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意味をあたえる https://fktack.hatenablog.jp/

文章としかいいようがない

昼寝をしていたら、となりの家の布団をたたく音が聞こえ、それがどちら側のとなりなのかわからず、下手をしたら自分の家のベランダで叩いているようにも聞こえた。布団をたたく音について文字にするといかにも国語の先生が喜びそうだ。

バビロン東長崎
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2014/09/21

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  • 空を手前に

    昼休みにぼんやり外を眺めていたら私のいる建物には長い庇がついているがその先には鰻屋があって鰻屋は見えないが駐車場の気が見えてその左にはアパートがあってその間の空が三角形になっていた。風景の奥の奥には常に空があるのである。つまり空色の絵の具を持っていれば風景は描けるのである。空色が水色か黒かは知らないが。 私は反転を試みることにした。つまり三角形の空が手前にあって鰻屋の木やアパートや庇の一部を隠しているという構造だ。これはかなりの頭の体操に持って来いだった。具体例は思い浮かばないが出っ張っている物をわざと引っ込んでいるものとして見たりすることもある。しかしそれは二次元かもしれない。小学生の頃にク…

  • 私pad

    今週から絵を書き始めてる。スケッチブックは数年前に買ったのがあってアマゾンの袋に入って封も開けずにそのまま棚と壁の隙間に突っ込んでいたのを出したらホコリがすごかった。宛名の白い紙も黄色く色あせていた。鉛筆もずっとコップの上に立てていたのがあって、しかしこれは一体どうやって削った鉛筆なのかわからない。削った物を用意したのかあるときにカッターナイフで削った物なのか定かでない。自分で削ったにしてはきれいでそういえば私の子供の頃はもう鉛筆削りというのがあって私は鉛筆をナイフで削るのは下手くそでいつか母みたいにきれいに削れるものかと思ったがついにその日は来なかった。 私はジブリ映画が好きだったからそれっ…

  • 辞めた気になるハック

    クソみたいな職場があるとしてそこを辞めた気分を味わう、または辞めた風な雰囲気を醸し出すのに有効なハックは「自分の私物を引き払う」というものだ。自分の作業場やデスクから私物のマグカップやスピーカーなどを引き払う。そうすると周りからは何があったんだと気にされるのは間違いなし。一方で上司その他には辞める旨などは伝えていないので所属はそのままなのである。あるいは天国から遺された家族の様子をうかがうというのに似ているのかもしれない。 私にはそのハックは使ったことはないし特に使いたいとは思わないが(私物を持って帰ってから翌日に退職の連絡をしたことはある)今の職場では過去にそういうことをする人がいて今日もま…

  • インセクト

    寒いので虫のようにじっとしている。今朝はエアコンではまったく歯が立たないので正月に買ったグラファイトヒーターを引っ張り出した。朝なので時間がないので急いで組み立てた。蝶ネジがうまく回らずに苦戦した。向き的に左手です回さなければいけないのが仇となった。右側に持ち変えるには時間がないしヒーターも長い。もちろん私の部屋はヒーターよりは長いがベッドだの机だのあると向きを変えるのもしんどいのである。あと時間がないのである。私はもう朝のことはあまり覚えていないが朝の支度の終盤ならばもうヒーターをわざわざベッドの下から引っ張りだそうとはしないからまだ序盤か中盤なのだ。保管していたダンボール箱にはうっすらホコ…

  • 歯医者の待ち時間

    3ヶ月に一度歯医者に行っているがいつも7時に予約しているがいつも結構な時間待たされる。予約の意味ねーじゃんと思っていたが段々この待ち時間が快適になり幸せとすら思えるようになってきた。分析すると歯医者の待ち時間は人生のタスクから解放されて何もしなくてもいい時間だから幸せなんだと気付いた。たださらに考えてみるとじゃあバスに乗っていたり刷るときも同じように人生のタスクから解放されるから幸せなはずなのにそうでもないから結局は歯医者のソファが快適だから幸せなだけだった。テレビが消音量でながされていて雑誌と絵本があって当然きれいだから私は歯医者の待合室のような家に住みたいのである。 しかし受付の女性の態度…

  • 火事/死神

    勤め先が火事になる夢を見た。室内の角っこが燃えていた。誰かが消火器で火を消そうとしている。それが誰だかわからない。怖い夢だったので早く目が覚めた。二度寝しようかと思ったがそのまま早く出勤した。昨日も今日も快晴で幸せだった。学生がとても多い。小学生と高校生がいた。高校生の学ランが立ち尽くしていて枯れ木のようなたたずまいだった。早く家を出るとこういう光景も見れるのだな、と思った。早く会社に着くとジジイがいて、ジジイというのは以前は違う人でその人はとうの昔に辞めさせてしまった。こぶとり爺さんとか花咲か爺さんとかの隣家に本当に住んでいそうなジジイだった。主張が激しいし弁も立つのでみんな手を焼いていた。…

  • 上書き短歌

    ・鼻毛切り機の電池を替えたらミニ四駆のような音がした・プレッツェルショコラを買ったら中の袋にこちら側のどこからでも開けられますってびっしり書いてあってそこまで食わせたいのかと引いた。欲しくないものまで買わせる消費社会の象徴のようにかんじた。 猿にタイプライターを打たせてシェイクスピアになる確率みたいな話を思い出した。私も適当に言葉を並べたら短歌になるのではと思った。しかしそれは自由律短歌というものですでにあった。だから私はそこまで無茶はしていない気がした。短ければなんでも短歌なのである。ところでユーチューブというのは良くないものだと思う。なんでもかんでも上書きしてしまうのである。私の短歌も上書…

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