WE421A ppアンプの更なる改良。~ドライブ段~
計画で書いた様に、WE421Aを強力に駆動する様にドライブ段の見直しを図りました。結論から書くと、6DJ8系を使用し最適な動作点とする事で、かなり良い結果が得られました。以下、実験経緯です。はじめに、候補として挙げた球の規格を比較してみます。ここで注目すべきは内部抵抗、そして注意が必要な項目は最大プレート電圧と損失です。表から分かる様に、最も内部抵抗が低いのはECC88系です。但し最大プレート電圧が低い。ここに着目しながら、球選びと設計。まず選択したのは、6C33Cで好結果が得られた12BH7Aです。この球に合わせて設計した動作点がこちら。動作点は150V8.5mA。今回は次段も含めた交流負荷線も引いてみました。この設定で音を聴いてみると、悪くはありませんが何だか満足出来ません。ちょっと籠り気味で音抜けや広がり...WE421Appアンプの更なる改良。~ドライブ段~
2022/05/31 13:31