杉惠美子「漣」ほか
杉惠美子「漣」ほか(朝日カルチャーセンター福岡、2024年05月20日)受講生の作品。漣杉惠美子五月の光をうけて炭酸水のような撥ねる音を聴きながらふくふく膨らむあしたを願いながらさざなみのひとりごとを聴いてみたいありふれた幸せとありふれた不幸の中でゆらゆら揺れて誰かとかくれんぼしながらずっとかくれていようかそれとも波のまにまに見え隠れしながらずっと手を振っていようか乱反射する月光の下で「炭酸水の描写、ふくふく、ゆらゆら、の動きが柔らかくて静か」「浮遊感が自然。気持ちがよくなる詩。五月の光で始まり月光の下でと終わるのは、最初は少し違和感がある。しかし光で統一されていてよかった」「五月の光から月光への変化には、時間の流れがある」「ありふれた不幸からの二行にひかれる。平穏な日々、小さな幸せを感じて生きている」杉...杉惠美子「漣」ほか
2024/05/31 16:57