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  • ★間隙を突く(前編):核武装

    今日から開かれる国連総会の緊急特別会合で、ロシアのウクライナ侵攻を非難する総会決議を目指す運びになった。特別会合開催の手続きの段階ですら、15か国の理事国のうち、4か国の同意を得られなかったことを考えると、総会決議までには、相当の時間を要しそうだ。ウクライナ情勢が、日増しに激しくなる中で、プーチンが「核兵器使用」に触れ、バイデンが「第三次世界大戦」に言及した。一種の牽制発言にせよ、これに便乗したかのように、安倍元首相が、テレビ番組で「日本の核武装の必要性」に言及した。正確には、「世界の安全がどう守られているか議論をタブー視してはいけない」とし、「核シェアリング(共有)」に触れたものだが、私は看過できない。★間隙を突く(前編):核武装

  • ★無情(番外編):不条理

    人の一生は、死で終わるが、自分で終着駅を決めることが出来ない。つまり、終わりのない旅で、死を追いかけて生きていると比喩される所以でもある。争いが無い世の中で、楽しく生活したいと願っても、予期せぬ病気や事故で、寝たきり生活や後遺症に苦しむこともある。それが、戦争や事件に起因するなら、実に残酷だ。さて、歴史上、ある時、加害者だったものが、被害者になったり、被害者が加害者に変わることがある。武力でバランスをとる限り、侵略は無くならない。世界の潮流は、民主主義が正しく、共産主義が間違っているかのように批判するが、その国に暮らす人たちが、それなりに平和と幸福を享受しているなら、他国が口出すことは不遜だ。人間社会は、不条理の凝縮形であり、人種や宗教、或いは、社会体制の違いによる戦争に正義はない。★無情(番外編):不条理

  • ★無情(後編):海

    東尋坊近くのホテルのベランダから海を眺めていたら、童謡「海」の歌詞が思い浮かんだ。「海は広いな大きいな月はのぼるし日がしずむ」雄大な海が、温暖化や紛争の渦に巻き込まれて泣いているようで、悲しくなった。「海にお舟を浮かばせて行ってみたいなよその国」と、子供たちが、夢を膨らませる平和な世界であって欲しい。私は、プーチンの野望は、ソビエト連邦の復活だと考えているので、「一帯一路」を掲げる中国と組むと、中ロ対西側諸国の対立構図が出来上がり、”眠れる獅子”が、世界制覇に動き出す予感がする。しかし、戦争の被害を受けるのは、常に、一般国民だ。ましてや、人生100年時代をこれから謳歌できる子供たちの夢を絶つ権利が、プーチンやバイデンにある筈がない。☺⚓☺★無情(後編):海

  • ★無情(前編):戦争の痛み

    冬の日本海は、白波が高く舞い上がり、反動で海面を叩きつけるように落下する。波が砕け散り、岩肌は波しぶきに洗われるが、どちらが痛いか分からず、不気味さを増す。海を隔てて、ロシア軍がウクライナに侵攻した状況や、国連・EU・アメリカなどの対応の模様等々がリアルタイムで伝わる。第2次世界大戦や冷戦の苦い経験から、対話により築き上げてきた国際秩序が破壊される脅威に陥っているが、今では、二国間の対立ではなく、多極化・多国化対立時代になった。社会体制や宗教の違いなどで、国が「正か否か」と争うと、一般市民が犠牲を強いられる。太古の昔から、人間社会の営みを一切を呑み込み、悠久の時を刻んで来た”海”には、どう映るのだろうか。"(-""-)"★無情(前編):戦争の痛み

  • ★絶不調

    世界平和を希求するオリンピック開催期間中に、ウクライナ情勢が「一触即発」の状況に突入した。アフガニスタンやミャンマー、或いは、中東地域等々、紛争が絶えない。ウクライナは遠いが、中国や朝鮮半島・台湾にも影響が及べば、対岸の火事で済まず、日本の外交力が問われる。国の立ち位置を決めるのは、政府なので、評論家が微に入り細に入り、熱心に情勢分析しても、不安を煽るばかりで、虚しい。同時に、自分の無力が際立ち、ブログ記事の題材は、山ほどあるのに、書く気力も萎え、憂鬱な一週間を過ごした。今しばらくブログを中断して、温泉療養に努めて、気力を充満させるつもりでいる。★絶不調

  • ★マイナンバーカード(後編):確定申告

    マイナンバーカードが必須の確定申告は、税金の仕組みだけでなく、使われ方を考える良い機会になる。サラリーマンは、必要書類を用意すれば、会社が年末調整作業を行うので、関心が薄いようだ。しかし、いずれ自分で、確定申告をする時期が来るので、国税庁のHPにある「e-Tax」で試算すれば、税金に対する理解が深まると思う。また、年金生活者には、「確定申告不要制度」(400万円以下)が適用されると安心していると、税金を余計に払うことになりかねない。年金額100万円以下でも、申告すれば還付されるケースが多々あるので、制度を正確に理解したうえで、マイナンバーカードを取得しておきたい。★マイナンバーカード(後編):確定申告

  • ★マイナンバーカード(前編):使用機会

    昨日、私が、マイナンバーカードを使用する唯一の機会になっている「確定申告」を終えた。本人確認が必要なワクチン接種や自動車の免許更新時、或いは、銀行・郵便局、旅行会社の窓口でも、担当者から「マイナンバーカードをお示しください」と言われたことが無い。つまり、カードを持たなくても、日常生活面で困ることがなく、政府が、TVーCM等の広報に努めても、普及率が向上しない最大の要因でもある。さて、確定申告に利用する「e-Tax」は、どんどん機能改善され使い勝手が良くなった。最初は、パソコン処理だけだったが、今では、スマホでの入力機能の幅が広がり、さらに効率的で便利になった。税金を徴収する機関は、さすがに抜け目がないと、変に感心している。★マイナンバーカード(前編):使用機会

  • ★3回目のワクチン(番外編):心得違い?

    政府が、3回目のワクチン接種を加速させようと、東京や大阪で、大規模接種会場を設置したが、思惑通りに進まない背景には、ワクチンのえり好みがある。東京都目黒区では、ファイザーかモデルナの選択制にしたために、ファイザーが予約一杯なのに対して、モデルナは約3割にとどまっている。厚労省や専門家が、「交互接種」の有効性を説明しても、モデルナはファイザーよりも副反応が強いとの風評が広がり、敬遠する人が多いからだ。心情的には、理解できるが、比較するなら、「ファイザー対モデルナ」の種類ではなく、「感染リスクとワクチン」であって、副反応こわさにワクチンを受けず、感染して苦しむのでは、悔やみきれなくなる。ワクチン接種の予約すら難しい人たちと比べれば、私たちは、本当に運が良かったのだと感謝している。★3回目のワクチン(番外編):心得違い?

  • ★3回目のワクチン(後編):調達は?

    私が、3回目のワクチン接種の予約をしたのは、1月7日。かかりつけ医で、月一回の定期的な診察を受けた後、先生から「3回目を希望するか」と問われた。「追加接種用の予診票が、2月7日に届くはずだから、最速なら、8日の予約をとるよ」と言われたので、その場でお願いした。しかし、「ワクチンが入荷したら」と説明されなかった。さて、2月8日に接種を終えて、待合室で休んでいたら「接種済証」を持ってきた看護師が、「厚労省の指示で、ワクチンの有効期限を4月末に手書き修正しましたが、心配無用です」と、説明した。よく見ると、有効期限が1月31日と印字されていた。ストックされていたワクチンを充当したのだと思うが、あくまでも私の憶測の域を出ない。事前に説明して欲しかったが、後の祭りで、一抹の不安を感じた。★3回目のワクチン(後編):調達は?

  • ★3回目のワクチン(前編):幸運?

    昨日の午後5時過ぎ、私が、3回目のワクチン接種を終え、帰宅して間もなく、1本の電話が幸運(?)を運んできた。昨年、妻が接種を受けた病院から「明日の午前11時に都合が良ければ、3回目のワクチンを接種できる」と、意向を打診して来たのだった。追加接種用の予診票が届いてから予約だと思っていたが、「必要書類は、後日提出で良い」と説明されたので、詮索無用と、即決でお願いした。私は、おおよその背景を推察出来たが、妻に余計な不安を与えると思い、「よかったね」とだけ告げた。手続き重視の「官」と、臨機応変の「民」の落差をまざまざと見せつけられた。★3回目のワクチン(前編):幸運?

  • ★雪かき(後編):老化

    私は、じっとしているより、動くことの方が好きなので、雪かきが苦にならない。家に閉とじこもっているより、凛とした外気を吸えば、身も心もシャキッとして爽快になる。しかし、体力的にスノーダンプを使えないので、時間がかかっても、小さなスコップで、雪捨て場まで往復回数を増やし、負荷をかけないようにしている。それでも、2日、3日と続くと、筋肉痛が残るようになって来た。いずれ、それさえ出来なくなる時期が到来するので、今朝、童心に帰り、門柱の上に小さな雪だるまを作った。いびつな出来栄えに、雪遊びまで老化したのかと情けなかったが、朝食後のコーヒの味は、格別だった。★雪かき(後編):老化

  • ★雪かき(前編)老人のボヤキ

    雪国育ちの人なら、雪かきの暗黙知を心得ているが、雪が降らない地域から転入した人との間でトラブルが起きる。金沢は、城下町なので、街中の道路が狭く、雪捨て場に困ることがあって、どんなに仲が良くても、雪かきを巡って喧嘩することが珍しくない。普通の住宅の場合、隣近所の人を見習えばよいが、アパートの場合、厄介だ。40年ほど前、社宅で寮長をしていた時、縦長の敷地だったので、一番奥の住人は、道路までの除雪をしないと、車を出せなかった。最初に車を出す人の役割と割り切っていたら、いつも早く出勤する人が、不公平だと言うので、休日に除雪作業の号令をかけたら、週末に実家へ帰る(逃げる?)人が出て来た。そこで、週の途中日に変更すると、勤務の都合で不都合だと言い、収拾がつかない。やむなく、臨時総会と称して、除雪作業をしたあと、私の部屋で酒...★雪かき(前編)老人のボヤキ

  • ★早春賦

    大寒、節分、立春も過ぎ、春の足音が聞こえるのは、太平洋側の人たちで、北陸では、「立春寒波」が襲来し、雪景色が広がっている。今日・明日でかなりの積雪が予想されるなかで、ファンヒーターが故障修理中なので、居間に閉じこもっている。二人ともエアコン嫌いなので、朝夕以外、エアコンを点けずに、災害時用のストーブを据え、ホットカーペットの上に毛布を敷いて、凌いでいる。わが家では、子供たちが巣立ってからコタツを処分したので、毛布にくるまり、寝そべって本を読んでいると、エアコンもファンヒーターも無かっ時代のコタツの居心地よさが懐かしく蘇った。不便でも、冬ごもりが新型コロナ予防に役立つと思えば、心が休まるが、北国の春は、まだ遠い。★早春賦

  • ★追悼:石原慎太郎

    元東京都知事の石原慎太郎さんが、亡くなった。昭和生まれ初の芥川賞受賞作家として、文壇デビューし、注目を浴びたが、私は「太陽族」を罪悪視していたので、彼の小説を読まなかった。後年、政治家として中央政界入りし、歯に衣着せぬ発言で、物議をかもす場面が多々あったが、4期務めた東京都知事時代の業績に目を見張った。首都圏ディーゼル車の排ガス規制や宿泊税の導入、尖閣諸島の購入、米軍横田基地の一部空域返還や羽田空港の国際化、東京マラソン、東京五輪の誘致、豊洲市場移転等々、都政の枠を超えた施策を実現した。発想の着眼点が鋭く、共感する点が多く、初めて彼の作品を購入した。私の書棚には、「老いてこそ人生」と「天才」の単行本が生き残っている。荻生徂徠の名言の一節「人材は必ず一癖あるものなり。器材なるが故なり。癖を捨つるべからず。」を想起...★追悼:石原慎太郎

  • ★加古川マラソン中止

    2月20日に開催予定だった「第2回加古川マラソン」大会が中止になり、予約してあったホテルをキャンセルした。昨年11月にエントリーし、新型コロナの鎮静化を期待していたが、オミクロン株の猛威で、3か月間つないでいた、かすかな望みを断たれた。たかだかランニング大会であっても、参加賞やドリンク納品業者、印刷業者、大会ボランティア等々、付随事業が多大な影響を受けるので、大会主催者が中止を決定するまでの葛藤は、測り知れない。ましてや、新型コロナ対策は、社会経済活動すべてに影響するので、構成員一人ひとりの言動が重要で、不協和音を発しないでおきたい。アメリカの高名な医師は、「今後さらに新型コロナの変異株が出現し、いずれ風土病になるだろう」との持論を発表したが、オミクロン株が最後と思うのは危険で、終わりのない戦いになりそうだ。★加古川マラソン中止

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