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聖書の御言葉をあなたに 「聖書各駅停車」 創世記からはじめて黙示録までをゆっくり

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2014/09/27

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  • 今日の御言葉 20190331(日曜版)詩編50:1~23「悔い改めへの招き」

    3月31日(日)現在のテーマ「詩編第二巻」今日のテーマ「悔い改めへの招き」■聖書詩編50:1~23(14,15a)■聖句「告白を神へのいけにえとしてささげ/いと高き神に満願の献げ物をせよ。それから、わたしを呼ぶがよい。苦難の日、わたしはお前を救おう」。(14,15b)■解説表題に「アサフの詩」とある詩編は12篇あります(他は73-83編)。アサフはダビデ時代の音楽家として知られています(歴上15:16,16:5)。詩編50の主題は「真実の悔い改めへの招き」で、全体として、傲慢な心や偽りの心でいけにえを捧げる者に対しての神の告発が記されています。特に後半16節からは具体的な罪について語られ、「わたしが黙していると思うのか。‥‥罪状をお前の目の前に並べて/わたしはお前を責める。神を忘れる者よ、わきまえよ。さもなくば...今日の御言葉20190331(日曜版)詩編50:1~23「悔い改めへの招き」

  • 今日の御言葉 20190330 使徒10:34~48「コルネリウスの家での説教」

    3月30日(土)現在のテーマ「異邦人宣教の開始」今日のテーマ「コルネリウスの家での説教」■聖書使徒言行録10:34~48(36b,38a,43b,44b))■聖句「この方こそ、すべての人の主です。‥‥つまり、ナザレのイエスのことです。‥‥この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる。‥‥一同の上に聖霊が降った」。(36b,38a,43b,44b)■解説一連の出来事が神の意志であることを知ったペトロは、自分に託された福音がすべての人に対するものであること悟り、臆することなく福音を語ります。その中心テーマは、「この方こそ、すべての人の主、‥‥つまり、ナザレのイエスのことです」。ペトロの説教は徹頭徹尾「イエスのこと」です。「油注がれた者」(10:38)とイエスのメシア性を強調し、奇跡の業に対して「神が...今日の御言葉20190330使徒10:34~48「コルネリウスの家での説教」

  • 今日の御言葉 20190329 使徒10:9~33「分水嶺を超えるために」

    3月29日(金)現在のテーマ「異邦人宣教の開始」今日のテーマ「分水嶺を超えるために」■聖書使徒言行録10:9~33(33bc)■聖句「よくおいでくださいました。今わたしたちは皆、主があなたにお命じになったことを残らず聞こうとして、神の前にいるのです」。(33bc)■解説今日の拝読箇所から、異邦人への宣教という分水嶺を超えるために、神がなされた配慮と導きを見ることができます。コルネリウスには幻と主の使いによる導きを与え(3)、ユダヤ人であるペトロには、異邦人への偏見を取り除くための配慮を、やはり幻と聖霊の働きの中で行っておられます(17,19)。それはまさに、誕生したばかりのキリスト教が、ユダヤ人だけを対象としたパレスチナの地に閉じこめられるのではなく、全世界、全人類に向かって飛翔するためでした。ユダヤ人には驚く...今日の御言葉20190329使徒10:9~33「分水嶺を超えるために」

  • 今日の御言葉 20190328 使徒10:1~8「コルネリウス」

    3月28日(木)現在のテーマ「異邦人宣教の開始」今日のテーマ「コルネリウス」■聖書使徒言行録10:1~8(1-3a)■聖句「さて、カイサリアにコルネリウスという人がいた。『イタリア隊』と呼ばれる部隊の百人隊長で、信仰心あつく、一家そろって神を畏れ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈っていた。ある日の午後三時ごろ、‥‥」。(1-3a)■解説10章は福音がユダヤ教とユダヤ人の枠を超えて異邦人世界にもたらされることになった分水嶺と言えます。その一方の主人公がローマ軍の百人隊長であったコルネリウスです。「信仰心あつく、神を畏れ」という表現は、割礼こそ受けてはいなかったが、ユダヤ教の信仰を持っている人のことで、彼がどれほどその信仰に忠実であったかは、「家族そろって神を畏れ」ていたこと、「施しと祈りをする」という教えを忠実に...今日の御言葉20190328使徒10:1~8「コルネリウス」

  • 今日の御言葉 20190327 使徒9:32~43「ペトロの巡回伝道」

    今日からテーマは「異邦人宣教の開始」です。3月27日(水)現在のテーマ「異邦人宣教の開始」今日のテーマ「ペトロの巡回伝道」■聖書使徒言行録9:32~43(40)■聖句「ペトロが皆を外に出し、ひざまずいて祈り、遺体に向かって、『タビタ、起きなさい』と言うと、彼女は目を開き、ペトロを見て起き上がった」。(40)■解説サウロ(後のパウロ)の回心劇から一転してペトロの巡回伝道へと話しが移ります。異邦人宣教の扉をペトロが開き、ローマへの道をパウロが進みます。今日はその序章です。「ペトロは方々をめぐり歩き」(32)とあるように、エルサレムから拡大し始めたキリストの群れを視察するためにペトロは巡回し、伝道していたようです。二つの奇跡はリダとヤッファで西パレスチナ地方の町となります。リダでは中風の人アイネアを癒し、ヤッファでは...今日の御言葉20190327使徒9:32~43「ペトロの巡回伝道」

  • 今日の御言葉 20190326 使徒9:19b~31「パウロの活動の初め」

    3月26日(火)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「パウロの活動の初め」■聖書使徒言行録9:19b~31(31)■聖句「こうして、教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリアの全地方で平和を保ち、主を畏れ、聖霊の慰めを受け、基礎が固まって発展し、信者の数が増えていった」。(31)■解説回心後、サウロはすぐにダマスコで宣教しています(20)。サウロのメッセージの核心は「この人こそ神の子である」(20)、「イエスがメシアである」(22)という点にあります。ダマスコのユダヤ人たちは「この名を呼び求める者たちを滅ぼしていた男」(21)と驚き、ついにはサウロを殺そうとたくらみます(23)。この陰謀から逃れたサウロはエルサレムに行き、バルナバ(4:36)の仲介によってエルサレム教会に受け入れられますが、ここでもユダヤ教からの迫害...今日の御言葉20190326使徒9:19b~31「パウロの活動の初め」

  • 今日の御言葉 20190325 使徒9:17~19a「パウロの回心③~アナニア~」

    3月25日(月)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「パウロの回心③~アナニア~」■聖書使徒言行録9:17~19a(17)■聖句そこで、アナニアは出かけて行ってユダの家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、あなたが元どおり目が見えるようになり、また、聖霊で満たされるようにと、わたしをお遣わしになったのです」。(17)■解説大使徒パウロの誕生は聖徒アナニアの存在なしにはあり得ませんでした。主が「アナニアよ」と呼びかけると、アナニアは「主よ、ここにおります」(10)と答えています。このアナニアの応答は、旧約聖書のサムエルの姿を私たちに思い起こさせます(サム上2:4)。主の求めに応じる準備が出来ている人の姿です。アナニアはサウロがどれほど危険な人物...今日の御言葉20190325使徒9:17~19a「パウロの回心③~アナニア~」

  • 今日の御言葉 20190324(日曜版)詩編49:1~21「人は永遠に生きようか」

    3月24日(日)現在のテーマ「詩編第二巻」今日のテーマ「人は永遠に生きようか」■聖書詩編49:1~21(10,16)■聖句「人は永遠に生きようか。墓穴を見ずにすむであろうか。‥‥しかし、神はわたしの魂を贖い/陰府の手から取り上げてくださる」。(10,16)■解説本編は詩編37、73と共に「知恵の詩」に属するもので、ヨブ記、箴言、コヘレトの言葉に似ていて、賛美というより黙想に近い詩です。詩人は人生の無情を綴っています。この世において一時的に繁栄しても、そうでない者と同じ人生の結末を迎えることの不思議を書いています。そして人生の意味が、自分の力にだけ頼って富や名誉を得ることにあるのではなく、「死」までの限られた時間の中で、魂を贖ってくれる神を見出すことにあると言っています。聖句の「しかし」から始まる後半(16)は、...今日の御言葉20190324(日曜版)詩編49:1~21「人は永遠に生きようか」

  • 今日の御言葉 20190323 使徒9:10~16「サウロの回心②~使徒職への召命~」

    3月23日(土)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「サウロの回心②~使徒職へ召命~」■聖書使徒言行録9:10~16(15)■聖句すると、主は言われた。「行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、わたしが選んだ器である」。(15)■解説「ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた」(10)。主はサウロのもとへアナニアを派遣されます。しかし、サウロの悪名は既にアナニアの耳にまで届いていました(13,14)。ところが、主は迫害者サウロに使徒としての召命をお与えになります。「わたしの名を伝えるために」。「名」は「本質」、あるいは「それ自身」といった意味で、ここでは「わたしの本質」、「わたし自身」を伝える器ということになります。確かにパウロはイエスの本質、すなわち「主」である...今日の御言葉20190323使徒9:10~16「サウロの回心②~使徒職への召命~」

  • 今日の御言葉 20190322 使徒9:1~9「サウロの回心①~キリストとの出会い~」

    3月22日(金)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「サウロの回心①~キリストとの出会い~」■聖書使徒言行録9:1~9(5)■聖句「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである」。(5)■解説ルカはサマリアに始まる福音拡大の記録をひとまずおいて、話題をサウロに向けます。なぜならサウロ(後のパウロ)こそがローマまで福音をもたらす宣教の主役となるからです。エルサレムでステファノへの迫害を黙認したサウロ(7:58)は、ユダヤ教への熱意から更に積極的に教会への迫害に乗り出し、ダマスコまでやって来ます。ダマスコはエルサレムから242㎞ほどの距離にあり、古来より重要な都市でした。ここでキリスト者のことを「この道に従う者」(2)とルカは表現しています。それはルカ独特の表...今日の御言葉20190322使徒9:1~9「サウロの回心①~キリストとの出会い~」

  • 今日の御言葉 20190321 使徒8:26~40「フィリピとエチオピアの高官」

    3月21日(木)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「フィリピとエチオピアの高官」■聖書使徒言行録8:26~40(35)■聖句「そこで、フィリポは口を開き、聖書のこの個所から説きおこして、イエスについて福音を告げ知らせた」。(35)■解説福音はサマリアからさらに異邦人の世界へと拡大します。その最初の働きとして、ここでもフィリピが重要な役割を演じていますが、背後に聖霊の働きがあったことは見逃せません(26,29,39)。使徒言行録が聖霊行伝と呼ばれる理由がここにあります。福音は聖霊とその働きに従順な人々によって広げられて行ったことが分かります。さて、フィリポは聖霊に促されてエチオピアの高官のもとに遣わされます。高官は、その身分からユダヤ教に改宗することは許されなかったかもしれませんが、異邦人でありながらもエル...今日の御言葉20190321使徒8:26~40「フィリピとエチオピアの高官」

  • 今日の御言葉 20190320 使徒8:4~25「魔術師シモン」

    3月20日(水)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「魔術師シモン」■聖書使徒言行録8:4~25(20)■聖句すると、ペトロは言った。「この金は、お前と一緒に滅びてしまうがよい。神の賜物を金で手に入れられると思っているからだ」。(20)■解説福音がサマリアに拡大する姿が今日の拝読箇所に記されています。そのための働き手はステファノと同様に選ばれた(6:5)信徒のフィリピでした。フィリポはキリストを証し、主もまた彼の語る言葉が真実であることを、しるしによって証されました(マルコ16:20)。それによって多くの人々が福音を受け入れ、洗礼を受け、更には聖霊の祝福が与えられました。それを驚きと嫉妬の気持ちで見ていたのが魔術師のシモンでした。彼には魔術を使って人々を驚かせる力があったようです。彼は、自らを偉大な人物と自...今日の御言葉20190320使徒8:4~25「魔術師シモン」

  • 今日の御言葉 20190319 使徒8:1b~3「エルサレム教会への迫害」

    3月19日(火)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「エルサレム教会への迫害」■聖書使徒言行録8:1b~3(1b)■聖句「その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起こり、使徒たちのほかは皆、ユダヤとサマリアの地方に散って行った」。(1b)■解説ステファノの殉教を引き金に教会への迫害が始まります。それはキリスト者にとって大きな試練でしたが、同時に福音の前進と拡大をもたらすきっかけとなりました。迫害を逃れ、追われるようにエルサレムを離れたキリスト者は、離散の地にあって福音を伝え、証したのです。教父テルトリアヌス(2世紀)は「殉教者の血は教会の種」と言いました。ステファノは一粒の麦となって死にました。しかし、ここから教会は多くの実を結ぶのです。福音はイエスが語られた通り「エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの...今日の御言葉20190319使徒8:1b~3「エルサレム教会への迫害」

  • 今日の御言葉 20190318 使徒7:54~8:1a「ステファノの死」

    3月18日(月)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「ステファノの死」■聖書使徒言行録7:54~8:1a(56,59,60)■聖句「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」(56)。「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」(59)。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」(60)。■解説預言者を殺し、メシアであるイエスを殺したという律法違反の罪を指摘されたユダヤ人たちのステファノに対する怒りは頂点に達します。そのような中でもステファノは「聖霊に満たされ、天を見つめ」(55)ていました。その後、人々はステファノ目がけて一斉に襲いかかり、石で打ち殺してしまいます。それを一人の若者が目撃します。サウロ、後のパウロで、彼もこの殺害に賛成していたことが記されています(8:1)。そのような状況下で注...今日の御言葉20190318使徒7:54~8:1a「ステファノの死」

  • 日々の御言葉 20190317(日曜版)詩編48:1~15「万軍の主の都」

    3月17日(日)現在のテーマ「詩編第二巻」今日のテーマ「万軍の主の都」■聖書詩編48:1~15(9)■聖句「聞いていたことをそのまま、わたしたちは見た/万軍の主の都、わたしたちの神の都で。神はこの都をとこしえに固く立てられる」。(9)■解説詩編48は神の都シオンの救いの喜びが主題で、都に訪れた平和と喜び、安全が永遠に続くようにとの祈りとなっています。これは新しいエルサレムに再臨のキリスト(王なるキリスト)を迎え、神と共に、神の都を中心に実現する恒久平和とその到来を願う、教会の祈りと期待でもあります。聖句は、その祈りと期待が満たされた瞬間の言葉です。長い間信じてきたこと、代々聞き続けてきたことが、そのまま、その通り現実している、その様を見た喜びにあふれています。詩人はこの喜びをソロモンが建てた第一神殿完成の時に見...日々の御言葉20190317(日曜版)詩編48:1~15「万軍の主の都」

  • 今日の御言葉 20190316 使徒7:1~53「ステファノの答弁」

    3月16日(土)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「ステファノの答弁」■聖書使徒言行録7:1~53(51)■聖句「かたくなで、心と耳に割礼を受けていない人たち、あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖が逆らったように、あなたがたもそうしているのです」。(51)■解説神殿と律法への批判という罪で法廷に引き出されたステファノの答弁がなされます。それはアブラハムから始まり、ヨセフ、モーセ、ヨシュア、ダビデ、ソロモンという人物を取り上げながらのイスラエル史と言えます。歴史を振り返りながらステファノが強調したかったのは、イスラエルの民が神から遣わされた人々を受け入れずに迫害してきた事実と神殿礼拝に固執する彼らの姿勢です。ステファノは神から遣わされた指導者、解放者、預言者を否定することは律法を否定す...今日の御言葉20190316使徒7:1~53「ステファノの答弁」

  • 今日の御言葉 20190315 使徒6:8~15「ステファノ」

    3月15日(金)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「ステファノ」■聖書使徒言行録6:8~15(15)■聖句「最高法院の席に着いていた者は皆、ステファノに注目したが、その顔はさながら天使の顔のように見えた」。(15)■解説選ばれた七人の中でステファノについては詳しく記されています。それほど模範的な人物であったとも言えますが、彼の死(殉教)によってこれまでエルサレムを中心に語られていた福音がユダヤの全土、サマリアへと広がっていったことも見逃せません。ステファノについては「“霊”と知恵に満ちた評判の良い人」(3)、「恵みと力に満ち、すばらし不思議な業としるしを民衆の間で行っていた」(8)、「彼は知恵を“霊”によって語るので(人々は)歯が立たなかった」(10)とあります。古い教え(旧約)の中にいる人々から新約の恵...今日の御言葉20190315使徒6:8~15「ステファノ」

  • 今日の御言葉 20190314 使徒6:1~7「教会で仕える人の選出」

    今日からテーマは「拡大する教会」です。3月14日(木)現在のテーマ「拡大する教会」今日のテーマ「教会で仕える人の選出」■聖書使徒言行録6:1~7(3-4)■聖句「それで、兄弟たち、あなたがたの中から、“霊”と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。彼らにその仕事を任せよう。わたしたちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします」。(3-4)■解説エルサレム教会が拡大する中で、種々の問題も生じました。アナニアとサフィラのこともその一例でした。ここでの問題は、ギリシア語を話すユダヤ人(離散の地からの帰還者でアラム語が話せないユダヤ人)とヘブライ語(正確にはアラム語)を使用するパレスチナ生まれのユダヤ人との間で起こった「やもめたち」への食事の配分に関することでした(1-2)。ここで12人の使徒たちは初めての教会総会...今日の御言葉20190314使徒6:1~7「教会で仕える人の選出」

  • 今日の御言葉 20190313 使徒5:33~42「ガマリエル」

    3月13日(水)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「ガマリエル」■聖書使徒言行録5:33~42(38-39)■聖句「そこで今、申し上げたい。あの者たちから手を引きなさい。ほうっておくがよい。あの計画や行動が人間から出たものなら、自滅するだろうし、神から出たものであれば、彼らを滅ぼすことはできない。もしかしたら、諸君は神に逆らう者となるかもしれないのだ」。(38-39)■解説最高法院でペトロの弁明を聞いた大祭司や議員たちは「激しく怒り、使徒たちを殺そうと考え」ます(33)。その時ファリサイ派に属するガマリエルという人が発言します。今日の聖句はその最後の部分です。ガマリエルは有名なラビ・ヒレルが創設した穏健なファリサイ派に属し、ヒレルの弟子であり、子、あるいは孫との伝承もあります。またパウロはガマリ...今日の御言葉20190313使徒5:33~42「ガマリエル」

  • 今日の御言葉 20190312 使徒5:17~32「再逮捕」

    3月12日(火)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「再逮捕」■聖書使徒言行録5:17~32(20)■聖句「行って神殿の境内に立ち、この命の言葉を残らず民衆に告げなさい」と言った。(20)■解説成長する教会(イエスの群れ)に対して大祭司とサドカイ派の人々は再度使徒たちを捕えます。最初の捕縛の原因は「イエスの復活」(4:2)という神学的、あるいは宗教的要因でしたが、ここでは「ねたみ」が原因となっています。今日の聖句は、主の天使が牢の戸を開けて、使徒たちを救出した直後の言葉です。「命の言葉」は「福音」のことです。最高法院に引き戻された使徒たちを代表してペトロの3回目の説教がなされます。それは「命の言葉」(福音)の要約でした。初めにイエスの死と復活を宣言し、その意味(悔い改めと罪の赦し)について語り、イ...今日の御言葉20190312使徒5:17~32「再逮捕」

  • 今日の御言葉 20190311 使徒5:12~16「成長する教会」

    3月11日(月)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「成長する教会」■聖書使徒言行録5:12~16(12-14)■聖句「使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議な業とが民衆の間で行われた。一同は心を一つにしてソロモンの回廊に集まっていたが、ほかの者はだれ一人、あえて仲間に加わろうとはしなかった。しかし、民衆は彼らを称賛していた。そして、多くの男女が主を信じ、その数はますます増えていった」。(12-14)■解説最初の奇跡、最初の迫害、最初の弁明、最初のリバイバル祈祷会、思いを一つにする教会、バルナバの例、アナニアとサフィラの例を経て、ここでルカは一連のまとめとして成長する教会の姿を記しています。4章29,30節で祈ったように使徒たちは大胆に御言葉を語り、主もまた聖霊の臨在の下に「多くのしるしと不思...今日の御言葉20190311使徒5:12~16「成長する教会」

  • 今日の御言葉 20190310(日曜版)詩編47:1~10「凱旋の歌」

    3月10日(日)現在のテーマ「詩編第二巻」今日のテーマ「凱旋の歌」■聖書詩編47:1~10(6,7,10)■聖句「神は歓呼の中を上られる。主は角笛の響きと共に上られる。歌え、神に向かって歌え。歌え、我らの王に向かって歌え。‥‥諸国の民から自由な人々が集められ/アブラハムの神の民となる。地の盾となる人々は神のもの。神は大いにあがめられる」。(6,7,10)■解説詩編47は王の凱旋を歌っています。背景には、契約の箱が神殿に運び入れられた時のこと(歴代5章)、アッシリアの王センナケリブによるエルサレム包囲からの勝利(列王下19章)などが上げられますが、終末における神の国への帰還と勝利が歌われているとも言えます。聖句前半は勝利者である神の凱旋をはちきれんばかりの歓喜の中で迎えている様子です。それはラッパの響きと共に来ら...今日の御言葉20190310(日曜版)詩編47:1~10「凱旋の歌」

  • 今日の御言葉 20190309 使徒5:1~11「アナニアとサフィラ」

    3月9日(土)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「アナニアとサフィラ」■聖書使徒言行録5:1~11(3)■聖句すると、ペトロは言った。「アナニア、なぜ、あなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、土地の代金をごまかしたのか」。(3)■解説神の言葉に誠実に生きる教会の姿と、その実例としてのバルナバの姿が描かれた後、聖霊を欺き、代金をごまかすという不祥事について聖書は記しています。教会は初めから理想的な場ではなく、様々な過ち、失敗を繰り返しながら、それでも神の御心に適う姿へと成長するための場であり、キリスト者を神への誠実に向かわせる場であることが分かります。アナニアとサフィラの罪は「聖霊を欺いた」ことにあります。4節に「売っても、その代金は自分の思いどおりになったのではないか。どうして、こんなことをす...今日の御言葉20190309使徒5:1~11「アナニアとサフィラ」

  • 今日の御言葉 20190308 使徒4:36~37「バルナバ」

    3月8日(金)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「バルナバ」■聖書使徒言行録4:36~37(36)■聖句「たとえば、レビ族の人で、使徒たちからバルナバ――「慰めの子」という意味――と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフ」。(36)■解説財産を売り払い、貧しい人に施すという当時の教会の姿を証する人物として「バルナバ(慰めの子/励ます人)」と呼ばれていたヨセフの例が、今日の拝読箇所に記されています。「レビ族で、‥‥キプロス島の生まれ」ということから、彼が離散のユダヤ人であり、祭司の家系であることが分かります。後にバルナバは回心したパウロを使徒たちのところに連れて行き、紹介しています(9:27)。教会を迫害し、恐れられていたパウロに対する誤解を解きほぐすことは容易ではなかったと思います。パウロをタル...今日の御言葉20190308使徒4:36~37「バルナバ」

  • 今日の御言葉 20190307 使徒4:32~35「初期の教会の姿」

    3月7日(木)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「初期の教会の姿」■聖書使徒言行録4:32~35(32-33)■聖句「信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた」。(32-33)■解説ルカは大きな出来事(ペンテコステとペトロの最初の説教)の後、2章43~47節に当時の教会の様子を短く記しているように、ここでも一連の出来事(美しい門での奇跡、ペトロの説教、取り調べ、釈放)の後、初期の教会の姿を描いています。前段と同じように第一の特徴として「心も思いも一つにし」を上げていますが、この語は「彼らは心を一つにして戦う者であった」という歴代上12:34の...今日の御言葉20190307使徒4:32~35「初期の教会の姿」

  • 今日の御言葉 20190306 使徒4:23~31「迫害に対する祈り」

    3月6日(水)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「迫害に対する祈り」■聖書使徒言行録4:23~31(29-30)■聖句「主よ、今こそ彼らの脅しに目を留め、あなたの僕たちが、思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください。どうか、御手を伸ばし聖なる僕イエスの名によって、病気がいやされ、しるしと不思議な業が行われるようにしてください」。(29-30)■解説ペトロとヨハネは釈放さると仲間のところへ行き、事の次第を話しました(23)。これを聞いた人たちは祈りを捧げます。まず神の主権の告白がなされ、続いて詩編2:1-2を引用しています。この詩編は当時のユダヤ教の解釈でも主とメシアに対抗する権威の存在を示しています。メシアであるイエスを迫害した同じ権威が、今使徒と教会を苦しめていると彼らは理解し...今日の御言葉20190306使徒4:23~31「迫害に対する祈り」

  • 今日の御言葉 20190305 使徒4:15~22「ペトロとヨハネの態度②」

    3月5日(火)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「ペトロとヨハネの態度②」■聖書使徒言行録4:15~22(19-20)■聖句「しかし、ペトロとヨハネは答えた。『神に従わないであなたがたに従うことが、神の前に正しいかどうか、考えてください。わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです』」。(19-20)■解説ユダヤ議会はいやされた人の存在と彼らの態度、また民衆を恐れ、「今後あの名によって話してはならない」と脅かして、事を納めようとしました(18)。そして今日の聖句となります。使徒たちはユダヤ議会を恐れるのではなく、神を畏れていました。彼らにとっては、神の正しさに目を注ぎ、神がよしとされることに向かって歩むことが生きる意味でした。しかも彼らは、主イエスの復活の目撃者、証人でした。...今日の御言葉20190305使徒4:15~22「ペトロとヨハネの態度②」

  • 今日の御言葉 20190304 使徒4:13~14「ペトロとヨハネの態度①」

    3月4日(月)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「ペトロとヨハネの態度①」■聖書使徒言行録4:13~14(13)■聖句「議員や他の者たちは、ペトロとヨハネの大胆な態度を見、しかも二人が無学な普通の人であることを知って驚き、また、イエスと一緒にいた者であるということも分かった」。(13)■解説ユダヤ議会の人々はペトロとヨハネの大胆な態度に驚きます(13)。「無学な普通の人」であったからです(13)。少し前に、ガリラヤ出身のナザレの大工の子である、イエスの大胆で力ある証言に振り回された経験を思い起こしていたかもしれません。彼らはここでも出自や地位などに目が向いて事の本質を見ることができません。彼らがこれだけ大胆に真実を告げることができたのは、「聖霊に満たされて」(8)いたからであり、「イエスと一緒に...今日の御言葉20190304使徒4:13~14「ペトロとヨハネの態度①」

  • 今日の御言葉 20190303(日曜版)詩編46:1~12「苦難のときに」

    3月3日(日)現在のテーマ「詩編第二巻」今日のテーマ「苦難のときに」■聖書詩編46:1~12(2)■聖句「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる」。(2)■解説詩編46編はかつて歌われた最も雄大な信仰の歌です。ルターは迫りくる苦難の中で、この詩を歌うことによって神を信頼したと伝えられ、そこから有名な讃美歌267番「神はわがやぐら」が生まれました。前半(2-4)は自然の驚異にさらされている人々の姿が、中ほど(5-7)は危機の中にある都エルサレムの姿が、後半(9-10)は終末的な戦いの姿がダイナミックに描かれています。その中で「必ずそこにいまして」(2)、「神はその中にいまして」(6)、「万軍の主はわたしたちと共にいます」(8,12)という言葉が通奏低音のように流れ...今日の御言葉20190303(日曜版)詩編46:1~12「苦難のときに」

  • 今日の御言葉 20190302 使徒4:1~12「議会での証言」

    3月2日(土)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「議会での証言」■聖書使徒言行録4:1~12(10b)■聖句「この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです」。(10b)■解説ペトロの説教は神殿の守衛によって中断され、ヨハネと共に捕えられ、牢に入れられます。翌日、彼らはサンヘドリン(ユダヤ議会)で取り調べを受けます。イエスも受けた尋問を使徒たちも受けています(ルカ20:2)。それは「何の権威によって、だれの名によってしたのか」(7)というものです。ここでは権威と名は同格であり、さらに今日の聖句から、イエスの名に神の権威があることをペトロは証言しています。今日の聖句には含まれていないの...今日の御言葉20190302使徒4:1~12「議会での証言」

  • 今日の御言葉 20190301 使徒3:17~26「ペトロの第二の説教②預言の成就者としてのイエス」

    3月1日(金)現在のテーマ「エルサレムのおける宣教」今日のテーマ「ペトロの第二の説教②預言の成就者としてのイエス」■聖書使徒言行録3:17~26(18-19)■聖句「しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい」。(18-19)■解説ペトロの説教は続きます。その中で注目すべきは、ペトロが旧約聖書(特に預言書)の成就者としてイエスのメシア性を証している点です。今日の聖句にはメシアの受難が、20-23節ではメシアであるイエスの再臨をモーセの預言を通して、24節以下では「今の時」、すなわち悔い改めと祝福(恵み)の時がアブラハムの子孫(メシア)を通して与えられることが告げられています。ペトロの聖書...今日の御言葉20190301使徒3:17~26「ペトロの第二の説教②預言の成就者としてのイエス」

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