7月1日の映画サービスデーに観た『夜明けまでバス停で』はラピュタ阿佐ヶ谷とMorc阿佐ヶ谷、二つのミニシアターで開催された高橋伴明監督作品の特集「伴明です」の一編。ラピュタは6月15〜28日に代表作『TATTOO〈刺青〉あり』や田中裕子主演『火火』などを上映。Morcでは6月20日〜7月3日に鈴木砂羽のデビュー作『愛の新世界』など、2館で計18本。『夜明け〜』は後者の掉尾を飾った。映画通は勿論、エンタメ全般として話題にのぼる『桐島です』の〝公開記念〟を謳った企て。私の見た『夜明け〜』のシナリオは『桐島〜』と同じ梶原阿貴(高橋と共作)。そして。昨日も触れた伴明映画の常連俳優下元史朗は、その『桐島〜』にも刑事役で出演している。ラピュタのオープニング作品『ドキュメントポルノ舌技に泣く』、つづく『襲られた女』(と...二度目のMorc(参)〜伴明です。