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因幡屋ぶろぐ https://blog.goo.ne.jp/inabaya2005kiyoko05

因幡屋の劇評ブログです。 舞台は人生の宝。その印象をより的確により豊かに記せますように。

大部分は劇評ですが、ツイッターでは映画やテレビドラマのこともつぶやいております。 https://twitter.com/inabaya_kiyoko 2年前からはじめた俳句も一生懸命!

因幡屋
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2014/11/08

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  • 座・高円寺 秋の劇場18 日本劇作家協会プログラム 劇団フライングステージ第50回公演『贋作・十二夜/贋作・冬物語』

    *関根信一作・演出公式サイトはこちら座・高円寺111月3日終了(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26)劇団フライングステージは毎年12月末に「gaku-GAY-kai」という盛りだくさんのイベントを行う。シェイクスピアの贋作シリーズは、このイベントが始まりである。当日リーフレットに折り込まれた関根信一の「シェイクスピアと私と私たち」と題した長文のメッセージが非常に興味深い。関根が修業時代に数々のシェイクスピア作品、海外の俳優や演出家との出会いを経て、「gaku-GAY-kai」の贋作シリーズで実際にシェイクスピアを演じることになったという過程は、関根信一という一人の演劇人の人生行路であり、そこにいつのまにか...座・高円寺秋の劇場18日本劇作家協会プログラム劇団フライングステージ第50回公演『贋作・十二夜/贋作・冬物語』

  • 劇団文化座公演167『紙ノ旗』

    *内藤裕子作・演出公式サイトはこちら26日まで北区田端/文化座アトリエ内藤裕子、さとうゆいの演劇ユニット「greenflowers」(以下グリフラ)で2015年11月初演の作品(その時のblog記事)が文化座のアトリエで蘇った(2019年の東京芸術座の上演(劇団公式サイト)は未見)。硬質な題材をテンポ良く軽快に描く内藤戯曲に、文化座の俳優陣がどう取り組むのか。東京新聞WEBに記事あり(内藤裕子関連のblog記事→『かっぽれ!』シリーズ4作含むgreenflowers公演の記録、劇団内外作・演出および演出1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14)。グリフラの初演から、もう10年近く経過しているとは。自分の観劇ファイルには、初演のチラシや当日リーフレットの他に、「議会を育休で休む」、「...劇団文化座公演167『紙ノ旗』

  • 演劇ユニット鵺的 第18回公演『おまえの血は汚れているか』

    *高木登作寺十吾演出公式サイトはこちら下北沢/ザ・スズナリ27日まで鵺的、高木登関連→(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21+α,22,23,24,25,26)『荒野1/7』(2012年夏)をベースに新たに書き下ろされた作品(blog記事+α)。あれから12年も経ったのか。『荒野1/7』(以後前作)は非常に特殊な事情を抱えた7人のきょうだいが再会し、自分たちの親について、家族について話し合う物語であった。微かに希望を感じさせる終幕ですら痛ましいほどであったが、「この7人には別れたきりになってほしくない」と思い、彼等が自分の心のなかで生きはじめる実感があった。今夜はあの7人に再会するのか、それとも?『おまえの血は汚れているか』は、前作とは...演劇ユニット鵺的第18回公演『おまえの血は汚れているか』

  • 唐十郎さんを追悼する会

    *公式サイトはこちら(明治大学唐十郎アーカイヴ)10月15日(火)猿楽通り特設紅テント劇団唐組観劇の記録(『動物園が消える日』初日含む)→(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18)8日の特別講義「唐十郎の演劇世界2024」に続いて、公演中の紅テントでのイベント第2弾。いつもの公演前の賑わいとは少し違う雰囲気のなか、学内外さまざまな年齢層の観客でテント内はほぼ満席となった。唐十郎アーカイヴ委員長の明治大学演劇学専攻・伊藤真紀教授の司会進行のもと、文学部長の田母神顯二郎教授の挨拶に続いて、同大における2012年度の唐十郎の講義「演出論A」第1回資料より抜粋の録音が披露され、懐かしい声と口調にしばし聴き入った。プログラムは以下の通り。舞台には2名の手話通訳者が登...唐十郎さんを追悼する会

  • 名取事務所公演 現代韓国演劇 2作品上演

    *公式サイトはこちら20日まで下北沢小劇場B1観劇順に記載1,『少年Bが棲む家』イ・ボラム作シム・ヂヨン翻訳・ドラマトゥルク宋英徳演出本作は同事務所で2020年に上演され、多くの演劇賞を受賞した(眞鍋卓嗣演出)。自分は今回が初見で、観劇日は翻訳・ドラマトゥルクのシム・ヂヨンによる「プレ・トーク」があり、劇作家が本作を執筆したきっかけ(日本、韓国、アメリカで起こった少年による凶悪犯罪)や上演歴などが語られた。タイトルが「少年A」ではなく、「少年B」であることの理由を聞き、改めて当日リーフレット記載の配役表を見ると、主人公と思しきデファンの他に「少年B」が登場する。これはどういうことなのか。デファンの父役の横山祥二、母役の鬼頭典子が誠実で丁寧な演技で、舞台に安定感をもたらす。食事の際は、まず父親が一口食べ、何...名取事務所公演現代韓国演劇2作品上演

  • 特別講義「唐十郎の演劇世界 2024」

    *公式サイトはこちら(明治大学唐十郎アーカイヴ)10月8日(火)猿楽通り特設紅テント唐組・第74回公演『動物園が消える日』初日観劇の余韻覚めやらぬまま、休演日の紅テントへ。昼間の紅テントは穏やかで、どこかユーモラスでさえある。毎年恒例、公演期間中のテントにおいて、文学部演劇学専攻・伊藤真紀教授の「同時代日本演劇B」の一コマを「特別講義」として、講演と唐十郎作品の朗読ワークショップが行われた(2017年の本作観劇blog記事のなかに、同年のワークショップについての記載あり)。上野の古びたビジネスホテルのロビーの装置を目の前に、客席前から3列目に座ってみた。ここは本番中なら水よけのビニールシートが渡される好位置である。履修の現役学生はもちろん、自分を含め一般社会人の参加もあって、テント内は夜とは違う熱を帯びは...特別講義「唐十郎の演劇世界2024」

  • 劇団唐組・第74回公演『動物園が消える日』

    *唐十郎作久保井研+唐十郎演出公式サイトはこちら猿楽通り特設紅テント(10月20日まで)、雑司ヶ谷・鬼子母神(11月4日まで)(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)今年も唐組の秋は神田猿楽町で始まった。本作は2017年に続いて2度目の観劇になる。特別講義や追悼イベントも楽しみだ(明治大学唐十郎アーカイヴ)。前回の2017年の公演期間中は、冷たい雨の日が続いたことを思い出す。このたびも初日は朝から雨がちで、なぜか雨を呼び込む演目らしい。前回と同じ配役陣はいっそう堅固に舞台の核を作り、そこに新しく配された中堅、若手、客演陣がエネルギーをぶつけて、新鮮で刺激的な座組となった。少々雑な括り方ではあるが、日本人には無くなっていくものへのノスタルジーや愛着が強い気質があ...劇団唐組・第74回公演『動物園が消える日』

  • 2024年10月の観劇と俳句の予定

    ふ週中にまたしても最高気温30度の日があるとの予報に加え、「今年の紅葉は12月から」という噂を聞きました。季節がずれ過ぎています。まずは観劇の予定から。*劇団唐組・第74回公演唐十郎作久保井研+唐十郎演出公式サイトはこちら(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)『動物園が消える日』今年も唐組の秋は猿楽通り沿い特設テントに始まる。本作は2017年に続いて2度目の観劇だ。特別講義や追悼イベントも楽しみ(明治大学唐十郎アーカイヴ)。*名取事務所公演現代韓国演劇2作品上演公式サイトはこちら下北沢小劇場B1『最後の面会―オウム真理教事件―』キム・ミンジョン作シム・ヂヨン翻訳・ドラマトゥルク桐山知也演出『少年Bが棲む家』イ・ボラム作シム・ヂヨン翻訳・ドラマトゥルク宋英徳演...2024年10月の観劇と俳句の予定

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