花鳥風月のあそび、歓楽苦痛の悲喜、老いの白髪 「無常の風にさそわれずして、わが身あり顔の様子」14771202
花鳥風月のあそび、歓楽苦痛の悲喜、老いの白髪「無常の風にさそわれずして、わが身あり顔の様子」14771202秋も去り春も去って年月を重ね、いつのまにか老いの身となってしまいました。そのうちには風流(ふうりゅう)な遊びをしたり、悲しいことや苦しいこともあったのでしょうが、今はこれといって思い出すこともなく、ただむなしく暮らして老いてしまったのは悲しいことです。今日まで命があったのですが、それも夢まぼろしのようであり、今となっては、生死(しょうじ)の迷いから離れる道を求めることしか願うべきものはありません。遊び、苦痛悲喜、白髪「無常の風にさそわれずして、わが身あり顔の様子」14771202花鳥風月のあそび、歓楽苦痛の悲喜、老いの白髪「無常の風にさそわれずして、わが身あり顔の様子」14771202
2024/12/31 16:30