今日の御言葉 181231(御名と標語)コロサイ2:1~5「キリストの内にある宝」
12月31日(月)現在のテーマ「今年の御名と標語」今日のテーマ「キリストの内にある宝」■聖書コロサイ2:1~5(2-3)■聖句「それは、‥‥‥神の秘められた計画であるキリストを悟るようになるためです。知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています」。(2-3)■解説2節で、パウロはまだ出会ったこともないコロサイ教会、ラオディキア教会他のメンバーのために「どれほど労苦して闘っているか、分かってほしい」と心情を述べています。キリストの体である教会に加えられた人々のために、囚われの身であるパウロがどれだけ心血を注ぎ、祈り、励まし、支えようとしていたが分かります。その理由が今日の聖句です。パウロは生まれたばかりの教会を必死に異端から守ろうとしています。「神の秘められた計画であるキリスト」を詳訳聖書では「神の神秘〔す...今日の御言葉181231(御名と標語)コロサイ2:1~5「キリストの内にある宝」
今日の御言葉 20181230(御名と標語)コロサイ1:28~29「宣べ伝え、諭し、教えています」
12月30日(日)現在のテーマ「今年の御名と標語」今日のテーマ「宣べ伝え、諭し、教えています」■聖書コロサイ1:28~29(28)■聖句「このキリストを、わたしたちは宣べ伝えており、すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるように、知恵を尽くしてすべての人を諭し、教えています」。(28)■解説「キリストに結ばれて完全な者となるように」は、新改訳2017では「キリストにあって成熟した者として立たせるため」となっています。パウロの願いは、すべての人をキリストにあって完全な状態で立たせることです。パウロはキリストの再臨の日を考えていたのではないかと思います。そのためにパウロはキリストを宣べ伝え、諭し、教えています。宣教の中心はキリストです。キリストを通して現れた神の本質を人々の心に刻み込むことです。その結果、新しい...今日の御言葉20181230(御名と標語)コロサイ1:28~29「宣べ伝え、諭し、教えています」
今日の御言葉 20181229(御名と標語)コロサイ1:26~27「秘められた計画」
12月29日(土)現在のテーマ「今年の御名と標語」今日のテーマ「秘められた計画」■聖書コロサイ1:26~27(27)■聖句「この秘められた計画が異邦人にとってどれほど栄光に満ちたものであるかを、神は彼らに知らせようとされました。その計画とは、あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望です」。■解説今年の標語が記されている箇所です。前節でパウロは「神は御言葉をあなたがたに余すところなく伝えるという務めをわたしにお与えになりました」(25)とあります。その中に、今明かされる「代々にわたって隠されていた、秘められた計画」(26)があります。それは異邦人に対するもので、エフェソ書の言葉を借りれば「異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ(キリストの)体に属する者...今日の御言葉20181229(御名と標語)コロサイ1:26~27「秘められた計画」
今日の御言葉 20181228(御名と標語)コロサイ1:24~25「キリストの苦しみの欠けたところ」
12月28日(金)現在のテーマ「今年の御名と標語」今日のテーマ「キリストの苦しみの欠けたところを」■聖書コロサイ1:24~25(24)■聖句「今やわたしは、あなたがたのために苦しむことを喜びとし、キリストの体である教会のために、キリストの苦しみの欠けたところを身をもって満たしています」。(24)■解説今年の標語は「内におられるキリスト、栄光の希望」(コロ1:27)でした。今年最後は4回にわたってコロサイの信徒への手紙1:24~2:5を通して標語をもう一度深めたいと思います。さて、御子を通して神との和解を受け入れた異邦人(コロサイの信徒)にパウロが願うのは、信仰の保持(23)、キリスト者としての成長(10)、福音の拡大(23)への参与です。そのために「今やわたしは」といって語り始めたのが今日の聖句です。パウロは教...今日の御言葉20181228(御名と標語)コロサイ1:24~25「キリストの苦しみの欠けたところ」
今日の御言葉 20181227(御名と標語)創世記17:1~6「アニー・エル・シャダイ」
今日からのテーマは「今年の御名と標語」です。12月27日(木)現在のテーマ「今年の御名と標語」今日のテーマ「アニー・エル・シャダイ」■聖書創世記17:1~6(1)■聖句アブラムが99歳になったとき、主はアブラムに現れて言われた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい」。(1)■解説今年の御名は、「我は全能の神なり(アニー・エル・シャダイ)」でした。この御名は、「信仰の父」と呼ばれるようになったアブラハムに与えられたものであり、主の召し出しに応え、数奇な人生を歩んだアブラハムの生涯を支えた御名です。「アニー」は「わたし」、「エル」は「神」、「シャダイ」には3つの解釈があります。第一は「満ち足りている」というもので、母の乳房のような豊満な、満ち満つる神を現します。第二は「山」、「岩...今日の御言葉20181227(御名と標語)創世記17:1~6「アニー・エル・シャダイ」
今日の御言葉 20181226(クリスマス)ルカ2:22~40「シメオンの賛歌」
12月26日(水)現在のテーマ「2018クリスマス」今日のテーマ「シメオンの賛歌」■聖書ルカ2:22~40(31-32)■聖句「これは万民のために整えてくださった救いで、異邦人を照らす啓示の光、/あなたの民イスラエルの誉れです」。(31-32)■解説ヨセフとマリアや旧約の規定に従い幼子のために献げものをしようと神殿に行きます。そこで敬虔な厚い信仰を持つ人々と出会います。ひとりはシメオンです。次にアンナ、そして「エルサレムの救いを待ち望んでいる人々」(38)です。メシアがエルサレムに来られることこそが彼らの願いでした。なぜならメシア来臨が平和をもたらすと信じられていたからです。聖句は「シメオンの賛歌」からで、ラテン語で「ヌンク・ディミッティス」と呼ばれています。正しい信仰のあついシメオン(25)は、「メシアに会う...今日の御言葉20181226(クリスマス)ルカ2:22~40「シメオンの賛歌」
今日の御言葉 20181225(クリスマス)マタイ2:9~12「博士たちの訪問」
12月25日(火)現在のテーマ「2018クリスマス」今日のテーマ「博士たちの訪問」■聖書マタイ2:9~12(11b)■聖句「彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた」。(11b)■解説不思議な星に導かれ、三人の博士たちが生まれたばかりのイエスのもとを訪れます。彼らの捧げものはそれぞれの信仰を現しています。「黄金」は不変の神への信仰を、「乳香」は神と人との間でとりなし祈る大祭司への信仰を、「没薬」は十字架の上で贖いを成し遂げてくださる救い主への信仰が込められています。当時、「黄金」、「乳香」、「没薬」は高価なものでした。しかし、彼らはそれらのもの以上のものをイエスから受けたのです。それは人間にとって「無くてはならないただ一つのもの」(ルカ10:42参/口語)でした。彼らは「...今日の御言葉20181225(クリスマス)マタイ2:9~12「博士たちの訪問」
今日の御言葉 20181224(クリスマス)ルカ2:8~21「羊飼いへの告知」
12月24日(月)現在のテーマ「2018クリスマス」今日のテーマ「羊飼いへの告知」■聖書ルカ2:8~21(11-12)■聖句「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである」。(11-12)■解説メシア降誕の物語は羊飼いたちへの告知で頂点に達します。彼らの驚きと喜びはどれほどのものであったかと想像します。「今日ダビデの町で‥‥救い主が」とは「神の約束の時が満ちてあらかじめ預言されていた場所に約束どおり救い主が」という意味です。続けて天使が発した「主メシア」は新約聖書中ここだけに用いられている語で、明らかにイエスを「イスラエルの神である主、油注がれた救い主」と表現...今日の御言葉20181224(クリスマス)ルカ2:8~21「羊飼いへの告知」
今日の御言葉 20181223(クリスマス)ルカ:2:1~7「イエスの誕生」
今日からテーマは「2018クリスマス」です。12月23日(日)現在のテーマ「2018クリスマス」今日のテーマ「イエスの誕生」■聖書ルカ2:1~7(6~7)■聖句「ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである」。(6~7)■解説皇帝アウグストゥスから住民登録の命令が出て、人々は生まれ故郷に帰らねばなりませんでした。ヨセフはダビデ家の血筋であり、出自の地であるベツレヘムに向います。徒歩での長い旅路に、子を身ごもるマリアを伴うことを考えればどれほどの困難が予想されたことでしょう。しかし、背後には神の御手の働きがありました。なぜならメシアはベツレヘムで生まれることが預言者ミカによって既に語られていたからです(ミ...今日の御言葉20181223(クリスマス)ルカ:2:1~7「イエスの誕生」
今日の御言葉 20181222 出エジプト24:1~18「契約の締結」
12月22日(土)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「契約の締結」■聖書出エジプト24:1~18(8)■聖句モーセは血を取り、民に振りかけて言った。「見よ、これは主がこれらの言葉に基づいてあなたたちと結ばれた契約の血である」。(8)■解説いよいよ神とイスラエルの民との間で「契約」が結ばれます。神からの言葉をモーセが読み、それに応じる民の姿が今日の拝読箇所から分かります。7節では「主が語られたことをすべて行い、守ります」と重ねて宣言しています。しかし、それを守れなかったのはイスラエルの歴史が証明しています。ここで注目したいのは、動物が屠られ、血が注がされることをもって契約締結となる点です。神はイスラエルが守れないことを承知で、契約を結ばれました。それはイエス・キリストによる「贖い」の予表でした。「最後の晩餐」のとき...今日の御言葉20181222出エジプト24:1~18「契約の締結」
今日の御言葉 20181221 出エジプト23:20~33「契約の書の結び」
12月21日(金)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「契約の書の結び」■聖書出エジプト23:20~33(21)■聖句「あなたは彼に心を留め、その声に聞き従い、彼に逆らってはならない。彼はあなたたちの背きを赦さないであろう。彼はわたしの名を帯びているからである」。(21)■解説今日の拝読箇所は契約の書の結語となっている部分です。その中には4つの基本的概念が見られます。①神の指導に対して従順でなければならないこと(20-23)、②真の神を礼拝すること(24-26)、③勝利を得るために神が準備される事柄(27-31)、④カナンの地の民や神々と契約を結んではならないこと(32-33)の4つです。聖句として選んだ御言葉はたいへん興味深い部分で、「彼」とは単なる御使いではなく主ご自身であり、主はご自身の人格と臨在を「彼」によ...今日の御言葉20181221出エジプト23:20~33「契約の書の結び」
今日の御言葉 20181220 出エジプト23:14~19「三大祭について」
12月20日(木)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「三大祭について」■聖書出エジプト23:14~19(14)■聖句「あなたは年に三度、わたしのために祭りを行わねばならない」。(14)■解説「三大祭」とは「除酵祭(過越祭)」、「刈入れの祭(七週の祭り/五旬節)」、「収穫祭(仮庵祭)」のことで、それぞれ春先、春、秋に祝われます。「除酵祭」は出エジプトを記念し、「刈入れの祭」は律法授与記念日として、「収穫祭」は荒野での40年の導きを記念して行われる祭りです。まだ王も政府もなかったイスラエル民族を一つにしていたのは「律法」と共に、このような「祭」によって主の行われた業を生活の中で記憶していったからです。私たちには、「過越祭」では「神の小羊」としてのイエスの姿を、「刈入れの祭」からは「聖霊を受けよ」と言われたイエスの姿を...今日の御言葉20181220出エジプト23:14~19「三大祭について」
今日の御言葉 20181219 出エジプト23:10~13「安息の規定」
12月19日(水)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「安息の規定」■聖書出エジプト23:10~13(12)■聖句「あなたは六日の間、あなたの仕事を行い、七日目には、仕事をやめねばならない。それは、あなたの牛やろばが休み、女奴隷の子や寄留者が元気を回復するためである」。(12)■解説今日の拝読箇所には「安息年」と「安息日」についての規定が記されています。「安息年」は7年目に土地を休ませるという規定、「安息日」は7日目に仕事を休むという規定です。前者は土地が痩せないため、後者は働く者が元気を回復するためのものです。既に「十戒」の第四戒で安息日について規定されていますが、そこでは「一週間のうちの一日を区別して労働を中止し、その日を特別に神のためにとっておく」というもので、人間として「創造主を覚える」ための基本法でした(...今日の御言葉20181219出エジプト23:10~13「安息の規定」
今日の御言葉 20181218 出エジプト23:4~9「誠実であれ」
12月18日(火)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「誠実であれ」■聖書出エジプト23:4~9(5)■聖句「もし、あなたを憎む者のろばが荷物の下に倒れ伏しているのを見た場合、それを見捨てておいてはならない。必ず彼と共に助け起こさねばならない」。(5)■解説今日の拝読箇所は「誠実」であることを私たちに求めています。「誠実」とは、「私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること」です。それは敵に対しても(4)、あなたを憎む者に対しても(5)、乏しい人に対しても(6)、賄賂を渡されるようなことがあっても(8)、寄留者(他国人)であっても(9)です。今日の聖句は、山上の説教で「敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい」(ルカ6:27)と語られたイエスの言葉と精神に通じるものがあります。誰に対しても誠実であること...今日の御言葉20181218出エジプト23:4~9「誠実であれ」
今日の御言葉 20181217 出エジプト23:1~3「公正であれ」
12月17日(月)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「公正であれ」■聖書出エジプト23:1~3(2a)■聖句「あなたは多数者に追随して、悪を行ってはならない」(2a)■解説今日の拝読箇所は裁判における証人の公正さについて述べています。日本でも「裁判員制度」が設けられていますので、耳を傾けたい御言葉です。聖句は「赤信号みんなで渡れば怖くない」と言った言葉が象徴するように集団行動に流れやすい日本人には耳の痛い、しかしだからこそ貴重な言葉です。また、3節には「訴訟において弱い人だからといって特に証言を曲げてかばうようなことはあってはならない」とあり、強い者(多数)への迎合を戒めると共に、弱い人への一時的同情にも注意を促しています。ここに「公正」の意味を語る聖書のすばらしさを感じます。■祈り公正であるために、いつも主の眼...今日の御言葉20181217出エジプト23:1~3「公正であれ」
今日の御言葉 20181216(日曜版)詩編38:1~23「しかしなお、あなたを」
12月16日(日)現在のテーマ「詩編第一巻」今日のテーマ「しかしなお、あなたを」■聖書詩編38:1~23(16)■聖句「主よ、わたしはなお、あなたを待ち望みます。わたしの主よ、わたしの神よ/御自身でわたしに答えてください」。(16)■解説悔い改めの詩編の3番目です。背景をバト・シェバ事件(サム下11章)とし、ダビデの悔い改めと他の人々への戒めであると考えられています。また前半はヨブの苦しみを思い起こさせます。罪を犯したための苦しみ、現況への吐露が続く中で、今日の聖句がダビデの信仰をあらわしています。「なお」と訳されている「キー」というヘブライ語は強調をあらわす言葉で、口語訳では「しかし」と訳出されています。「これが現状です。このような苦難の中にあります。しかしなお、わたしはあなたを待ち望みます」という逆境の中で...今日の御言葉20181216(日曜版)詩編38:1~23「しかしなお、あなたを」
今日の御言葉 20181215 出エジプト22:27~30「聖なる民となるために」
12月15日(土)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「聖なる民となるために」■聖書出エジプト22:27~30(30a)■聖句「あなたたちは、わたしに属する聖なる者とならねばならない」。(30a)■解説今日の拝読箇所には、「聖なる者」にふさわしくあるための規定が記されています。その第一は神と神が立てられた指導者に敬意を払うこと、第二は惜しむことなく主に捧げることで神の恵みへの感謝をあらわすこと、第三は汚れたものを食べてはならないとの規定です。「聖なる者」は神のために「特別に取り分けられたもの」という意味ですが、そこに「わたしに属する」がつくことで、新約の光の中に生きる私たちには、キリストと結ばれ新しく創造された者として(2コリ5:17)、神の民にふさわしい聖なる者としての歩みが求められていることが分かります。■祈り...今日の御言葉20181215出エジプト22:27~30「聖なる民となるために」
今日の御言葉 20181214 出エジプト22:20~26「人道的な規定」
12月14日(金)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「人道的な規定」■聖書出エジプト22:20~26(20)■聖句「寄留者を虐待したり、圧迫したりしてはならない。あなたたちはエジプトの国で寄留者であったからである」。(20)■解説今日の拝読箇所(22:20~26)は、弱者に対して親切であるようにとの規定です。「寄留者」とはイスラエルの民に加わっている異邦人のことです。続いて「寡婦や孤児」(21)、「貧しい者」(24)などが弱者として挙げられ、寛大で思いやりのある態度を取るようにと勧めています。その理由の第一は、今日の聖句にあるように、エジプトで弱者としての痛み苦しみを経験したからこそ、思いやり深くあれということです。第二は、26節にあるように、主が、苦しみの中で叫ぶ声を聞かれる憐れみ深い神であることを出エジプトの...今日の御言葉20181214出エジプト22:20~26「人道的な規定」
今日の御言葉 20181213 出エジプト21:18~22:19「目には目を」
12月13日(木)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「目には目を」■聖書出エジプト21:18~22:19(21:24~25)■聖句「目には目、歯には歯、手には手、足には足、やけどにはやけど、生傷には生傷、打ち傷には打ち傷をもって償わねばならない」。(21:24~25)■解説22章19節まで、傷害、損害、盗みなどについての細かな規定が続きます。神様のイスラエルの民への深い配慮に驚きます。聖句として取り上げたのは、「同害報復法」として知られているものです。これは一見野蛮な法規のようですが、その根本思想は、人間の心の底にある無制限報復に対して制限を加え、同量報復をもって上限とすべきことを規定したものです。同質のものに「ハムラビ法典」がありますが、身分によって報復に差がありました。イエス・キリストはこの御言葉を引用し、目...今日の御言葉20181213出エジプト21:18~22:19「目には目を」
今日の御言葉 20181212 出エジプト21:12~17「死に対する罪」
12月12日(水)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「死に値する罪」■聖書出エジプト21:12~17(12)■聖句「人を打って死なせた者は必ず死刑に処せられる」。(12)■解説みなさんは今日の聖句から「聖書には死刑が肯定されている」と理解するでしょうか。もちろんそうとも読み取れるのですが、抑制の意味もあるとわたしは思います。それは2つの面からの抑制です。当時(今から約3300年前)のまだ未文明な地域においては、一人の人が殺された時に、報復として一族を滅ぼすというようなことが行われていました。この「際限のない復讐のサイクルを止める為の法」という点が一つです。次に、人の霊魂とは神の息が吹き入れられた(創2:7)ものであり、人はこの世に生を受けている間、神から霊魂と肉体とを貸与されているという聖書の考えから導き出される...今日の御言葉20181212出エジプト21:12~17「死に対する罪」
今日の御言葉 20181211 出エジプト21:1~11「奴隷について」
12月11日(火)現在のテーマ「契約」今日のテーマ「奴隷について」■聖書出エジプト21:1~11(2)■聖句「あなたがヘブライ人である奴隷を買うならば、彼は六年間奴隷として働かねばならないが、七年目には無償で自由の身となることができる」。(2)■解説労働力を確保するための奴隷制は古代の国々に見られる習慣でした。その中で、イスラエルの奴隷制が他国のそれと決定的に異なるのは、それが決して永続的なものではないということです。「奴隷」という語には「しもべ」という意味もあり、年季奉公のような側面もあったようです。そのような「奴隷」には家族と同様、安息日の恵みにも浴することができ(20:10)、結婚についての定めもありました(4)。それは当時の奴隷に対する規定をしては驚くようなものでした。エジプトで奴隷であったイスラエルが...今日の御言葉20181211出エジプト21:1~11「奴隷について」
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