紫陽花。初夏の咲き始めの初々しさはなんとも可憐だ。これから時間をかけて滋味深い秋色へ、そして天然ドライになるまで季節を超えてずっと魅惑的なお花ってそうそうないんじゃないかなずっと観察していたいのに大概花盛りの後バッサリ伐られちゃう。。。何だか若さばかりもてはやされるニンゲン界の駄目なところに似ているようで残念だなぁ。なぁんてしみじみ思ってしまうのはジブンがいつの間にか人生の晩秋ど真ん中にいるからなのでありましょう。滋味深い秋色にちょびっとは染まっているだろうか〜。う〜む。紫陽花に人生を思う!
ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。
すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。
すすき。風になびいた形のまま枯れている。眺めていると何故か佇む野生馬の群れを連想してしまった。野生馬なんて見たことはないのだけれど以前広大な荒野を野生馬の群れが駆けてゆくのを夢でみた。ふしぎだなぁ。夢でみた光景なのに時間が経つと本当にみたような気になってくる。危険だ。記憶の改ざんが始まっている?笑夢でみた光景と現実にみた光景は、きっと遠い先には混ざり合ってどっちだろうと構わなくなるに違いない。まあ、それもオモシロイかもね。野生馬の群れ。のようなすすき
シゴト先の幼稚園で園児が「せんせい」と呼びかけるつもりで「ママ」とか「おかあさん」と間違えて呼ぶのはよくあること。だったのだが…!最近なんどか「ばぁば…」と間違えて呼ばれることが。。。そうかぁ。無意識下でそう間違えるってことは、わたしはもうおばあちゃん感を醸し出しているってことなんだな。まぁ、こどもたちがばぁば的な安心感を持ってくれてると思えば嬉しいことではあるのだがね。ちょっとフクザツ。思えばこの仕事に就いてもうすぐ八年になるのか。確かにその間にわたしも八年分歳を取り園児の保護者たちとの年齢差もその分広がり、ママたちよりもお迎えにみえるおばあちゃんたちのほうが断然年齢が近くなっている〜。普段あまり自分の年齢を気にしないばかりに時にこうして突如として浦島太郎的に実年齢に気付かされるのであった。キモチは子ど...年齢に気付かされる!
今年は辰年。龍は神の使い的な想像上のイキモノとされているがいないと誰が言える?恐竜だって存在していたんだもの。テレビを観ながら娘とそんな話をしていたら娘がオモシロイことを言い出した。「十二支って龍以外全部実在してるじゃん。昔は龍も現実にいたってことだよ。」確かにー!龍だけ架空ってほうが不自然だ。世の中にはびっくりするような不思議なイキモノがたくさん存在する。ただヒトが知らないってだけで、未知のイキモノがこの地球上にはたくさんいるに違いない。空を見上げて竜が悠々と泳いでいく姿を暫し思い描いてみよう。カッコイイだろうなあ。竜っぽい雲。あ、でも空から急降下して捕食されるのは勘弁願いたい。草食ということにしておこう。笑。空を泳ぐもの
如来立像(青森市)ポストカードより一見、無表情に見えても近づいてよく見ると小さいお目と無造作にひと彫りしたお口が!なんとも味のある仏さまや山神様の並ぶ展覧会。『みちのくいとしい仏たち』東京ステーションギャラリーにて。写真不可だったので、こちらを。たくさんの仏さまを拝見しつつ、何だかだんだん観るだけで拝みもせず歩みを進めるのが申し訳なくなってきて、こころのなかで合掌。くすっとこちらも笑顔になっちゃうにっこり微笑む仏さま。強がってるのに全然怖くない鬼の表情。どの仏さまも地元の方々にたいせつにたいせつに祀られてきたお方たち。じっくり拝見しつつも、出品リストを何度も確認。これまでたくさん展覧会を観てきたけれど、こんなにもどこの所蔵なのかが気になって手元の出品リストを覗き込むのはわたし史上初のこと。あぁこの方は八幡...『みちのくいとしい仏たち』東京ステーションギャラリー
年末に「七人の侍」を観てからというもの今更ながら黒澤明監督作品にハマり、夜な夜な深夜のひとり映画鑑賞会。観たいと思った順で年代はランダム。「天国と地獄」1963年「生きものの記録」1955年「野良犬」1949年「用心棒」1961年「椿三十郎」1962年「どですかでん」1970年とりあえずここまで。それぞれ素晴らしい〜!黒澤映画を語るのはおこがましいのでやめておく。どれも面白いが、これまでみた黒澤映画の中でわたしのNo.1は…「椿三十郎」!題名は昔から知っていたけれど、普通の時代劇としか思っていなかったわたし。こんな痛快でスペクタクルなエンターテイメントコメディ映画だったとは!今まで観なかったことがなんとも勿体ない!エンドロールで「あー!面白かった!」と独り言をいいつつひどく残念に思ったのは、父とこの映画の...黒澤映画に潜る
「世界でいちばん透き通った物語」杉井良著こんな物語、というかこういう仕掛けのある本がかつてあったであろうか!?本好きIさんから勧められて購入。年末、読み始めたら先が気になってイッキ読み。こんなに一言も内容が言えない本って今までなかったのでは?本好きさんにお勧めです!口コミなどなど前情報なしで読んでください。北国の読書ともだちIさんのお陰で、近年わたしの読書の幅がぐ〜んと拡がりました!いろんな良き本を教えてくださりIさんに感謝です!世界でいちばん透き通った物語
年末、突然「七人の侍」を観てみたくなり真夜中にひとりどっぷり黒澤映画の世界へ。そもそも日本の時代物の映画にはまるで興味がなく、しかも戦国時代はすきではない。それでも欧米でもあれほど高評価の世界のKUROSAWAの代表作「七人の侍」を観たこともないまま「映画好き」を名乗っておってよいのか?わたし。黒澤明監督の「夢」は好きだし「羅生門」などなど、作品を観ていなくはないのだがこれまでどうもサムライ物に食指が動かなかったのである。が、何故か突然観てみたくなったというのはようやっと機が熟しわたしにも観時がやってきたということ。本能に従って観てみた。果たして。。。いやぁ〜面白かった〜!すっかり引き込まれてしまった。古今東西、名画と謳われるだけありますな〜。これは全くの食わず嫌いでありました。今観れて本当によかった。つ...「七人の侍」を初めて観る!
息子夫婦のお宅訪問のあと、上野駅の線路をひと跨ぎ!両大師橋を渡ると左手に国立科学博物館、右手に国立博物館。この道を真っ直ぐ行くと間もなくだいすきな建物、黒田記念館が見えてくる。新年早々の黒田記念館!うれしいなあ。しかも新年で特別室が公開されており、とても久しぶりに「湖畔」を観ることができた。この舟の絵は初めて。すてき。いつ見てもここの階段はうつくしい。数え切れないほど訪れているこの黒田記念館。なんと夫は初めて来たらしい。ふと思う。わたしがこの世からいなくなったとして、彼は数あるわたしがすきなものをひとつでも挙げることができるだろうか。否。まあそれはいい。興味のないことはまるで目に入らない彼の習性をわたしはよく知っている。それにしても息子夫婦の住まいの立地が羨ましいぞ!徒歩で黒田記念館へも奏楽堂へもこども国...「湖畔」に佇む
下町にポツンとポンプ11月に結婚した長男SとNちゃんの新居へ。お正月の挨拶に来るというふたりを制して、こちらからお宅訪問。自営業の我が家の定休日は木曜。土日休みの会社員の息子と休みが合うのはお正月くらいなのである。電車で夫と出掛けるのは一体いつ振りのことだろう。とんと記憶がない。ふたりが暮らし始めたのは上野駅から徒歩圏のマンション。なんとうらやましいこと。動物園にも散歩がてら行けるじゃないか。子どもたちが小さい頃、お正月休みといえば毎年上野動物園へ来たものだ。ついこの前のような気もするけれど小学生の頃までのハナシ。あの頃が懐かしい。そして若いふたり。幸せそうでなにより。わたしの友だちからのお祝いのぐい呑みを記念にパチリ。ふたりが飼っているカメ吉くんも少し大きくなって元気でなにより。新居を辞して帰りは別の道...歩いたことのない道を往く
この数年来、元旦の日の入りをここで拝むのが恒例になっている。穏やかな元旦。日没前にカメラを構える中、辺りで一斉に緊急地震速報の警報音が鳴り響いた。自然はうつくしい。けれども時に途方もない威力で元来持つエネルギーを放出してくる。そのチカラを普段わたしたちは忘れてしまっている。というよりも考えないようにしているだけ。。いまは祈ることしかできないけれど、もうかなしいことが起きませんように…。…そんなコトバさえ空々しく宙を漂うようで口をつぐむ。地震列島に暮らすわたしたち日本人。自然災害はどこに起きてもおかしくない。今日を明日に延ばすことなく眼の前のこの時間をてのひらに乗せてよく視よう。時間は次々に指の間からサラサラと滑り落ちていくけれど感じることが出来るのは確かにある今この時だけ。被害に遭われた方々が暖かい場所で...眼の前の時間
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紫陽花。初夏の咲き始めの初々しさはなんとも可憐だ。これから時間をかけて滋味深い秋色へ、そして天然ドライになるまで季節を超えてずっと魅惑的なお花ってそうそうないんじゃないかなずっと観察していたいのに大概花盛りの後バッサリ伐られちゃう。。。何だか若さばかりもてはやされるニンゲン界の駄目なところに似ているようで残念だなぁ。なぁんてしみじみ思ってしまうのはジブンがいつの間にか人生の晩秋ど真ん中にいるからなのでありましょう。滋味深い秋色にちょびっとは染まっているだろうか〜。う〜む。紫陽花に人生を思う!
ヴェネチアングラスの置物長男Sとお嫁ちゃんNちゃんからのイタリア土産。わかってるなぁ。長男が幼い頃、デパートで催された「イタリア展」で本場のガラス細工職人さんの実演を観たことがある。その時に彼が気に入って選んだのも鳥の置物だった。その時のことを覚えていたのか定かではないけれどこういうのスキなことに変わりはないね。そして、きっとわたしが気に入るだろうとふたりで選んでくれたことが何より嬉しい。他のものを入れていたレトロな棚をガラス細工専用飾りにしつらえました。ヴェネツィア繋がりでモネのヴェネツィアの絵も一緒にね。そして!先月もうひとりのムスコモドキYくんからいただいた香川旅行のお土産もガラスの鳥さんなのでありました。この偶然もふしぎなものだなあ。このコもケースに一緒に入れましょうね。ヴェネツィアングラスの鳥たち
久しぶりのピンク空にうっとり。夏の夕空だなぁ。日本の季節感、もうめちゃくちゃだ〜。4月の夏日、5月に30℃とかなんやそれ。紫陽花が咲き始めたのを見てそう言えば梅雨ってこれからなんだっけと思い出す。紫陽花も年々早まっている。母の命日頃にしっとりいい色のなるはずなんだけどな。よそのお宅の紫陽花を通りすがりに毎日鑑賞。暫く前に見たかわいい紅葉プロペラたちはもう旅に出たかしら。ピンク空
雨上がりヨリミチ公園水たまりの空の欠片がすきだ。水の中逆さまに生える木々覗き込んだら真っ逆さまに落ちていきそうフシギな束の間の別世界水たまりワールド
なんてかわいい!ユリノキの花。実は毎年見ているのに花が咲いているところは初めて見た。よっぽど時期が短いのだろうか。不思議な南国フルーツのようなムードの大きなお花。ユリノキはどの季節に見ても存在感あるなぁ!ユリノキのハナ
メタセコイアの若葉西陽を浴びてなんてきれいなんだろう見上げるとこころがスゥ~と透明になるよありがたやありがたやウエスタンなヒカリ
きみに出逢ってからもう30年になるんだ。わたしのすきな木。近年は「鹿の木」と呼んでいる。長く伸びた幹が鹿の後ろ姿みたいだから。春過ぎて、きみが緑の葉に包まれるのを見るとほっとする。今年も元気そうだ。たくさんの想い出が沁み込んでいる木。子どもたちが小さい頃、ここで母が握ってきてくれたおにぎりを皆で食べたよね。子どもたちが木登りをすきになったのはあなたのおかげ。(約20年前の子どもたちと鹿の木)いつも変わらずそこにいてわたしたちを迎え入れてくれた。わたしには特別な木。そして、驚いたことにこの木の話をしたこともなかったのに亡き父のパソコンの中に一枚のこの木の写真があったのだ。10年程前、弟の家に大阪から泊まり掛けで上京した時のもの。そういえば、早起きして公園を散歩したと言っていたことがあったなあと思い出す。大き...鹿の木と積もった時間
早起き恒例朝さんぽへ。暦がぐるりと巡って父が旅立った朝から一年。一年前の前夜、新幹線に飛び乗って夜中に病院に着いた時「なんだ、来たんか」とちょっと嬉しそうに苦笑いした父。「死ぬんはムズカシイなぁ」と父らしく軽口。「大丈夫だよっ」と言うわたしに「だいじょうぶ言うな」となだめるように静かに笑った。。姉とふたり、朝まで父の手を握って過ごした。だんだん、だんだん、遠くへいくのがわかった。最期に自分の口から出る言葉はありがとうしかなかった。何度も何度もありがとう父の最期を思い出しながら朝の緑の空気を胸いっぱい吸い込む。公園のすきな場所をぐるりと歩いて自転車を停めたベンチまで戻ると…えっ?ベンチにぽつんとレイバンのサングラス。目を疑う。レイバンは父の代名詞ともいうべきサングラス。さっきはなかった。よね?それとも気づか...Ray-Ban
新婚さん長男夫婦が可愛がっている石亀の亀吉。彼らがイタリア旅行に行っている間、うちでお預かり。可愛くてつい水槽から出して遊んじゃう。今は世界のどこにいても簡単に連絡ができる。珍しく息子からLINE。イタリアの様子でも知らせてくれるのかなと開いてみたら、一言「亀吉げんき?」亀吉溺愛されています。笑亀吉は心配いらないよー!それより写真でも送ってと返信したらローマでにっこり微笑む可愛いお嫁さんの写真が送られてきた。しあわせねぇ。それにしても世界はホントに近づいたんだな。30年前、丁度息子たちと同じ歳にわたしたちもヨーロッパを40日余り旅をした。いろんな街から、いつ届くとも知れず、両親や友人に絵はがきを書き送ったものだ。街から街へ列車で移動し、あんなに毎日疲れることもなくたくさん歩けたのは若かったからなんだなぁ〜...預かり亀の亀吉
ひやしあめ。久しぶりだなぁ。やっと飲めた!大阪のコドモだった頃、母について市場へ行くと時々冷やしあめを買ってもらって一緒に飲んだ。あの頃は商店の軒先で一杯50円くらいでよく売られていた。懐かしいな。八百屋さんの軒先にぶら下がるカゴの光景まで思い出した。お釣りはぐい〜んと引っぱったカゴから取って渡されたものだ。天王寺公園。ここは今や「てんしば」と呼ばれるすてきな公園。広い芝生広場、お洒落な店が並びLIVEなども行われるそう。昔、両親のマンションが近くにありこの公園は何度か通ったことがあったけれど、当時は公園に住んでおられる(?)人も多く少し近寄りがたい場所だった。時代は変わりました。通天閣界隈の新世界も昔は女性独りではとても歩ける場所ではなかったもの。今や外国人ひしめく観光地。昭和レトロが売りなのかゲーム感...想い出のひやしあめ
川の街。大阪へ来るといつもそう思う。父の一周忌法要のため約一年振りの大阪入り。父がお世話になった方々にご挨拶に。わたしたち子どもの知らない父の姿を知るひとに話を聞くのはとても貴重なこと。父を懐かしく恋しく思ってくださる人々が家族以外にもいてくれるのだと実感することは、とても慰めになる。空の上で父も照れ臭く嬉しく思っているに違いない。笑父のいない大阪。この川沿いを歩くのももうあと何年か先なんだろうなぁと思いながら早朝の散歩に出る。よく晴れた青い空。父の一周忌にはぴったりな天気。法要後の説法にて「亡くなるというのは、隣の部屋へ移るというだけです」とご住職さん。今までの慣れ親しんだ呼び名で呼び掛けてください。亡くなったひとはあなたと生前の関係のままでいてくれます。いつか必ず会えますので楽しみにしていてください。...ONEWAYMIRROR
ひっそり繁る小さい小さいガーデン。歩いていてこういうの見つけるたびになんだか嬉しくなる。通り過ぎかけておっと!とっとっと後退。パチリ。都会の路上の片隅。誰にも気づかれなくても小さな世界で小さな花たちが咲き誇る。小さな平和に感謝!都会の片隅で。
2週間参加していた丸の内でのイベントの最終日、搬出までのスキマ時間にあ!間に合う!と思い付いて山手線で二駅、秋葉原へ。「都市と廃墟の写真展」秋葉原書泉ブックタワー9Fにて以前からインスタで拝見していた写真家さんの展示へ。Instagram@toshiboさん時間の止まったような廃墟で植物だけが時を刻んでいる…朽ちゆく建築物と今を生きる緑のフシギなハーモニー。こんな場所に身を置いて、朝のヒカリから夕暮れの茜までをみていたい…と、想いながら写真を眺める。束の間、旅してきたような気持ちになる写真展でありました。(会期終了しています)「都市と廃墟の写真展」へ
「キネマの神様」原田マハ著2011年文春文庫発行これはこれは!久しぶりにワクワクする物語に出逢ったキモチ。後半は滂沱の涙を流しながら一気にエンドロールへ。(本だけど笑)家で読んで良かったわ〜。なんだろ、知ってる人たちみたいに思えてきて勝手に凄い臨場感に包まれてしまった。映画を愛する人たちばかりが出てくるこの物語。映画好きだった父がこの物語のゴウちゃんに被る…。そして同じくヘップバーンがすきだったわたしの母。振り回されっぱなしだったところまで似ている。新社会人になったばかりの1980年代の終盤頃、仕事帰りに足繁く通った銀座文化劇場。古き良きたくさんの名画を銀幕で観ることができたのはあの銀座文化のお陰。往年の映画ファンに混じってハタチそこそこの私も昔の映画にすっかりハマっていた。2週間毎に名画が入れ替わるので...「キネマの神様」原田マハ著
普段の生活圏では会わない人々とたまに交流すると新しいことを知れてとても興味深い。アイドルヲタクの知人と話していたら、聞き慣れないコトバが。「DD」それってなんだ?と思ったらヲタク用語で「誰でも大好き」なんだそうだ。推しを絞らず、誰彼構わず推すアイドルヲタクを卑下するコトバなんだって。へぇ〜〜!還暦超えて益々ド派手になってきたF氏はもとはお硬い聖職者!何はともあれすきなものがあるってエネルギーの源だ。「スキ」のチカラは偉大。また、経営コンサルタントを生業としているトモダチと久しぶりに話していろいろアドバイスをもらったのだが、ヒトとヒト、ヒトと仕事のマッチングアプリの話から、面白いアプリを見せてくれた。それはAIとチャットで話すアプリなのだが、相手を芸能人やすきな有名人などを自分で設定し、まるで今話しているか...あたらしきを知る
さくらの波風に吹かれてくるくる踊る花びら桜は散る様もうつくしい今年のソメイヨシノはのんびり咲いたかと思ったら、春の嵐であっという間に散り始めた。押せ押せで八重桜ももう満開。おかげで枝垂れ桜とソメイヨシノと八重桜の豪華な三重奏が観れた。こんなことは珍しいかも?オマケにツツジも咲きだし道端ではコーラルオレンジのナガミヒナゲシまで揺れている。今日ご近所の軒先に藤の花が咲いているのを見掛けて「えっ!!?」と思わず二度見。正にお花のラッシュアワー。夏も早くやって来そうだしお花も急ぎ足ね。もっとゆったり流れてほしいものだなぁ…地球の時間。ももいろさくら波
先日、公共施設から車椅子をお借りして義母を近所のお寺までさんぽに連れて行った。ここの枝垂れ桜はとてもきれい。「さくら見に行こう!」と着替えをさせて準備していると「もう咲いてるの〜!」「わぁ〜ありがたいねぇ」と喜ぶ。桜を見上げてにこにこ嬉しそう。でも、家に帰りお茶を一服する頃には桜を見たことはすっかり忘れている。それでも、桜の下にいたその瞬間は確かにあった時間。記憶にあろうとなかろうとね。ふしぎなものだ。あったけどないジカン。認知症の義母を看ていると時間が連続して流れていないことがよくわかる。彼女の時間は今の一瞬だけ。有無を言わせぬ完璧なマインドフルネス!素晴らしい!時間という観念がない世界に生きている。それは赤ん坊に時間の観念がないことと同様だ。それはとても平和な世界。いやなことも憂うこともない。一瞬あっ...さくらと「人間の建設」小林秀雄岡潔著
野菜のヘタからジャングル!ニンジンは以前から時々葉っぱの成長をたのしく鑑賞していたのだけれど、小松菜のヘタもこんなにぐんぐん芽を出すとは!生きてるなぁ〜!ヘタからまだまだこんなに成長するチカラを持つ新鮮野菜をこうしてお腹に入れることができるってしあわせなことだよなぁ〜と改めて実感。ありがとう!野菜たち。このベビー葉っぱたち小鳥が居たならよろこんでついばむだろうな。また小鳥を飼いたくなっちゃう。それにしても、こんな健気な生命力を目にしちゃうと野菜のヘタ捨てられなくなっちゃいそう。野菜のヘタの生命力にアッパレ!
春の気まぐれな風雨の後晴れ渡った空はサッパリと顔を洗ったような清々しさ。久しぶりに会った友人とお喋りランチの後、ぶらぶら歩いて桜の様子を見に公園へ。枝垂れ桜もソメイヨシノも!催花雨ってまさにこのことね。雨が上がってお日様が出た途端ぐんぐん気温も上昇!この1、2時間でぽんぽん開いたんじゃないかな〜という様子でありました。近年、早い早いと云われ続けた桜たち、今年はこの10年で最も遅い開花宣言とのこと。今年は昔のように入学シーズンに桜の下を歩けるかもしれませんね。催花雨を実感す。
先日八王子市夢美術館にて「ムットーニワールド」を鑑賞。ムットーニさんのからくりシアターはとてもふしぎな夢の世界。いつだったか世田谷文学館の常設展示(?)でたまたま観たことがあり、前情報なしに観るムットーニさんのからくりシアターには度肝を抜かれたのでありました。小さな箱の中に繰り広げられる物語は途轍もなく美しく情緒あふれる夢の世界。またいつか観たいと思っていたのでありました。丁度ムットーニさんご本人の生語りを拝聴できました。しかし、ぎゅうぎゅうの聴衆、小さなボックスシアターの前で皆で床に座ったり立ったり移動したりの見学。密集の人混みの中、床に靴のまま体育座り…なんてちょっと前のコロナ禍の頃は100%有り得ないことですねぇ。そんなこんなの臨場感あふれるムットーニさんのストーリーテリングと音楽にすっかり引き込ま...ムットーニワールド
これは、おみやげにいただきました。詩が書かれたトイレットペーパー!「谷川俊太郎絵本★百貨展」へ。平日の夕方にお邪魔したこともあり、がら〜んとした館内に静かに浮かぶコトバと絵。フシギな空間でありました。谷川さんの気配を濃く感じる。。。(声も聞こえてくるしね)靴をぬいで床のソファで寛いで聴く「もこもこ」の谷川さんの朗読がとても心地よかったなぁ。オトナ数人だけ、という状況だったからか、静かでフシギな異空間。。コドモもいる時間帯だと、それはそれできっとたのしい空気が漂うのだろうなぁ。この本、長男が小さい頃によ〜く読み聞かせていた。あっという間にオトナになっちゃったなぁ。。。としみじみ感じ入るわたし。谷川さんのコトバは魔法みたいにいろんな絵に溶け込む。現在オトナになったわたしたちも、コドモの頃からいろんな場面で谷川...「谷川俊太郎絵本★百貨展」へ
すきな一枚モネの「黄昏」旧ブリジストン美術館の頃に2、3度観たこのすきな絵を車椅子を押しながら父と観るとは。。先月、父が昔の会社のOB会に出席するため急遽大阪から車椅子で上京し東京駅近くのホテルに一緒に一泊。(色々と段取りに四苦八苦したが)隙間時間にしばらく来れなかったここの美術館へ。昔、東京時代に父も時々来たと言っていたことを思い出してここを選んだ。これもモネ。モネはなぜか海の絵のほうがわたしはすき。休憩スペースで父を撮る。アーティゾン美術館に生まれ変わって、とても開放的になったような。お隣は今大掛かりな工事をしていて空間が広がっているからか陽の光がとても心地よい。一度いいな、と思った絵ってふしぎと覚えているものだ。このコローの牛の絵も何年も前に見入っていたことを思い出した。ルノアールを見上げる父を眺め...アーティゾン美術館「アートを楽しむ」を父と観る
一所懸命生きてるうちに、気が付いたら50代も終盤に近づいてきた。それでも、少しも変わっていないところもいっぱいある。例えば、中学生の頃と同じように、J.D.サウザーの「TheLastInLove」をヘッドホンで聴く度になんだか胸の奥の背中の方がざわざわして涙が出そうになっちゃうとことか。ぺんぺん草をみるとシャラシャラ鳴らしてみたくなるとことか。大きい雲を眺めていると乗って歩いてみたいとつい思ってしまうとことか。練乳チューブをこっそりチュルチュルとなめちゃうとことか。自分が産んだ3人のコドモたちがみんな成人してわたしはとっくにオトナなのになあ。ジブンでも呆れるくらいドリーマーだと自覚している。自覚できていればまぁいっか。良くも悪くもこれがジブンだから仕方ない。まだまだいろんなことが道半ばで、これからもっと極...ぺんぺん草に想うこと。
それぞれの30年。。20代前半を過ごした熱き会社仲間の同窓会を敢行。年明け早々に4月の土曜の日にちだけ先に決めて企画。30数年経っても集まれる会社仲間なんてそうそうない。小さな出版社だったけれど、濃い時代を共に過ごしたサークルみたいな会社だった。もう今は形はないからこそ人と人とがより繋がっていられるのかもしれない。今回はそれぞれの繋がりを手繰り寄せて声を掛け合い、22名にもなった。残念ながら連絡の取れなくなっている人も多数。集まった三分の一くらいの人はまさに30年以上振り!その他数人以外はコロナ禍前のバーベキューが最後だったから軽く5年は経つのか。。。歳と共に時間が加速している。これって気のせいじゃない!こうして、元気に生きて顔を合わせることができただけでしあわせだ。あの頃20代〜30代だったわたしたちも...それぞれの30年
我知らず、いろんなものから制作のインスピレーションを日々もらっている。先日美術館で観た、想像膨らむホルス像の台座。そこからインスピレーションをもらって作った本革コラージュ。たまにはこちらのアカウントにも作品を。ちょっとかわいくなっちゃったので、渋めの革でブックカバーに仕立てました。裏側はしずくモチーフ。台座にちょこんと残るヒトの足と、がっしりとしたハヤブサの脚!魅力的だ〜。護られ感でたかなぁ〜。インスピレーションの源
ほんのたま〜にパキッと5時台に目が覚めた時だけ朝の散歩へ出かける。澄んでいる朝の空気。まだ朝の空気は冷たいけれど、このあと良く晴れそうな青空の始まり。メタセコイアもぽにゃぽにゃの若葉を吹き出してキミドリイロに煙ってる。ついこの前までカラカラの裸ん坊だったユリノキも星のような形の葉っぱがわんさか!みどりは、目に見える「生命力」!たっぷりエネルギーいただきました。ありがとう〜視える生命力
この像、やたらとわたしの想像力を刺激してくる。古代エジプトのホルス像の台座のみ。先月、立ち寄ったKITTE内にあるJPTOWERMUSEUM「インターメディアテク」気になりつつも今まで足を踏み入れたことがなかった場所。ここは、なんとも素晴らしい!!今まで何故入らずにいたのだ、わたし!!と問いたい。こちらもホルス像。インターメディアテク、「日本郵便と東京大学総合研究博物館の協働による入館料無料のミュージアム」とある。素晴らしい学術標本やら時代がかった珍しいいろいろなモノがたっぷり展示されており、余った時間にちょっと立ち寄ったつもりがガッツリ見入ってしまった。開館十周年記念特別展示「極楽鳥」も開催されており鳥の剥製や、鳥のジュエリーアートのうつくしさにため息。KITTE、出来たばかりの頃から時々立ち寄っていた...JPTOWERMUSEUMインターメディアテク
この、開いたの見たことない鉄扉の向こうの森でウグイスが鳴いている。この木の上の方からも声だけ聞こえる。ホーホケキョ。カタカナの音通りにホーホケキョ思えば、春しか聞こえないってことはウグイスも渡り鳥ってこと?なのかなぁ。姿がみたいものだなぁ。うぐいす
久しぶりにこんなに大きなフワフワ雲を見た気がする。季節が変わったのね〜。仕事前のヨリミチ5分。公園の緑の空気にキモチもからだもリニューアルしてもらってから、仕事場へ。このヨリミチ5分のおかげでわたしの中のスイッチが入れ換わり、全力でコドモたちに向き合える、ような気がするのです。たかが5分されど5分!5分の使い道
近代建築好き仲間の友人に誘ってもらって、近代建築画家コジマユイさんの個展へ。「絵で見る東京近代建築の魅力」すきな建築物だらけ〜中でも大好物な黒田記念館の階段のアイアンの絵もあって感激。。作家さんと少しお話でき、ここの階段の始まり(或いは終わり)のくるりんがいいんですよね〜!と共感!これ、すきなヒトに初めて逢えた〜黒田記念館は耐震工事前の姿は蔦に覆われてもっと趣きがあり、横手にあったドアはわたしが今まで見た中で最も美しいと感じるドアなのでありました。いまでもあの時間の積もったドアに会いたくなります。というわけで、過去のブログから写真を探しだしました。やっぱりいいドアだ〜。2010年頃の耐震工事前の黒田記念館の姿です。この蔦と煉瓦、最高のコンビネーションでした。。。煙突の天辺まで蔦に覆われる姿をまた見れる日が...近代建築画家さんの個展といとしきDoor
puukuu食堂(ミナペルホネン)ようやく、友だちと気軽に街歩きが出来るようになってきましたね。革の仕入れに浅草橋に行ったあと、馬喰町で友人と待ち合わせてアチコチへ。puukuu食堂、私は入るの初めて。カフェ通の友人、どの街へ行ってもいいカフェに誘導してくれます。ありがたやー窓の木の絵は皆川明氏作だそうです。窓のカギの可愛さに見惚れます。壁の板がフシギ。甘酒寒天にレーズンあんこが乗ってるおやつ、とてもおいしかった〜。このカフェの入るアガタ竹澤ビルはレトロですきなビル。10年位前にすきな写真家の展示を観に行ったのが最初でした。もうそのギャラリーは移転されてなくなっちゃいましたが。ミナのshop「elava」が入ってからは時々目の保養にお邪魔しています。自由にすきなところへ行けるって、しあわせなことです。しば...まちあるき、すてきなカフェ。
ここの枝垂れ桜のライトアップは、毎年見上げる度に花魁を想わせる。この桜にはなにか妖艶なナニモノかがついているのではないか?と毎年思う。見えないけどね。お寺だしね。以前遠方から見えた知人ご夫婦にこの桜を見てもらおうとご案内したところ、連れて来ていた知人の犬がお寺の敷地内に入った途端、何かに怯えて尾を巻いていたことを思い出す。まだ明るい昼間だったのだけれどね。彼女にはナニカ怖れるものが視えていたのかも。。。あの日のことをよく覚えているのは、その日ウチのTVで新元号が発表されるのを一緒に観たから。ついこの前のように感じるけれど、令和ももう5年なのだもの。それだけ桜も回数重ねて見てきたというわけで。枝垂れ桜とソメイヨシノの見事な饗宴、今年も見事です。令和5年の枝垂れ桜
「黒い睡蓮」ミシェル・ビュッシ2017年集英社文庫発行クロード・モネが暮らし、睡蓮の絵を大量に描いた村、ジヴェルニーを舞台に繰り広げられるミステリー小説。これは…!久しぶりにやられた。後半、え?え?ちょ待って?となり、まじかーーー。。。となる。これ以上は書けないのであ〜る。この感覚、中学生の時に読んで衝撃を受けたクリスティーの「アクロイド殺し」以来かも。ちょっと変わったモノが読みたい人にはお薦めの一冊!(去年の近所の睡蓮)「黒い睡蓮」ビュッシ
数年前、この小さな神社の老木桜が伐採されてとても残念に思っていたら…いつの間にやら同じ根元から子どもの木が成長して花をつけていることに気付きました。受け継がれていくのねえ。めでたいなぁ。なんだか、ほっとしたような少し切ないような。。。今年の桜は早いですね。世代交代の桜
ハクモクレン満開!ここの見事なハクモクレンは遠くから見ても一際華やかに輝いて、青い空からまるい白い雲が地上に舞い降りて来たかのよう。いつも華やかに春を知らせてくれてありがとう。真下で幹に寄り添って咲き誇る木の花を見上げると、束の間、木のキモチが解るような気がします。うつくしい木の花。花と一緒にココロもフワフワとほころんでくるよう。あたらしい春に。おめでとう!白い白い春のお知らせ
この度の放送法のすったもんだを聴いていると、太田愛氏の「天上の葦」を思い出す。危ういニッポン。ひとりひとりがよ〜く気をつけていないとアブナイよ。それにしても、長寿番組サンデーモーニング。日曜朝はこれで始まる。20代のひとり暮らしのアパートでも観ていたから気がついたら30年以上観ているということか。。。なんだろう。この番組は国民側のニュートラルな声を代表しているように感じる。近年お気に入りのジャーナリスト青木さんも加わり、より見逃せなくなった。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんもとてもすきな女性。こんなふうに落ち着いた説得力のある話し方が出来るようになりたいものだなぁと憧れている。そして!番組初期からずっと変わらない唐橋ユミさん!あんなにカワイイまんま変わらない女性も珍しい。スポーツは全然興味ないのだけれ...放送法と「天上の葦」
なんてかわいいピンク色しだれ梅のピンクは無条件にヒトをシアワセな気持ちにさせてくれる。ような気がする。おめでたいなあ。うれしいなあ。シアワセの色
この春初の沈丁花君を待ってたよー!シゴト前のヨリミチ公園。このところずっと今か今かと待っておりました。やっと数輪開花!屈み込み、マスクをずらしていざ、思い切り深呼吸〜。ああ、しあわせだ。生きててよかった。って思うくらいシアワセな香り。今日は啓蟄。園庭でちびっこが小さな小さなアリを見つけて大歓びしてた。そうだよね。嬉しいよね〜。これから虫探しが楽しい季節だなぁ。数日前には、ヨリミチ公園でルリタテハに遭遇!虫好き元少女としてもココロオドル季節の始まりです。(家の中のはイヤだけどね。笑)君を待つ!
散歩道このメタセコイア並木の下に立って木々を見上げるのがすきだ。冬は凛として。春はそよとして。夏は清々しく。秋は神々しく。どの季節も何ものにも動じることなく真っ直ぐ空を仰いでいる。束の間、立ち止まってわたしも一緒に空を仰ぐ。刹那、わたしも木々の仲間入り。前世があるなら、わたしは木だったような気が…。いや、それはおこがましいかな。こちらはユリノキ。凛として。
近所の大きな公園へウォーキングに行ったら鮮やかなピンクに引き寄せられた。こんなところにいつの間にか植樹されていたのねぇ。若い河津桜が満開!河津桜はピンクが濃くて青空に映える。気づいたらもう3月。2月は逃げるって云うけれどあれは本当だ。昔の人は巧く云ったものだなぁ。今日はおひなさん。お人形の日。普段からあちこち飾ってるあのこもこのこもホコリをはらってお顔をよく見てあげましょかね〜。ところで、おひなさんのお菓子って可愛くてすき。これは落雁好きな娘に。今日も良い一日にしましょう〜!ピンクとみずいろ