嬲(なぶ)る男たち:松本人志報道からあれこれ思った
2010年から4年間江西省南昌市の大学で日本語関連の仕事をしていた。そこでの同僚の一人に厳先生という中国人の先生がいたが、気の置けない間柄になってからその先生が私に言った言葉がある。今しきりにそれが思い出されるのだ。「私は大学の日本語学科を卒業してまず、日本と貿易をする会社に就職しました。次々に中国に来る日本人会社員は男性ばかりで、その接待は日本語が話せる私が務めました。大学を出て間もない私がその接待で一番苦しかったことは何だと思いますか。それは、日本人の会社員たちが必ず『夜、女を部屋に連れてこい』と要求することでした。私は本当に涙が出るほど嫌でしたが、上司も日本人の言うとおりにしろと言うのでそうせざるを得ませんでした。毎晩酔いつぶれるまでお酒を飲んで気を紛らすしかありませんでした。」松本人志事件では、ま...嬲(なぶ)る男たち:松本人志報道からあれこれ思った
2024/01/29 22:23