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江戸川教育文化センター https://blog.goo.ne.jp/2012kyoubun

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流す

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2015/03/15

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  • 兵庫県知事のパワハラ問題で思ったこと

    兵庫県知事のパワハラ問題が、連日報道されている。知事は、しれっとした顔で「適切な指導の範囲内」とか「認識はない」を繰り返し、責任を逃れようとしている。報じられている内容は、明確に「パワハラ」に該当するだろうし、何より、通報者を自殺に追い込んだことは絶対に許しがたい。しかしながら自分が思ったのは、パワハラかどうかということではない。ここにも「憲法破壊がある」ということだ。特別公務員の知事も含めて、国家公務員・地方公務員は憲法15条の2で「すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定されている。本来、公務員は上司である誰かに奉仕するのではなく、国民全体に対して責任を負い、全体に奉仕すると憲法で決められているのだ。それなのに、「俺さま」気取りの知事に気を使って、媚びたり忖度したりするのは、公...兵庫県知事のパワハラ問題で思ったこと

  • NEWS江戸川区教組 No.2405

    自らの労働条件は自らの手で!教え子を再び戦場に送るな!日教組・東京教組と共に闘おう!NEWS江戸川区教組2024/8/28No.2405江戸川区教職員組合(江戸川区中央3-7-11-102江戸川区平和運動センター)江戸川区中学校教科書が採択されました!8月27日にグリーンパレスで開催された第16回教育委員会(定例会)で2025年度から中学校で使用される教科用図書が採択されました。採択の結果をお知らせします。・国語▶光村・書写▶光村・社会地理▶帝国書院・社会歴史▶教育出版・社会公民▶教育出版・地図▶帝国書院・数学▶東京書籍・理科▶東京書籍・音楽一般▶教育出版・音楽器楽▶教育出版・美術▶日本文教出版・保健体育▶大修館書店・技術家庭技術分野▶開隆堂・技術家庭家庭分野▶開隆堂・英語▶開隆堂・道徳▶教育出版(出版社...NEWS江戸川区教組No.2405

  • 2024孫たちの夏休み(3) ー2年ぶりに来日したフランスギャル①ー

    フランスはヨーロッパで最も早くから移民を受け入れてきた国家である。全人口の7%を占め、移民二世を含めると11%にもなるという。孫娘はフランスで生まれたから移民ではないが、日本とフランス二つの国籍を持っている。実は国籍というものは、ある意味で差別や排除の道具に使われるもので、これに言及するとそれだけで長くなるので省略するが、今回の来日には日本のパスポートを使用したようだ。(フランスのパスポートも保持しているが…。)この彼女、生まれたばかりの頃は日本人であるママ(娘)と主に接していたので、言葉はまず日本語から覚えてきたようだ。さらに、夏は毎年フランスを訪れていた私たち夫婦と共に暮らしていたので、日本語がみるみる上達していった。言葉だけではなく、同時に感覚も私たちと似てくるようで、4歳ごろ初来日して1ヶ月余り日...2024孫たちの夏休み(3)ー2年ぶりに来日したフランスギャル①ー

  • 2024孫たちの夏休み(2)ー野球の部活でがんばる②ー

    さて、夏の大会で初めて彼の姿を見た時はあえなく三振や凡打に倒れた場面だった。3度目の打席では代打を送られ、悔し涙が目に浮かんだ…。しかし、彼の代わりに打席に立ったのはチーム唯一の女子選手だったのは幸いだった。何とその彼女がライト前に打ち上げたフライを右翼手がエラーしたのだ。応援席は一気に盛り上がった。それがきっかけでチームは逆転勝利を飾ったのである。孫の心境を思うに、かなり複雑なものだっただろう…。翌週、次の試合も私は観戦した。この日はM中の打線が全く奮わず、初回に1点を取って以降はほとんど出塁することがなかった。敗色濃厚な6回(中学校の地区大会は7回まで)の表、4番バッターが相手エラーで出塁した後、次に打席に入ったのは孫、これで中途半端なバッティングで内野ゴロでも打ったら一気にゲッツーの可能性もある中、...2024孫たちの夏休み(2)ー野球の部活でがんばる②ー

  • 2024孫たちの夏休み(1) ー野球の部活でがんばる①ー

    私には2人の孫がいる。男と女の子が1人ずつで、歳の差は3歳。長女とニ女の子たちで、男の子は同居で女の子はフランス在住である。どうでも良いことで、敢えてこだわると娘たちに叱られそうだが、ついつい私がこだわることがある。それは、2人とも容易に子に恵まれず、やっと産まれた一人っ子という特性がある。必然的か過保護(愛情たっぷり注がれて)に育てられた2人である。これは、本人たちの責任ではないので、(仮にマイナス面があるとしたら)この事に原因を発する見られ方は彼らの本意ではないだろう。しかし、客観的には今日に至るまでの生育過程ではこれが結構な比重を占めていることは否めない。さて、前口上はここまでとして、以下に彼らのこの夏のエピソードを紹介したい。まずは男の子。彼は中学3年生の野球少年、この夏の大会で部活動引退となる。...2024孫たちの夏休み(1)ー野球の部活でがんばる①ー

  • 大人も子どもも民主主義を学ぼう!(6)―主体的で対話的な深い学び―

    「和を以て貴しと為す」という風土が一定程度根付いた日本においては、論議するより協調することが良しとされがちです。敢えて争うことなく穏やかに日常生活を送れたら何よりですが、対立するのを恐れて我慢したり無理やり従わされるのは本意であるはずがありません。ところが、この国では同調圧力や忖度という目に見えない力がはたらくことが少なくありません。そうです。論議することが避けられタブー視される社会が構成されます。こうして作られてきたのが保守的社会とも言えます。これが地域社会のみならず学校にまで浸透しているのが現実です。文科省を頂点とした教育行政においても、その他の行政同様に上意下達の構造が根付いており学校現場の大人たちも保守的構造から自由になれていません。そんな大人(教員)が子どもの前に立った際、自由に論議することを基...大人も子どもも民主主義を学ぼう!(6)―主体的で対話的な深い学び―

  • 被災地・石川県を訪ねて~2024江戸川区教組合宿報告&感想~

    🔷1日目反戦・反原発の運動に地域で取り組んでいるSさんにお話を伺ったり動画を視聴したりした。珠洲原発建設を止める住民運動、志賀原発がいかに危険な場所にあるかやトラブルが続出し管理できていない状況など、知らなかったことを知ることができた。住民たちが未来を見据えて珠洲原発反対運動を闘い原発の建設を止めたのはすごいと思った。原発事故が起きたときの避難計画がいかに絵にかいた餅かが、2日目に実際に道路を運転し、崖崩れの跡や道路が陥没している様子を見てよくわかった。被災した自宅のある場所を更地にして新しい家を建てると話していたおじいさんの話や「復興・復旧とは何か?」について、住んでいた場所に戻ってその場所に住み続けられることだとSさんがおっしゃっていたことが心に残った。過疎化がすすみ、一人では動けないお年寄りがたくさ...被災地・石川県を訪ねて~2024江戸川区教組合宿報告&感想~

  • 推し本「社会科 授業研究」

    私は「郷土教育全国協議会(全協)」の会員ですが、今年度末をもって機関誌『郷土教育』の発行を停止・休刊することになりました。1951年に「武蔵野児童文化研究会」として発足、翌52年に『歴史評論』に「私たちの郷土研究」を発表して郷土教育運動が公になりました。さらに、53年には私の実家近くの成田市で第一回郷土教育研究大会が開催され、冨里村フィールドを実施しました。あわせて会名を「郷土教育全国連絡協議会」と改称しました。54年には歴教協と共同で機関誌『歴史地理教育』を発行、その後も郷土教育とは何かを研究・論議してきましたが、57年の世田谷の九品仏集会で郷土教育はどうあるべきかを論議し歴教協とたもとを分かちました。58年には『郷土教育的教育方法』(明治図書)を発行し、教育における地域性の尊重を訴え機関誌を『郷土と教...推し本「社会科授業研究」

  • 大人も子どもも民主主義を学ぼう!(5)―話し合う力 が大切―

    選挙の投票率を問題にして民主主義を考えてきましたが、選挙とは違う大切な視点もあります。それは、人々が互いに話し合う「論議」という視点です。この社会には様々な人々が様々な価値観を持って生活を営んでいますが、これが時にはぶつかって争ったり混乱を引き起こしたりすることもあります。それは、個人のレベルから国家のレベルに至るまで考えられますが、最悪の事態は戦争です。もっとも、戦争を価値観の相違だけで論じるには限界がありますが、ここはある程度図式的にとらえてみます。ただ、面白いのは(というか大きな勘違いなのは)「民主主義国家」を自任する国やマスメディアが、敵対するあるいは考え方が相いれない他者(他国)を「独裁主義」とか「権威主義」国家と決め込み、自らの国あるいはそれを構成する人々が民主主義に基づいた生き方をしているか...大人も子どもも民主主義を学ぼう!(5)―話し合う力が大切―

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