兵庫県知事のパワハラ問題で思ったこと
兵庫県知事のパワハラ問題が、連日報道されている。知事は、しれっとした顔で「適切な指導の範囲内」とか「認識はない」を繰り返し、責任を逃れようとしている。報じられている内容は、明確に「パワハラ」に該当するだろうし、何より、通報者を自殺に追い込んだことは絶対に許しがたい。しかしながら自分が思ったのは、パワハラかどうかということではない。ここにも「憲法破壊がある」ということだ。特別公務員の知事も含めて、国家公務員・地方公務員は憲法15条の2で「すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定されている。本来、公務員は上司である誰かに奉仕するのではなく、国民全体に対して責任を負い、全体に奉仕すると憲法で決められているのだ。それなのに、「俺さま」気取りの知事に気を使って、媚びたり忖度したりするのは、公...兵庫県知事のパワハラ問題で思ったこと
2024/08/31 07:26