中古車を海外に輸出して20年 業界を知るある輸出業者の社長が炎上覚悟で業界の裏側までぶった切ります
ニュージーランドに輸出されている方、今後される方に今日は非常に大切なニュースがあります。 今年2015年1月に正式に決定した今後のニュージーランドへの中古車輸出規制についてご紹介します。 以前ニュージーランドは3ケタの排気ガスコードをクリアしていれば基本的に輸出できるとお話ししましたが 今後、横滑り防止装置(ESC:Electronic Stability Control)が必須になるそうです。 スタビライザーというやつで…
さて、前回に続きニュージーランドの中古車輸出規制についてです。 まず、ニュージーランドの現地国内の規制は以下の2つの政府の機関の管轄になります。 1.NZTA (NZ Tansport Agency) → 日本でいう国土交通省 ttp://www.nzta.govt.nz/ 2.MPI (Ministry for Primary Industries) → 日本でいう農林水産省(以前はMAFと言われていました) ttp://www.mpi.govt.nz/ 話が前後しますが2のMPIから説明します。 …
ニュージーランドの中古車輸出規制についてに触れます。 世界で一番厳しいと言われているニュージーランドへの規制はいろいろな情報が飛び交い様々な方が勘違いされています。 少し説明が長くなりますがここで紹介する情報が120%正しい情報です。 なぜか? だってこの市場で20年近くも商売をやってきたプロだから! ( ̄∇+ ̄)vキラーン 少し説明が長くなるので今回と次回の2回に分けて説明します。 20…
先日軽く触れましたが輸出される国々によって規制が全く変わります。 今回はその中でアフリカ諸国の中にあるケニヤの輸出規制についてご紹介します。 ケニヤへ輸出可能な車両は7年落ち以降の車輛。 たとえば今年が2015年なら7年さかのぼって2008年以降の車輛になります。 7年以前は輸出できずそれ以降なら輸出できます。 ただ、それにかかる輸入税が少し複雑です。 ここから詳しく話しますが車両がケニヤ…
先日ほとんどの仕入は全国のオークション会場から仕入れますが 会場の数は全国でみるとかなりの会場数があります。 自分の知っている中で数えてみたのですがなんと113会場。 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!! 月曜日から土曜日まで(祝日も含め)毎日みっちり行われています。 今となっては技術の発達でポスと呼ばれる機械でセリを行いますが一昔前は魚市場で行われるような手競りで行われていました。 …
中古車が海外に船積みされるまでの流れを簡単に説明します。 仕入れ(各オークション会場からなど) ↓ 港湾内のヤードへの搬入 ↓ 陸運局での車検証から輸出末梢への変更手続き ↓ 船の予約・および輸出検査予約 (輸出検査は必要な国に対して) ↓ 船積み前の港湾での税関検査 ↓ 船積み ↓ 船積み後、船会社および船会社代理店から発行されるB/L(Bill of Lading/船荷…
基本的に私達の中古車の仕入ルートは3種類です。 1.全国のオークション会場からの仕入れ 2.同業者からのルートを使っての仕入 3.一般消費者からの買い取り ほとんどの輸出業者が95%以上の車はオークション会場から仕入れていると思います。
日本から海外へは年間約100万台の中古車が輸出されていますが 主に輸出規制および船積み前の輸出検査の必要な国々は以下のようになります。 2015年2月現在 <アジア> 1.スリランカ 2.マレーシア 3.バングラディッシュ 4.パキスタン 5.シンガポール <アフリカ> 1.ケニヤ 2.タンザニア 3.ウガンダ 4.ザンビア 5.モーリシャス 6.モザンビーク <ヨーロッパ> 1.キプロ…
日本からの中古車の各国への輸出規制ですが国ごとによって全く異なります。 まず基本的に輸出ができない国は以下になります。 (と言っても中には実際特殊な方法で輸出されている国はありますが。。。) 2015年2月現在 <アジア> 1.中国 2.タイ 3.インドネシア 4.ベトナム 5.インド 6.パキスタン 7.カンボジア <中南米> 8.チリ 9.ペルー 10.アルゼンチン 11.ブラジル 1…
今日は現在の日本の中古車輸出業界についてお話しします。 中古車の輸出というと盗難車だとか怖い人たちが絡んでいるとか今でもグレーなイメージを持たれている方も決して少なくないと思いますがそれは一昔前の話。 今は税関のシステムや港湾の規則が非常に厳しくそんなことやったら即逮捕です(笑) なのでグレーなイメージがあるのは一昔。 現在はとてもクリーンな業界になってきています。 と、言ってもそれは一見、…
中古車輸出業というビジネスに携わって20年近く。 今思えばいろいろなことを乗り越えてきた。 各国々の輸出規制の変化、為替の変動、リーマンショック。。。 多くの輸出業者が淘汰され、新しい業者がどんどん参入してくる非常に参入壁の低いこのビジネス。 最近の輸出ポータルサイト、トレードカービューの登場で英語が話せなくてもやれる商売だと思われがちだが私のように長くこの業界に関わって来た者から見てこの…
「ブログリーダー」を活用して、モグワイさんをフォローしませんか?