8月27日、厚労省が公表した公的年金の財政検証の結果は、今後、国民の不安をいっそう増幅させる。政府が掲げる「100年安心できる年金」とは、「制度を100年維持出来る」ことを意味し、「安心して生活できる」と誤解してはいけない。また、年金支給額から介護保険料や国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、個人住民税が天引きされるので、実際の受取り額は、相当少なくなる。その点で、金融庁試算は当を得ており、一部有識者は、2,000万円でも足りないと指摘している。生涯医療費でも触れたが、高齢になればなるほど介護や医療機関にかかるので、「就労年齢の引き上げ」や「年金支給開始時期の繰り下げ」は、非現実的だ。経済成長率や物価上昇率、或いは、就業年齢や年金支給開始年齢等々、すべて若い世代の人達が、将来、直面する問題ばかりなので、当事者意...★年金制度の未来
先日、野球の第29回U18W杯に出場する高校日本代表チームが、ポロシャツを着用して韓国に出発した光景に違和感を感じた。冷え込む日韓関係への配慮から「JAPAN」のロゴや日の丸のエンブレムを付けなかったそうだが、それなら、私服にすればよく、お揃いのポロシャツを用意する必要が無い。なぜ、生徒たちに日本政府の措置や韓国の誤った報復を説明し、毅然とした態度を示さなかったのか?物わかりの良い優等生ばかりだから、恨み言を口にしないが、政治とスポーツは別と言いながら、事務局の卑屈な言動が不愉快だ。なお、先に慶州市で開かれた国際少年サッカー大会では、日本チームが地元の市民から熱烈な応援を受けたが、日本国内では、大きく報道されなかった。★高校野球日本代表チームに違和感
国民一人当たりの生涯医療費を調べてみて、初めて、自分が応分の負担をしているのか気になった。厚労省資料によると、70~74歳の5年間に使う医療費は276万円で、75~79歳になると308万円に増大する。年額に置き換えると、55万円から62万円に相当する。自己負担額は、保険を使えば、5~6万円から多い人でも19万円程で済む何とも有難い制度だと思う。ちなみに、私の場合、健康保険に加入しないで、全額実費払いの方が安く、数字だけみれば支える側なので、応分以上負担していると自負している。今後の生活の指標として、現在の状態を少しでも長く、維持出来るように心掛けたい。★100年長寿時代の健康保険:番外編
健康保険制度は、素晴らしい相互扶助制度なので、これを維持するためにも、負担の公平感を担保することが重要になってくる。「健康な人」が「病める人」を支えているので、行政機関は、健康寿命を延ばそうと努力しているが、地域別に濃淡が見られ、医療費の差に表れている。人間は、褒められると喜びを感じ、活力が湧く動物だ。現行の「長寿祝い金」を廃止し、一定期間、健康保険を利用しない人に「祝い金」を贈れば、新たな財源は不要で健康促進に資する。遠い昔、「ゆりかごから墓場まで」と習ったが、人の一生は、「成老病死」で、誰もが同じ道をたどる。自分の健康に留意すれば、豊かで幸福な人生になり、医療費の節減にもつながるのだが、、、。(^o^)★100年長寿時代の健康保険(完)
一人の生涯にかかる医療費総額は、2,700万円と分かったが、これを年齢層別にみると、興味深い。0歳~19歳の累積医療費は、281万円だが、生後5年間で122万円を使っている。人間としての機能固めの時期にあたり、行政の施策とリンクする。20~39歳では、224万円と低く安定している。社会人として活躍する時期で、心身ともに充実し、健康な状態で、生涯で医療費が一番少ない。40歳を転換点として、増加傾向に転じ、40~59歳で438万円に倍増する。生活に余裕ができる時期なので、メタボや生活習慣病の警鐘ともいえる。60歳以降は、急速に医療費が増大し、高齢になるほど顕著で、75歳以上で生涯医療費の40%にあたる1,072万円を使っている。★100年長寿時代の健康保険(中)生涯医療費
厚労省データ(平成27年度)によれば、2000年度の総医療費30兆円が、2016年度に42兆円を突破し、現在も増え続けており、加速度的に財政を圧迫している。そんな矢先、花粉症薬を保険対象外にすれば、600億円の削減になるとの試算が出たが、一方では、数千万円もする超高価薬を保険適用にするなど、真意がどこにあるのか分からない。さて、国民1人当たりの年間医療費は、約33万円だが、高齢になるほど多くなり、後期高齢者の年間医療費は約95万円にのぼるとされる。一方、国民1人当たりの生涯にかかる医療費は、2,700万円だが、男性2,584万円に対し、女性2,822万円で、240万円もの差があるように、長寿が医療費増大を招くが、地域別・個人別の違いも大きい。「100年長寿時代」に備えた対策は、貯蓄よりも医療費の節減努力を優先し...★100年長寿時代の健康保険(上):概観
東京パラリンピックまで、あと1年となり、ムードを盛り上げようとするのは、構わないが、「金メダル20個」の目標値を見て、オリンピック金30個を思い出し、また不愉快になった。しつこいようだが、五輪憲章の精神の原点に立ち返れば、メダルの数争いとは次元が異なる筈。イベントを利用して、政策の過ちを隠す姑息な考えがなければよいが、昨年、大問題になった「身障者雇用率」は、どれだけ改善されたのかを知りたい。★障害者雇用率の水増し事件「障害者基本法」は、国民が、障害の有無により分け隔てられることなく、共生する社会実現のための原則を定めている。その目的実現のため、国や地方公共団体等の責務を明らかにしている......>続きを読む★パラリンピック金20個?
韓国政府が、GSOMIAを破棄し、事態が悪化の一途をたどる中、竹島上陸まで検討しているとなると、日本政府がどういった対応をするのか不安を感じる。ことの発端は、「軍事転用可能な物品の不適切な事案が発生した」として、日本が韓国への輸出を厳格化したからだが、「不適切な事案」の中身を機密事項を理由に明らかにしていない。今までは、「徴用工問題と無関係」との見解を支持してきたが、「輸出管理制度は、信頼関係を土台として構築されており、それが根底から崩れた」との説明だけでは、限界だ。経済的な報復措置は意に介さないが、今後、三菱重工業や日本製鉄の差し押さえられた資産が資金化された場合、日本政府は、どう対応するのだろうか。「不適切な事案があった」と言って、実は嘘だったでは、済まされない重大事だ。ふと、かつての「永田メール事件」を思...★日韓の素朴な疑問
私は、実況中継を観なかったが、まず、悲願の優勝を逃がした星稜高校野球部の健闘を称えたい。今朝の朝刊に「星稜必笑」の大見出しがあったが、私が試合を観かったな理由は、その「必笑」だった。最近、トップアスリートの『試合を楽しむ』という言葉が共通語になった。「笑う」も「楽しむ」に通じ、緊張を和らげる面で有効で、結果も伴っている。しかし、スパルタ型の教育で育った私には、不謹慎だとの古い価値観が根強く残っている。さて、試合を楽しんで敗けた悔しい思いは、選手一人ひとりの心に刻み込まれるだろうが、長い人生に比べれば、青春の一コマに過ぎない。これからの進路は、野球一筋では通れない。次の新たな目標に向けて、大きく羽ばたいて欲しいと願う。★祝準優勝!星稜野球部
昨日、フィッシング・メールを受け取り、IOT時代の便利さと裏腹の怖さを再認識した。騙す側は、学習を重ねて、巧妙に心の隙間から入り込んでくる。行政サービスが向上し、色々な相談窓口が設けられて、手軽に相談できる時代だが、私は、あまり利用するつもりはない。相談ぐせがつくと、周りの人に迷惑をかけるし、また、いつも誰かが近くにいるわけではない。なによりも、自分で判断する能力が衰えると懸念する。万が一、判断が甘く騙されたら、自分の不明を恥じる覚悟を持てば、緊張感を失わない。「自立⇔依存」と「自律⇔他律」を対比し、高齢者の「じりつ」の重みを感じ取っている。★自律の重み
今朝、私に届いたメールは、「フィッシング対策協議会」や「日本サイバー犯罪対策センター」の最新情報にも掲載されていなかったので、概要を紹介する。【差出人】消費契約相談事務局、【件名】特定電子債権に関する訴訟最終告知<概要>①webサービスに登録し、2週間の無料期間内に解除しないので、継続利用の意思ありとみなされた。②月額「684,600円」の滞納が発生した。③コンテンツ管理元が民事訴訟を起こした。このあと、通常の手口は、添付フィルやurl、電話に誘導するが、本件は、ここからが違っている。【和解及び救済措置】(抜粋・編集)「本通知後、本状より登録の解除の申請を行った場合は、未納金・損害金の支払いが免除され、登録情報の削除が行える」とし、「本メールに『合意登録解除』と記入の上、ご返信下さい」※メールは、法律用語の解説...★フィッシング・メール最新情報
今年の星稜高校は、大会屈指の好投手奥川を擁し、打撃陣も好調だ。しかも準々決勝では、彼を温存して圧勝し、北陸勢初の優勝の期待が膨らんできた。過去、星稜の最高成績は、1995年の準優勝だが、私には、あまり記憶にない。今も鮮明に憶えているのは、1976年の第58回大会でベスト4に勝ち残った小松辰雄投手で、この頃から甲子園で星稜の名前が知られるようになった。彼は、ズシリと響く重い速球で、相手を力でねじ伏せた野武士の風情が魅力で、準々決勝の対豊見城戦に1-0で勝った時、興奮が頂点に達し、応援夜行バスに乗り、甲子園に駆けつけた。しかし、当時のチームは、3勝のうち2勝が1-0の完封が示すように、得点力がなく、小松頼みだった。連投の小松は、疲労のピークで、ヒットを打って一塁を回ったところで足がもつれるのを見て、敗けると思った。...★星稜野球の思い出
金沢は、8月に入り、猛暑日こそ4日と少ないが、すべて熱帯夜で寝苦しい日が続いている。14日の晩、翌日の天気予報で「29.6℃」と出たので、久しぶりに真夏日から解放されると思ったら、最低気温だったので、愕然"(-""-)"!人工的な風嫌いの我が家でも、連日、朝からエアコンがフル稼働の状態で、体温調節機能を狂わせ発熱し、静養に努めている。18日朝、最低気温が24.6℃に下がったので、エアコンをつけずに食事をしたら、熱いコーヒーを美味しく感じた。甲子園の熱闘同様、まだまだ暑い日が続くようだが、「ピークは過ぎた」と自分に言い聞かせて、エアコンとの縁切り日を待ち望んでいる。★酷暑にダウン!
高齢者には、長年にわたる人生で蓄積した知恵と分別があるので、少々のことには動じない度胸が備わっている。さらに、周囲から拘束されない時間が多く、生きるための武器は、工夫次第で作れる。不足を口にする人は、「あれもこれも」と欲張りすぎるからで、残された時間を考えれば、全てを叶えることは不可能に近いことに気付くべきだ。限られた収入の中で、必要最小限度の生活費以外の余剰金を捻出する努力をし、やりたいことに充当する工夫が生きがいだと考えたい。もし計画通りにお金が貯まらなければ、きっぱり諦めればよい。その覚悟さえ出来れば、メリハリの利いた終末期の生活を満喫出来ると確信している。★後期高齢者の処世術(下):諦めが決め手
蓄えが少なくても悲観する必要が無いと思う理由は、日本では、低所得者対策が充実しているからだ。全国いたる所に、福祉センターや公民館、或いは、NPO団体が整備されているし、町内の老人会や婦人会、同好会など同年代の人達との触れ合いの機会が持て、困った時には助け合う点で、実に恵まれている。しかし、どんなに恵まれた境遇であっても、「もっと、もっと」と欲をかくと、投資詐欺の罠に落ちてしまう。後期高齢者にとって、「欲は敵」で、”老後の備え”は最低限にして、使い切るつもりの方がよい。後期高齢者が心すべきは、金銭や物への執着を捨て、一人で迎えるしかない「死」に対する覚悟だ。この世で、唯一無二の真実である「死」に対する心の備えをすることこそ、高齢者の義務で、得体のしれない不安に怯えない強い意志を培いたい。★後期高齢者の処世術(中):欲は敵
先日の転倒事故で、打ちどころが悪ければ、入院していたかもしれず、ライフプランを見直している。金融庁の試算が、国民の不安を煽ったのは、2,000万円でよいのか、1億円・2億円あっても足りないのかと疑心暗鬼に陥ったからで、金額は人それぞれの暮らし向きで違ってくるので、余り意味が無い。お金は大事だし、無いと困るが、じゃぁ、どれだけあれば十分かとの保証はない。しかも、いつ何が起きるか分からないので、「備えあれば憂いなし」よりも「備えありても憂いあり」と考える方が賢明だ。ちなみに、我が家の蓄えは、金融庁試算額に遠く及ばない。それでも、日常の生活に不自由を感じないし、時には、好きな旅行に出かけることが出来る。老人には、長い人生で培った分別が唯一の財産であり、物事に優先順位をつけて、無い物ねだりをしない覚悟を持つべきだと思う...★後期高齢者の処世術(上):財産は分別
台風10号の接近に伴い、金沢はフェーン現象で、午前6時現在の気温が32度を記録したが、74年前の終戦の日もさぞ暑かったことだろう。私は、戦争の実感を知らぬ戦中派だが、敗戦後の貧困時代から復興五輪までの歴史は分かる。戦争が勃発しかねない国際情勢にあって、戦争をせずに終えた平成から令和に元号が変わった。これからも、平和な日本を維持できるのかの不安をぬぐい切れず、令和初の全国戦没者追悼式で、戦後生まれの天皇陛下のお言葉を注目している。★令和初の終戦の日
「一度あることは二度ある」とは、良くないことは続けて起きるから注意せよという戒めを込めて使われるが、「二度あることは、、」となると、悲壮だ。昨日の朝、パソコンの更新プログラムが途中でフリーズし、ブログの更新が出来なくなった。猛暑で、機械もストライキ?と、しばらく様子を見ることにして、買い物に出た。前日のケガを心配した妻が、「今日は、車にしたら」と止めたが、振り切って自転車にした。買い物を終えた帰り、慎重を期して違う道を通ったら、今度は縁石にぶつけ右足を負傷してしまった。妻は「だから言ったでしょ!」となじったが、「老化と暑さの二重苦か」と、苦笑いするしかなかった。次回更新は、15日の予定。★老化二重苦
昨日、自転車で買い物に行く途中、遊歩道のコンクリート・ポールにぶつかり、転倒し負傷した。暑さで注意が散漫になっていたのか、一瞬の出来事だった。地面に左腰をしたたか打ちつけ、左ひざと腕に擦過傷を負ったが、大事に至らずほっとした。70歳頃からケガが絶えないが、75歳を過ぎて頻度が増し、ちょっとした拍子に、躓いたり、転倒する。一夜明けたら、腰の痛みが強くなったので、今朝は、大事をとってジョグを断念した。骨折から寝たきりへと進むのが、高齢者の常道なので、細心の注意を払わないとと妻と話し合っている。★老化の証し?
買い物の都度、立ち寄るラウンジで、コーヒーを飲みながら、読書やナンプレで小休憩しているが、ブログネタの宝庫でもある。昨日は、シニア女性の井戸端会議に出くわし、甲高い声が耳障りで、本を開いたまま聞いていた。一人が、「固定電話をやめて、スマホに切り替えた」と端末を見せ、「特殊詐欺は固定電話にかかって来るし、私は安心や」、「息子からの連絡もこれやから騙されん」と、自慢した。すると、他の一人が「最近、公衆電話を見かけんようになったので、これが無いと困る」と言うと、誰かが「救急車呼ぶ時に便利やもんね」と相槌を打った。アナログ生活に徹する頑固ジジィとしては、「自分で呼ぶのはタクシーで、救急車ではない」と言いたかった。文明の利器は、人の心を堕落させる友だと思いつつ、その場を離れた。★文明の利器は堕落の友
立秋を過ぎると、時候の挨拶は「残暑」で始まるが、残暑より酷暑の方がぴったりくる。「秋来ぬと目にはさやかにみえねども風の音にぞ、、」などと、優雅な気分には、とてもなれない。今頃になると、鈴虫が鳴き出したと妻に言われて、自宅周辺の様変わりを実感した。涼やかな鈴虫の声なら嬉しいが、台風に煽られた風鈴がうるさく響くと、暑苦しい。万が一、永田町に進次郎台風が吹き荒れ、「オリンピック担当大臣」てなことになれば、吉本のドタバタ劇を笑えなくなり、酷暑の悪夢になる。★酷暑お見舞い!
昨日の午後2時少し前、NHKーTVで、星稜高校の試合を観ていたら、突然、「臨時ニュースです」のテロップが流れた。地震、それともテロ?と目を凝らすと、総理官邸で小泉進次郎議員が、結婚会見するところだった。史上初の総理官邸での結婚会見は、野心家の彼らしいと驚かなかったが、相手が私たち夫婦の大嫌いな「お・も・て・な・し」ブームの火付け役と分かり、急に不愉快になり、テレビを消した。猛暑に加え、野球中継に水を差されて不快指数が上がる一方だったが、星稜が勝ったので、150%に落ち着いた。しかし、当分、メディアが騒ぎ立てると思うとうんざりする。★不快指数150%
連日、うだるような猛暑と暗い話題が続く中で、女子プロ・ゴルファーの渋野が、全英オープンで優勝したニュースは、一服の清涼剤になった。現地で、'SmilingCinderella'HinakoShibunowinsWomen'sBritishOpen!と報じられたのは、大会前には無名の選手が、初の海外試合でメジャー制覇したので、シンデレラ物語を連想させたのだろうが、これがゴールではない。メジャー制覇の余韻を引きずっていると、周りにつぶされるのがプロの世界。今までと違った目で見られるので、自分を見失わず、新たな目標に向かって突き進んでもらいたい。ゴルフに限らず、野球やテニス、バスケットボール、サッカー等で、日本の若い選手が海外で活躍しているのは頼もしく、勇気づけられる。しかし、毎回のことだが、周囲が必要以上に大騒ぎす...★スマイリング・シンデレラ?
パースに住む娘から、夫君のいとこが42歳の若さで逝ったとのメールが届いた。娘の結婚式で、一度会っただけだが、若い人の死は、どのような死に方でも、心が痛む。ニュージーランドの葬儀のしきたりを知らなかったので、日本との違いを調べてみた。葬式は、基本的に、「旅立ちの儀式」なので湿っぽくなく、陽気に故人を送る。葬儀の日時・場所等の個別連絡はなく、新聞やweb誌面の訃報欄で周知する。また、通夜や香典はなく、服装も喪服不要でカジュアルで良い。親しい場合は、メッセージ・カードや花を贈るようだ。葬儀会場は、セレモニー会館等を使い、葬儀後、軽食で故人のエピソードを語り合う。なお、日本のような法事・法要はなく、命日に家族が集まり、墓参りをする程度だが、多民族国家なので、地域や宗教の違いに留意が必要だ。いずれ、娘から先方の両親に「日...★NZLの葬儀のマナー
昨日の午後、石川県立音楽堂で開催された「桂吉弥」の独演会を聴きに出かけた。4月17日の桂米團治と柳家花緑以来、4か月ぶりだった。夜の公演の場合、帰宅が遅く疲れを感じるようになったが、昼間であれば問題なく、巧みな話芸を堪能した。さて、昨年の吉弥の金沢公演は、8月13日。星稜高校が、済美に8回まで6点リードしながら、延長タイブレークの末、13回に逆転サヨナラ満塁本塁打を浴びた悪夢の日だった。その一戦を引き合いに出しながら、今年の甲子園での活躍を願う話を「まくら」に会場を沸かせた。落語を聞くだけなら、テレビやラジオで十分だが、寄席でしか味わえない楽しみは、「まくら」の部分で、本題のイントロだったり、きわどい話で笑いを誘ったりする。今やすっかり吉弥ファンになった妻は、もう来年の公演を楽しみにしている。★まくらは寄席の楽しみ
冷え込む日韓関係の出口がどこにあるのか、また、いつになるのか気がもめるが、日本政府には、現在の外交姿勢を貫徹して欲しい。従来から、竹島や教科書問題を巡り、日韓関係はぎくしゃくしていたが、日本政府は、解決を棚上げし、活発な民間レベルの交流が緩衝材になっていた。しかし、韓国内では、日本製品の不買運動や来日観光旅行のキャンセル等、険悪の度を深めている。ふと、中世~近世の日本の法原則の一つだった「喧嘩両成敗」を思い浮かべたが、時代は変わり、国際社会のルールに相応しい対応が求められる。令和の時代に入り、平成以前の昭和の負の遺産を乗り越える正念場を迎え、政府には、毅然とした対応を堅持することを願っている。★外交の正念場!
東京都知事は、就任以来、評価できる成果が見当たらないのに、支持率が高いのは、派手なパフォーマンスで注目を浴びる点にある。近々の例でも、高齢ドライバーが、「急加速抑制装置」を設置する費用の9割を補助する事故防止対策を打ち出したが、根本的な誤りを犯している。行政が取り組むべき事業は、高齢者が車を使わなくても不自由しない環境作りであって、安全装置を普及させることでは無い。来年は、オリンピックと都知事選の時期が重複する。公選法上、都知事選の投票日は、6/30~7/29日の間になる。一方、東京五輪は、7月24日に開幕する。都内を聖火ランナーが走る中を、選挙カーから手を振るパフォーマンスだけは止めて、、、"(-""-)"。★小池流ポピュリズム
今回の参院選挙で、歓迎したいこととして、「れいわ新選組」が2議席を獲得したことがあげられる。最初、「新選組」と耳にした時、ふざけた党名だと感じたし、公約も現実離れしていたが、重度障害者が国政に参加する機会を得た事実は、大きな成果だ。一方、「NHKから国民を守る」党は、既得権益嫌いの浮動層の票を集め、1議席得たと思ったら、丸山議員が入党し、過去の人渡辺喜美氏と合流する等、茶番劇が始まった。国会議員失格のレッテルを張られた議員がいれば、「私の一票を返せ」と言い出す有権者もいるはず。現政権から「政治は数」の構図を見せつけられれば、何でもありも分かるが、政治理念そっちのけの政党では、有権者の信頼を得られない。根強い参院不要論に対して、一石を投じた二つの党の動向を注視したい。★政治不信から無関心へ秋の自民党総裁選は、石破...★国政に一石・三席
涼しいうちに走ろうと思い、300m程ごとに水飲み場があるコースを選び、いつもより早く家を出た。しかし、最低気温が26℃では10分もすると汗びっしょりになったので、無理は禁物と30分程で切り上げ、木陰でストレッチを行い帰宅した。近年、7~9月の月間走行距離は、140km前後に落ちたが、今年は、故障個所が無いにも拘わらず、100kmを確保するのが精一杯の状態だ。せめて、最低気温が25℃以下の日があれば、ありがたいのだが、「やるまいと思えど走る暑い朝」(^^♪。★身の程、、、連日の猛暑で、相当体にダメージを受けていたようで、昨夜、ついに発熱した。38.6度の体温は、ついぞ記憶にないが、外気温と大差なく、体全体がだるい。ほかのランナーが頑張ってい......>続きを読む★やるまいと思えど、、
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