別の階にあるチャンミンの病室へとお義父さんと向かう消毒液の香りがしそうな白い空間と既に夜の帳が下りた窓の外は闇に包まれて何処までも続くかのような廊下の先に辿り着いた閉ざされた扉に触れて、開ける「ぁ、ユノさん、大丈夫だった!?急に倒れたってキュヒョナが言うから驚いたよ」「…チャンミン…」微笑んでこちらを見たチャンミンの目が見開かれて時が止まるそして静かに頬を伝う涙「…ユノ、さん？」「…チャ…」脳裏に浮かぶ...
記憶喪失のユノさんが何故か僕と暮らしてみると言い出した確かにそれはいい案かも知れないでも僕は、どう彼に接すればいいのかまだわからないでいる「記憶喪失でもユノさんはユノさんだなwww」「なに、キュヒョナ、あたりまえじゃないか」「あの強引なところに既視感がwww」「確かに」一旦帰って必要な物を持ってくると言ってユノさんは行ってしまったそういえば結婚の時も気付いたらこのマンションの手配まで終わっていた「恐るべ...
夢を見ていた気がするそれはとても満ち足りていて幸せで、あたたかくて…笑いながら誰かと手を繋いでそれなのに顔だけがわからないどんな顔をしているのか見ようとしてもまるで太陽のように直視出来ない眩しいのに笑っている口もとはハッキリ覚えてる貴方は誰ですか？まるで生まれたてのような感覚大きな喪失感と不安ここは何処で、自分は何者なのか記憶喪失だと言われた時すべてのピースがハマった気がしたきっとあの笑っていた人...
チャンミンの様子がおかしいそう感じた自分にゾッとした人はこんなにも、何事も無かったかのように大切な事を忘れてしまうのかそれは大切な人を失ってしまったのかも知れないという恐怖から己を守る為？あの、泣いていた日々はチャンミンの中では存在しないのか…「キュヒョナ、イトゥクさんは元気？」「あっ、あぁ、元気、元気先日出張で美味しいお土産買ってきてくれたよ」「そうなんだ、相変わらず忙しそうだね」この、目の前で...
あれから数日後ユノさんはご両親とともにマンションにやって来たそれなりに大きな事故だったらしく顔に傷が残っていて僕の記憶の中のユノさんと重ならないそれでも、ちゃんと生きている嬉しいご両親は僕の事をちゃんと説明してくれていたようでユノさんが部屋の中を確認するように見ていたのが印象的だった…本当に何も覚えていないんだな…僕の事を見ても何も思い出した感じは無くてはじめまして、という空気感で挨拶されたのが思っ...
『話しがある』そう父から連絡を貰いどうしたのかと思案する話しがあるならいつでも来ればいいと思うし、前もってアポを取るなんてどうしたのだろうか？雰囲気的に何だか少し嫌な予感がしないでもないし何だか落ち着かない「何の話しだろう…？」行方不明のユノさんの事だろうか？それとも僕の今後についてだろうか？よくわからないけれど、今夜は父さんが来るらしいので、待つしかない「母さんは父さんが来る理由知ってる？」「さ...
お久しぶりです久々のご挨拶がお話しではなくて申し訳ありません数日前くらいからテレビで震災の事をチラホラやっていてあぁ、もうそんな時期なのかと思いました東京に住んでいる私にとってもあの日は恐怖でした宮城県石巻市に2008年までの数年間住んでいたのですが、友人も知り合いもいるし不安で不安で仕方ありませんでした連絡をしようにも迷惑になったら困るしとりあえず我慢をして暫くしてから連絡をしてみました『車ごと...
『チャンミンが戻らない』妻が焦って電話を掛けて来たのは夕方だった出かけてから1時間半も経つのに帰ってこない為心配になり、電話をかけてみるとリビングに財布とともに置いてあったとの事仕事を終えた私は念の為『チャンミン行方不明』と、息子にメッセージを残したとりあえずマンションに向かう自分が到着した頃には、もしかしたらチャンミンは帰宅しているかも知れないけれど何かがあってからでは遅いから＊＊＊＊＊「あなた...
僕のおなかは大きくなってもう8ヶ月になった相変わらずユノさんの足跡は追えないそんな僕を心配してか両親達の雰囲気が変わった僕が妊娠しているから皆が気を遣ってくれているのは肌で感じていたそれが最近になってもっと気を遣っているような気がして何だか申し訳ないなぁと思うこのままユノさんのいないままに出産をして子育てをするのだろうかそしてこの子は父親の顔を知らずに育って行くの？ねぇ、そんなに僕を待たせないよね...
前回の更新から数ヶ月ですお久しぶりです、雪逢ですここ数ヶ月、あまりにも慌ただしくて更新が出来ずにおりましたしかも、おやすみします、との言葉も無く…私のInstagramをフォローなさっているかたはご存知だと思いますが…実は、父が亡くなりました(享年73歳)前回の更新の後、調子が悪いとの事で入院したんです私は電車で30分もかからない、遠くない距離に住んでいるのですがなかなか顔を見に行くという事をしていませんでした肺...
「彼は君の患者なんだね？」「はい、そうなんです」先生はそう僕に聞くと少し戸惑いを隠せないようで「名前は？」「チャンミンさんです」「…チャンミン…？」眉をひそめて黙ってしまったので僕もどうするべきなのか戸惑う「今日は何故ここに？」「あぁ、彼は記憶喪失なので、何か思い出すきっかけになればいいと思いまして、今日は外出をしてみたんです」「…あぁ、そうか、そういう事なのか…」先生は何故かチャンミンさんを悲しそう...
翌朝僕と母とユノさんのご両親で警察に行ったなんだかんだと色々あったけど無事に届出は受理されただからといって優先的に探してくれるわけもなく動けないカラダで遠出する訳にもいかず、ただ時間だけが過ぎて行った＊＊＊＊＊ユノさんがいなくなってもう2週間広すぎるベッドでひとり眠るのにも慣れてきた「…ユノさん…」事件や事故に巻き込まれたの？それとも自分の意思で消えたの？夜になり寝室で一人きりになると考えてしまうど...
「チャンミンさん、外出してみませんか？」僕の言葉にチャンミンさんはポカンと口を開けて微動だにしない目覚めてからひと月が過ぎリハビリの甲斐もあり今ではかなり体力もついてきた「僕と病院の外に少しだけ出て気分転換とかどうですか？」「…でも、」戸惑う瞳の奥に光るのは何かを思い出せるかもしれないという希望と不安かチャンミンさんは戸惑う瞳を閉じ少し考えて、何かを決意したかのように手をぎゅっと握ると僕を見上げて...
事の経過を母親に説明するもしもユノさんが普通に帰宅したら僕はただの心配性って事になるんだけれど帰宅しなかったら僕はどうすればいいのだろうか警察に捜索願を出すって事？ちゃんと受理してくれるの？「チャンミン、あなた酷い顔をしているわ少しでもベッドで寝ていらっしゃい」「でも、」「連絡が来たらちゃんと起こすから」「でもさ、」「…あなたひとりのカラダじゃないのよ…」「………はい…」母親の言葉に甘え僕はベッドに入る...
お久しぶりです、雪逢ですお元気ですか？私はボチボチです…w昨夜更新した『君のいない夜』は読んでいただけましたでしょうか？あまりにも久々過ぎて申し訳ないです…東方神起Live Tour2023 CLASSYC終わってしまいましたね雪逢は埼玉2公演と東京2公演に参戦させていただきましたオーラスはP席で神席でありました…今回おふたりを間近で見て、やっと私の中のおふたりが動き出した気がしますお話しを書く時、基本的には設定を考えてラス...
寒さに身震いして目覚めると、そこはリビングで一瞬理解が出来なかった「…ぇ？」ユノさんが僕をベッドに運んでくれたのは、夢だったの…？僕は慌てて立ち上がり寝室へと向かった扉を開けるとベッドメイクされたままで使用した形跡は無いそれはあのユノさんの笑顔は夢だったって残念なオチで僕の息が止まるもしかしたら連絡が来ているかもしれないとリビングへと駆け戻りスマホを手にするだけど着信もメッセージも無く僕の思考は停止...
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別の階にあるチャンミンの病室へとお義父さんと向かう消毒液の香りがしそうな白い空間と既に夜の帳が下りた窓の外は闇に包まれて何処までも続くかのような廊下の先に辿り着いた閉ざされた扉に触れて、開ける「ぁ、ユノさん、大丈夫だった!?急に倒れたってキュヒョナが言うから驚いたよ」「…チャンミン…」微笑んでこちらを見たチャンミンの目が見開かれて時が止まるそして静かに頬を伝う涙「…ユノ、さん？」「…チャ…」脳裏に浮かぶ...
タクシーに飛び乗って向かった先は病院で駆け出す先生に慌ててついて行くと病室のベッドの上で眠るユンホさんがいた「赤ちゃんが生まれてホッとしたのか急に意識がなくなって、」…赤ちゃんが生まれたんですね、それはユンホさんとチャンミンさんの子どもですよね『おめでとうございます』そう言わないといけないのに手が震えるするとユンホさんの閉ざされていた瞼がゆっくりと開いて目覚めた「あれ？」「ユンホ君、気がついたかい...
先日のアンケートに沢山のコメントありがとうございました皆様のおかげで、書いても大丈夫なんだと思いまして、更新することができましたまさかのミンホの評判も良く自画自賛中でございますwwwタイトルの『WKG』こちら、皆様ビックリしませんでしたか？私は本当にビックリしました距離のあるお席だったので、スクリーンでしか確認できなかったので、勘違いかと思っていましたがSNSがザワつきまして、やはりそうだったのか、と。そ...
東方神起☆ホミン大好き ( *´艸`)
今日は、先週の今日は東京ドームでキャッキャうふふしてたのになぁ、なんて思いながらお話しを書いてましたとりあえず今夜、雪逢初のミンホ作品(R-18)を更新させていただきますですが、こちらはホミンのお話しがメインのお部屋なので、鍵つきです絶対にわかるパスワードですのでご安心くださいwwwドームと言えば、私は沢山のかたにお逢いしましたXで繋がってるかたやイラストを描いていらっしゃるかたにお逢いしてポストカードとか...
東方神起 20th Anniversary LIVE TOUR〜ZONE〜東京ドーム 2025.04.26.WOWOWのリハーサル観覧に当選しましてリハーサルを観覧してきました当選の電話連絡をいただいてから当日まで約一ヶ月私と友人(はむ太郎さん)は落ち着かない日々を過ごしましたそして久々の再会に抱き合いドームで会ったあの日から10年だね、なんてお話しをしてwww集合時間に受付けを済ませ、手首に赤い目印をつけられまして一旦解散次の集合時間に行くと赤い目...
いつもありがとうございます雪逢です20周年のお祝いのお話しも書かずに何をしているんだよってハナシなんですけど雪逢は東方神起のお話しを書くようになって10年以上ですがずっとホミンを書いてきましたしかし先日、何故か降ってきたのはミンホで書こうかどうしようか悩んでまぁ結局書いたんですけどここで更新したら読んでくださるかたはいらっしゃるのかどうか知りたくなったんですなので、コメントで教えていただけたら嬉しいで...
東方神起日本デビュー20周年おめでとうございますこんな素敵な日に、同じ場所でお祝いできた事を感謝しますお話しを書く人なので、何かお祝いにお話しでもと、思ったのですがちょっと書けなくてですね…何故か書けたのは『ミンホ』という、まさかの事態おっかしいなぁ、雪逢は『ホミン』固定で10年頑張ってきたのになぁ…なので今夜は更新無しですミンホはもう少し自分で確認してから更新するかどうか決めますwwwあぁ、20周年の記念...
生まれたてのいのちを見て胸がいっぱいになるとてもちいさくてだけど精一杯生きているなんて素晴らしくなんて尊くなんて美しいのか触れたら壊れてしまいそうなちいさないのちはだけどしっかり存在を主張していて「…ありがとう…」「…うん、」感謝の言葉以外、何を伝えたらいいのかわからずただ立ち尽くす俺にチャンミンは微笑んで「ほら、抱っこして…」「う、うん…」汗に光るチャンミンから受け取るいのちぎこちない抱き方で申し訳...
ユンホさんが転院してなんだか胸にぽっかりと穴があいてしまったように思えるだけど僕は医師で日々命と向き合って忘れようとすればする程にあの日々が輝いていたように思えるのは何故だろうね「…はぁ…」そろそろ子どもが生まれる頃かなユンホさんの記憶は戻ったのかな会いたいなぁ僕の事は覚えていてくれているかな運び込まれた日のことそれから目覚めずに眠り続けた日々目覚めたらいいなって毎日声を掛け続けてやっと目覚めてくれ...
その時は突然に訪れたソファーに座っていたチャンミンがお腹が張ると言ってお義母さんが確認をする「予定日にはまだ早いのに…」そう呟くチャンミン俺にできる事なんか何も無くただ、チャンミンの手を握った暫く黙って時計を見ていたお義母さんは少し眉をひそめ心配そうにチャンミンを見つめる視線の先のチャンミンは少し荒い呼吸で握る手に力が入る「キュヒョン君お願い」「はい」その声に彼は病院に電話を掛けチャンミンの現状を...
東日本大震災から14年ですねあの日の事を覚えていますか？私は、一応覚えていますが、やはり記憶が曖昧になってきた部分もあります小学1年生だった娘が帰って来て、とか主人が仕事休みだったな、とか覚えているのに幼稚園生だった息子はどうしてたっけ？みたいに。当時当時幼稚園生だった息子はもう19歳で…それなりの時間が過ぎたんだなって思いました忘れちゃいけない事だなって思うので記事にさせていただきましたヤフーでは検...
先日はコメントありがとうございました詳しくお話をお聞きしたいのでこちらに鍵コメにてご連絡先を教えていただけたら嬉しいです(LINEやメール、Xなど)もしくは私のインスタグラムのメッセージにご連絡いただけたらと思いますlovebomb.yukieこちらで検索してみてくださいご連絡お待ちしております雪逢...
チャンミンと暮らすと宣言をした戸惑うチャンミンに不安が無いわけではないけれど、キュヒョンが同じ屋根の下で暮らしていると思ったら止まれなかった父親に連絡をしたら何故か荷物を取りに来いと言われたしかし俺がそもそも住んでいた部屋なのだから必要な物は全てあるはずなのに何故ださっさと取りに来いと言う父親に不満を持ちつつとりあえず戻ると、そこには寝袋が置いてあった「これは…」「寝袋だ」「えっ？あ、はい、ソウデ...
お久しぶりです、雪逢です更新もできずすみません実は雪逢、今日誕生日だったんです友達からのメッセージやらなんやら受け取ってホクホクしてそれから髪を切りに行ったりして気付いたら夜でした更新したいと思っているのですが実は大事件勃発でして…私は昔はフォレストで小説を書いていたんです当時は『美男ですね』のサイトでしたそれから東方神起のサイトを立ち上げて…『Love Bomb』はそのサイト名なんです今はこちらがメインな...
記憶喪失のユノさんが何故か僕と暮らしてみると言い出した確かにそれはいい案かも知れないでも僕は、どう彼に接すればいいのかまだわからないでいる「記憶喪失でもユノさんはユノさんだなwww」「なに、キュヒョナ、あたりまえじゃないか」「あの強引なところに既視感がwww」「確かに」一旦帰って必要な物を持ってくると言ってユノさんは行ってしまったそういえば結婚の時も気付いたらこのマンションの手配まで終わっていた「恐るべ...
夢を見ていた気がするそれはとても満ち足りていて幸せで、あたたかくて…笑いながら誰かと手を繋いでそれなのに顔だけがわからないどんな顔をしているのか見ようとしてもまるで太陽のように直視出来ない眩しいのに笑っている口もとはハッキリ覚えてる貴方は誰ですか？まるで生まれたてのような感覚大きな喪失感と不安ここは何処で、自分は何者なのか記憶喪失だと言われた時すべてのピースがハマった気がしたきっとあの笑っていた人...
チャンミンの様子がおかしいそう感じた自分にゾッとした人はこんなにも、何事も無かったかのように大切な事を忘れてしまうのかそれは大切な人を失ってしまったのかも知れないという恐怖から己を守る為？あの、泣いていた日々はチャンミンの中では存在しないのか…「キュヒョナ、イトゥクさんは元気？」「あっ、あぁ、元気、元気先日出張で美味しいお土産買ってきてくれたよ」「そうなんだ、相変わらず忙しそうだね」この、目の前で...
あれから数日後ユノさんはご両親とともにマンションにやって来たそれなりに大きな事故だったらしく顔に傷が残っていて僕の記憶の中のユノさんと重ならないそれでも、ちゃんと生きている嬉しいご両親は僕の事をちゃんと説明してくれていたようでユノさんが部屋の中を確認するように見ていたのが印象的だった…本当に何も覚えていないんだな…僕の事を見ても何も思い出した感じは無くてはじめまして、という空気感で挨拶されたのが思っ...
『話しがある』そう父から連絡を貰いどうしたのかと思案する話しがあるならいつでも来ればいいと思うし、前もってアポを取るなんてどうしたのだろうか？雰囲気的に何だか少し嫌な予感がしないでもないし何だか落ち着かない「何の話しだろう…？」行方不明のユノさんの事だろうか？それとも僕の今後についてだろうか？よくわからないけれど、今夜は父さんが来るらしいので、待つしかない「母さんは父さんが来る理由知ってる？」「さ...
記憶喪失のユノさんが何故か僕と暮らしてみると言い出した確かにそれはいい案かも知れないでも僕は、どう彼に接すればいいのかまだわからないでいる「記憶喪失でもユノさんはユノさんだなwww」「なに、キュヒョナ、あたりまえじゃないか」「あの強引なところに既視感がwww」「確かに」一旦帰って必要な物を持ってくると言ってユノさんは行ってしまったそういえば結婚の時も気付いたらこのマンションの手配まで終わっていた「恐るべ...
夢を見ていた気がするそれはとても満ち足りていて幸せで、あたたかくて…笑いながら誰かと手を繋いでそれなのに顔だけがわからないどんな顔をしているのか見ようとしてもまるで太陽のように直視出来ない眩しいのに笑っている口もとはハッキリ覚えてる貴方は誰ですか？まるで生まれたてのような感覚大きな喪失感と不安ここは何処で、自分は何者なのか記憶喪失だと言われた時すべてのピースがハマった気がしたきっとあの笑っていた人...
チャンミンの様子がおかしいそう感じた自分にゾッとした人はこんなにも、何事も無かったかのように大切な事を忘れてしまうのかそれは大切な人を失ってしまったのかも知れないという恐怖から己を守る為？あの、泣いていた日々はチャンミンの中では存在しないのか…「キュヒョナ、イトゥクさんは元気？」「あっ、あぁ、元気、元気先日出張で美味しいお土産買ってきてくれたよ」「そうなんだ、相変わらず忙しそうだね」この、目の前で...
あれから数日後ユノさんはご両親とともにマンションにやって来たそれなりに大きな事故だったらしく顔に傷が残っていて僕の記憶の中のユノさんと重ならないそれでも、ちゃんと生きている嬉しいご両親は僕の事をちゃんと説明してくれていたようでユノさんが部屋の中を確認するように見ていたのが印象的だった…本当に何も覚えていないんだな…僕の事を見ても何も思い出した感じは無くてはじめまして、という空気感で挨拶されたのが思っ...
『話しがある』そう父から連絡を貰いどうしたのかと思案する話しがあるならいつでも来ればいいと思うし、前もってアポを取るなんてどうしたのだろうか？雰囲気的に何だか少し嫌な予感がしないでもないし何だか落ち着かない「何の話しだろう…？」行方不明のユノさんの事だろうか？それとも僕の今後についてだろうか？よくわからないけれど、今夜は父さんが来るらしいので、待つしかない「母さんは父さんが来る理由知ってる？」「さ...
お久しぶりです久々のご挨拶がお話しではなくて申し訳ありません数日前くらいからテレビで震災の事をチラホラやっていてあぁ、もうそんな時期なのかと思いました東京に住んでいる私にとってもあの日は恐怖でした宮城県石巻市に2008年までの数年間住んでいたのですが、友人も知り合いもいるし不安で不安で仕方ありませんでした連絡をしようにも迷惑になったら困るしとりあえず我慢をして暫くしてから連絡をしてみました『車ごと...
