君のいない夜…21
別の階にあるチャンミンの病室へとお義父さんと向かう消毒液の香りがしそうな白い空間と既に夜の帳が下りた窓の外は闇に包まれて何処までも続くかのような廊下の先に辿り着いた閉ざされた扉に触れて、開ける「ぁ、ユノさん、大丈夫だった!?急に倒れたってキュヒョナが言うから驚いたよ」「…チャンミン…」微笑んでこちらを見たチャンミンの目が見開かれて時が止まるそして静かに頬を伝う涙「…ユノ、さん?」「…チャ…」脳裏に浮かぶ...
2025/05/17 20:17
2025年5月 (1件〜100件)
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