満蒙開拓団 満蒙開拓青少年義勇軍
「団塊の世代」と呼ばれるのは戦後のベビーブームで、昭和22~24年頃に生まれた世代。「軍国少年」「軍国少女」と呼ばれる世代は、たぶん、昭和ヒトケタ生まれだろう。学校にあがる頃、急に日本は神の国になった。世界に一つの神の国、強い国、世界三大大国、と学校で教えられて育った。初期の軍国少年は、進学先に海兵・陸士を目指し、中期・後期の軍国少年は、卒業待たず学校の途中で予科練や陸軍幼年学校を受験した。後期の軍国少年で、小学校を出て働いていた少年が”義勇軍”に誘われた。小学校を卒業し、地元で農業しながら青年学校に通う青年が勧誘の標的にされた。勧誘の言葉は、”五族協和””王道楽土””東洋平和”。学校出たばかりの貧しい農民である青年にとって、先生や村長さんから甘い言葉で大義名分で勧められると、皇国民として、その気になるの...満蒙開拓団満蒙開拓青少年義勇軍
2024/07/31 05:41