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江戸川教育文化センター https://blog.goo.ne.jp/2012kyoubun

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流す

江戸川教育文化センター
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2015/03/15

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  • こういう時こそ「児童会」の出番では

    ボランティアをしている学校で、あの大谷さんからのグローブを見た。大谷選手の写真とサインと共に、玄関に展示してあった。6年生はあと少しで卒業だから、このまま展示して終わりでは、可哀想だ。そんなことにはならないとは思うのだが。このグローブをきっかけに、いろいろ考えなくてはいけないことがあるが、その一つを述べてみたい。たぶん学校としては、このグローブを誰に初めに使ってもらうことにするか、そのあとの順番をどうするかなど、あれこれ悩むのではないだろうか?どう転んでも、どこかしら不満の声や、場合によっては保護者からクレームが来ることを予想して身動きが取れなくなったりしている可能性はないだろうか。そこで、自分も考えたのだが、こういう時こそ児童会の出番なのではないかと思った。つまり、子どもたちにどうしたいか、どんな決め方...こういう時こそ「児童会」の出番では

  • 第5回 福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)④

    《車窓から見えた福島の復興とは》①小高~浪江かつて黄色のセイタカアワダチソウが覆いつくしていた耕作放棄地は稲刈りの後の田んぼが広がっていた。人が住める状態だが人は少なく、除染されても耕作する人は戻ってこないと云う。バスは浪江に向かう。進むにつれ、道なりに目につくのはソーラーパネルが延々と続くことだ。6年前はフレコンパックが、山のように積み上げられていた場所だ。実り豊かだった田畑は原発事故で緊急避難準備区域に指定され、人の立ち入ることが出来ない地域になった。解除後の田畑はススキ・セイタカアワダチソウで覆いされた。その後、除染土のフレコンパックが積み上げられ、今はソーラーパネルがそれに代わった。②室原地区避難解除地域で除染が始まったばかり。耕作放棄地の田畑は除草されており、これから除染作業が始まる予定だ。常磐...第5回福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)④

  • シルバー人材センターの賃金は賃金ではない⁉️

    先日、新宿の東南口広場の「総がかり行動実行委員会の街頭署名宣伝」行動に参加したときに、気になったことを調べたら「へえ!」となったので、その顛末を報告します。街頭アピールで、ある方が、「年金だけでは生活できないので、シルバー人材センターで働いている。しかしもらえる金額が少ないので、増額できないのか?」と、センターの担当者に話したところ「あなたたちは、労働者ではない。最低賃金の適用もないから」と、けんもほろろの返事だった、というのである。そんなことがあるのか?と思ったので、調べてみたらびっくり!ネットに「シルバー人材センターの賃金は最低賃金以下で交通費の支給もない。老人だからなのか?」という質問があり、その答えが載っていたのだ。その答えとは。「シルバー人材センターで仕事をしている会員は、請負・委任契約に基づい...シルバー人材センターの賃金は賃金ではない⁉️

  • 第5回 福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)③

    《原子力災害伝承館の見学と展示内容》1プロローグ館内に入ると巨大なスクリーンで映像を見せられる。西田敏行のナレーションで、原発建設が雇用創出と高度経済成長を支えたこと。震災や事故の様子、復興を目指す高校生の姿で5分間の映像が終わる。2災害の始まり地震と津波、原発事故の複合災害で人々はどのように行動したかの資料・証言・記録。「原子力明るい未来のエネルギー」の看板の写真や原発事故前の小学生の作文の紹介。「原発で地域が発展し生活が豊かになった」「人や自然に優しい発電所を願う」の内容など。3原子力発電所事故後の対応写真パネルや避難者の証言映像の展示だが、広い場所の壁に説明パネルの展示や展示品コーナーもあるが訴えが弱い気がする。4県民への想い①災害時に感じた不安②楽しかった学校生活の突然の別れ③家族や地域との別れ④...第5回福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)③

  • NEWS江戸川区教組 No.2309

    自らの労働条件は自らの手で!教え子を再び戦場に送るな!日教組・東京教組と共に闘おう!NEWS江戸川区教組2024/1/12No.2309江戸川区教職員組合(江戸川区中央3-7-11-102江戸川区平和運動センター)明けましておめでとうございます。今年は、江戸川区教組を結成して35周年を迎えます。結成して初めての定期大会の経過報告を読み直していたら、「結成後まもなくして起こった、A校校長の組合員に対する不当な『退職強要』問題は、私たちとして譲ることのできないゆゆしき問題で、最重要課題として解決に向けて全力をあげました。組合員・分会との連絡を密にしながら、区教委交渉を積み重ね、最終的に『謝罪』を勝ち取ることができました」と、ありました。昨年度、校長のパワハラに対して組合員と密に連絡を取りながら校長の退職を勝ち...NEWS江戸川区教組No.2309

  • 能登半島地震に心が痛む

    正月気分を一瞬に壊した能登半島地震。TVやスマホの警報が続く。その翌日には、日航機と海保機の激突事故が起きた。年の始まりの大災害に大きな不安がよぎった。途切れなく続く震度の大きい地震と津波・家屋倒壊と火災、寸断された道路と亀裂や液状化、土砂崩れで人がいる家が流され埋まっていく、倒壊した家に取り残され家族の助けを求める家族等々の映像、断水と停電が追い打ちをかける。着の身着のままで寒さに打ち震え、「食べ物も三日でおにぎり1個」など報道されると胸が張り裂けそうになる。給水車から水をもらった住民に「今のお気持ちは」など、心無いインタビューや、停電でTVも見られない被災者に向けたメディアの「体調を気遣う」報道に腹を立てる。メディアは政府や国会議員に対策や対応の甘さを厳しく追及すべきであり、災害の度に思うが、国会議員...能登半島地震に心が痛む

  • 第5回 福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)②

    レポートⅡ「東日本大震災・原子力災害伝承館」報告は福島県教育研究所大槻研司さんの「東日本大震災・原子力災害伝承館」の展示内容とその変遷についてだった。この施設は2020年9/20に開館し、3階建て延べ床面積5200㎡で「福島双葉町の博物館・情報発信施設で」ある。私は7月に見学したとき、この施設は「見る人に何を訴えたい」のか、「メインとなる展示は何か」曖昧さを感じていた。この学習で見る視点を示唆してくれた報告はとても良かった。《朝日が指摘する報道》2020/9/21朝日新聞は館長(長崎大教授高村昇)は「福島がどのように復興したかを伝えるのが大きな目的」とあいさつし、復興の歩みに力点を置くのが特徴と指摘した。問題点として1国や東電の事故の責任に対する展示・説明が少ない①津波対策の不備②メルトダウン隠し③SPE...第5回福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)②

  • 第5回 福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)①

    2011年3月の東日本大震災と翌日の福島第一原発の爆発事故から12年が過ぎた。11月5日~6日日退教は福島県退教の共催で5回目の「福島学習の旅」を実施した。参加者は東北・関東・近畿・九州からの総勢15名。◆一日目レポートⅠ「学校現場から見える原発災害」一日目の学習会は柴口正武さん(元浪江創成中教諭前福島県教組双葉支部長)の報告で、震災から12年「学校現場から見える原発災害」でした。《学校の現状》双葉地方は6つの町(浪江・双葉・大熊・富岡・楢葉・広野)と2つの村(葛尾・川内)で構成され、震災前におよそ6397人いた児童生徒数は12年経った現在838人でかつての13%ほどの数である。津波で校舎が倒壊した請戸小、放射線量が高く帰宅困難区域の津島小・中など、震災前にあった6つの小学校と3つの中学校を閉校にした浪江...第5回福島学習の旅(日退教・福島県退教共催)①

  • PISA学力テストに翻弄されるフランス(2)

    この他にもフランスにおける教育見直し案は存在する。それは、制服制度の導入である。これも口火を切ったのはマクロン大統領だ。YouTubeのインタビュー番組で「制服復活」を示唆したというのだ。さらに加えてガブリエル・アタル教育大臣もまた、学校での制服着用に「実験的な試みが必要だ」と発言したようだ。フランスでは1800年代から1960年代後半まで一部の私立学校で制服が着用されていたが、あの60年代末の学生運動で「自由を奪うもの」だとして廃止になった歴史があるようだ。その後も、大統領選挙の度に極右のルペン候補などが制服の導入を訴えたことがあったというが、ついぞ義務化されることはなかった。今回の実験的導入も地域や学校に応じて、保護者と相談しながら決めるものであり国として一律に行うわけではないようだが、こうした動きが...PISA学力テストに翻弄されるフランス(2)

  • PISA学力テストに翻弄されるフランス(1)

    今、フランスの教育界が揺れている。ニース在住の娘の話によると、今回の「揺れ」のきっかけは例のPISA学力テスト(2022年)の結果ではないかと言う。今回のテストはOECD参加81ヶ国69万人が参加して行われ、日本では高校や高専の一年生の生徒約6千人が受けたものだ。その結果、日本では読解力が過去最高の3位になり、数学が5位、科学が2位と好成績を残したと評価されている。(この件についてはあらためて考察)しかし、フランスは読解力が29位、数学と科学は共に26位という結果だった。このフランスの成績の傾向は今に始まったものではなく、2000年代前半から見え始め特に数学の低学力は当時から問題視されていたものだ。ところが今回、数学だけでなく総合的にもEU参加国中の下位に落ち込んだ。これに対し教育相は学力増進を目的とする...PISA学力テストに翻弄されるフランス(1)

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