郡山市の「尺八広場がいや」です。「思い・想いの尺八曲」「演奏会」をテーマに、尺八の魅力を発信します。
尺八は日本の伝統楽器です。古典的な曲からポップスまで楽しめるのが尺八の良いところです。 尺八本来の昔からの曲から「ありのまま」まで、曲への思い入れや聴きところなどをご紹介します。 尺八音楽を「聴いてみたい」「吹いてみたい」というきっかけにしていただければうれしいです。 「尺八広場がいや」の活動ぶりもお伝えできればよいです。
《稚児桜》は、ご存じの牛若丸と弁慶のお話です。五条橋が舞台です。チャンチャンバラバラがたくさん出てきま~す。 もう、これだけ言えば、この曲の解説は必要ありませんね。 2009年の第2回地歌箏曲を楽しむ会でも演奏しました。キリスト教会の礼拝堂での演奏でした。 マッチしたかはわかりません。ですが、会場が教会と知って「どんなものやら?」と疑問符を持ってこられた方が、「意外と合…
関西を意味する「上方」の曲です。玉塚検校作曲と言われる三味線物で、後に箏の手が付けられました。東京には明治末頃に伝えられました。 大阪では「奥の曲」として、特別な教授曲であったそうで、師匠から教えていただくにしても、技量はもちろん、いろいろと物入りな曲でもあったことでしょう。 『現在では7月のこと。大阪・難波の住吉大社から奈良に出て東大寺大仏の鐘を聞き、春日神社に詣でて、宇治川で女が脛(…
「月夜の古城」は伊藤エイミーまどか作曲です。 アップライトピアノができる前のスクエアピアノによるコンサートのほか、「母と子の為のコンサート」を各地で開催するなど演奏活動の他に作曲活動を行い、「金子みすゞによる歌曲」などの他に、箏とピアノの為の作品を書き、邦楽と洋楽の新しい出会いを追求されている方だそうです。(ご本人のHP参照) 尺八とピアノによる合奏曲は少なく、探し求めていて、私はこの曲に…
『(前歌)夢が浮き世か、浮き世が夢か、夢てふ里にすみながら、人目を恋と思い川、うそも情もただ口先で、一夜流れの妹背の川を、その水くさき心から (手 事) (後歌)よその香りの襟袖ぐちに、つきて通わば、なんのまあ、かわいかわいのからすの声に、さめてくやしき、ままの川』 廓(くるわ)ものの曲です。 遊女の想いは夢か浮き世かと歌い出し、恋の切なさをテーマにしています。ままにならない世の中を…
数を重ねるにつれて曲数も増えて、8~9曲を演奏するようになりました。 約150分を私たちの演奏に耳を傾けていただけることは、とても幸せなことです。 私たちは会員も少なく、小さな団体です。はたしてお客様が来ていただけるのかと心配でした。でも会が進むにつれてお客様が増えて、地歌箏曲への関心をもつ方の広がりを感じてきました。 昨年の第9回では100名を越えるお客様でした。その中に、おじいちゃんと…
「西欧では週末には教会で演奏会が開かれる」という新聞記事を読んだことがありました。地域のコミュニティと文化を高める場所として教会があるなら、私たちの演奏を発表する場所としてもピッタリかな・・・と考えて、以前から知っていた教会に申し込んでみました。 すると牧師は「教会に欠けているのは日本の音楽です。ぜひやって下さい」との返事。そこで実現したのが『教会で地歌箏曲にふれる』と名付けた演奏会で、地歌…
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