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2014/11/03

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  • ミラー剥がれのPEN-FTの巻

    このPEN-FT#3105XX(1969年8月製)はリターンミラーが剥離したため、全体のオーバーホールの中で修理をすることになりました。何やらリターンミラーが両面テープで貼られています。あれ、電池室のリード線は通常露出計の裏側を通るのですが、この個体はレリーズの前面に接着されていますね。う~ん、過去に見たことがあったかなぁ?Cdsへの赤のリード線はオリジナルではないので手が入っていますね。露出計ユニットを分離すると小さなコイルバネが挟まっていました。ミラーホルダーを分離して点検します。一応、接着強度を上げるためにヤスリが掛けられていますが目が荒過ぎ。側面のつや消し黒塗装も剥離気味。接着面の清掃をすると・・過去にゴム系接着剤を塗布されていました。ゴム系接着剤で接着したのに剥離をしたので、今度は両面テープで貼...ミラー剥がれのPEN-FTの巻

  • 小型でマニュアルも35RCの巻

    この頃のオリンパス35mmコンパクトは小さくカチッとしたデザインがセンス良く好きです。35RCは1970年の発売だそうで、マニュアル撮影も出来ることからファンの多いカメラです。しかし、この頃になるとパトローネ押さえにもモルトが使用されるようになって、それがれ劣化をして内部が粉々になるのが常です。こんな感じにね。全体的にはきれいな個体ですが、残念ながらシンクロ接点部分が落下による陥没があります。(反対側も)これは出来るだけ修正をしておきます。問題は露出計が作動せずEE撮影が出来ない。この頃の35シリーズ共通の不具合は、底部の電池室が電池液漏れにより導通不良になっていることが多い。接片とM1.4ネジ間に導通が無い。M1.7ネジは交換して導通を確認して組みます。普通はこれで直るのですが、この個体の場合メーターは...小型でマニュアルも35RCの巻

  • お帰りPEN-Wの巻

    PEN-Fは38mmを清掃して終了。同じオーナーさんから次々と送られて来ます。PEN-W#1099XXですが、最近入手をされたようです。機能的には問題はないがフィルターが外れなくなっているので全体のオーバーホールをご希望です。ここで、状態を見るために操作をしてみましたが、あれっ、これ過去に私が手掛けた個体ではないか?かなりの台数をオーバーホールして来ましたので良くあることではあるのですが、記録ノート(アナログ)を見ていくと2006年にオーバーホールをしていました。良く動いていてくれました。フィルターの固着は良くあることですが、無理に緩めようとして強く回すと絞りユニットごと回ってしまい、絞り値と▽がズレてしまいます。組立時、微調整をすることから回り止めのキーのような機構を付けることが出来ないのです。分解をす...お帰りPEN-Wの巻

  • う~ん、このPEN-Fは?の巻

    直接ご依頼の方のPEN-F#280609ですけどね。ファインダー像に黒点があって、これはプリズムが腐食しているのですが28万台で腐食かぁ?まぁ、保管条件によっては無いことは無いですけどね。あと、巻き上げが重くフィーリングが悪いです。トップカバーを開けてみると・・あらら、シンクロのリード線がカットされていますね。乱暴なことを・・当然ストロボは同調しません。問題はだ。このシャッターユニットは28万台ではないです。恐らく19万台付近かと思います。トップカバーがヘコンでいたので別個体から移植されたのではないかと想像します。それだとプリズム腐食は納得できます。19万台の個体をO/Hすると思えば何の問題も無いのですけどね。さて、どうするか・・う~ん、このPEN-Fは?の巻

  • いろいろやってますの巻

    ミノルタオートコードなど普段は見ないモデルの作業もしておりましたが画像は撮っていないので画像があるものだけ簡単に。これはローライ35ですが、過去に分解歴があってチャージギヤのタイミングやリターンスプリングの掛かりなど滅茶苦茶で正常に巻上げが出来ません。アイドラーギヤ軸のカシメが緩んでグラグラしています。再カシメをしておきます。無事正常に巻上げが出来るようになりました。沈胴調整をしてシャッターユニットをO/Hします。メーターユニットを留めるネジが脱落していました。レリーズボタンの抜け止め用Cリングを紛失したようで自作してありますが、線径が太いためレリーズボタンのストロークが正規になりません。純正に交換しておきます。全く不動のPEN-Fを仕上げました。付属の40mmの絞り羽根が完全に開放になりません。すべて分...いろいろやってますの巻

  • クロームをブラックにPEN-FTの巻

    もはやPEN-FTのご常連となった方ですが、PEN-FT#3608XXのクロームボディーをメンテナンスしてブラック外装に交換して欲しいとのことです。外観はきれいですが巻上げの固着でウンともスンとも動きません。動かないとセルフタイマーを掛けてしまうのはお約束の行動。大体見当はついていましたが、楊枝の先のブレーキカンを留めているブレーキナットが緩んで(左ネジ)手前のハンマーに噛み込んだことが固着の原因。この部分はPEN-Fなどでは緩み止めのポンチを打つなどして対策をしてありましたが、FTでは省略されていて緩む個体もあります。では、本体の洗浄、モルト貼りから組み立てて行きます。巻き上げユニットはレバーがブラック用に交換して組みます。クロームをブラックにPEN-FTの巻

  • しばらく中古市対応ですの巻

    現在、有り難いことに多くの修理ご依頼を頂いておりますが、今月は26日よりの「世界の中古カメラ市」対応のため、ブログの更新は余裕のある時だけとさせて頂きます。よろしくお願いいたします。みんな大好き42mmf1.2です。レンズの曇りが多いのは知られていますが、年々作動も重くなっています。うちの46万台の標準機でフリーズします。マウント部の絞り機構が重くなっているのも要因ですので分解洗浄をして組みます。うっすらと曇っているのが分かりますか?2枚レンズ重ねに接着されていますので、その内側は清掃することが出来ません。ガラス自体も曇って来ます。こちらは40mmですが、前玉の内側外周が曇っています。これは保管が良くなかった個体に多い不具合です。幸い清掃できれいになりました。次はローライコードⅣです。送られて来るのはこの...しばらく中古市対応ですの巻

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