1月26日~28日の知多・伊良湖マラソン旅行は、あらゆる点で幸運に恵まれた思いで振り返っている。26日朝、金沢からJRで名古屋に出て昼食後、名鉄線で知多半田駅に着いた時、強風と風花に見舞われたが、翌27日は絶好の日和になった。27日のマラソン大会では、不甲斐ないレースをしたが、玉手箱のような参加賞を貰い、荷が重くなったので、お土産を衝動買いせずに済んだ。また、知多半島から渥美半島へ、河和港から名鉄海上汽船で、伊良湖崎港へ渡ったが、波が高く船酔いする人がいた中で、我々は免れたおかげで、妻の誕生日祝いを兼ねた地魚尽くしの夕食が美味かった。旅の最終日の28日、伊良湖から豊橋に出て、新幹線で米原経由で、午後3時前に金沢に到着した。米原から雪景色が広がり、自宅前の除雪を覚悟していたが、雪が無かった。夜、名古屋・岐阜羽島間...★知多・伊良湖紀行
マラソン大会の正式名称は、「武豊町ゆめたろうスマイルマラソン」だが、大会名が示す通りの「夢いっぱい」で、楽しくユニークな大会の一つにあげたい。プログラムによると、武豊町には、浦島太郎伝説にまつわる地名が数多く残っていることから、「ゆめたろう」なる町のキャラクターマークが誕生した。競技の種目別名称も、5マイルの部は「ゆめたろう」、2マイルの部は「乙姫」、1マイルの部は「竜宮」、ファミリ-ジョギングの部は「かめさん」と、いずれも浦島伝説にちなんでいる。会場では、とん汁やぜんざいの振舞いの他、金券チャレンジ・コーナーなどもあり、まさに、竜宮さながらの賑わいだったが、時間が無く、後ろ髪惹かれる思いで会場を後にした。参加賞は、福袋のように閉じてあり、家に帰って開けて見ると、醤油、たくあん、砂糖、ぜんざい、まんじゅう、栄養...★「ゆめたろうマラソン」は、夢一杯!
1月27日、愛知県武豊町で開催された第20回武豊町ゆめたろうマラソンは、快晴で、午前9時の気温7.6度、湿度43%の好条件のもと、約3,300人のランナーが健脚を競った。昨年11月以来の実戦で、トレーニング不足もあり、2マイル(約3.2km)に参加したが、距離が短いからと侮ると手痛い目にあうことを思い知らされた。2マイルの部は、午前9時55分、一般男女372人(男170、女102)の同時スタート。24~25分で完走するつもりで走り出したら、想定外のハイ・ペースの展開で、見る見るうちに最後方の集団になった。慌てて、前の集団を追いかけたのが悪く、1㎞手前で胸が苦しくなり、立ち止まった。呼吸を整え、走り出したが、1㎞の表示板の前で、再度、ストップ。計時は、6分40秒で明らかにオーバーペースだった。深呼吸をし、しばらく...★第20回武豊町ゆめたろうマラソンの結果
1月27日に愛知県で開催される「第20回武豊町ゆめたろうマラソン」は、今年の初レースになる。寒気団の襲来で、交通機関の乱れを心配しつつ、今日の金沢9:48発特急「しらさぎ6号」で、名古屋に向けて出発する。半田市内で前泊し、大会終了後、知多河和港から船で伊良湖に渡り、28日に豊橋から米原経由で金沢へ戻る二泊三日の行程だ。距離は、2マイルと短いので、レースよりも観光&グルメ旅を満喫したいと思っている。次回更新は、29日の予定。★第20回武豊町ゆめたろうマラソン
SNSは、使い方次第で暴力・犯罪を惹起しかねないツールだが、正しく利用すれば、便利なことは言うまでもない。次々に改良が加えられ、誰でも簡単に利用できるようになっている反面、安易さを生むので、つけ込まれやすいと心得たい。日本国内で利用度が高い順は、LINE、TWITTER、FACEBOOK、INSTAGRAMのようだが、年代によっても違いがある。私は、TWITTERを数年前に止め、FACEBOOKを止める時期を模索しているが、BLOGはワンウェイ型なので、当面、続けるつもりでいる。厄介なトラブルに巻き込まれないためには、SNSの種類ごとの特徴を理解したうえで、自分の好みに合ったメディアを選ぶことが肝要だ。★SNSの暴力対策(後編)
昔は、情報交換の場は、浮世風呂や浮世床といった大衆が集まる場所だったが、時が移り、今やSNSがフェイス・ツー・フェイスを席巻している。情報が口コミで広がる点では同じでも、厄介なことに情報の真偽を見極めるのが難しくなった。文明の利器は、サイバー攻撃やフェイク・ニュースで国際情勢を脅かす武器になった。身近なところでも、自然災害時のいたずら情報や、ニセの広告宣伝媒体に使われ、特殊詐欺が社会問題化している。今後、SNSを巧妙に利用した暴力や犯罪が増える情勢なので、自己防衛が重要になる。最大の防衛策は、SNSを利用しないことで、反面、時流に乗り遅れることになる。しかし、高齢者にとって、時流は些細な問題なので、私は、アナログ生活の徹底に努めようと準備を進めている。★SNSの暴力対策(前編)
18年前、病で倒れた時から、私には独特の死生観が身に沁みついた。集中治療室に入っていた時は、箒にまたがった魔女が、グルグル飛び回って手招きする幻覚に襲われた。一般病棟に移ってから、魔女が消えたが、退院後も、毎日、夢を見るようになり、必ず、死に結びついて目覚める。今朝も、夢見心地で、今日のブログ原稿をまとめあげた。俗に、「金の切れ目が縁の切れ目」というが、私の場合、「夢の切れ目が命の切れ目」となりそうだ。★縁(えにし)④フィナーレ
10数年ぶりに会ったいとこは、教職を退いた後、社会貢献活動で多忙な日々を送っていた。家業が神職だったこともあり、町会長や民生委員のほか、受刑者の社会復帰のサポートを行うなど、人望を集め、地域の名物じぃさんでもある。しかし、高齢になり、オーバーワーク気味なので、長年務めた町会長を返上したのだが、後任の町会長は、私が40年前に会社で机を並べていた人物だった。年に何度か一緒に釣りに行く間柄だと聞き、彼との思い出話を披露したら、次回の話題に出来る新発見だと喜ばれた。10数年ぶり再会したいとこを通じて、かつての同僚の近況を知り、私の様子も伝わる。ここでも不思議な縁を感じる。★縁(えにし)③いとこ
住職は、前田利常公の御母堂寿福院の手厚い庇護を受けた日蓮宗寺院の27代目で、能登の妙成寺や池上本願寺に住職を送り込んでいる由緒ある家柄だった。住職の奥様の実兄が、私と同い年で、福井県出身の金沢大学法文学部と聞き、もしやと「○○さんでは?」と伺うと、驚いたことに同級生だった。卒業後の交流は無かったが、52歳で亡くなったと告げられ、当時の知る限りの彼の面影をお話しすると、「妻に良い土産が出来ました。これも神のお導き」と、大層喜ばれ、自宅へ伺う約束まで交わした。姉の葬儀を通じて、初対面の住職と思いがけない出会いとつながりを経験した。★縁(えにし)②住職
15日、葬儀が滞りなく終わり、精進落としの場になると、近親者だけでお酒も供されて、それまでの緊張感が和らいだ。指定された席に座り、10数年ぶりの再会したいとこと話し込んでいたら、義姉2人が席を代わって欲しいと言って来たので従ったら、住職の隣席だった。型どおりに自己紹介をしたが、黙っているのも気まずいので、お通夜・葬儀での住職の法話や戒名の感想を述べると、恐縮され、それを機に話が弾んだ。私は、今までに100回以上の葬儀に出席しているが、今回の住職の法話は、お世辞抜きに素晴らしい示唆に富むものだった。金沢城内に大学があった頃の話題になった時、柔和な住職の顔が曇った。★縁(えにし)①プロローグ
昨夕、療養中だった姉が逝った。昨年暮れ、病院へ見舞った時には、すでに意識が混濁状態だったので、覚悟していたが、臨終に立ち会えなかった。これで、6人兄姉で長男と私だけが残ったが、その兄も入退院を繰り返している。生老病死は、人間の宿命だが、肉親の死はその思いを強くする。「一日一生・日々新たなり」と心して、残りの時間を大切に過ごしたい。次回更新は、20日の予定。★無常
昨年、いかなる定義にも当てはまる「高齢者」になった。これでようやく一人前の高齢者の仲間入りを果たしたと喜んでいる。いままで、電車やバスの優先席に空きがあっても、周りに自分より年長者が居ないかと気を使っていたが、もう堂々と座れば良いので、旅行が以前よりも楽しくなった。スマホ片手に、時間を惜しみ沢山の名所を巡るより、一カ所に滞在して、時を忘れてボーっと過ごすことが最大の財産に思える。5歳の子が、「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」と啖呵を切る雑学クイズ番組が好評のようだが、私は、ぼーっと生きたいので、これも観たくない。蛇足ながら、NHKの番組が、最近、民放化傾向にあると感じ、視聴時間がどんどん減って来た。いっそのこと、視聴料の定額制を止めて、観た分だけ支払うようにして貰いたいと思うようになった。★老衰目指して!★歓迎!...★高齢者の特権
中村勘九郎が金栗四蔵役を演じると聞いて、今までNHKの大河ドラマを観たことがない私が、1月6日の「韋駄天」の第一回目の放送を観た。脚本を手掛ける宮藤官九郎は、ドラマや映画だけでなく、監督・俳優から作詞・作曲もできる多彩な人物のようだが、彼のこともそれまで知らなかった。世界の北野と同じく、奇想天外な発想や展開が高い評価を受けているが、彼らの世界観や芸術観を理解できない朴念仁にとっては、違う次元の価値観だ。特に、ビートたけし演じる古今亭志ん生は、私の抱く志ん生像と相容れず、失望した。どうやら私の感性は、加齢とともに化石となり錆びついたらしい。ビデオ・リサーチによる第1回の視聴率は、15.5%を記録し、好調な滑り出しだが、84.5%の人は観ていないことでもある。やはり連続ドラマは、私の性分に合わないので、次回以降、観...★大河ドラマ:「韋駄天」
今日の午後、引退会見するレスリングの吉田選手のニュースは、レスリング関係者のみならず、多くの人に衝撃を与えた。霊長類最強の異名を欲しいままにし、国民栄誉賞まで授与された選手だけに、リオで金メダルを逸した時から、4年後の東京に向けての動向が注目された。しかし、いかなるスポーツ選手であれ、いずれは引退の時が訪れるが、その時を決めるのは本人。今日の会見では、煩わしい質問攻めの生活から開放され、きっと晴れ晴れとした笑顔を見せることだろう。彼女の実績や人柄を考えると、指導者の道を歩んで欲しいが、今は、これまでの活躍に敬意を表し、今後の進路を静かに見守ってあげたい。★スターの引き際
ZOZOの前澤社長は、何かとお騒がせが好きなお人らしいが、「ひとり100万円総額1億円」のお年玉企画で、またもや世間を驚かせた。ツイッターのフォロワー数610万人超も凄いが、マスメディアへの露出度も半端ではなく、広告宣伝効果を考慮すれば、1億円は安いものだと感心する。私にとって、100万円は大金だが、応募する気にならなかった。妻と、「これが1,000万円だったら、応募したかも」と言って笑っていた。これからのマーケティングは、この種のキャンペーンを通じて収集した個人情報の蓄積・活用が死命を決する時代になった。それだけに、行政機関が、ビッグデータを企業に提供する危うさを懸念している。★100万円お年玉騒動
2019年1月7日から実施された「出国税」(1人1回1000円)は、受益者負担による税収確保策として歓迎したいところだが、複雑な問題を抱えているようだ。観光環境の整備等の3事業に充当する目的なので、合理的に思えるが、既にある「旅客サービス施設使用料」との整合性を考えると新設理由が解せない。もっと問題なのは、具体的な事業内容が、毎年度の予算審議の中で検討されるので、入り口と出口が別になり、政府の無駄遣いの穴埋めに利用されないかとの懸念が拭えない。また、チケットに上乗せされるので、購入後、自己都合でキャンセルした場合、JALとANAは、返金する方針だが、LCCの場合は、返金手数料が必要とのこと(3,200円~4,000円)なので不合理だ。「海外旅行の負担が増える」と反対するなら、「行かなきゃいい」だけのことだが、出...★歓迎!出国税、、、されど
「おもしろきこともない世をそれなりに」は、高杉晋作の句として知られるが、要は心の持ち方であり、知恵の出し方次第との処世術の極意ともいえる。先日、大間のマグロが3億3,300円の高値を付けた。ご祝儀相場とはいえ、何処かが狂っている。競り落とした寿司屋の前に長蛇の列を作る光景は、好奇を通り越して卑しく映った。一方、新千歳空港で約2,000人の人が足止めを食らったニュースも報じられた。空港で過ごす人や、ホテルを探す人、或いは、陸路を利用した人など、さまざまだったが、いずれもっ苦渋の選択だったろう。日常生活に起きる事象を自らの境遇に置き換えて、「私ならこうする」という訓練を怠らなければ、同様の場面に遭遇してもうろたえずに済むと心得たい。★ブランド狂想曲(後編):グルメ離れの極意一回の食事に、数万円払っても惜しくない人に...★渡る世間は知恵次第
昨年の新年に「2018年の日本展望」に述べた不安が解消されないまま、2019年を迎えた。富士山の頂上から水を流せば、すそ野に着くまで、気が遠くなる年月を要する。水が枯れて、流れが消える可能性もあり、水は流し続けなければならない。これが、安倍政権の景気対策の宿命で、数字的には「いざなぎ景気」(57か月)、「いざなみ景気」(73か月)を超え、戦後最長になったが、本当に豊かになったと実感している人は少なく、「格差」が広がったと感じる人の方が多い。ついては、日本のIT大手企業で、35歳までに約30%の優秀技術者が高給で海外企業にスカウトされている現実を直視すべきだ。安倍政権が目指す高等教育の無償化などは、愚策の最たるもので、GAFAの人的給源育成策の印象さえする。GAFAの後を追い続ければ、日本企業の空洞化が加速し、発...★2019年展望
昨年の抱負は、社会の事象を「反対側から見る」ことで、これまで見えなかったことや知らなかったことが如何に多いか、不勉強だったかを思い知った。今年は、元号がかわり、消費税アップ、ラグビーW杯等々、東京オリンピック前の活気と共に、混乱の様相を呈している。日ロ首脳会談やG20議長国、統一地方選や参議院選等の政治スケジュールが目白押しで、米中貿易摩擦の長期化やイギリスのEU脱退等々、経済情勢の不安定さからも目が離せない。今年は、身の回りの出来事を切り口とし、「下から目線で見る」ことに徹底したい。★今年の抱負今年は、後期高齢者の仲間入りをする。マラソンで言えば35㎞過ぎ、登山なら下りで、ゴールは近い。反面、体力の限界状態に近付く頃合いだ。ついては、そこまでたどり着いた道程を振り......>続きを読む★2019年の抱負
今年の正月は、例年になく積雪がなく、賑やかで楽しく祝うことができ、良い一年になりそうだ。12月30日~1月2日まで、長女夫婦が訪ねてくれたので、もう二度と4人が揃うことが無いと思い、奮発して4日間、温泉で過ごした。露天風呂に身を沈め、初日の出を見ながら来し方を振り返りつつ、今ある身を感謝した。いかなる定義をしても、一人前の「高齢者」に当てはまる域に達したので、これからは”老い”と向き合い、”日々新たなり””と心して、大切に過ごしたい。★2018年を迎えて窓外の雪を見やりながら、夫婦二人だけで迎える元日の朝食は、いつものと少しだけ違った。雑煮と昆布じめに鱈の旨煮、しょうゆ豆等が並ぶ質素なもので、お酒も並ばない。しかし、病の床......>続きを読む★新年を迎えて
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