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ねじこもごも https://namakajirijungle.work/

旧作から新作まで、映画、ロック、漫画について、これまで触れてきたものを片っ端からレビューしてます。ネタバレ無しでオススメの一作をご推薦。

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2014/10/03

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  • ゲロゲロプースカ

    2007年初出 しりあがり寿エンターブレインビームコミックス結局たいして意味のないことを意味ありげに煽るのがしりあがりなんじゃねえのか?と少し懐疑的になってしまった一作。それぞれが独立した短編の連作なんですけど、おそらく共通するテーマは我々

  • 真夜中の水戸黄門

    2004年初出 しりあがり寿エンターブレインビームコミックスおなじみ弥次喜多の二人が、助さん格さん役で黄門様に付き従い、諸国を漫遊するデタラメな一作。時代劇における国民的アイコンである水戸黄門と、弥次喜多をかけ合わせれば人気爆発は間違いなし

  • 真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん

    2005年初出 しりあがり寿エンターブレインビームコミックススピンオフなのか番外編なのか、正統なる続編なのか、本書に関する情報がググってもさっぱり見つからないんで、どう位置づけたらいいものなのやらさっぱりわからないんですけど、ま、単純に「人

  • ファンタジー、おじさんをつつむ

    1996年初出 しりあがり寿エンターブレインビームコミックスいわゆるモーレツ社員(死語)であり、24時間働けますか?(リゲイン)と問われて、本当に働いてきた団塊の世代や社畜たちの、逃げ場のない苦悩を描いた連作短編集。高度成長期ならいざしらず

  • “徘徊老人”ドン・キホーテ

    2000年初出 しりあがり寿朝日新聞社相変わらず秀逸なタイトルでお見事と言う他ない。徘徊老人って・・・。しかもドン・キホーテ。家族だけの問題に留まらず、地域、社会の問題として取り組む必要のあるボケ老人の徘徊を、ドン・キホーテの奇行に当てこす

  • ジャカランダ

    2002年初出 しりあがり寿青林工藝舎やってることは方舟(1999~)とほぼ同じというか、抗いようのない超自然なカタストロフを今回もテーマにしてるわけですけど、作者の位置づけ的には方舟と対になる物語、のようです。どこかでそんなことを語ってい

  • 方舟

    1999年初出 しりあがり寿太田出版描かれているのは静かに忍び寄る終末。そこに、核爆発も宇宙大戦争もなければ、巨大な隕石の飛来もない。ただ、しとしとと「雨」が降る。ただしその雨は決してやむことがない。「まさかね、いつかはやむでしょ」と多くの

  • 弥次喜多 in DEEP

    1997年初出 しりあがり寿エンターブレインビームコミックス 全8巻真夜中の弥次さん喜多さん(1994~)の続編。前作で物語は、一応の落とし所を見つけはしたものの、旅の終着点である「お伊勢さん」にはまだ到着してなかったんで、続きが描かれるこ

  • 激突!殺人拳

    日本 1974監督 小沢茂弘脚本 高田宏治、鳥居元宏国内のみならず、世界に空手ブームを巻き起こし、広くサニー千葉の名をとどろかせた千葉真一の出世作。すでにテレビドラマ「キイハンター」(1968~)で不動の人気を得ていた千葉真一ですけど、アメ

  • ア◯ス

    1998年初出 しりあがり寿ソフトマジックレヴォルトコミックさてこのタイトル、どう読めばよいの?ってところからまずは悩むわけで。多くの人は「きっとアリスだろう」と言ってるみたいですが、作者自身は「アマルスと呼んでます」などとすっとぼけた事を

  • 瀕死のエッセイスト

    1993年初出 しりあがり寿ソフトマジックレヴォルトコミック「死」をテーマに、明日をもしれぬ病人を狂言回しとして、幻覚的でシュールな物語を綴った連作。死を考えることで生き様を問う、みたいな感じのことがやりたかったのかな?と思うんですけど、ど

  • 真夜中の弥次さん喜多さん

    1994年初出 しりあがり寿マガジンハウスmag comics 全2巻何事か、ってレベルでしりあがり寿が「化けた」のがこの作品でしょうね。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」が元ネタですが、古典すぎて手にとったことすらないんで色々調べてみたら、意

  • 流星課長

    1984年初出 しりあがり寿竹書房バンブーコミックス初期のしりあがり寿の作品で面白い!と思ったものって私はあまりなくて、アングラなヘタウマパロディ漫画家でしょ?みたいな認識しかなかったんですが、ヒゲのOL薮内笹子(1986~)と並んで初めて

  • 楳図かずお こわい本

    1960年~初出 楳図かずお朝日ソノラマ文庫 全14巻<収録短編>1巻 鏡、復讐鬼人2巻 蝶の墓3巻 おそれ、偶然を呼ぶ手紙4巻 闇のアルバム、本、ダリの男5巻 口が耳までさける時、ヘビおばさん、蛇娘と白髪魔6巻 うろこの顔7巻 残酷の一夜

  • ナツノクモ

    2003年初出 篠房六郎小学館ikkiコミックス 全8巻架空のオンラインゲームの世界(ボード)を舞台に、精神動物園と呼ばれるカウンセリングを目的としたコミュニティを描くSFドラマ。私はオンラインゲームをやったことがないんで、この物語がどこま

  • 鬼の又鬼のアモ

    2017年初出 多田乃伸明講談社ヤンマガKC 全3巻エスニシティゼロワン(2011~)以降、音沙汰ないな・・と思ってた多田乃伸明がいつのまにか月刊ヤンマガで復活してて軽く驚きました。おおっ、成り上がってる!みたいな。SFにこだわってきた漫画

  • 70億の針

    2008年初出 多田乃伸明メディアファクトリーMFコミックス 全4巻ハル・クレメントの代表作、20億の針(1950)を下敷きとした侵略SF。しかしまあ大胆だなあ、とは思いますね。どうせ指摘されるんだから、といった開き直りがあったのかどうかわ

  • クロマティ・ハラショー

    1987年初出 小池一夫/篠田アキヒロスタジオシップ劇画キングシリーズ 全4巻河原のゴルフ地蔵に手を合わせた者に、無償でゴルフ指導をしてくれる謎の博士とロボットを描いたうんちく漫画。ほとんど学習漫画、と言ってもいいかもしれませんね。ほぼ物語

  • リトル・シングス

    アメリカ 2021監督、脚本 ジョン・リー・ハンコックシリアルキラーによる連続殺人を捜査する、老保安官とやり手な殺人課の刑事を描いたサスペンス。バディものなのかな?と最初は思ったんですけど、二人の間の微妙な距離感及び立場の違いがあって、さし

  • スカイライン-逆襲-

    イギリス/スペイン/リトアニア 2020監督、脚本 リアム・オドネルシリーズ3作目にして完結編、スカイラインシリーズ有終の美を飾る一作。しかしまあ、有象無象なSFとしか言いようのなかった一作目からよくぞここまで辿りつけたなあ、と。他と比べて

  • 菌と鉄

    2021年初出 片山あやか講談社マガジンKC 1巻(以降続刊)食物連鎖の頂点に菌類が存在する世界で、全体主義な管理社会下に生きる主人公ダンテの「はみ出した行動」を描くディストピアSF。作者はオーウェルの1984に強い影響を受けたみたいですけ

  • キンゾーの上がってなンボ!!

    1984年初出 小池一夫/叶精作スタジオシップ劇画キングシリーズ 全8巻ベストアマの腕前を持つアマチュアゴルファー、前野金蔵がプロを目指すためにすべてを捨ててゴルフに打ち込む姿を描くスポーツ漫画。雑な言い方をするなら「スポ根」かと思うんです

  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナⅡ 天地大乱

    香港 1992監督 ツイ・ハーク脚本 ツイ・ハーク、チャン・タン、チャン・ティンスン香港で大ヒットしたワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナⅠ天地黎明(1991)の続編。今回は、清朝末期の動乱期に跋扈する白蓮教なる宗教団体(極右テロ組織

  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナⅠ 天地黎明

    香港 1991監督 ツイ・ハーク脚本 ツイ・ハーク、ユエン・カイチー19世紀に実在した最大の武術家の一人、黄飛鴻のエピソードを独自に翻案した一作。中国では有名すぎるほど有名な英雄的人物らしいんですけど、私は全く知らなくて。何を成し遂げた人な

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