムラサキ・紫根の処理

    「紫根の選別と保管」紫根は、その後好天気の元乾燥が進み色が深みを帯びてきた。従来、数日後にカットして乾燥機で水分を抜き、真空パック機でビニール袋に入れて保管してきたが・・・・。真空パック機は引っ越し後行方不明・・・?乾燥した紫根を整理・分別をしなくては、使うに扱いにくい。手間ひまの掛かる作業である。つい夜なべ仕事となる。ハサミは太い部分のみで多くは、手で折る。幾分水分が残っているのか、中心が切れずにハサミを入れる。根を切り折りする内に、少々分別が出来る。バット内が手狭になったので、別の容器に移し替える。紫根の太さ別の仕分けである。最も太い根本部分は使用用途は別である。紫根エキス用には、この部分が最も効果的。始めは素手にて作業をしていたが、指が真っ赤になり染色には充分な紫根かと、判断材料にはなったが爪の先は...2023日本ムラサキ・紫根の処理

  • 2023日本ムラサキ・紫根の収穫(続)

    「考察・掘り出した紫根」掘り出した紫根には土が着いたままである。風通しの良い場所に置いて3ヶ日目に水道からのホースで洗い落とす。ホース先端はストレートの噴出口で、洗うと言っても強く噴出する水を当てるだけである。使い古しの簾は、並べた紫根を一気に土を落としてくれるので好都合であった。水は台の下に流れ集まる。この水が赤みを帯びている様だと洗いは早まった事になる。また、土がなかなか落ちない箇所は、紫根が傷んでいると思われる。見事な紫根は、掘り出した時に既に土は直ぐに落ちて、輝く様な赤みを見せてくれる。紫根の根の絡み具合は、困ったものである。原因は定植時に根の絡みを作ってしまった可能性がある。特に、生育が進んだ苗の定植では度々こうした紫根の生育結果が出る。育苗ポットの培土が崩れると、同様にこうした生育不良が出る。...2023日本ムラサキ・紫根の収穫(続)

  • 2023日本ムラサキ・紫根の収穫

    「代わった栽培地にて紫根収穫を開始」種子の選別が何とか片付き、なかなか判断の出来なかった紫根収穫に着手する事にした。栽培地が代わって、全体の生育状況も異なり決断が出来なかった。根元が木質化しない事が判断を遅らせた一因でもあった。その原因は不明のまま、持ち手部分を残し根元近くをカットする。茎の立ち上がり部分に春先の新芽がズラリと取り巻いている。地表から3cm程下の部分である。1ヶ月近くも経過しているだろうか。この新芽生育には養分が必要であろう。紫根の生育よりコチラに養分がいきそうである。別の株元も同様である。種子の収穫に力点があったので遅れたのは致し方無い。やっとの思いで掘り出した1本である。径1cmの茎よりも太い紫根が2本伸び他に数本が伸びている。紫根の掘り出しに問題あった。一つは、畝作りが杜撰であった事...2023日本ムラサキ・紫根の収穫

  • 2023日本ムラサキ・種子の選別

    「手製の選別道具・・?」紫草(日本ムラサキ)の栽培数は例年の1/5である。従って種子の総量も1/5程度になる。苗は思いつきの、種々な方法で発芽試験をした結果の苗である。その栽培の結果として採取した種である。土を篩う用具を使って、種子サイズ2.5mm〜2.8mmの穴を空けた。プリント用紙を使用。使い勝手はイマイチだが全体量が少ないので時間をかけて何とか選別する。残る種子、落ちる種子。大きさを選別する僅かな差であるが、双葉の大きさが異なる。極小の種子は目ざるで選別する。発芽試験を中止した苗床を室内に持ち込んで見た。10日間すると、ポツポツと発芽し始めたのには驚いた。室内も日中は日が射すので、好条件となった様だ。2023日本ムラサキ・猛暑日を乗り越えて-紫草(日本ムラサキ)の記先行して発芽した苗との差は大きいが...2023日本ムラサキ・種子の選別

  • 2023日本ムラサキ・種子の採取(続々)

    「種子の選別に追われる日々が、まだまだ続く」」最高気温は20°C前後、最低気温10°C以下の日々となったが日本ムラサキの緑は余り変化は見られない。里山の畑で栽培していた頃は葉の黄変が見られたが、まだまだ休眠への様子は見られない。霜が来てからであったろうか?直上して沢山の種子を付けた分枝を、ほとんど切り取ったので、そそとした姿になった。まだ、分枝によっては種子の採取ができそうである。完熟を待って残さずに取りたいものだ。ちなみに、少々気になった事がある。茎の根元は2ヶ月前8月の頃と余り変化がない。太さは、約10mmで2mm程太くはなったが木質化する程にはなっていない。紫根の生育状況は不明だが、今まで里山の畑では、木質化した株元の印象が残っている。日々、半日・2時間作業分の分枝をカットして、種子を落とし集めてい...2023日本ムラサキ・種子の採取(続々)

  • 2023日本ムラサキ・種子の採取(続)

    「種子の採取・選別に追われる日々」盛夏の日々は何処へやら、日は短くなり風も寒さを感じさせる。神無月を迎えて最高気温は20°C以下、最低気温も10°C以下の日々となった。本格的に種子の採取作業に入る。主幹の最初の3分枝をカット。多くの分枝が下から競う様に生育している。種子の選別の第1段階。完熟と思われる黒色・灰色種子と未熟種子と思われる緑の種子に選別。バット内には、主に萼片と花弁のゴミくらいである。右上に集めた種子・緑の種子がまだ混在しているので、選り分けて移動。翌日朝には、黒みが消えて灰色、白色の種子となる。バットの左側に選別したグリーンの種も一変して、同じ様な白色の種子となる。勿論、一緒にはできない。別の容器に集めて、次の選別プロセスで判断が出るだろう。かなりスッキリした畝の様子である。まだ、先端に花1...2023日本ムラサキ・種子の採取(続)

  • 2023日本ムラサキ・種子の採取

    「急転、種子の採取に走る」蓼藍の乾燥葉作りに追われて、目も手も別の方を向いていた。日本ムラサキ種子の白化現象が、各分枝で見られる様になってきた。この種子は触れると、すぐに落ちてしまう。分枝毎の切りとり採取作業に取り組む事になる。3粒を抱えた萼は枯れ落ちている。指先で何とか落とさずに取る事ができた。この分枝は下から切り取る。指で取るには角度が悪く、数も多く厄介だった。分枝が途中で折れ、その折れ目近くだけが白化した珍しい枝だ。先端には花二輪。支柱外に出ていて傷を受けて、取り入れ後に内部の管が回復したのかも知れない。例年の(手間が掛かる)手法で分枝から種子を落として集める。選別は何処かで手間を掛けないとならない。萼片のみがゴミとして、容易に選別が終わる。例の古びた陶芸用の「だみ筆」を使用。最近の分枝の先端部分、...2023日本ムラサキ・種子の採取

  • 2023日本ムラサキ・猛暑日を乗り越えて

    「戻ってきた頂花二輪‼️」元気な開花が戻ってきた。頂花に二輪、全てでは無いが茎の先端に白い花二輪が咲く。原因は不明がだが、「熱中症❓」にやられた様である。水分不足か?・・とホースで水分補給をするが・・効果は不明。遠くに雷鳴はあるが、音のみ。近くにあるユキヤナギの新芽が枯れているのを発見。やはり連続する猛暑日に耐え切れずに出た被害であろう。9月18、19日夕刻より雷雨‼️久方振りの雨である。しかも、翌日も激しい雨、両日で10mmを超えた。長く続いた猛暑日は、種子にも何らかの被害を及ぼしたかも知れない?真っ白になった種子は、晩秋に良く見かける種子と同じである。廃棄対象となる種子かは不明だが?真っ黒な種子は・・・?時々見かける種子で違いは不明。咲き競う花が、よくぞ戻ってくれた。紫根への影響は如何であろうか?後2...2023日本ムラサキ・猛暑日を乗り越えて

  • 2023日本ムラサキ・終花一輪

    「猛暑日の続く日々、何故か花一輪となる」真夏の天気模様が続き、日本ムラサキの生育、繁茂は旺盛であった。雨も少ないが、全く日照り続きでもなかった。しかし、何か変だ❓ふと❓気付くと茎の最先端の花が・・・一輪となっている。かなり多くが、終花一輪となっている。夏の盛りで黄変の葉もないく終花一輪・・・❓かつて、秋の訪れと共に葉は黄変し、名残りの花一輪をみてきた。競うように伸び続けた分枝の中には、既に名残りの花もない‼️建物とブロック塀に囲われ、昨年までの山里の畑とは大違いの生育環境である。いつまで続く夏かと思っているが、大きな違いは日照時間である。しかし何故❓9月中旬日の出は5:30夕刻17:50には日没となる。8月は日の出5:05日没18:387月〜8月の日照時間の比して2時間程の差がある。他に原因と思い当たる事...2023日本ムラサキ・終花一輪

  • 日本ムラサキ・種子の長期保存について

    「長期間に及ぶ保存種子の発芽検証に挑戦」昨年2022、収穫の種子を秋苗用として保管する事10ヶ月を経てしまった。採取後から春先4月まで春苗用として多くの方に販売。希望者が少なくなり、販売停止として残りを秋苗用として5ヶ月を経過。予定の時期になり安易に発芽試験をして見るが、例年のような結果が出ない。発芽への経緯を再確認する事になった。保存中の種子をビーカーに入れ水を注ぐ。かつて経験した事がある状況である。種子各粒から小さな気泡が出てくる。夜間、光を当てると不思議な光景が出現する。1日放置しておくと、水は濁り気泡が水面を覆う。浮いた種子を除いて、水を入れ替える。しかし、1日するとまた水は濁り気泡が水面を覆う。この作業を5日間続けると、種子の少ない種の容器は、水の濁りが消えてきた。種の多い容器は、水の濁りが相変...日本ムラサキ・種子の長期保存について

  • 2023日本ムラサキ栽培記録・長月

    「猛暑に負けず、繁茂する日本ムラサキ」猛暑日が続く・・・雨は無い、それでも盛んに生育中伸び続ける分枝には、支柱無しでは始末に負えない。伸びゆく分枝の途中からまた新たな分枝、先端には2個の白き花。最長は115cmに達した。兎も角伸び続ける・・・。問題がない訳では無い、種子の熟成度である。皆一様に見えていたが、少し注意深く見ると3粒が成育中の種はそれぞれである。これは、漆黒の種である。完熟なのか・・はたまた完熟手前なのか?2粒で対照的な様相である。これには困惑??一応灰色から黒に変化したと思われる。2粒が黒で、その上下が灰色・・?生育順では下も黒であれば納得できるのだが?灰色の種子が濃くなって行く順を見ると、茶色から褐色へ変化する種子を完熟への生育と見るべきか??今までずっと、この様な種子の熟成過程は気付かず...2023日本ムラサキ栽培記録・長月

  • 蓼藍の栽培・2023(続)

    「真夏の蓼藍乾燥葉作り」10坪ばかりの小さな畑だが、日本ムラサキの他に野菜等を栽培して空いた場所に蓼藍を栽培している。最近では種のみ残す栽培を続けてきた。数株でかなりの種が取れ、発芽、生育は容易である。型染めのハンカチ。型紙は自分で彫ったものである。満足な染色結果で仕舞ったままであった。これは手拭い。絞りに、オダマキの葉をモチーフにデザインした型紙である。これは時々愛用の手拭いである。白地の手拭い布地も出てきたので、つい藍染め計画の気になっている。蓼藍の葉の先端部である。葉の中央部に濃い隈模様が出てきたら、採取時である。先端部3枚を引き抜く。茎ごと刈り取る方法は止めた。茎の節の髄から抜き取る事ができる。この3〜4枚が最も色素インジゴを含む。下部の大きな葉だが・・・少し褪せた観がある。葉を摘み取る方法は面倒...蓼藍の栽培・2023(続)

  • 2023日本ムラサキ栽培記録・葉月(続)

    「猛暑日を耐え抜く日本ムラサキに、恵みの雷雨」連日、35〜36〜37°Cの猛暑日が続く。蓼藍、夏野菜等には散水、ムラサキには数日置き・・・。日中の夏空、自宅から夏空を仰ぎ見るが・・・クラクラする。この空が短時間で雲が広がり、夕刻を待たずに雷雨となった。先月開花の種子は緑色から、灰色の琺瑯質となり完熟真近?この時期の種子にマーク付けをして置くと、ほぼ発芽が同じ時期になるのではと思ったりする・・?発芽率と関係がありそうなので、最後の栽培を機会に種子採取のテーマとする。種子採取時が未だ不確定・・・開花後5週間?・・8週間?50日?今までは、紫根収穫時に地上部を切り集めて開花時期など配慮無しの採取であった。直射日光を浴びる根元の葉は、ゲンナリ状態。地面近く43°Cが続く・・3時間後には正に恵みの雨!珍しく、ツマグ...2023日本ムラサキ栽培記録・葉月(続)

  • 蓼藍の栽培・2023

    「細々続く・・藍染め原料の栽培」10坪程の庭先、紫草の栽培に主な時間をかけていたが手出し無用となった、生育良好。連日の猛暑日、藍乾燥葉作りには最高の条件の日々である。ブルーシートに刈り取った蓼藍を並べると、数時間でパリパリに乾燥する。茎は取り除く必要があり。茎を残して「葉の摘み取り」乾燥である。風で飛ばされないか・・少々心配。蓼藍の生育については、放ったらかしで、水を欠かさない事ぐらいであった。苗の定植は小さな畝故、苗間隔を取ってなかった。草丈が短く、葉のサイズも上部のみが大きい程度である。茎ごとカットする事は止め、上部の大きな葉を摘み取る事にした。藍乾燥葉は孰れ使う際には茎は不要で、取り除く必要がある。これは少し厄介。葉摘の乾燥葉100gである。茎付きの乾燥葉は、まだ取り除く作業をしてない。大きな葉を摘...蓼藍の栽培・2023

  • 2023日本ムラサキ栽培記録・葉月

    「連日の猛暑日、暑中お見舞い申し上げます」日中36°C水遣りの気苦労は無くなった。青い空に大きな入道雲、昨夜・一昨夜と雷鳴が轟き、激しい連夜の雷雨となった。今日は夕立の予報だが・・・どうだろう?日中の日本ムラサキ、草丈は伸びるばかり、手出し無用の生育状態である。秋苗として定植して双葉から生育を始めた苗がやっと開花に漕ぎ着けた。畝の際端にあり、風が吹けば塀際を通る風に吹き曝されてか、2本立ちの生育は遅れた。花は殆どが種子を着け受粉作業は、心配する事なく順調。2粒3粒が平均だが、4粒の種が出てきた。1ヶ月前に結実した種もまだ緑色である。見方によって僅かに緑見が違うかと言う程度である。石の様に固い種子になるのには、3ヶ月を要するのは当然の事であろう。栽培閑話。畑は止めたがトマト、ナス、キュウリは毎年栽培している...2023日本ムラサキ栽培記録・葉月

  • 2023日本ムラサキ栽培記録・文月(5)

    「連日の真夏・猛暑日を凌ぐ日本ムラサキ」雨の無い日が続くが、熱暑をモノともせず盛んなる生育を見せている。開花と分枝の盛んな生育は、真夏日に強い生態を示している。全体の九割程が開花期に入る。害虫被害で遅れて生育を再スタートの苗は仕方がない。草丈は75cmに達した。更に伸び続けるであろう。上部は本葉の脇から分枝が出て既に開花。分枝の生育には、手出しはしない。隣の茎と競い合う様になると、互いに支え合って支柱も不要となる。下部根元からも分枝が出て直上中。株元からの生育は苗間隔を密にして畝に日陰を作り畝の水分保存に給するのではと、勝手な解釈をしている。大雨が来れば反対となるのだが・・・。頭頂部花穂は3個あり、常に2花が開花している。1穂に2輪、3穂で6輪が咲く。3個の花穂の中に1穂が出て直伸して草丈を伸ばし、更に3...2023日本ムラサキ栽培記録・文月(5)

  • 2023日本ムラサキ栽培記録・文月(4)

    「開花から結実へ5日間!」驚きの速さで種子を見る事となった。開花後の分枝の生育も順調で、蕾は次々と開花。艶やかな黄緑色の種子は宝石の如くに見える。蟻が役目を果たしてくれた故であろうか?漏れなく受粉と言う訳で無かった。萼のみが残る花の後が見える。小さな蜂の仲間であろうか出這入りする姿を見たが・・・。カメラでは追い切れなかった。また、蜜蜂のように各花を丁寧に廻る訳でもなかった。開花した個数は、ほぼ全体の半数に当たる。今月中には、ほぼ九割の苗は花盛りとなろう。写真上部、左右の緑は蓼藍の栽培である。再び藍染めに挑戦と思っているが・・・無理な様だ?茎立ちが出来ずに生育が遅れた苗があった。7/1付けの記事で紹介した苗のその後である。根の傷みも見えず、そのまま生育の変化を観察。茎立ちはせず、鮮やかな色合いの蕾を抱えてい...2023日本ムラサキ栽培記録・文月(4)

  • 2023・日本ムラサキ開花

    「待ちに待った開花期を迎えた日本ムラサキ」昨年より遅れる事1ヶ月半、何とか開花期に入った。例年にない事だが、発芽からの育苗環境が大きく異なった故である。栽培地も異なり、定植時期はや々早かったがそ、の後の生育は遅々として我慢の日々が続いた。先行して開花した2本の内5/10の最初の蕾が開く。5/122日後には続々と開花。蜜蜂の来訪を待つが余り期待できず、極細筆を使って受粉作業。近くの葉の上を行き来する蟻を見たが・・・期待は出来ない。何気なく撮った写真だったが花弁に蟻が見えた。花は次々と咲くので以後、蟻に任せる事になる。畝端3本が開花畝の中心部3本、右端の1本は最初の開花で分枝3本に分かれて生育中。これから草丈が急速に生育して行くものと思われる。同時に、分枝も伸び競い合う形で隙間を探して生育すると思われるが・・...2023・日本ムラサキ開花

  • 日本ムラサキ・文月の生育(続)

    「多くの苗が茎立ちへと急伸、開花間近に!」長らく停滞気味であった苗は数本を残して、ほとんどがしっかりした生態で茎立ちとなった。総数60本であったが52本が大きく生育中、害虫被害で出遅れた苗は5本、種からの発芽苗3本である。草丈は20cmが最も生育の良い1番手である。茎の太さは7〜8mm本葉は互生となり、脇芽が既に生育中。これが分枝となって生育して行くと70~80cmの大きな株となる。その本葉のサイズ、長さ15cmビッグサイズである。葉幅は3.5cmこのサイズは驚きだが、無肥料である。葉のスマートさで無肥料と分かる。5年間の耕作放棄の畑で夏草、秋草が生い茂りアスパラの根が地中を独り占めしていた。茎の先端部、蕾を抱えている。来週中には開花となりそうである。種子の収穫を心待ちに、最後の栽培に気を配りたい。「はな...日本ムラサキ・文月の生育(続)

  • 日本ムラサキ2023・文月の生育

    「待ちに待った茎立ち、始まる」いよいよ念願の茎立ちが始まった。大は大なり、小は小なりに・・・。立派な物である。サイズはMLBエンジェレスのオオタニ級である。本葉は既に13枚を数える。13枚目の葉が広がる頃、蕾が見えるかも知れないこれは、地中の害虫ヨトウムシ被害を受けた再生苗で小さいが本葉は10枚程である。根だけが残り、ここまで再生してきた。5月27日以来5週間で追い付いて来た。1週間前、手前の苗の右側2枚の葉が地面に垂れて、色も黄み掛かって気になっていた。1週間後、茎立ちを始めたが、や々心配である。根元を掘って見るが判然としない。だが、掘った感触では空洞がある様な感じで害虫が通った様な跡かと考えたが不明のまま伏せた。背景の苗3本も茎立ち、共に背比べとなる。2本立ちの苗の右側の葉の色が気になる。何のサインで...日本ムラサキ2023・文月の生育

  • 2023・日本ムラサキ・水無月の生育(続々)

    「夏至を過ぎ、漸く茎立ち苗が始まる」先々週ロゼット状の葉が、およそ30度角に立ち上がった。これは、茎立ちの前兆かと目を見張った。じっくりと紫根は生育中と思われた。夏至を過ぎ漸く、ロゼット状の大きな葉が変化を見せ始めた。本葉の立ち上がり角度は45度であろうか。この姿(生態)は珍しい。真上から見ると・・・本葉は7〜8枚を数える。茎が確認できる苗は数本である。茎立ちの1本!双葉を除いて本葉は10枚・・・対生に見える本葉は茎の生育に従って互生となる。前々回(6/10)の当ブログで紹介の播き捨てた種子が苗の条間に発芽してきた。数えてみると110個以上もある。発芽数は少ないと見ていたが・・・・。困った事態となった。種子の選別で除外区分にした種である。紙コップ3分の1程で2条の苗間に播き捨てたのだが・・・早目に処理すべ...2023・日本ムラサキ・水無月の生育(続々)

  • 2023日本ムラサキと家庭菜園

    「自宅庭先の家庭菜園」畑を去ったが庭先が畑状態に成ってしまった。大玉のトマト、これは長年栽培を欠かした事はない。今の所、手は掛からないが赤くなり始めると大変である。長ナス、丸ナスや水ナスを栽培した事もあったがやはり長ナスが使いやすい。他にキュウリも毎年の事である。秋苗の2本立ちが粘り強い生育を見始めた。先が楽しみである。秋苗とも春苗とも分からなくなってしまった。本葉は差し渡し18cmにも達する。何故上に伸びないのか?害虫被害で欠けた場所に種子を播いておいた。確か3粒であったが、それが発芽!この発芽は捨て播きの種からである。やはり可能性はあったわけである。栽培場所を見つけなくてはなるまいが・・・さてどうしようかと・・・発芽数にもよるが・・・。考える事と実現できる事との差が、時々出てきて困惑する事しばしばとな...2023日本ムラサキと家庭菜園

  • 2023日本ムラサキ・水無月の生育(続)

    「隠れていた新芽!」気温が高い日々が続く様になった。雨の日もかなり頻繁になってきた。天気図からも梅雨の季節に入ったと思われる。先週6/1の写真。茎立ちの苗であったが、その後の生育が思わしくない。春苗であるが室内にて1本だけスーッと茎立ちで生育。他の苗と共に室内との気温差に大いに戸惑った苗かも知れない。葉が傷み始めたが成長点の緑も不明となる。これでは下部で切り落とした方が良いかと、根元の枯草マルチを除いてみた。何と!案の定新芽が隠れていた。心配する事なく、根元近くで切り落とした。もっと早く切ってやれば良かった・・・。引っ越し作業でメモ無しの種子が出てきて処置に困惑する。発芽試験をすれば良いのだが・・・。紙コップ「三分の一」近くもある。発根らしき種子数粒を確認している。消えた苗の場所に播種。従って、処分に困惑...2023日本ムラサキ・水無月の生育(続)

  • 2023日本ムラサキ・水無月の生育

    「害虫被害を乗り越えて」ヨトウムシの食害を受けて1週間後、新芽を出してきた苗がある。葉を無くしたが、根が残っていた苗はしっかりした新芽を出してきたのである。先週のブログの最後の写真、ヨトウムシの食害で双葉の1枚を残して本葉を失った苗である。双葉の1枚が残り、根は無傷なので再生に望みと期待を抱いた苗であった。期待通りに1週間で、ここまで再生できた。双葉は既に傷み、間も無く消えるだろう。再生に何とか役目を果たしたか?途切れた茎、新芽には無数の針の如き毛が密生している。新芽は虫を呼ぶ様である。2本立ちの新芽が出てきた。元々2本目が出始めていた苗であった。大きな葉が、全て消えていた苗だった。これも、本葉の数、形から2本立ちかも知れない。茎立ちをするまでは不明。グリーンのテープは害虫被害のマーク。小さな新芽の緑は、...2023日本ムラサキ・水無月の生育

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