国会は昨日で予算委員会の質疑が終わった。TV中継を聴いているとき、特に学術会議会員の任命拒否についての質疑では、この首相で本当に大丈夫かと思ったのだが、終わった今、ひょっとして菅首相は薄ら笑いしているかもしれないとゾッとした。「まずは俺の勝ちだ。野党の質問者が理解できない意味不明な答弁を繰り返して、国民に何と思われようが、じっと耐えて、任命を拒否した本当の理由だけは決して言わない覚悟を貫いた。俺は大したもんだ。」「携帯料金の値下げとか、オリンピック・パラリンピックとかの方に話題が移れば、国民はすぐに学術会議などは忘れてしまう。国民には、もともと学術会議などに関心がなかったのだから。」「さぁ、明日から巻き返しだ。」と。絶対に忘れない!!忘れるな!
国会は予算委員会での質疑が続いている。コロナ禍の問題はじめ内政から外交まで広く取り上げられ、TVの国会中継にくぎ付けになることもある。田村大臣や小泉大臣、橋本大臣などの答弁には肯けるところもあり、頑張ってほしいとおもうところがある。しかし、菅首相はまったくだめ!!学術会議会員の任命拒否の問題では、野党の質問には全く全部まともに答えていない。メモが後ろから差し出されるのを待っている様子で、全く自信がない語り口で、後ろの官僚にささやかれたことや準備した原稿を読むばかりの「答弁」である。政治家ならば常識と思われることさえ語れない。この人が本当に日本の総理大臣か?とあきれることしばしば。国会をなかなか開こうとしなかった訳がよく分った。これでは外国首脳との会談などとても無理だ。早く辞職するのが国民のためにもご本人のために...この首相でほんとうに大丈夫か
「任命拒否」問題についての稲正樹さん(元岩手大学教授、国際基督教大学元教授)は、菅首相の「任命拒否」について次のように語った。(しんぶん赤旗、11月2日)「菅首相は憲法15条1項を持ち出して『国民の権利』を詐称して『俺は国民だ』と言っているに等しい。それは結局、内閣総理大臣は国民の名前を使って何でもできるという、とんでもない独裁者の議論だ。」首相は「2018年に内閣法制局の了承を得た。推薦通りに任命しなければならないわけではない」と繰り返していることに対しては、「国会でそんな〝解釈変更〟の説明も承認も行われたことはない。法律の勝手な書き換えで立法権を侵害している。」法学者としての正論だ。安倍内閣が安保法制でやったと同じように、立憲主義・法治主義を破壊する菅と自民党・公明党の暴走を絶対に止めなければならないと思う...首相は、国会が承認していない法解釈を言うな
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