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2014/11/01

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  • 嘘も方便

    大きな災害や事件・事故に自分や自分の家族が巻き込まれた人達への取材において、 「あの時から時間が止まっている」そんなコメントを幾度も耳にしてきた気がする。 『全く同じケースなどはないはずなのに、皆、口を揃え、同じこと言うものだ』と、 そんな感想でコメントを聞いていたこともあったが、自分自身がその当事者となり、 その心境はと聞かれると「あの時から、時間が止まった」これ以外の言葉が見つからない。 トラブルの渦中にある者は、内容の深刻さに各々違いがあっても問題の解決・払拭に相当量の エネルギーを割かれることになる。私自身も同様に、寝ても醒めてもそればかり考えてしまう 一大事と化していた。 あまり思い詰めてばかりもいけないと、例えば、病院に付き添う道中、紅葉や桜の季節になれば 車窓越しに景色も愛でるし、外食が困難でも、たまの贅沢として折詰など買い求めることもある。 しかしトラブルの渦中にあっては、それらを味わったり鑑賞をするに五感の全てや神経・意識を 集中させることは出来ない。 意識の先頭には、常に灰色の雲で覆われた<災い>が陣取り、心奪われる素敵な物や場面の 提供を受けたとしても、どうにも上の空で堪能しきれず、瑞々しい季節感や臨場感を伴った 体験とはならない。だから辿ってみても、味気のない色あせた記憶でしか再現されないのだ。 そして、それがおのずと「時間が止まる」という表現に繋がっていたのだと、この歳になり、 私は理解することになった。

  • 利用再開申し込み

    私から介護計画の作成を依頼された新センター長。 「このセンターでの利用は一旦終了したものと聞かされているのですが」と。 契約書の[契約の終了]の項には、 [利用者からの契約の解除は文書の通知をもって成立する]とあって、 [事業者からの契約の解除も文書の通知をもって成立する]ともある。 センター長の処置が原因で傷害を負ったとして苦情を申し立て、 文書で意見交換は行ったが、契約を終えるといった話ではない。 だが新センター長はというと、 「契約の終了の項目は、利用者から終了を申し出る場合の手続きが書かれているもので、 事業者側からの契約解除についてではない」などと、やはり一筋縄ではいかない模様。

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