1999年日本映画監督井筒和幸出演室井滋、大友康平、尾藤イサオ毎週日曜日のお昼に放送される素人参加型の人気テレビ番組「のど自慢」が、群馬県桐生市で開かれる。ハガキ選考を通過した荒木家の大黒柱・荒木圭介など200人を超える歌好きな地元の人たちが、土曜日の予選会に向けて各々歌唱曲の練習に励む。その頃細々と地方巡業をしてきた演歌歌手・赤城麗子は、偶然故郷である桐生市に仕事でマネジャーと久しぶりに訪れる・・。22年前の作品。40歳だった人は今62歳。60歳だった人は今、82歳だ。私のお勧め度は「B」。いろいろな人々がいて、生活があり、悩みがある。それらの人々の人生模様を切り取った。現実の現場でもこれと同じような悲劇や喜劇が演じられているのだろう。大友康平が面白い。思いのほか、うまい。お母さんは、「リリィ」だった。『のど自慢』
2015年アメリカ映画監督デヴィッド・O・ラッセル出演者ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ1989年のアメリカ合衆国。シングルマザーのジョイ・マンガーノは二人の子供を含む家族の面倒を見るため懸命に働いていたが、その暮らしはお世辞にも良いものとは言えなかった。そんなある日、割れたグラスの掃除に使ったモップを絞ろうとして手を怪我したジョイは、触らずに絞ることが出来るモップのアイデアを思いつく。早速ジョイは父親の恋人に投資を頼み、父親の工場でモップを生産するが、誰も彼女の発明品には見向きもしなかった。落胆するジョイだったが、ふとしたきっかけでショッピングチャンネル「QVC」のニール・ウォーカーと知り合い、ついに彼女の発明品が番組で紹介されることとなる。ジョイはこれでようやく成功を手にしたかのように思えたの...『ジョイ』
2018年アメリカ映画監督クリント・イーストウッド出演クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャかつて園芸家として名を馳せたアール・ストーン(イーストウッド)は高齢となり、仕事もうまくいかず、頑なな性格から家族とは疎遠になっていた。たまたま麻薬の運び屋を引き受けてしまった彼は、1度のつもりがそれを続けてしまう。麻薬取締局のコリン・ベイツ(クーパー)に追われながらも、家族との壊れた関係を修復しようとするのでだが・・・。(wikiより)悲劇的な結末でなくてよかった。アメリカの警察が彼ほど、普通の優しさを持っていればよいのだが・・・。私のお勧め度は「B」。イーストウッドの公称身長193cm(6フィート4インチ)は大谷と同じ。でもかなり縮んだのかも。89歳の作品だ...『運び屋』
1980年アメリカ映画監督ランダル・クレイザー出演ブルック・シールズ、クリストファー・アトキンズアーサーと8歳になる息子のリチャード、そしてリチャードの従妹で7歳になるエメラインを乗せ、サンフランシスコに向け南太平洋をイギリスの帆船が航海していた。ある日、船で火事がおき、リチャードとエメラインは料理夫のパディに連れられいち早く小舟で避難する。しかし船は爆発して沈没し、おりからの濃霧で、父アーサーが避難した救助船ともはぐれてしまう。翌朝、目の前に島が現れ、3人はそこに向かうが・・。ただ一人の大人、パティは早々に死んでしまう。それが良かった。二人はケンカしながらも、生き延びてゆき、子供が生まれる。父アーサーはずっと船で近海を探し続けていたのだ。私のお勧め度は「B」。題名のごとく、美しい映像。この映画は話題になった。...『青いサンゴ礁』
1999年アメリカ映画監督スコット・ヒックス出演イーサン・ホーク、工藤夕貴、マックス・フォン・シドー1954年12月、日系アメリカ人漁師カズオは、同僚カールを殺害した第一級殺人容疑で罪に問われていた。裁判取材を行う地元新聞記者のイシュマエル(ホーク)は、カズオの容疑を晴らす可能性の高い証拠を掴んだが、カズオの妻であり彼自身の幼馴染のハツエ(工藤)との間の過去の恋愛関係に対する感傷の想いが断ち切れず、また、日系アメリカ人への厳しい偏見と大戦という強い背景によって成就できなかった自分達の関係について自身で整理出来ないでいることにより、掴んだ証拠をどのように扱うべきか悩んでいた。(wikiより)当時のアイドル工藤夕貴の出演は知っていたが、初めて見た。と、なかなかの大作である。私のお勧め度は「B」。じっくり見るとなおよ...『ヒマラヤ杉に降る雪』
1998年アメリカ映画監督エドワード・ズウィック出演デンゼル・ワシントン、アネット・ベニング、ブルース・ウィリスニューヨークのブルックリンでアラブ系テロリストによりバスが爆破された。テロリズム対策部長でFBI所属のハブ(ワシントン)は犯罪者の検挙に必死になる。彼の前に現れた謎の美女、エリース(ベニング)はアラブ系アメリカ人社会にコネクションを持つCIA活動員だった。エリースの協力でFBIはテロ犯を撲滅。しかし、安心したのもつかの間、爆破テロが再び勃発する・・・。邦題の「マーシャル・ロー(martiallaw)」は「戒厳」の意味。デンゼル・ワシントンとエドワード・ズウィックとの、3度目のコラボレーション作品、戦火の勇気に似た緊張感のある作品。私のお勧め度は「B」。デンゼル・ワシントンの堂々たる存在感。『マーシャルロー』
2019年日本映画監督田中亮出演者長澤まさみ、小日向文世、織田梨沙人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版。天才的な知能を持つが詰めの甘いダー子と、彼女に振り回されてばかりのお人よしなボクちゃん、百戦錬磨のベテラン詐欺師のリチャードの3人の信用詐欺師は、香港マフィアの女帝ラン・リウが持つと言われる伝説のパープルダイヤを狙い、香港へ飛ぶ。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子・ボクちゃん・リチャードが、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者達から、あらゆる手段を使って金を騙し取る。香港を舞台にし、日本、香港で撮影が行われた。私のお勧め度は、「D」かな。2転、3転、4転と目まぐるしい展開に持ち込みたいが、詰めが甘くて襤褸ばかり見える。この手のドタバタは、日本の映画には向かないか。最後に...『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』
2018年日本映画監督山田洋次出演橋爪功吉行和子ある日の昼下がり、史枝が家事の合間に居眠りをしている間に泥棒が入り、史枝が冷蔵庫内に隠していたへそくりが盗まれる。「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と夫からの心ない言葉に史枝は溜まっていた不満を爆発させ、家を飛び出す。主婦がいなくなった平田家は大混乱に陥り、体調の優れない富子に代わって周造が不慣れな家事に挑戦するものの、長続きしない。一同は史枝の存在のありがたみを実感するが、史枝が帰ってくる兆しは一向になく、平田家崩壊の危機に家族会議を緊急召集する・・。(wikiより)私のお勧め度は「B」。普段のこの家族、少し冷たすぎるのではないだろうか。柴又のだんごやに比べて・・。幸之助の史枝に対する言動。周造のいやみさ。とはいえ、最後はうまく収まってくれた。めでたしめ...『妻よ薔薇のように家族はつらいよIII』
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