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もしあのまま発進していたら
これは、ある峠で奇妙な体験をした話。実家から1時間ほど離れた所に、『首切峠』という所がある。通称ではなく、標識にもそう書かれてある実在する峠。こんな名称の場所だけに、もちろん地元では心霊スポットとなっている。でも実際は名前だけが一人歩きしているような場所で、丘というくらいの小さな峠だ。当時は仕事場…
2022/05/31 08:30
私が見てはいけない世界だった
これは、私が小学生の頃の話。毎年夏になると、海のそばにある従妹の家へ何日間か泊まりに行っていた。従妹はひとつ年下で、子供心に彼女は両親のどちらにも似てないなぁと、夏に顔を合わせる度に思っていた。けれど、そんなことは深く考えもせず、毎日楽しく遊んでいた。その日、波の緩い浜辺で砂遊びをしていた…
2022/05/30 08:30
最期の一杯ってやつかもしれんな
これは、友人の心霊体験話。彼の家は山中にあるのだが、そのすぐ横を10年ほど前に高速道路が開通したという。他方面へ繋がるインターチェンジが近いとかで、交通量は結構多い。だが、見通しは良いのに、何故か交通事故が多発しているそうだ。ある晩、そろそろ寝ようかと支度していると、土間の方で気配がした。様子を…
2022/05/29 08:30
その石に抱き付いていると病が治る
これは、知り合いから聞いた不思議な『石』の話。彼の地元の寺社跡に、変わった石があるのだという。なんでも、子供ほどの大きさがあるそれに抱き付いていると病が治る、のだと。言い伝えによれば、昔その山には鬼がいて、人を獲っては喰らっていたと言われる。何故かこの鬼が襲うのは病人ばかりで、特にその患部を好んで…
2022/05/28 08:30
親切な言葉の裏に潜んでいた悪意
これは、「人間って怖いな」と思った体験話。かれこれ15年程前になるか、俺は靴屋の営業マンだった。大手の安売り靴屋に押されに押されて、社長の号令一下で始めたのが同じく外国産の格安靴販売だった。だが、これが大いにコケた。挙句、靴を捨てることになった。真夜中に不審なトラックなんて、田舎ではすぐに駐在に…
2022/05/27 08:30
河の中から夕焼けを眺めていたモノ
これは、知り合いの話。彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。「とある山間を歩いていた時のことなんですが。夕刻、大きな河にぶつかったのですよ。この岸辺で野宿をしようかと荷物を降ろしたところ、これが実に見事な夕焼けに…
2022/05/26 08:30
カッパは眠り込んだ人を操って…
これは、友人の話。彼の実家は山中の村なのだが、そこに里帰りすると必ず奇妙な体験をするらしい。帰郷した翌日に目を覚ましてみると、起き上がることが出来ないというのだ。腰が抜けたかのように、まったく力が入らない。前日は大した運動もしていないはずなのに、至る部位に筋肉痛も感じる。実家の人間に言わせると…
2022/05/25 08:30
虫の知らせって本当にあるのかな
これは、『虫の知らせ』って本当にあるのかな?と思うようになった体験話。一度目は、会社員3年目の時だった。その日は久しぶりの休みで、でも疲れすぎて掃除も洗濯も食事もできなくて、日中にもかかわらずベッドでダウンしていた。ウトウトしたり、意識がはっきりしても体がだるくて動く気力がなく、また眠気が…
2022/05/24 08:30
その人がいる空間だけ闇に包まれていた
これは、私の母の実体験です。就職したての頃に、会社の飲み会に参加した時のことでした。お酌をして回っていると、参加していた同僚の松本さん(仮名)の周りの空間が、なぜか暗かったそうです。照明の故障とかではなく、松本さんのいる空間だけが闇に包まれている感じで、松本さんは食事もせず、正座をしたまま俯いて…
2022/05/23 08:30
何処からともなく聞こえてきた奇妙な声
これは、奇妙な体験をした伯父の話。山で仕事をしていると、何処からともなく声が聞こえた。「三日借りるぞ」。何のことだか全くわからない。不思議なこともあるもんだと、その日はそこで山を降りた。翌日に作業場へ登ると、隅の方にびっしりと『茸のようなもの』が生えていた。何となく手を触れるのが躊躇われ、そのまま…
2022/05/22 08:30
一人きりの肝試しで神社に出向いたら
これは、同級生の体験話。少年時代、一人で夜中の神社に肝試しに出向いたのだという。そこの神社は町と山の境界に建っており、そこから奥はもう山の領域。長い石段を半分ほど上った辺りで、軽い音が上から転がり落ちてきた。懐中電灯の明かりの中、子供用の靴が片方だけ、彼の真横を落ちていった。それほど勢いがついて…
2022/05/21 08:30
どうしても境内に入れなかった初詣
これは、神社で少し不思議な体験をした話。3年前のお正月に、赤坂の日枝神社へ初詣に行った時のこと。鳥居の下まで行くと、何故か急に右脇腹が痛くなり、どうしても境内に入れなかった。痛みが治まるまで階段の辺りで休憩して、もう大丈夫かなと鳥居に近づくと、また脇腹が痛くなり、そこから前に歩けなくなる。後ろに…
2022/05/20 08:30
よるのおじいさんがきてる
これは、かなり昔に叔母から聞いた為、うろ覚えで多少の脚色は混じっているかもしれない。怖いというより、奇妙で不思議な体験話。私の叔母一家がキャンプに行った時のこと。今のように便利な道具が簡単に揃うわけでもなかったので、夜は早く、それは暗かっただろう。夕食を食べて、星を眺め、隣のテントの大学生と一緒に…
2022/05/19 08:30
この場所ではそういう約束だから
これは、釣りにまつわる奇妙な体験話。釣り仲間の桜井(仮名)と二人で、近場の山にある溜め池へバス釣りに出かけた。先に釣り上げたのは桜井の方だった。中々の大きさだ。しかし、桜井はそれをリリースすることなく、後ろの繁みの中へ放り投げた。「バスをリリースするの、嫌うタイプだったっけ?」そう問い掛けると…
2022/05/18 08:30
そいつの背中には魚のような黒いウロコ
これは、山仲間が体験した怪異話。山中の寂れたキャンプ場に、一人で宿泊した時のこと。夜中、テントの周りでゴソゴソと動く音がする。猿でも来たか?と、外に出てライトで照らしてみた。黒光りするモノが、夕食後のゴミを漁っていた。彼曰く、「一瞬、巨大な鯉が歩いているのかと思った」という。そいつの背中には…
2022/05/17 08:30
その存在を目視・無視・挑発してはならない
これは、祖父が体験した怪異話。山で仕事をしていると、何処からともなくカラスの鳴き声を極端に低くしたような鳴き声で近付いて来る存在がいたそうで。鳴く、数歩近付いて来る、鳴く、数歩近付いて来る…という感じで、ゆっくりと目の前までソレは来る。地元では、『その存在を目視、無視、挑発するような行為はしない…
2022/05/16 08:30
夜の山で聞こえてきた奇妙な2つの音
これは、友人の話。一人で夏山を縦走していた時のこと。真夜中、何かの物音に目を覚まされた。ぽちゃん、ぽちゃん。水音のようだ。深そうな水溜りに、小石が落ちているような、そんな音。「水場はかなり離れてるのに、ここまで音が聞こえるものか?」。寝惚けながら考えていると、音はいきなりガサッという乾いたものに…
2022/05/15 08:30
知らないうちに出来ていた青アザの正体
これは、僕の爺ちゃんがその爺ちゃん(高祖父)から聞いた話。その時、高祖父はキツネを一匹仕留めて帰る途中だった。すると、木の近くにオロオロとした男性がいた。若くて登山者のような格好をしている。何をしているのか聞くと、道に迷ったという。出口まで案内しようと思ったが、時間が遅かったこともあって山小屋に…
2022/05/14 08:30
わざわざウチに死にに来る
これは、知り合いの話。彼女の家は街外れにある。山からはかなり離れているのに、何故か山の動物がよく現れるのだという。それも、決まって『死体』で。状況からするとどう考えても、動物が庭に自分から入り込み、そしてそこで息絶えたとしか思えないのだそうだ。彼女は一度だけ、その現場を直接見たことがあるという…
2022/05/13 08:30
白い家とピアノの音とお姉さん
これは、僕が小学生だった頃の話。当時、通学路の途中に『白い家』があった。木で作られたログハウス風の建物を、白く塗装したような家だったのを覚えている。僕の家はかなりの田舎にあり、朝は家の近い子供たちで集団登校をしていたが、帰りはそれぞれバラバラに帰っていた。僕の家は同じ方向の子供たちの中でも最も遠い…
2022/05/12 08:30
真偽不明な噂が多い府営団地にて
これは、地元の友人から聞いた話。友人の実家はあまり裕福ではなく、子供の頃はボロボロの府営団地に住んでいた。その友人宅には何度も遊びに行っていたが、まあ家賃相応の酷さだった。3階建ての建物は満遍なく蜘蛛の巣が張っており、日の光は全然入らなく、階段の電灯はいつ行ってもチカチカしている。帰りが…
2022/05/11 08:30
はっきりと見えてしまうのも困りものだな
これは、"藁人形を使った呪い"にまつわる話。私は、あるお寺で僧侶をしている。うちは大きなお寺で敷地の中にお堂がいくつもあり、毎朝早くに全てのお堂を回ってお勤めをする。一堂一堂がそれなりに離れており、限られた時間のうちに全てを回りきらないといけないので結構忙しい。おまけに、毎回一人一人交代で行うので…
2022/05/10 08:30
中古の一軒家を買って1年が過ぎた頃
これは、中古の一軒家を買ってからの話。住み始めて1年くらいが経った頃、間取り的に『家の中が1畳分くらい狭い』ことに気がついた。とは言っても、住んでいたので壁を壊して確かめようとはならなかった。それまで1年くらい普通に住んでいて気づいただけなので、おかしなことが起きるわけでもない。ビルみたいに配管を…
2022/05/09 08:30
何かが普通の山とは違った場所にて
これは、弟と山へ虫取りに行った時の話。僕が小学5年生の夏のこと。その山は、そこそこカブトムシやクワガタが取れる山だった。でもいつものポイントで取り尽くしてしまったのか、その日はコガネムシやカナブン、ハチしかいなかった。僕は弟に「今日は違うところに行こう」と言って、その場所を出た。そしてその山の普段…
2022/05/08 08:30
小鳥に鳴き方を教える師匠
これは、知り合いの体験話。子供の頃、学校の裏山で一人遊んでいると、"ウグイスの声"が聞こえてきた。おそらくは巣立ちしたばかりなのだろう。まださえずりが下手で、最後まで上手く通して鳴けていない。「ふむ、まだまだ下手っぴいだな」。生意気にもそんなことを考えていると、一際大きな鳴き声が林に響き渡った…
2022/05/07 08:30
トノサマバッタを追いかけた先に
これは、友人の翔太(仮名)が小学3年生の時の話。当時、山で遊ぶことが日課になっていた翔太。いつものように駄菓子屋で買ったお菓子を持って、山へ向かう道をぶらぶらと一人で歩いていた。すると、目の前に『大きなトノサマバッタ』が。昆虫が大好きだった翔太は夢中で追いかけて行ったそうだが、細い獣道を駆け上がる…
2022/05/06 08:30
水面に映る満月に誘われて
これは、知り合いの話。山奥の集落に停泊していたある夜のこと。尿意で目が覚めた彼は、屋外の厠に行って用を済ませた。庭に置いてある手水鉢で手を洗おうと、中を覗き込んだ時だった。水面に白い大きな円盤が映っていた。満月だ。あまりの美しさに、思わず手を伸ばしたという。次の瞬間、水の中から細い物が二本伸び出し…
2022/05/05 08:30
3歳になる娘の横に立っていたのはキツネ
これは去年、東北の方へキャンプに行った時の話です。そこは山の奥地にあり、自然たっぷりのキャンプ場。首都圏から遠いせいか混んでいることがなくて、いつも利用しています。日が暮れて晩飯が終わり、早起きだった為にテントで少しウトウトしていたところ、外から聞こえる3歳になる娘の笑い声で目が覚めました。女房と…
2022/05/04 08:30
頑張るさんと呼ばれる便所の神様
これは、先輩の話。彼は卒業後も度々、部活の指導や手伝いをしに来てくれていた。その都度、各地の興味深い山話を聞かせてくれた。「ある小さなキャンプ場なんだけどさ、一応トイレがあるんだ。汲み取りだけど。でも一番奥まった大用の個室は誰も使う奴がいない。そこで用を足しているとね、覗かれるっていうんだ…
2022/05/03 08:30
部屋に上がって振り返るといるよ
学校から1駅の距離で、狭苦しい学生アパートと変わらない家賃とくれば、お察しいただける通りの事が起こるわけで…。親友は、それを承知でそのアパートに決めた。これは、そのアパートで起きていた心霊話。アパートに到着して部屋に上がると、日当たりも良く、手入れも行き届いていて、おかしなところは全くない。私自身…
2022/05/02 08:30
子供の頃に行った夏祭りでの怪異体験
これは、子供の頃に行った夏祭りでの怪異な体験話。親戚や祖父母と5人ほどで花火を見に行ったのだが、その時の状況が"何か変"だった。お祭りでは御神輿の周りを囲むようにして、お面を被った人々が盆踊りをしていた。僕たちは事前に、一番良い場所にシートを敷いて確保しておいた。そこで弁当を食べながら、花火の始ま…
2022/05/01 08:30
2022年5月 (1件〜100件)
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