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怖話ノ館(こわばなのやかた) http://kowabananoyakata.main.jp/

怖い話や怪談が読みやすいブログです。他にも意味怖、謎怖、シリーズもの、都市伝説、画像や動画など多数。

たくさんの怖い話や怪談を読みやすいように掲載しています。画像や動画なども扱っています。怖い世界をどうぞごゆっくり・・・

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2014/12/01

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  • 困窮した港町が海神へ捧げたのは

    これは、ガンで亡くなった親父から聞いた話。コンビニでおにぎりを見かけた時に、この話をふと思い出した。親父の親父(以下、ジイちゃん)はマグロ漁をやっていて、一本釣りを生業としていた。一本釣り漁師は組合に何人もいるのだが、ジイちゃんの腕前は中ほど。気弱だったこともあって、パッとしない男で通っていたそう…

  • 落ちていた一昔前の携帯電話が突然

    これは、山仲間から聞いた奇妙な話。そろそろ日が暮れようかという頃合。一人辿っていた林道で、場違いな物を見つけた。道の真ん中に落ちていた物。それは、『一昔前の携帯電話』だった。近寄った途端、いきなりその携帯が音を上げて震えだした。ミッキーマウスのテーマ。どうやら着信があったらしい。てっきり電池が切れ…

  • 山の火葬場で人を焼いていると稀に

    これは、ある老人の話。町外れの山に、かつて"小さな火葬場"があった。彼はそこで働いていたらしい。祭りの打ち上げで一緒になった際、そこでの話を色々と聞かせてくれた。「怖そうな現場ですね。とても私には務まりそうもないです」。そう言う私に、爺さんが答えて曰く。「いや仕事といっても、実際は火の番くらいな…

  • 築40年のマンションで起きていた怪奇

    これは私たち夫婦が10年以上住んでいる、築40年のマンションであったほんのりと怖い話を2つ。<1つ目の話>夫は仕事から帰り、いつものようにマンションの駐車場に車を停めて、地下からの階段を1階に向けて上がった。そして上がりきった1階のホールに、4~5歳くらいのおかっぱの少女が立っていて、「こんばんは…

  • うちの店は出るって言ってたでしょ

    これは、新宿の某飲み屋での話。ここ二年くらい、俺は通っている飲み屋がある。低い天井にカウンターと小さなテーブル二つだけの小体な店。某有名芸能人がオーナーらしく、たまに芸能人がちょこちょこ飲んでいる。その店を一人で切り盛りしているバーテンはゲイなのだが、いわゆるゲイバーではない。そんな店で…

  • 山で迷ってしまったその先で

    これは先日、九州へ出張した時に体験した話。仕事を済ませた後、そのまま帰るのも面白くないと思い、近くの山でハイキングでもしていこうと考え、"名前も知らない山"に登った。すんなりと山頂まで到達し、弁当を食べ、帰路を歩いていると、さっき歩いてきた所と似た景色が見えてきた。この時点で薄々迷ったかな?とは…

  • 何をやってもダメになった土地の因縁話

    これは、うちの近所の忌み地にまつわる話。この間まで空き地だった場所に、何かの営業所が建った。去年94歳で死んだ爺さんが言っていたが、ここは『良くない土地』らしい。曰く、爺さんがまだ20代の頃、そこには普通の農家があったそうだが、何かの事情で借金をしてしまい、それが払えなくなって困窮したそうだ…

  • 滅多なことでは電話をしてこない親父からの着信

    これは、現代のようにオレオレ詐欺が一般化するよりもずっと前の頃のことだから、未だにあれが何だったのか、よくわからない体験話。ある金曜日、仕事終わり前に親父から電話がかかってきた。ちょうど打ち合わせ中だったので一旦拒否し、打ち合わせ後にコールバックした。…が、出ない。仕事も終わって21時頃…

  • 人が歩いた跡のような窪みと悪臭

    これは、昔馴染みの話。ある朝、里山を歩いていると、酷い"悪臭"に襲われた。生臭い匂いが、眼下の川原から立ち上ってくる。何か死んでいるのかと下りてみたところ、砂地の上に点々とした窪みが続いていた。ぱっと見た感じでは、"人が歩いた跡"のように見える。藍藻のような物が所々にこびり付いているようで、それが…

  • たまたま後ろを向いたらソレがあった

    これは、私が十数年前に自衛隊に居た時に、ある演習場で起きた不可解な出来事です。当時、夜間歩哨訓練で、穴に二人一組で警戒をしていました。時間も経ち、交代がやって来て、異常無しの申し送りをしてすぐ裏の天幕に入った矢先でした。「うわーっ!!」。今さっき交代したばかりの者の叫び声が響きました。何だ何だと…

  • 連絡がつかないから部屋の鍵を貸してくれ

    不動産管理会社に勤めている知人の体験話を2つ。1つ目は、ある日に「子供と連絡がつかないからアパートの鍵を貸してくれ」と言う人が来たそうだ。身分証を見せてもらうと確かに入居者の保証人だったので、貸し出しは出来ないけれど担当が同行して不在かどうか確認した上で保証人責任で開けましょう、ということになった…

  • 昨日の夜はお外ですっごい音がしてたね

    これは、仕事仲間の体験話。山奥の実家に里帰りした折、義父の炭焼きを手伝うことにした。幼い息子も行きたがったので、連れて行くことに。義父は大層喜んだが、一つだけ妙なことを言う。「今夜遅く、日付の変わる頃合には焼き小屋の外に出られないから。トイレは早めに済ませておくか、我慢しろ」と。「どうしてですか?…

  • 天井を右から左に視線を送る祖母

    これは、96歳になる私の祖母の話。今は介護老人保健施設にいて、親戚たちで順に面会へ行ったり、洗濯物の回収をしたりしている。祖母がいるのは建物の4階なのだが、縁起が悪いとの理由で「5階」と呼ばれている。祖母は認知症も進み、また調子の良い日と悪い日の差が激しくなってきていた。私が面会へ行った日のこと…

  • 驚くような場所でよく出会う知人がいる

    よく出会う知り合いがいる。数年おき、数ヶ月おきに、「こんな所で!?」と驚くような場所で出会う知り合いがいる。共通の友人を介しての知り合いであって、直接的にそんな知った仲ではない。俺は向こうの名前と仕事程度しか知らないし、向こうは俺の名前すら憶えているかどうかという程度の関係だが、やたらと妙な所で…

  • ひょこひょこ歩きながら向かってくる

    これは去年の夏に体験した、ちょっと怖い話です。私は、鉄道施設の維持管理をする現場仕事をしています。その日の仕事は、線路の上で使うリフト車(軌陸車という車両)の運搬管理でした。軌陸車とは、リフト車の下に車輪が格納されていて、車輪を展開して線路に乗せることで線路を走ることができる車両です。その日は終電…

  • どうしても切れなかった木

    これは、知り合いから聞いた奇妙な話。地元の峠道を整備しようとした際、『どうしても切れなかった木』があったという。切ろうとした作業員が怪我をしたり、工具や機械が突然動かなくなったりして、結局は皆が近寄るのを嫌がるようになり、放っておかれることになったのだと。他は真っすぐに敷き直された道が、そこだけ木…

  • 通夜の日の寝ずの番での怪異

    昔、爺さんの通夜で起こった不可解な出来事の話。うちの地方の風習なのかもしれないが、通夜の夜は『線香の番』というものがある。通夜の日は夜通し、線香の火を絶やさないように寝ずの番をするという決まり。もう随分と前、うちの爺さんが大往生で亡くなり、当時大学生だった俺と、爺さんの末っ子だった叔父さんとの二人…

  • そこへ行く時は「やまに気をつけろ」と言われる

    これは厳密には山の話ではないが、私はだだっ広い平野の田舎生まれで、山は遠くに青く見えるだけ。そんな土地で『やま』というのは、普通の日本語で『森』のことだ。(『もり』は『林』)。九州の山国から嫁いできた母は、当初「やまを抜けて行く」と言われてきょとんとしたそうだ。そんな『やま』も今は切り開かれて少な…

  • 真っ黒いモコモコとした毛の塊

    これは、怪異な体験をした同僚の話。山奥の『湯治場』へ泊まりに行った時のこと。シーズン外れだったこともあり、外湯の広い湯船が貸し切り状態だったそうだ。湯上がりの良い気分で渡り廊下を歩いていると、庭から這い上がってきたモノがあった。真っ黒い、モコモコとした毛の塊。仔犬ほどの大きさで、手足は見えないが…

  • 彼女がくれた身体の一部

    これは、ある杣人の話。彼はよく山奥の炭焼き場に一人滞在して炭焼きをしているという。「大変ですね。一人で山に籠もっているのは寂しいでしょう?」。私がそう言うと、彼は笑った。「いや、時々はお客さんもあるから、そうは寂しくもない。まぁ訛りが酷くて、意思疎通するのが大変だけどな。酒がかなり好きなようで…

  • 暗い時にだけ見える天井の黒いもの

    れは、古いアパートでの奇妙な体験話。私はつい最近まで、S県のそこそこ栄えた街に住んでいた。住まいは築40年のわりと年期の入ったアパートだったが、家出同然の引っ越しだったので、そう贅沢も言ってられないと最初に内見した部屋に即決した。3階建ての2階の角部屋で、日当たりも良く、古いアパートのわりには壁も…

  • あの円の中に入らなかっただろうな

    これは、私が高校時代の担任の先生が小学生の頃に体験した話。夏休みに父親の田舎の爺ちゃん家に遊びに行った先生は、毎日のように山や川で遊び回っていた。その日は近所の山を探検していると、山中に急に開けた場所を見つけた。そこには、角材を鳥居の色のような朱色に塗ったような木の棒が、直径10メートルほどの円を…

  • 牛の脚の間から向こう側を覗くと

    これは、同僚が体験した不思議な話。家族を連れて牧場へ遊びに行った時のこと。山の牧場はとてものどかで、乳搾りをしたり羊を触ったりして楽しんでいた。そうこうしているうち、子供が奇妙なことを訴えだした。「あそこに何かいるよ!」。そう言って、柵を指差す。だが、彼には何も見えない。「何もいないぞ?」と返すと…

  • 神隠しに遭ったと噂になった婆さん

    これは、盆栽サークルの爺さんから聞いた話。爺さんの住んでいた村より少しだけ都会に近い村(以下、加辺村とする)でそれは起こった。ある日、加辺村に住む婆さんが「神隠しに遭った」と噂になった。その話を聞いた時点では何とも思わなかったが、用事で加辺村の実家に行っていた近所の嫁さんが詳細を聞いてきて…

  • 誰が生き残るかを公平に決めた

    これは、東北地方の寂れた山村出身のばあちゃんから聞いた話。度重なる飢饉や疫病で、皆が飢えていた悲しい時代のこと。人減らしをしなければ、集落自体がなくなってしまうほど飢えていたという。そんな訳で、公平に誰が生き残るかを決めなければいけなかった。そして村で決めたその方法とは、『宴会を開く』というもの…

  • 地面の上でゆっくりと開いたり閉じたり

    これは、奇妙な体験をした友人の話。浅い山で軽めのハイキングを楽しんでいた。午後の中半、道脇の石に腰を下ろし、軽く食べて休憩しようとザックを開けた。菓子パンを取り出していると、視界の隅に何か蠢く物がある。顔を上げると、少し離れた道上に見慣れた形が落ちていた。自分のものと同じくらいの大きさの、『人の右…

  • 冬山を彷徨う甲冑姿のカナゲ

    これは、盆栽サークルで知り合った爺さんから聞いた話。その爺さんは、今はダム底になってしまった山奥の集落から引っ越して来たという。そこでは春夏秋は農業、冬はマタギ(狩猟)になり、ウサギやタヌキを撃って生計を立てていたそうだ。ここからが本題。爺さんがまだバリバリの現役だった頃、獲物を追って山に入ると…

  • 深夜の山道を歩く2人組の女性

    これは、俺が大学生の頃の体験話。当時、福岡の大学に在籍していたのだが、地元は大分だった。夏休みや冬休みなどの長い休みには、地元に帰って高校時代の友人と遊ぶことが多かった。大学2年のその年も、やはり地元に戻って遊んでいた。ただ大学生で毎日が暇な俺たちは、時間を持て余していた。ビリヤードやダーツで遊ん…

  • 3メートルの巨人と複数のナメクジ人間

    これは、田舎に住んでいた子供の頃の怪異体験話。ある日のこと、地元から一つ向こうの山で遊んでいると、いつの間にか迷っていた。泣きたい気持ちを堪えながら闇雲に歩いていると人の声がする。安心してそちらに行ってみたら、『変なモノ』がいた。ガリガリに痩せた3メートルぐらいある、やたらとでかい人間のような…

  • 川の中程に引っ掛かっていた緑色の物

    これは、カッパにまつわる友人の体験話。子供の頃、山裾に開けた原で遊んでいると、不気味な物を見つけた。川の中程に『緑色の物』が引っ掛かっている。一番の怖い物知らずが水に踏み込み、それを手にして帰ってきた。間近で見た皆が皆、「何だこれ?」と考え込んでしまった。大きさは自分たちの二の腕くらい。緑色で…

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