諦めと傷心と哀愁がプラスされた眼差しが深海のように深くて 吸い込まれる〜目で語る演技。 シウン『僕にかまうな、放っておけ』 は、他人に興味がないのではなく、実は誰よりも友情を欲していて。彼の目の奥には これ以上心がキズつくことへの恐れと哀しみが宿っていました。演じたパク・ジフンの解釈と表現力がすごい! 序盤は 戦闘モードが外れてすっかり脱力モード?と思うけど、シウンが存在すれば周囲に何らかの影響力があるわけで…(あのシウンだもの)。 まあ、いろいろ巻き込まれる。 タイトルからも、弱者が強者に勝つにはどうすれば? が共通課題なんですよね。 自分は弱いと自覚しているから、シウンは卑怯にも残酷にもなれる。 孔子のことわざにもある“攻撃は最大の防御なり”とはいえ 独特の戦い方。彼のどこが弱いんだ?と思うけど、これが軟弱な自分を受け入れて乗り越えた人の強さなんでしょうね。 けんかが強い者が勝つ男たちの世界。 暴力に乱闘・・・男子ばかりで学園ものなのに華がない。今の韓国にこんな抗争がありえるのかしら?とは思いつつ、最後までイッキ見してしまった。 ★5.5 私はClass1 の方がキャストとストーリー展開はおもしろかったかな。とはいえ、どちらもクォリティの高いドラマです。