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  • 日曜AMドトールコーヒー

    コメダ珈琲で内省しようと思ったら並んでいたので、近くのドトールに入った。前から前を通りがかっていた店。狭い。大方のドトールと同様、そんなに清潔な感じもしない。テーブルの質感など、古さを感じる。そして安い。安さの理由がはっきりわかるから、変に詮索しなくていいのが気楽。 昨晩、言葉にならないモヤモヤがついに閾値を超えたのか、脈絡のないことを口にしたり(いつものことかもしれない)、寝てる途中に突然バッと起きてベッドを連打したり(いつものことか?)した。ま、いつものことかもしれない。でも確実に、自分の中にめんどくさい感覚が溜まっている気がした。 ……などと抽象的に書いているが、要するに、平日は仕事、休…

  • 最近おもしろかったショート動画

    ・yuji youtube.com 道端で出身地を聞いて、その人の母国語を喋って仲良くなる、というショート動画。TikTokが主戦場らしい。何カ国語喋れるのよ? 日本でというよりも、海外でだいぶ有名な人っぽい。 ・日常でんがん youtube.com 阪大出身で、「はなお」と一緒に積分サークルとかやってた人。今は数学とか化学の問題を解きまくってるんだけど、こんなに頭の回転速い人だったのかと驚いた。計算がめちゃくちゃ速いし、自分が持ってる限られた情報から類推する力もすごい。ビッグバン ・TACT.mp3 youtube.com ギターがかっこよすぎ。 ・豆腐屋の息子 youtube.com 福井…

  • 天才は手を動かすが、凡人は頭を動かすことしかできない

    これは詳細を省くが、やはりしばらくの間は出版メディアを見ていこうと思った。 いつでもサッと取り出して楽しむことができるし。画面のブルーライトに目をやられることもないし。外で読む時も、動画と違ってイヤホンをはめる必要がない。 昨日、Amazonで買ったKindle scribeが届いた。10インチあるKindle Paperwhiteだ。Eインクディスプレイだから目に優しい。で、漫画を見開きで読むことができる。 すばらしい…… 電車に乗ってる時はKindle Paperwhiteで本を読んでいる。 いま、川上未映子と村上春樹の対談本『みみずくは黄昏に飛びたつ』を読んでいる。半分ぐらい読んだのだが…

  • Timelesz project(タイプロ)とNo No Girls(ノノガ)の決定的な違い EP1だけ見た感想

    見たい、読みたいと思うものは無限にあるが、まとまった時間を取って一気に消化する時間は取れない。こないだは正月があったのでそういうことも可能であり、実際「SHOGUN」全10話を2日かけて一気見したのだが、それが悪しき成功体験になってしまった気もする。夏休みの最終日に溜まった宿題を終わらせると、以後、「最後に本気出せば終わるじゃん」とダメな学習をして怠け癖がついてしまう……みたいな。 そんな時『時間のデザイン』を読んで、楽しみは分割したほうがいいという考えに触れた。 時間のデザイン 作者:井上新八 サンクチュアリ出版 Amazon いわく、人は一気に物事に熱中すると「飽きる」のだと。ウマ娘とか、…

  • 2024年によかったもの、場所、ことなど

    振り返ります。 見てよかったもの 「インターステラー」IMAXレーザーGT上映 地面師たち バチェロレッテ5 庵野秀明展 読んでよかった本 正直不動産 都市と星 知って感銘を受けた人 令和ロマン 高橋弘樹 やってよかったこと NISA(積立、個別株どちらも) ChatGPT 聴いてよかった音楽 礼賛 Ginger Root 行ってよかった場所 大塚のエクセルシオール ブルーノート東京 継続して摂取していたもの ダークネス山本(YouTube) 日曜、お茶しない?(Podcast) 買ってよかったもの Air Pods4 iPad Air(第4世代、中古) 見てよかったもの 「インターステラー」…

  • 高比良くるまは「ロジックvs感性」の対立を終わらせた 令和ロマン「M-1」2連覇

    マジで「終わらせて」しまった。 令和ロマン、M-1二連覇。 ご案内のとおり、M-1はお笑い芸人が羽ばたくチャンスだから、すでに人気がある芸人が出ることでそのチャンスを奪ってしまうのはよくないんじゃないか、という批判がある。 だから審査員も、なるべくなら、令和ロマン以外のコンビにチャンピオンの冠をあげたい、と思っていたところもあったのではないでしょうか。 しかし——純粋な面白さで圧倒してしまった。テレビ越しにもそれは明らかだった。ファーストラウンド、ファイナルラウンド、どちらにおいても会場はMAXに盛り上がっていた。 審査員の誰かが「圧巻」という言葉を使っていた。その通りでしかない。突き抜けてめ…

  • 上司にうまく助けを求められない時、どうすればいいのか(ChatGPTとの対話)

    ChatGPT 4oに悩み相談をしていたら、すごく優しい受け答えだったので、その対話を載せてみます。 --------------------------------------------- わたし:解決策を教えて欲しいんじゃなくて話を聞いてほしいだけっていうの、あるじゃないですか。あれってどういう心理なんだと思いますか? ChatGPT: 「解決策を教えてほしいんじゃなくて、話を聞いてほしいだけ」という心理は、主に次のような要素が関係していると思います。 1. 感情の整理をしたい 人は、悩みや困りごとを抱えたとき、それを言葉にして話すことで自分の中の感情を整理しようとします。話す行為自体が…

  • なぜ、いつまでも悩み続けてしまうのか/モヤモヤは「書く」か「録音する」か

    最近は、仕事を終えたら仕事のことは考えないようにしている。考えるのがつらいからだ。 正確にいうと、僕は考えるのが下手だ。直面している問題に対して、的確に情報を整理し、答えを出すのが下手だ。 だから直面している問題、いや問題という言い方は大げさかもな、感じている悩みに対して、自分なりの解決策を導き出して実行に移すことがなかなかできない。 目の前の問題に対して、こうすればよかったのか、でもあの時は自分はこうしたかったのだが、などと反実仮想と実際の差分を写しとって、そのズレが、ちゃんとした大人の社会人のあるべき姿からの偏差であるように感じて、自分を否定してしまう。俺って社会人としてのコミュニケーショ…

  • 成長できるとはいえ、失敗の痛みはいつも苦しい

    7月はともかく、8月はかなり忙しい日々だった。とくに最後の1週間は、人生でもっとも忙しい1週間になった。望んだスケジュールではない。計画通りに進まなくて、その結果、殺人的な進行となった。 といっても、月の残業時間を計算したら80時間だったから、もっと働いている人はいるといえばいる。しかし、チームのみんなで励まし合うこともできず、というか助けを求めても取り合ってくれないという絶望感を抱えながら、たった一人で案件をゴールまで導いたのは、なかなかすごいことをやってのけたという感じもする。 この地獄を経験したから、今後はちょっとやそっとのことではびびらなくなったような気もする。毎回負荷がかかっているか…

  • 心の免疫力が下がってる

    たとえば相手から来たメールに冷たい印象を感じて、もしかしてこの人怒ってるのかな、と思うことがある。 ①怒らせてしまったのか と思うこともあれば、 ②なんで怒ってるのかわからない ときもある。 ①であれば自分を省みればよいのだが、②のときはもうわかんない。なにもかもわかんない。たんにこの人は怖い人なんだ、ということで、しくしく泣くしかない。「言い方が怖いので変えてもらえませんか?」と相手を指摘するのもおかしいからね。 そういう、泣き寝入りやりとりがずっと続いている。 こういう時に、 ①相手のメッセージの書き方が冷たいのが悪い という方向と、 ②淡々と事実を書いているだけのメッセージに怒っていると…

  • 感情の波から逃れるには二択しかない。感度を下げるか、分析力を上げるかだ。

    心のスイッチを切ればラクになる。 目の前のコピー機に社員証をかざしたとき、ピッ、という電子音が鳴って、それが合図だった。自分の思うように動かない、うまくいかない。俺がこの人とこの人の間に入っている意味ってなんなんだ? 自分の決定を確認出しして、覆されて、作ってくれた人に謝って、という繰り返し。俺が間に入らない方がスムーズじゃないかと思うことがある。自分の仕事の意味がわからない。自分の存在意義がわからない。 その自分の無力感に耐えられないので、痛覚のスイッチを切った。ただ無。流されるままに動くロボットなんだ、俺は、と言い聞かせる。何も考えずにやりつづける。自分の意思がどうとか、快と不快のどちらだ…

  • 元気が出ないときはとりあえずメシを食え

    丸の内で目的の本を買い、電車を乗り継ぎ、両国で降りる。ベックスコーヒーで抹茶フロート?を注文。席に座り、iPhoneでSafariのタブを消化する。 店内は意外と空いていた。今日は隣の国技館で相撲をやってないのだろうか。 iPhoneをモバイルバッテリーで充電しながら、最近知ったアーティスト、Ginger rootの解説noteを読んだりした。 帰ろうと思って店外に出たら、大雨が降っていた。土砂降り。店のなかだと気付かなかった。折り畳み傘をさして帰る。ズボンのふくらはぎの部分があっという間にびしょぬれになり、肌に生地が張り付いて不快だ。まもなく靴下もずぶぬれになり、スニーカーも水没する。溺れそ…

  • 2024年 1,2月まとめ

    やばい! 忙しいな〜などと言い訳していたらもう2月も終わってしまった。社会人になってから、月1回はブログ更新しようと決めていたのだが……たぶん更新してなかった月もこれまであっただろうけど、うーん、悔しい。自分との約束を破ってしまった。 2024年に入ってまずやったことと言えば、 Nintendo Switchを買った Splatoon3をはじめた ビジネスプランニング・ワークショップをやった 仕事で達成したこと日記をつけている いろいろ本を読んだ 令和ロマンのラジオを聴いている ラランド・サーヤのバンド「礼賛」かっこいい マッチングアプリを Nintendo Switchを買った 今更。コント…

  • 【2023年ベスト3 】買ってよかったもの、映画、小説、音楽、美術展など!

    2023年、いろんなベスト3をまとめたぜ! 見ていってくれよな! 【買ってよかったもの部門】 【映画部門】 【小説部門】 【ノンフィクション本部門】 【音楽部門】 【短歌部門】 【美術展部門】 【行って良かった場所部門】 【グルメ部門】 振り返って 【買ってよかったもの部門】 3位 Jins Combination Titanium UUF-22A-124 2位 無印 超高密度ポケットコイルマットレス セミダブル 1位 M1 Macbook Air 3位の眼鏡は、普段仕事でかけているもの。ここ3、4年、いや、5、6年ぐらい、自分に似合う眼鏡がわからなくてずっと迷走していた。で、やっとこれならい…

  • 最高の紅葉を見た@清澄公園

    12月10日に見た紅葉がすばらしく美しかった。新大橋通りを散歩していた時、なんとなく小道が気になった。その先に清澄公園があるというのはわかっていたんだけど、その時お腹が空いていたのでデニーズに行きたいと思っていた。しかし、なぜか、この先にいい景色があるかもしれないという感覚があり、空腹を我慢して右折した。 きれいな紅葉だった。 12月とは思えない暖かい日で、レジャーシートを敷いてくつろいでる人たちがいた。 赤く染まる葉もあった。ちょっと公園を散策したら、見つけた。 めちやくちゃきれいな一本。 赤だけでなく、黄色、黄緑の葉っぱがグラデーションをつくっている。それらが青空のキャンパスとコントラスト…

  • 無印良品のカレー32種類レビュー

    今年の3月に無印で一気にカレーを買いまして、それから少しずつ食べてました。途中からもっと食べたくなり、どうせなら全種類試してみよ〜と思ったんですけど、新商品との入れ替わりも激しいので無理ですね。竹下通りのテナントさながらのスピードで更新されるから。HP見ると、気になる新カレーが目白おしなんですよ。「とんこつと和風だしのクリーミースープカレー」とか…… ともかく、この9ヶ月ほどで食べてきたカレーのレビューです。なぜか毎回朝に食べました。並びは食べてきた順なのでとくに意味はありません。撮影の角度は気分で変えています。 バターチキン チキンと野菜のスパイシーカレー プラウンマサラ トマトのキーマ 牛…

  • 【参戦レポ】中トロラジオBARに行ってきた!

    11月25日(土)に西日暮里・屋上で行われた、ポッドキャスト「中トロラジオ」のイベント「中トロラジオBAR」に参加しました。 イベントは「DRY」「and」「SWEET」の3部制。僕は16時開演の「and」に当選しました。 会場まで 開演! 中トロラジオBARへ… 理想の大人の1日を考えよう! エンディング! その後 会場まで ・15時半すぎに西日暮里駅に降り立ち、Googleマップを頼りに向かう。ほんとうにこっちの方向で合っているのか……? と訝しみながら歩く。 ・少し寒いので早歩きになる。今日の格好は、去年のイベント「飛び出す中トロラジオ」で購入したTシャツの上に厚めのジャケット。このTシ…

  • 【結論】コミックはKindle Paperwhiteで読むのが一番いい

    結局、日々を楽しむには、なんでもいいから新しいことをするしかないんですよね。つねに変化せよ。というわけで、最近のアップデートを紹介します(アプリストアのアップデートの説明にこういう前口上あるよね)。 Kindle Paperwhiteで漫画を読むようになった コミックは理由がない限りKindle版を買っています。置く場所がなくなってしまうので。で、基本的にiPad Airで読んでいました。見開きでも十分読めるぐらい画面が大きいし、カバーなどもカラーで表示できるからです。 しかしその代償として、取り回しが悪い。結構デカいので、持ち運びするのはおっくうだし、ベッドで寝ながら読むのにもやや面倒なんで…

  • 冬至まで耐えれば「勝ち」だ

    11月が来るたびに、物悲しい月だなと思う。日増しに寒くなるし、日照時間は減っていく。生命が停止に向かって急降下していくのを実感する。こういう時にやるべきなのは、太陽が最も陰りなく注ぐ南中のタイミングで外出することである。 というわけで、清澄白河の清澄庭園に行ってみた。紅葉が見れるんじゃないかと思って。 入園料150円を払う。 ぜんぜん紅葉してなかった。 でも、いい天気の下で、緑に囲まれるのは気持ちがいい。 陰影も映えますね。 鴨や白鷺もゆるりと過ごしている。 飛び石、いいですよね。いつも、誰か池に落ちてしまったりしないのだろうか、と思うのだが、だからと言って柵や囲いをつくるわけにはいかないわけ…

  • 「本音を言わずに嘘をつく」自分のヤダみを描いた小説

    夜、仕事を終えて駅から家に帰っている時、向かいからやってくる女性が、スマホを見ながら歩いていた。そしてもう片方の手で、傘を、腕に対して直角になるような角度で持っていたのだが、その腕を歩行に合わせて前後に振っていたため、傘が大胆にブンブン振り回されていた。 傘の先端の軌跡をマッピングすると、その女性の身長ぐらいの直径がある円の弧を描くぐらい、大きいように見えた。いわゆる「傘の横持ち」に円運動を掛け合わせた、きわめておそろしい行為と化していた。危ないなと。 傘の「横持ち」をしている人に直撃してわかった その意外な「理由」と気づいていない「危険」 AERA dot. (アエラドット) まあ、夜の…

  • 土日に休むことに罪悪感を抱く必要などまったくない

    土曜日は、ずっと家でぐったりしていた。昨日、金曜の夜は終電すぎまで飲んでいた。楽しかった。11時半ごろ、満を持してベッドから降り、近所の寿司屋に海鮮丼を買いに行った。お腹が空いていたので特盛にしてみた。 Netflixの「ちひろさん」をラスト10分前のところで3週間ほど放置していたので、それを見ながら食べた。特盛にする必要はない、と思った。エンガワの脂が少しくどく感じた。 高瀬隼子『いい子のあくび』を読み終えた。3番目の短編「末永い幸せ」は、結婚式の古典的ジェンダー観を嫌う主人公が友達の結婚式への出席を断るのだが、当日、式場となっているホテルに宿泊し、自分の部屋から式の様子を覗くという話。 い…

  • 「自己肯定のブレーキ」を徐々にゆるめていく

    朝、冷凍うどんに無印の「辛くないジンジャードライキーマカレー」をからめて食べた。朝からだいぶこってりしたものを食べた。 食べ終えて、昨日洗濯しきれなかった服を洗って干していると、空が抜けるように青く、空気はほんのりひんやりして、どこまでもくっきり見えるように透き通っていた。遠くで車が走る音が静かに流れていった。 お昼、神保町に行った。で「アルカサール」でハンバーグを食べた。 美味しかったけど、感動するようなうまさとは思わなかった。サラダ、スープ、パン、飲み物をつけて2500円。正直、値段に見合ったパフォーマンスではなかった。何年か前、五反田の「アルカサール」に行った時はこんなに高くなかった。で…

  • 夏の終わり、元カノ(マッチングアプリで出会って交際3ヶ月で振られた)と飲んだ。

    「秋が似合うって言われるんだよね。秋生まれだから」 ある春の金曜日の夜、一緒に歩く家路で彼女はそう言った。確かにそうだと思った。桜舞う春や緑深い夏よりも、葉々の色づく秋が一番彼女らしいと思った。ブラウン。落ち着いている。涼しげに。でも一緒に誕生日を迎えることはできずに僕たちの関係は終わった。 遠くに旅行に行った。写真を撮った。カフェに行った。コーヒーを飲んだ。日記を書いた。短歌を詠んだ。仕事に打ち込んだ。ビールを飲んだ。乱反射する頭を強制停止するようにして眠った。いつの間にか夏が終わろうとしていた。 そして誕生日が来てしまった。それがきっかけだった。 短いお祝いを送った。スマホを投げ捨て、3時…

  • 「精神的FIRE」と、成長への意思を手放すのが怖い問題

    8月上旬にコロナに罹ってから、やっと体調が戻ってきた。まだ薬は飲んでいるし、平日は仕事でストレスがかかるので咳が出るけど、前よりはよくなった。 8月はほんとうにやばかった。抱えている企画が本格化するタイミングで発熱して、抗原検査をしたら陽性だった。一人暮らしの部屋で高熱に耐え、1週間自宅療養した。薄れゆく味覚。落ちていく体力。そして過ぎていく時間。いま自分が動かないと、この企画は確実にスケジュールに間に合わない。 そんな焦りのなかで、とんでもない情報が上司から飛んできた。僕らのチームの一員が蒸発した。その人は僕と一緒に例の企画を進めているメンバーだった。そういうわけで、僕は職場復帰後、一人でそ…

  • 【社畜旅行】東京22時発「寝台特急サンライズ」で朝5時半に姫路着→即のぞみで東京に出社(往復3.5万円)

    2020年12月、仕事で忙しく、コロナでなかなか遊ぶこともできず、悶々としながら日々を送っていた時のことだ。 いつもどおり仕事をしていた木曜日、ついに発狂した。どこか遠くに行きたい。このクソったれな東京のコンクリートジャングルから抜け出したい。 そういうわけで、当日発の寝台特急サンライズをスマホで予約した。 12月3日の夜22時、俺は東京駅に来ていた。駅ナカの「駅弁屋・祭」で弁当とビールを買いこんで。 出雲市行き。だが出雲市まで行くのはまずい。明日は金曜日、仕事がある。出雲市に到着するのは朝9時。そこから朝のうちに東京まで戻るのは困難、というか不可能だ。だから途中の姫路まで行く。 東京駅のなか…

  • 「水の都」広島で1泊チル旅行 原爆ドーム→ごみ処理場の「平和の軸線」をたどる

    6月、土日で広島に行ってきた。社会人になってから出張で2度訪れた都市。グーグルマップを見ればわかるが、中州地帯でとにかく川が多い。たぶん太古の昔は一つの土地だったのが、どこかで文字通り地殻変動が起きて陸が割れ、川が裂け目に流れていったのだろうなあと想像したくなる地形だ。それゆえ、広島湾の風が川に運ばれて市内まで渡ってくる(ような)気持ちよさがあふれている。 羽田空港のサクララウンジでビール。 ごらんよビール、これがカネ(の力)だよ。 広島空港から高速バスで約1時間、市内に着く。めんどくさいけど、バスから見える川や山もいい景色。 日差しが強い。時刻は11時半。 バスに乗り、目的地へ行った。一人、…

  • 「馬鹿モン、広島のことを知らんのか!」 1945年8月6日、広島で原爆を見た当時13歳の祖父の証言(10年前のインタビューより)

    10年前、広島県出身の祖父に、原爆が落とされた日の話を聞きました。祖父は当時13歳でした。中学校に向かう汽車の中で閃光を目撃したといいます。 メモをもとに、編集して再掲します。 ーーーーー 祖父の自宅は大きな畑と山林を持っていて、小作農を雇っていた。 8月6日の8時15分、中学校に向かう汽車に乗っていたところ、山脈の向こう側(広島市)で何かがピカッと光ったのを目撃。「雷か何か?」と思っていたらしい。 祖父が通っていた中学校に、当時有名だった俳優が来ていた。映画のロケ地に使われていたらしい。その俳優とピンポン(卓球)をやったことを、祖父は覚えている。 「ピカッと光った」ものの正体を知ったのは、中…

  • 隈研吾の「キラキラ図書館」、ギラついていた ガラスの都・富山で2泊3日(前編)

    2022年10月、富山に2泊3日してきた。国内で2泊するのって久しぶり。そうしないと回れないぐらい行きたい場所が多かった。 北陸新幹線で一路、金沢の手前まで、東京から約2時間。 駅のトイレにあった張り紙のイラストがキュートだった。富山駅オリジナルなのか? 外観はこんな感じ。 エントランスは吹き抜けになっていて、2階部分にはベンチや机があった。そこで高校生たちが、近所のマックで買ったハンバーガーを食べていた。 JRの駅舎のなかに、路面電車用のプラットフォームもある。 ただ、このあと街中をぶらぶらした感じでは、そんなに街じゅうを網のように走り回っている印象はなかった。 とりあえず、駅ナカのレストラ…

  • 「世界一美しいスタバ」を見物。白えび海鮮丼&富山ブラックの2泊3日モノクロ富山旅行(後編)

    「世界一美しいスタバ」が富山にある。その情報をキャッチした取材班は一路、富山県に向かった――。【前編】隈研吾の「キラキラ図書館」、ギラついていた ガラスの都・富山で2泊3日では、ギラギラしたガラス美術館やみそラーメンなどをレポートした。後編では、富山のスタバが「世界一美しい」根拠とはなんなのか、そして富山ブラックはうまいのかどうかなどを詳報する。 まあ、ゆったりやっていきましょう。朝、宿の朝食。適当に好きな小鉢を拾ってお盆に乗せていくスタイルだった。健康に良さそう。 まずは近所の抗原検査センターで検査を受けた(理由は前編を参照)。仕切られたブースに梅干しの写真と輪切りのレモンの写真が貼ってあっ…

  • 2023年隅田川花火大会LIVE フィナーレに大感動! 花火は「音圧」を楽しめ

    2023年7月29日におこなわれた隅田川花火大会を見ました。圧巻でした。すごかった感動した。墨田区に引っ越して1年半、下町の底力を見せつけられた。花火師のみなさん、4年間コロナによく耐えた。耐えて、貯めてきたエネルギーを花火玉に込めて弾けさせた。すごく綺麗だった。 ちょくちょくiPhoneで動画も撮ってたんですが、後半はもうスマホなんか握ってられなかったですね。これはなかでも後半の映像です。カラフル花火。 3箇所回った結果 隅田川花火大会の花火は、二箇所から打ち上げられます。曳舟付近にある第一会場と、浅草ー蔵前間にある第二会場。第一は19時、第二は19時半から打ち上げが始まるので、その30分ぐ…

  • 芥川賞受賞作『ハンチバック』感想 描かれたのは「失敗する権利」へのまなざし

    第169回芥川賞を、市川沙央『ハンチバック』が受賞しました。報道によれば、「選考委員の圧倒的な支持を得て、2回目の決選投票は行わずに決まった」とのこと。 7月19日に受賞し、25日には10万部重版が決まり累計20万部を超えたそうです。新人の文芸書では初版1万部も刷らない現在の出版市場において、20万部というのはかなりすごいことです。 ハンチバック (文春e-book) 作者:市川 沙央 文藝春秋 Amazon 『ハンチバック』は、国の指定難病(筋疾患先天性ミオパチー)のために電動車いすと人工呼吸器を用いて生活する女性が主人公。主人公は日々、Twitterの裏アカウントで「生まれ変わったら高級娼…

  • 『ある行旅死亡人の物語』感想 俺が死んだら俺のことを覚えている人はいるのか?

    土曜日は、洗濯をして、ベーコンとオクラのペペロンチーノを作って食べて、コンタクトをして渋谷に行った。やや曇っていてそんなに暑くはない日だった。公園通りのファミマで抹茶パフェを買い、店の前で食べた。無印でカレーを約4800円分買い込んだ。日比谷に行って、映画「リバー、流れないでよ」を観た。そこそこ面白いループものだった。 建物を出ると20時すぎだった。ミッドタウン日比谷。石畳っぽい舗装路に、間接照明が足元を照らす。ビールや軽食を振る舞うフードトラックが3,4台停まっている。要するにオシャレな都会の夜だ。そこかしこのベンチや階段に薄着の人たちが座り込んでスマホを見たりビールを飲んだりしていた。 地…

  • 「悩みは早期に解決すべき」vs「悩んで内省を深めたい」

    ハードな日々が続いている。プロジェクトが佳境に向かっていて、嫌でも会社の机に齧りつかないといけない。昼、外に食事をしに行ったり、コーヒー休憩をする時間もなかなかつくれない。そして、チームメンバーとの連携をスムーズに進めるため、別のフロアにパソコンを持っていったりせずに、所定の位置で仕事を進めることが推奨(というか、指示)されている。 だから自分の机で仕事しながら食べたりするしかないのだが、僕はこれがすごく苦手なんですよね。職場は、前時代的な「島型対向式レイアウト」になっている。で、パーテーションとかもないので、向かいの人と顔を突き合わせる形になる。まあそれゆえにコミュニケーションを取りやすいと…

  • 長野のパノラマを望む夜。1泊2日、きれいなガラスの美術館を撮りまくる

    去年の9月、長野に1泊2日で旅行に行った。軽井沢でも松本でもなく長野。 行きは高速バス。池袋のサンシャインバスターミナルで朝8時半に乗った。 途中、サービスエリアから望む湖(何湖かは忘れた)。 渋滞にハマり、予定から1時間ぐらい遅れて5時間ぐらい乗った。運賃2800円の代償。 長野駅前に到着。駅直結の商業施設がかなり栄えている。書店、無印、スタバ、レストラン……お腹が空いてたのでポムの樹でオムライスを食べた。 で、善光寺に参る。 長野市といえば善光寺らしい。ホームページによれば、1400年の歴史があるそうな。すさまじく由緒ある寺だ。 長野駅から長野電鉄で最寄駅に行き、地上に出る。電柱の多い、な…

  • 街で「そのスニーカーめっちゃ可愛いですね!」と話しかけられた結果

    新宿のブックファーストに行った。学生時代、何度も来た店だ。久しぶりの店内は、家具屋さんが入ったりしてちょっとリニューアルされていたけど、新書コーナーの位置とかは変わっておらず、脳内マップの感覚のままたどり着くことができた。 祥伝社新書の棚を物色していた、その時である。 「あの、そのスニーカーめちゃめちゃかわいいですね。どこで買ったんですか?」 見ると、白いTシャツにサックスブルーのシャツを羽織った青年だった。若くて大学生かなと思った。清潔感があり、ヘルシーな笑顔を絶やさない。 「ああ、無印で買ったんですよ。4000円ぐらい」 「無印で売ってるんですか! 実は僕、今まさにそういうスニーカー履きた…

  • 別れた「元カップル」5組が集まりホテルステイ 恋愛リアリティショー「ラブ トランジット」がおもしろかった

    Amazonプライムビデオで配信された恋愛リアリティショー「ラブトランジット」がおもしろかった。きっかけは、最近TBSラジオで冠番組がはじまったブロガー・kansouさんのエントリ。 www.kansou-blog.jp これを読んだのが6月29日(木)で、ちょうどその日に最終話が配信された。で、木、金、土の3日で全8話(1話50分ぐらい)を見終えた。 面白かったのは、やはりその設定。男女5人ずつで横浜の高層ホテルに集まり一緒に過ごすのだが、5人の異性の中に、参加者の元恋人が一人いる。言い換えると、この10人の男女は、5組の別れた「元カップル」によって構成されているというわけ。 しかしその元カ…

  • メンタルが悪い。が、それを自覚できるようになったのは成長の証だとも思う

    ゴールデンウィークが終わり、彼女と別れ、それからもう2ヶ月が経とうとしている。自分のなかに空いた空洞を埋めようとした2ヶ月だった。秋田で酒を飲み、広島でコーヒーを飲んだ。スターバックスで日記を書き続けた。短歌をいくつも詠んだ。小説を読み、主人公に自分を重ね合わせた。 部屋を掃除して、彼女が座った椅子を処分した。ベッドの位置を壁際から部屋の中央に少し移動した。朝、少し広くなった部屋で目覚めるたびに、彼女のことが思い起こされた。べつに思い起こしたわけじゃない。勝手に浮かんでくるんだ。 そんな朝を50回ほど迎えるうちに、春の陽気は梅雨の湿った雲に侵され、太陽の熱線がいたずらに勢いを増していった。紫陽…

  • 感じの良いカフェ、0時までやってるファミレス、丸の内のシェアラウンジでchill out

    土曜日。 11時ごろ、さいきんGoogleマップで発見した近所のカフェに行った。ローストビーフのサンドイッチでブランチ。 パンはベーグルで、けっこうボリュームがあった。店内ではピアノジャズが流れていていい感じだった。お客も少なくてのんびりできた。お店の人も感じの良い人で、気持ちよく接客してくれた。 どこかのマンションの花壇の百合。 昨日の雨露が花弁についていてキラキラしていてキレイだった。 コートをクリーニングに出して、スーパーで買い物して、みそ汁を作ってビールを飲みながらゲンロンカフェのアーカイブを見た。 21時ごろ、家を出て近所のジョナサンに行った。前から存在は知っていたけど初めて行った。…

  • アップデート:5月

    GWからはじまった5月だけど、休み明けにいろいろあって、あんまり休まらなかった。 仕事に忙殺されたというわけではなく、というかむしろ仕事は小康状態に入ったと言えるのだが、なんだか思うように進まなくて窮まっている……ように思う。 ブログはサボっていたが、ごく私的なログ――Evernoteの日記や、ボイスメモや、短歌――などは残していて、それがかろうじてセルフモニタリングの役割を果たしてくれている、ように思う。 ネモフィラを見に行った 舎人公園のネモフィラ園を見に行った。日暮里から日暮里舎人ライナーで16分。いろんなマンションの横スレスレを抜け、雑居ビルの屋上菜園を見てワクワクし、荒川の土手を眺め…

  • 後輩に指摘する勇気

    皆さんは、後輩の仕事のやり方を指摘する、ということをしたことがありますか? 僕はありませんでした。そう、ついこないだまでは…… 僕は去年、部署を異動になり、新しいチームに配属されました。そこは新卒採用組が多く集まるチームで、僕の後輩が数名いました。これまで話したことは数えることしかありませんでした。僕は職場で人と雑談することがほとんどありませんから、その後輩とも基本は仕事に関する話しかしませんでした。 異動から1年が経ち、そのチームでやっている仕事を一部任されることになりました。引継ぎとして、ある後輩、仮にAさんとしましょう、Aさんからある作業を引き継ぐくことになったのですが…… コミュニケー…

  • 見知らぬ人に影響したい

    見知らぬ人に影響するのが好きだ。 たとえば夕暮れ時に信号待ちをしている時のこと。ふと空を見ると、夕焼けがとてもきれいなグラデーションを空に映じていた。深い紫と燃えるような赤が滑らかなスペクトラムをつくっていて、まさに昼と夜のあわいを思わせた。 僕はクッと口角を上げ、スマホを取り出す。周りには同じく信号待ちをしている人たちが、向かいの信号機を見たり、スマホを見たりしている。その中で僕は、笑顔を浮かべ、体を西の空に向け、シャッターを切る。大抵、周りの人はなにも反応しない。けれども2回に1回ぐらい、誰かが反応する。向かいで信号待ちをしている人の中の一人が、僕のことを見て、「なんだろう」と西の空を向く…

  • 人から見たら全く変わっていないが、僕にとっては大きな変化だ

    新年度が始まってしまった。といっても、新しいスタートを切ったという感じはない。今週はあんまり前に進む感じのしない1週間だった。やろうと思ってることはあるのに、別のタスクが脳のリソースの一部を占有していて、集中できない感じがした。職場で席替えがあり、視界や環境が変化したことも集中できない理由の一つかもしれない。 また懸案事項に頭を悩ませているところに別の懸案事項が降ってきたりして、けっこうストレスになった。どういう応答をすればよいのか考えて文章を組み立てるのだが、下書きを読み返した時にやっぱりダメな気がして、推敲して、これでいいやと打ち返すと、あっさりした返事が返ってきた。結論が出る時は一瞬。だ…

  • 最近のアップデート

    生活に課題を見つけ、改善していくのは楽しいものです。人生にささやかな変化が生まれる。 風呂掃除をする 週に1回はやろう、と思って継続中。トイレ掃除は毎週やってるのに、風呂はあんまり掃除してなかった。なんでだと思いますか? これ、ちょっとおもしろいんですが、理由は「汚れが見えていなかったから」です。 僕は近視なので普段は眼鏡をかけているんですが、風呂に入るときは当然外す。だから浴室が汚れているのが見えてなかったんですよね。というわけで先日眼鏡をかけて風呂場のドアを開けた時、わりと引きましたね。俺、こんなところでシャワー浴びてたの……? ちょっと思い出したくもない。 でも掃除するとやっぱり気持ちい…

  • 映画「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」、世田谷文学館「月に吠えよ、萩原朔太郎展」など【日記】

    金曜日は人とお酒を飲んだのだが飲み足りなくて、コンビニで氷結のレモンを買って帰った。でも半分ぐらい飲んだところで嫌になって流しに捨てて寝た。 久しぶりに人との予定がない土日だった。満喫したい。休みたい。インプットしたい。 土曜日、8時ごろに目が覚めて、堂々の二度寝。10時半ごろに起きた。洗濯機のスイッチを入れ、パスタを茹でて食べる。洗濯物を干そうとベランダに出たら晴天だった。素晴らしい朝だ。 溜まった新聞を読んだり、検索したまま読んでないSafariのタブを消化した(499まで開いていたので大変だった。500が最大なので)。 15時ぐらいになって、切り餅を2個焼いて磯部巻きにして食べた。おいし…

  • 藤井風「Love All Arena Tour」@宮城 2022/12/18 参戦レポ

    藤井風のライブに行ってきた。そもそも大きなライブに行くことが初めて。ローチケでチケットを9公演申し込んで抽選を待ったところ、2公演当選した。日曜日の公演。たぶん帰りの新幹線は混むだろうなと思い、1泊して月曜日の朝に変えるプランを立てた。 仙台駅に到着 シャトルバスに乗る ライブスタート 帰路 仙台駅に到着 12時過ぎに到着。まず、寒いなと感じた。東京とは明らかに違う。駅は外と区切られておらず、外気が入ってくる。コア側に行けば少し免れるけど、それでも暖かくはない。 昼ごはんを食べたいのだが、駅ナカの牛タン屋が集まる牛たん横丁はどこも行列だったので、適当な店で済ませた。 一見空いているように見える…

  • 2023年を始めるにあたって 目標「軽やかに」

    あけましておめでとうございます。 しいたけ占いによれば、2023年上半期は「 新しいスタート兼クライマックス」だそうです。 これまで準備してきたことを一気にぶつけて、やったことのない未来に向かって自信をもって時速300kmで突き進んでいく、みたいな年になるらしい。 僕のなかでは、2023年のテーマは「軽やかに」 に決めている。 かつて、僕は(いまよりも)比較的軽かった。たとえば会社のデスクにいて、ちょっとつまづいて転びそうになったときのこと。 隣にいる先輩に「いま転びそうになったね」 と笑いながら指摘されたのだが、そこで「え? 僕いま何かしました?笑」ととぼけた。先輩は「〇〇 くんってたまにそ…

  • 2022年に観た映画 一気に感想書く

    今年もやります。大学3年のころから映画の半券をノートにスクラップしてまして、年末にそれを振り返っています。昨年はこちらから。 1月3日 「偶然と想像」@Bunkamuraル・シネマ よかったですね…ル・シネマは初めてでした。3部構成なんですがどれも会話シーンがよかった。人間の機微というか。襞をなぞるような。すばらしい正月でした。半券はないんですが、このあと下北沢にできたばかりの「K2 シモキタエキマエシネマ」でも上映されていて、1月23日に観に行きました。 1月16日 「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」@新宿ピカデリー 素晴らしかった。テーマ性も、エンディングも。要はヒーローの喪失をどう…

  • 【2022年ベスト】聴いた音楽まとめ 米津玄師、Perfume、藤井風…

    2021年9月から「●月に聞いた曲」というプレイリストを毎月つくっています。Twitterで毎月プレイリストを公開している人を見て始めたのですが、これがなかなか楽しい。というわけで、振り返ってみます。 1月「Secrets(Your Fire)」宇多田ヒカル「BADモード」 2月 Perfume「チョコレイト・ディスコ」「Magic of Love」 3月 Perfume「未来のミュージアム」 4月 坂本龍一「the land song」 5月「さよならプラスティックワールド」米津玄師「M八七」 6月「足りない」 7月「Classic」「Sparkling」 8月 マイケル・ジャクソン「Smo…

  • 【百段階段】美意識の「最高到達点」を見学@目黒雅叙園

    目黒駅から険しい下り坂(行人坂)を降りたところに雅叙園というホテルがあります。1928年に創業した歴史ある料亭だそうです。そこにある東京都有形指定文化財の「百段階段」を見てきました。"その装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。"とのこと。 前から気になってたので、平日の午前に行ってきました。 東京都指定有形文化財「百段階段」 - ホテル雅叙園東京 バスターミナルみたいに大きなロータリーがあるんですが、真ん中に植ってる木がちょうど紅葉していました。 エレベーターの装飾がまずすごい。なんかキラキラした素材で塗られていて魅惑的な光を放っています。のち、中の展示で…

  • 「首都高アート」展@オー美術館(品川区)が面白かった

    山手線大崎駅直結ビルに、O(オー)美術館というギャラリーがあります。品川区の財団が運営しているようです。 以前、隣町の五反田に住んでいて、その存在は知っていたものの特に気になる展示がなかったので行かずじまいでした。でもいつかは行きたい。そんなことを思っていた2021年の暮れ、展示予定を見ていると「首都高の芸術展(仮)」という記載を発見しました。 都心に住んでいる以上意識せざるを得ない首都高。高層ビルの合間を縫うようにして走る空中サーキットは、漫画やアニメ、海外の映画などでも東京を象徴する存在としてモチーフにされてきました。見てみたい。1年後の自分に向けて、「この展示見ろよ!」とiPhoneのリ…

  • 飛び出す中トロラジオ 参加レポ

    2022年11月27日にREdo神保町で開催された、ポッドキャスト番組「中トロラジオ」の公開録音イベント「飛び出す中トロラジオ」に参加してきました。 開演前 ・REdo神保町という最近新しくできたらしい施設の1階。コンクリート打ちっぱなしの空間。座席は30席らしい。 ・開演7分前ぐらいに到着。ほぼ満席。9割女性でやや緊張する。前から2列目の奥に座る。 ・待ってる間、お二人が録音した幕間トーク音源が流されていた。この時間のために収録したんだ~。すごくいい工夫。たしかにこういうのやるイベントありますよね。もっと早く来て、フルで聞きたかった。 ・開演時刻になると、音源の中のお2人がタイトルコールして…

  • タイ古式マッサージ行ったらすごかった

    体が凝り固まってきた気がするのでマッサージに行こうと思った。せっかくなら名前だけは聞いたことがあるタイ古式にしようと思った。EPARKで検索し、御徒町にある店を発見。60分のタイ古式マッサージ+30分のフットオイルマッサージで、クーポン利用で5800円ぐらい。安い! 雑居ビルの4階にある。 なるほどな店構え。 にこやかな若い女性に案内された。喋り方から日本人ではないとわかった。タイの出身かどうかはわからない。 「お茶はあったかいのつめたいのどっちですか」と聞かれた。新橋駅の蕎麦屋で「うどんですかそばですか」と尋ねる店員さんそっくりだった。 受付というか待ち合い所はこんな感じで、水槽の酸素ポンプ…

  • 銀座線で妊婦に席を譲った

    渋谷駅で銀座線に乗った。ロングシートにはすでに1席おきに人が座っていた。合間に入るのははばかられた。空いている優先席に座った。 駅を経るごとに乗客が増え、たちまち満席になる。車内に立っている人たちを見る。……みな若者だな。まだ席を立って譲る必要はなさそうだ。 銀座駅。たくさん人が乗り込んでくる。一人一人、姿を目で確認する。若者、若者、若者……壮年の女性? 老年とはいえない。立ち上がるべきかと思っていたら、その女性は向かいの席のほうを向いて吊革につかまった。自分に背を向けている人に声をかけてまで席を譲る勇気は出なかった。 電車が発車しようとしたとき、僕の席の方に小さな女の子を連れた母親が来た。入…

  • 最近変えたこと

    最近変えてみたことを書く。 ・ヘアアイロンの温度を180℃にした 前髪がうねうねしちゃう髪質なので今年始まったぐらいからアイロンで伸ばすようになった。最初は120℃でやってたんだけど、汗かいたりすると夕方ごろにはウネウネしだす。夏はとくにそう。ということで、180℃にしてみたらすごく快適。サラサラな前髪になる。かつてこんなに前髪がストレスフリーなことはなかったので感動してる。このtipsに大学生の時に気づいていれば… ・リュックに手ぬぐいを入れる Amazonで買ったやつをジップロックに入れている。 てぬぐい 白無地 なめらか岡生地10枚 (ほつれない加工済) kokon-古今- Amazon…

  • つらつら語る : 雑談に入れない/母のこと

    シャワーを浴びている時にふと、「自分はあまりにも人とかかわりを持たなさすぎじゃないか?」と思うことがある。社会人になってから新しい友達は1人もできていない。学生時代の友人とも、半年に1年に1回誘われて飲むぐらい。一緒に昼間に買い物に行くとか映画を見に行くということもない。LINEで雑談とか、日常の出来事を共有するなんてしたこともない。 学生時代からそうだった。友達、のようなものはいた。でもこちらから積極的に関係性を築こうという働きかけを一切しなかった。仲良くしようとして拒否されたら傷つくからだ。べつにそういう経験があったわけでもない。なのにひどく、拒否されるのを恐れていた。むしろこちら側が、仲…

  • 清澄白河のカフェめぐり

    10月7日(金)、雨。ヨーグルトにドライフルーツを入れて食べる。最近そんな朝ごはんばっかりだ。でもストレスのせいなのか、腸の調子はあまりよくない。 13時に予約してた美容室に行った。大通りに面したお店。客は誰もいなかった。切ってもらってるあいだ、雨の中を駆け抜ける車のシャアアッという水飛沫がよく聞こえた。この音好き。 髪を切った後、美容室からほど近いIKI エスプレッソに行った。 清澄白河の人気カフェ…と言われているが、個人的には小名木川からこっち(森下側)は清澄白河ではなく森下である。場所も、「えっこんなところにあるの?」という感じの雰囲気。けっしておしゃれな町というわけではない。 そこでプ…

  • 蔵前のカフェ巡り/雨の平日

    10月6日(木)。天気は雨。急に寒くなった。昨日までは冷房をつけるぐらい暖かかったのに、今日はもう気温も12℃とかまで下がった。シャツ一枚で外に出たけど寒かった。深緑をたたえていた木々が葉を落としはじめ、細く乾いた枝ぶりを露出させていた。生命がゆっくりと停止に向かっている予感がした。 今日と明日は有給を取っているのだがとくに旅行に行く予定もない。土日だと混み合っているカフェにでも行ってみようと思った。 まずは蔵前のフェブラリーカフェ。 10時過ぎに行った。狭い店。お客はカップルが一組とおじさんが一人でわりと空いていた。雨という天候のせいでもあるのだろう。プリンとホットコーヒー。壁際のカウンター…

  • 9月につくった短歌

    9月につくった短歌 - 研ぎ澄まされた孤独

  • ブレット・トレインは日本のステレオタイプがひどくないか?

    ブラッド・ピット主演のアクション映画「ブレットトレイン」を見た。日本を舞台に、東海道新幹線の中で殺し屋たちがそれぞれの思惑を(時に勘違いを)もとに殺し合うという話。原作は伊坂幸太郎の『マリアビートル』で、僕は高校生のときにこれを読んですごく楽しかった。たしか原作は東北新幹線が舞台だった気がするのだが、東海道新幹線に改変したのはたぶん京都という有名な地名が出てくるからだろう。 一言で感想をいえばひどくつまらない映画だった。登場人物は薄いし、舞台考証は雑だし、ストーリーは稚拙だった。わけても日本に対する解像度の低さは日本人からするとあまり看過できないものがあった。欧米人のイメージの中の日本。ネオン…

  • 短歌をやっている

    とくに書くことが決まってるわけではないが、書いてみる。今日は肌寒い日だった。三連休に台風が過ぎ去り、夏の残滓を吹き飛ばしてしまったような感じがした。けれども秋らしいもの…たとえば金木犀とか紅葉とか、そういうものを感じるわけでもなく、ただ夏と秋のあいだにあるだけの空白を生きていた。 だいたい季節の変わり目というのは天気が不安定だ。雨が降って寒くなったと思ったら急に暑くなって夏日と言われたりとか…体調も崩しやすくなる。だからご自愛ください、と1年前誰かに言った覚えがある。相手の人は「天気全然安定しないですよね😂〇〇さんもお気をつけて!」と言った。僕はそれ以来しばらく体調に気をつけることにした。 短…

  • 自分なりの「生きづらさ」を克服する方法がわかったかもしれない。

    <要約> 声が小さい自分に悩んでいた。腹筋に力を入れて話したら声が出やすくなった。 <本文> 生きづらい。 何に? →人とのコミュニケーション全般がやりづらい。 具体的に? →自分は暗い人間であり、自分と話す人はみな「こいつ暗いな……話したくないな」と思っているのではないか? と疑心暗鬼になることがある。 事例①:学生時代、スーパーでレジ打ちのバイトをしていたのだが、ある大学生っぽい客2名を対応していたら「え、暗くね……?」と小さな声で言われたことがある。 事例②:就活中、3社ぐらい連続で1次面接を突破することができなかった。何がダメなのかを自問自答したところ、「話し方が暗いからだ」と思った。…

  • 最近トライしたこと

    ・スタンダップコメディを見てみた 渋谷のTOKYO COMEDY BARというところに行ってみた。マークシティ横の雑居ビルにある。2000円ぐらい払って、アメリカのクラフトビールを飲みながら狭いライブステージを楽しむというところ。前半30分ぐらいは白人の在日コメディアンが日本語でしゃべってた。まあまあ面白かったが、それよりもMCの人の回しがうますぎて関心した。一人の話が終わると、その人が舞台で話していたトピックを拾って素早く笑いを取っていた。で、その日はたまたまウーマンラッシュアワーの村本大輔がゲスト出演していた。会場は大盛り上がりだった。確かに面白かった。し、テレビではこういう政治風刺はでき…

  • 最近食べたもの

    7月2日。いやもう夏じゃん。早すぎる。梅雨もいつ過ぎ去ったのやら。 朝から二日酔いで気持ち悪い。昨夜、パブでギネスを…たしか4パイント飲んだ。水を飲みまくるが、あまり気分はよくならない。飲んだ直後に薄めないと意味がない。 12時に家を出てすき家でおろしポン酢牛丼とサラダとしじみ汁を食べる。胃が疲れ切ってる。しじみ汁が染みた。 五反田に行き、ドトールで涼み、皮膚科に行って薬をもらった。二日酔いはまだ残ってる。ブックファーストに行くと気になってた歌人の歌集が置いてあって衝動的に買ってしまった。 汐留に行く。スタバにでも入ろうと思ったが意外と人が多い。ぶらぶらして、電通のアドミュージアムに行った。 …

  • いま見ているYouTube&Podcast

    【Youtube】 ■茶ばだばさん コンビニスイーツをレビューする人。 www.youtube.com 僕もけっこうコンビニスイーツが好きで、仕事終わりにファミマで何か甘いものとビールを買ってベンチで飲むみたいなことをよくやっているのですが、大手三社網羅的にチェックすることはそんなにないので参考になります。実用的。 レビューもけっこう詳しくて、ここに実はジャムソースが隠れているけど量はそんなに多くないとか、スポンジの甘さはそんなにない代わりに生クリームたっぷりでバランスが取れているとか、丁寧な描写が光ります。食レポの勉強になる。 そしてなによりおいしそうに食べるのがいいなあと思います。なんか、…

  • 最近のグルメ

    錦糸町の満鶏軒。スープも麺もチャーシューもレベル高くて感動しました。鶏のダシにこんなうまみが! 仕事が落ち着いてるので、平日の午前にぶらぶらするということができてしまうんですよね。上野でやってる化石ポケモン展。朝日新聞で記事になっていて、見に行きました。 これは、もっと仰角で撮ったほうが迫力あったな… 新宿でいつも行列がてきているラーメン屋・はやし田。超澄み切った家系みたいなスープ、といったら失礼にあたるんでしょうか。スープ飲み干したくなるぐらいおいしかったです。 高校時代の友達と昼から飲み歩きました。3軒目、新宿三丁目にある燻製の店で食べた仔羊かなにか。 薄暗いお店でいい雰囲気でした。 大門…

  • 宇宙で一人ぼっちSF『プロジェクト・ヘイル・メアリー』感想(途中からネタバレあり)

    大学生の時、『幼年期の終わり』を読んで涙があふれた。『順列都市』を読んで脳が沸騰した。『星を継ぐ者』を読んで言葉を失った。 そして今、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んで宇宙に想いを馳せた。 プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon 一応、ネタバレなしのあらすじを記します。 太陽のエネルギーをパクパク食べる生命体「アストロファージ」が発生。計算では、30年後には地球の気温は10度下がり、作物が取れなくなり、黙示録的な破滅を迎えることになる。そんな中、アストロファージがあるにもかかわらずエネルギーを失っていない恒星を観測。なぜなのか。その理由さえ…

  • はじめてのドタキャン

    「あ、2人で予約した〇〇です。ちょっと1人来れなくなっちゃって、1人でも入れますか?」 ついにこれを体験する日がくるとは。ドタキャン。 まあ、昨日リマインドメッセージを送ってからずっと梨の礫だったので想像はしていた。朝、とりあえず髪をセットして待ち合わせ場所へ。気持ちのいい晴れ晴れした天気だ。10分前に店の前に着いた。やはり返事はない。一応一言「お店の前におります!」的なことを送っておく。返事なし。定刻、来なかったので入店した。 店員さんは気持ちのいい笑顔で迎えてくれた。「乾杯のドリンク一杯サービスとなっております」。乾杯? 1人だが…グレープ・フルーツ・ジュースを持ってきてもらう。チュゴゴゴ…

  • 超高速! GW10連休振り返りブログ

    4月29日(金) 坦々麺が美味しかった。雨がざあざあ降っていた。芝居を見て、目黒で鶏白湯ラーメンを食べて帰った。 4月30日(土) 湯河原に一泊旅行しにいった。原稿執筆プランというのがある宿で、2万2000円もした。眺望、なし。夜はアジフライ定食が出た。お風呂も狭こくてビミョ〜… 5月1日(日) 朝ごはんは干物が出て民宿っぽい感じだった。 カフェスペースで執筆を続ける。 12時に唐揚げ定食が供されるという謎プラン。それを食べて宿を出る。 宿の人に呼んでもらったタクシーに乗り、コンビニに寄って傘を買い、湯河原の名所・不動滝まで。絶景だった。 ポッドキャストを聴きながら湯河原駅まで歩き、 東海道線…

  • 「気づけばAM11時」絶望の起床、でも諦めない社会人の休日

    見出しをつけてみたものの、とくに書きたいことはない。先週の土曜日は、たしか朝8時に起きて吉野家に行き牛焼肉定食を食べた。 帰宅したら眠くなり、起きたら11時半ごろだった。洗濯機を回し、神保町に行く。本を物色し、古瀬戸でコーヒーを飲みながら読む。学生時代、一度だけ行ったことのある店だ。当時は喫煙ができた。 ギャラリー珈琲店 古瀬戸 - 神保町/カフェ 食べログ 1時間ぐらい滞在して帰る。15時ごろだったがまだ明るい。しかも暖かい。家の近くの小さな公園(写真参照)でベンチに腰掛け、冬目景の「百木田家の古書暮らし」を読む。よい漫画だった。 百木田家の古書暮らし 1 (ヤングジャンプコミックスDI…

  • 平日に取る有給、最高〜

    11日(月)に代休を取った。平日に休みを取ったのはいつぶりだろう。10月ごろに夏休みを取って、年末年始に休みを取って、それ以来か。朝はごろごろして、12時ごろに家を出て吉祥寺へ行った。 駅近くのつけ麺やでつけ麺を食べた。ポタージュスープがかなりおいしかった。 いろんなことを思い出しながら街を歩き、井の頭公園を歩いた。葉桜の季節。川べりのベンチで本を読む人の凛とした姿勢。 池をぐるっと回って北口のアーケードをぶらっとして、駅へ戻って吉祥寺を去る。 新宿から大江戸線で六本木へ。森美術館でやってるChim↑Pomの展示を見た。大学生の時、歌舞伎町の取り壊し寸前の雑居ビルで行われた展示を見て、現代美術…

  • ミッドナイト・デニーズ

    深夜11時過ぎ、自転車を小滝橋通りに走らせる。ライトアップされた新宿の象徴・ドコモタワーを遠目に、職安通りとの交差点を通過。北上を続ける。往来が激しい靖国通りとの交差点も日曜日は静かだ。新宿西口前に突入すると、喫煙所におびただしい数の吸い殻が捨ててある。その背景には深夜で光を失ったモード学園のコクーンタワー。ルミネの横を通って甲州街道へ。4トントラックがビュンビュン走っている。横断歩道を渡ると渋谷区になる。初台方面へ少し進み、行列が絶えないラーメン屋・風雲児がある通りに入る。坂道をシューっと滑っていくと右手にデニーズ南新宿店がある。1階の駐車場兼駐輪場に自転車を留め、階段を上がりながら客席の大…

  • 非日常のすき間に

    この土日、ずっとウクライナのニュースを読み続けて終わってしまった。買い物行ったりはしたけどずっと気になってスマホから手が離せなかった。いろいろ過去を振り返り、考え事をしたいのだが……だがその代わりに国際政治に関するさまざまなことを知り、考えさせられている。 で、そんな非日常のすき間に考えたことを書き残しておく。 ①仕事の話。この1年間でいろんな人と会った。なかには仕事をした後「真摯に話を聞いてくださってありがとうございました」「高度な話も理解してくださってありがとうございました」「こんなに準備してくださったのは初めてです」などなど感謝されたこともあった。 でこないだ、以前仕事したAさんが、また…

  • 日常の空白地帯

    土曜日。朝、9時ごろに目覚め、まずは暖房をつけた。ベッドの中でスマホを握りしめSNSとニュースサイトを巡回。10時ごろにのっそりと床に足を置いた。歯を磨いて洗濯機を回し、洗顔して、コーヒーを飲みながら溜まった新聞を読み、洗濯物を干し(曇天なので部屋干し)、先週届いてたイケアの家具を組み立て始めた。靴箱。完成まで1時間ぐらいかかった。真っ白くて清潔な靴箱だ。天板にフェイクグリーンなどを置けばより小綺麗な玄関になるだろう。 13時半ごろ、清澄白河まで歩いて前からブクマしていたラーメン屋に入った。にぎわってるけど満席ではなく、カウンター席はちらほら空いている。入り口すぐ右手の券売機に向かうと「いらっ…

  • 「受像機」の感度を高める

    旅行とかになかなか行けないので、お家時間を楽しみましょうとよく言われている。旅行は刺激的だ。知らない世界を知ることができる。だがそれができないので、狭い世界で楽しみを見つけることが重要になる。自分の外部に楽しみを求めるのではなく、今まで素通りしてきた「身の周りにあるものの良さ」をレシーブしていくということ。 去年、東京国立近代美術館で「民藝の100年」という展示を見た。民藝というのは、市井の人々が作った皿とか小物とか(美術品と区別して「下手もの」と呼ばれた)に美を見出し積極的に評価する運動のこと。無名の鍛冶屋がつくった皿を見て「これけっこう良くね?」みたいに思った柳宗悦という男が、評論を書いて…

  • なぜ「、」を打つのか

    人の文章を読んでいると、たまに「この人読点少ないな」と思うことがある。僕は文章を書く時に、わりと頻繁に読点を打つ。「〜が」で逆接するときはほぼ確実に打つし、文の塊を並列させるときにも打つ。何かが起きて、次に何かが起き、そしてこうなる、みたいな流れを書く時も打つ。意味の切れ目というか、文章構造をブロックみたいに分解した時に、その継ぎ目に読点があるとスッキリするんだと思う。 でもいちいち点を打っていると、後で読み返した時に「リズム悪いな」と思うことがある。だから読み返して読点をバックスペースキーで消す、みたいなことをよくやる。読点を打たなくたって意味の切れ目は分かる。ちゃんと読めば分かる。 読点を…

  • 母子家庭20年目

    父が自死してから19年が経った。正確な日付は覚えてないけど、1月下旬のことだったことは覚えている。当時8歳。小学2年生の終わりごろだった。その夜のことは実はけっこう覚えている。母はそのことを知らないかもしれない。「小さかったから覚えてないでしょ」みたいに思っているかもしれない。でも実は覚えている。 警察が来てさまざまなことがあった後(本当にさまざまなことがあった)、僕と2つ下の弟は2人の叔母に連れられ、近所のバーミヤンにいた。叔母たちは僕たちの気持ちを落ち着かせようと、遊戯王カードの話をしてくれた。ブースターパックにおけるキラカードの出現確率とか、英語表記カードはレアでコレクターから人気だとか…

  • 街での小さな、ほんの小さな会話

    人との会話全般が本当に苦手でした。年齢の離れた人との会話は特に苦手でした。会話は基本的にスタミナをすり減らす行為であり、自分から進んでするものではないという認識がありました。しかし最近、その認識が春先の雪のように溶けつつある、そんな感じがしています。27歳にもなって何を…という情けなさもありますが。 ●CASE1 金曜日、久しぶりに皮膚科に行って処方せんをもらいました。最寄りの薬局で薬をもらうのですが、その時に、いま別の薬を毎日飲んでいるということを思い出しました。先週、耳鼻咽喉科で鼻詰まりを診てもらった結果、アレルギー性鼻炎と診断され薬をもらったのです。飲み合わせの問題とかもあるかもしれない…

  • 冬の朝、道で寝てた人にお茶をおごった話

    ある晴れた土曜日の朝8時、武蔵小山の近く。ぼくはAir Podsを耳にはめてラジオのアーカイブを聴きつつ、コートのポケットで両手を暖めながら道を歩いていた。朝の陽光は柔らかく、風ひとつない晴天だった。けれども前々日に東京に降った雪の影響でアスファルトが一部凍りついているところもあり、寒さが続いていることを思わせた。 で、歩いていたら道端に男性が寝ているのを目撃した。多分ぼくと同じぐらいの年齢。スーツにダウンを着て、フードを被り、ポケットに手を突っ込んでいた。仰向けで、脚を45度に折り曲げていた。たぶん金曜の夜に飲みすぎたんだろう。…こんなところで寝てたら寒さで死ぬぞ。誰が見てもそう思う状況。し…

  • 2021年にやったことを振り返る

    振り返ります。 ●スキンケアを始めた 朝晩2回、泡立てネットで洗顔剤を泡立てて洗顔し、無印の薬用美白化粧水・美容液・乳液をつけています。最初は面倒くさかったですが、もう習慣になりました。銭湯に行くときや旅行に行くときはオールインワンジェルを携行しています。肌は以前と比べてだいぶきれいになったと思います。 自分はニキビができやすい体質なのですが、これは保湿をしてもなかなか改善しなかったため、皮膚科に行くようになりました。1分程度の診療で薬を処方してもらえます。たしかに薬は効果を示します。医学の力はすごいですね。 それからお風呂上がりには顔の保湿に加え、無印のヘアオイルで髪の毛もケア。ハンドクリー…

  • 2021年に観た映画 一気に感想書く

    毎年恒例、今年映画館で見た映画を一気に振り返る回です。ぼくは映画館の半券をノートに貼るという行為を大学3年生の時から続けており、年末にそれを見返すということを毎年の習慣としています。今年は去年よりは映画館に行けたと思います。ほんのわずか上回る程度ですが、合計21本でした。 1/1 私をくいとめて@テアトル新宿 元日に見てたんですね。たしか実家から歩いて新宿に行ってぶらぶらして、なんとなく見たような気がします。のんさんが主役のやつだったっけ。たしか、3年ぐらい前に「勝手にふるえてろ」を元日に見ましたね。同じ監督、同じ綿矢りさ原作。 2/14 花束みたいな恋をした@Tジョイ品川 バレンタインに見て…

  • 環境か、努力か

    12月18日(土)。朝、8時ぐらいに目覚める。体がそういうふうにねじを巻かれている。でも活動したくないので、布団の中でスマホをいじったりする。窓から差し込む朝日がまぶしいのでカーテンをしっかり閉める。9時ごろ、服を着たり顔を洗ったり歯を磨いたりして、糖質オフのフルグラを食べながら洗濯機を回す。洗濯物を干しながらポッドキャストを聞く。で、スマホで映画を見る。昨日の晩の続き。退屈な邦画だ。 最近買ったコートを着て家を出、JRに乗り、kindleペーパーホワイトで『ノルウェイの森』を読む。最近読み返している。高円寺で降りて、南のアーケードの先を歩いた。古着屋が集まっているおしゃれな通りだ。高円寺にこ…

  • 試しに短歌を詠んでみた

    試しに短歌を詠んでみた - 研ぎ澄まされた孤独

  • 自分の苦しみを語れよ

    最近読んだ本ですが、まず「モテないけど生きてます 苦悩する男たちの当事者研究」。非モテを自称する人たちの語りあいの場を主催する大学の研究者の人の本。彼らがどのような鬱屈を抱えているのか、実例をもとに紹介しているのですが、読んでいくうちに、彼らの本当の悩みの核心はほんとうに非モテであることなのか?(いや、そうではないのではないか)と、モヤモヤした大文字の「生きづらさ」が因数分解されていくのが面白い。 ぼくの解釈でおおざっぱに言えば、彼らの、というかぼくたちの生きづらさとは、自分の苦しみを言語化できないこと、社会から暗に強制される競争の螺旋から降りられないこと、自分の弱さを開示できないこと、といっ…

  • 「新しい文体」への旅

    何を書くか決まっていないのですが、とりあえず書き始めてみます。このような見出しにしたのには理由があります。新しい語り方、新しい文体を模索しようと思ったからです。僕はブログでは、また中学時代から断続的に書いてきた日記では、基本的に常体、いわゆる「だ、である」で文章を書いてきました。 当ブログには「とりとめのない思考を無理に言語化した記録」というサブタイトルがついています。ゆえに文章もとりとめのない、人様にお見せすることを前提としない文体で書いていることを自覚しています。 けれども一方で、社会人になってから、人様にお見せすることを前提とした文章を書く機会は飛躍的に増加しました。それはビジネスメール…

  • 「指ポキポキ」とコーヒーカップ

    冬になると「指ポキポキ」がやりやすくなる。あの、 ヤンキーがケンカの前に手指の関節を鳴らす動作のことだ。 首や腰を回したらゴリゴリってなるのと同じで、 なんだか気持ちいい気がする。 数年前、 営業の部署にいたある冬の夜、残業で疲れ、 デスクで何気なく指ポキポキをやった。 そしたら隣の席の女性の先輩に言われた。 「ねえ、それ怖いからやめて?」 「こ、怖いですか?」 「うん…」 高校とか大学とかで、 たとえば手持無沙汰でペン回しをするかのように、 指ポキポキをさらりとやっている同級生はいたけれど、 それをことさら怖いとか、 敵意を向けられていると感じることはなかった。 まあでも言われてみれば確かに…

  • 「男らしさの呪縛」からそろそろと抜ける

    こないだちょっとおもしろいことがあった。会社の後輩(男)とコーヒーで一服していたときのこと。後輩は他部署なのだが、そこの先輩社員に昼ごはんをおごってもらったらしい。 「それで結構食べ過ぎて、いまお腹痛いんですよ」 「何食べたの?」 「そば屋行ったんですけど、こんなでっかいかき揚げ頼んじゃって」 「おいしかった?」 「めっちゃおいしかったです! 先輩が『いっぱい食べていいよ』っていうから、いっぱい食べちゃいました」 「……いっぱい食べていいよって言われたから、いっぱい食べちゃったんだ(笑)」 「そう……いっぱい食べていいよって言われたから、いっぱい食べちゃったんです(笑)」 「素直だな~(笑)」…

  • 初めてのカウンセリング/自己開示には勇気が要る

    「僕が助けるんじゃない、君が勝手に助かるだけだ」 これは西尾維新の「物語シリーズ」で忍野メメというキャラがよく言うセリフだが、こういう手助けに似たことを現実にやる人がいる。カウンセラーという職業の人だ。そのカウンセリングに初めて行ってみた。 【理由】名状し難い不安、もやもやがあったので。現世に生きてる限りそんなの誰だってもってるでしょう。 【受けることを決めたきっかけ】俳優/映画監督/文筆家の小川紗良がカウンセリングを受けたときのことを書いたnoteを読んだ。 note.comカウンセリングは予防接種みたいなものだから本当に心が落ち込む前に行ってみるのもいい、と言ってて、なるほどなじゃあ行って…

  • コロナ禍にマッチングアプリ6ヶ月やった結果

    ダメでした。 前回↓の続き。 マッチングアプリ3か月やった結果/努力したこと、会った人のこと - 研ぎ澄まされた孤独 知的好奇心があり映画や音楽の趣味なども合うHさんと最後に会ったのはオリンピックの開会前。すごく楽しくて、LINEのやりとりをして8月にまた会う約束をしたが、感染者数の急増により向こうの提案で中止になった。で、かわりにちょっと電話しようと提案したのだが、当日になって相手の体調不良でキャンセルになった。マッチングアプリの話とはいえ、この頃はもうアプリは一切やってなかった。この人とLINEでやりとりしてるだけだった。ここまでが前回までの話。 なんにせよ、こんな状況で会おうなんて言えな…

  • 女性を目で追尾する男性を街で見かけるたびに悲しくなる

    街を歩いてるときに、あの人綺麗だな、かわいいな、目を引くな、という女性を見かけたときに、周囲の男性の様子を見る。 すると、人混みの様子にもよるが、その女性をじろじろ見る男性を目撃することがある。その男性というのは幅広い。若者もいれば壮年の人もいる。イケメンもいればそうでない人もいる。 明らかにその女性を凝視する人もいれば、チラッチラッとばれないように見ている人もいる。すれ違いざまに女性のほうを振り向いて雑踏に消えていくまで視線をホーミングさせる人もいる。 あっ、この人、あの女性のことを見てるなー…… そういうときにとても悲しくなる。自分もそういうことをしてしまうことがあるからだ。 でもそれを他…

  • 好きなものについてちゃんと語るということ

    三連休でAdobeのAfter Effectsの勉強をしていた。かっこいい動画をつくるソフトだ。Adobe CC(Crective Cloud)に課金した。ついに。まえからPhotoshopを使えるようになりたいとか動画の編集をできるようになりたいとか思っていたので、遅かれ早かれ導入することになったのだろう。月7000円は結構な出費だが、投資と思うしかない。 で、とりあえず会社のロゴを使って3秒間のタイトルロゴというかアイキャッチみたいなのを作ってみた。3日で勉強して作ったにしてはなかなかかっこよい。現状、自分の会社には動画の編集がすごく上手い人というのはいないはずなので、なんとか今後の仕事に…

  • マッチングアプリ3か月やった結果/努力したこと、会った人のこと

    GWに旧知の先輩の結婚式があり、「パートナーがいるっていいなあ」と思い、マッチングアプリを始めた。それから3か月が経過したが、彼女はできていない。 <私について> ・26歳男性 ・都内在住 ・身長175cm、体重68kg ・年収約500万 ・都内企業勤務。それなりに名の知れている会社 ・イケメンと呼ばれたことはない。普通だと思っている ・メガネ <成果> マッチングした人……6、70人ぐらい メッセージが1往復以上続いた人……30人ぐらい 電話した人……10人ぐらい 会った人……4人 そのうち1人とは1回目で縁がないなと感じた。 ほかの3人とは2回目の食事まで行った。 だがその内2人とは縁を感…

  • 自粛してたら知らぬ間に夏

    山の日がくっついて8月7,8,9日は三連休だった。そのまえの6日(金)から夏休みを取っている人もいるらしい。早いなー。仕事で連絡取らなきゃいけない人がすでに休みに入っていて連絡が取れなくて大変困った状況になり、金曜日はアセアセしていた。 土曜日。朝、部屋の掃除、洗濯。10時ぐらいにイケアから荷物が届いた。ちっちゃいクローゼット。組み立てているうちに、釘をうつハンマーなどがないことに気付く。洗濯物を乾かすために冷房を消して除湿器を動かしており、暑い。 昼、どしゃ降りのなか目黒に行き、家系ラーメンを食べた。家系、2年ぐらいぶりか? 「お好み」は全部ふつうにしたが、しょっぱくてなんてものを食ってんだ…

  • 私の人生紹介

    【小学生時代】 小学生のときから内向的な性格だった、と思う。とはいえ友達がいないわけではなく、よく公園で鬼ごっことかして遊んでいた。Kという大親友がいて、ほんとに毎日たくさんしゃべっていた。ネガティブなバイブスが合っていた。小6の夏休みの自由研究では、一緒に歴史の年表を大きな模造紙に書いていた。 近所のスポーツセンターのスイミングスクールに通っていて、そこでSという家が近所の他校の友達ができた。ポケモンが好きで、また「ハヤテのごとく!」が好きという共通点があった。「おもしろフラッシュ倉庫」とかを一緒に見ていた。水泳は小5になったあたりからサボりがちになり、いつしか辞めた。 中学の進学で、同級生…

  • IZ*ONE活動終了! 翌日の感想まとめ

    2年半、ありがとうございました。 2021年4月28日、日韓合同アイドルグループIZ*ONEが2年半にわたる活動を予定通り終了しました。翌日29日のあるオタクのツイート(RT含む)をまとめます。備忘録的なものであり、ぶっちゃけ他の人が読む意味ありません。今日一日の感情の揺れを保存しておこうという趣旨です。 あれ?28日中はまだ活動期間だと思ってた……— リーブス (@liefesez) 2021年4月28日 オワターーーーーーー— リーブス (@liefesez) 2021年4月28日 いまさくのき聞いてプラメ 開いて驚嘆している— リーブス (@liefesez) 2021年4月28日 きの…

  • 【IZ*ONE】極私的ベストソング10~1位+番外編2曲

    今週IZ*ONEの活動が終了しますね。万感の思いですが、トリビュートとしてランキングを作ってみました。もちろん、IZ*ONEの楽曲はどれもすばらしく、決して重みづけ、順位づけしていいようなものではありません。そのどれもに、彼女たちは心を込めてレコーディングしてきたはずです。「この曲よりこの曲のほうが優れている」などと比較する言説は誰も求めていないでしょう。それを重々承知したうえで、それでも極私的に、あまた存在するWIZ*ONEのなかのわたし、ウン万分の1の僕が「この曲はいいよなぁ~」と思ったものを並べさせていただきました。 10位 We Together ファーストミニアルバム「Color*I…

  • 『進撃の巨人』最終回ネタバレ感想 「第3の道」選べなかったミカサとアルミン

    ついに終わりました。 2009年9月スタート、21年4月完結。約11年間の連載に幕を下ろしました。連載開始は中3のときでした。「すごい漫画が始まった」と話題になっていたのを覚えています。コミックスはたしか1,2巻同時発売だったような。購入して、たしかにすごい漫画だなと思っていました。高校生になり、アニメが放送され、「紅蓮の弓矢」がものすごいヒットソングになり(といってもオタク界隈だけのことかもしれません)、どんどん話題になっていきました。のち、関係者から話を聞くと、アニメが放送されていた時はコミックスの初版が●●部を越えていたとかで、ちょっと信じられないレベルで売れていたようです。大学を卒業し…

  • 【IZ*ONE】ラストコンサートの思い出、「Lesson」「平行宇宙」、解散までの1か月間

    あの2日間から1ヶ月……ちゃんと感想を書こうと思っていたのに時間が取れませんでした。なので今更ですが、思い出して感想を書こうと思います。1ヶ月も前のことなのに思い出せる光景があるとしたら、それはそれだけ印象的な光景だったということだと思うのです。 昨日街を歩いていたら発見したトラック。 <DAY 1> ・ひいちゃんかっこよすぎる 今シーズンはパープル髪でかなりすごいひいちゃんですが、さらにすごいことになってた。レザーのジャケットにスカートの甘辛コーデでかわいいんだけどむしろかっこいい。めちゃくちゃよかった。ビジュに萌えじゃくってた。もはやアレがなんという曲のカバーだったのか、まったく覚えていな…

  • IZ*ONE曲紹介「Yummy Summer」(2020)

    IZ*ONEの日本ファーストアルバム「Twelve」(2020年10月)の7曲目。宮脇咲良が作詞・作曲を担当した。いわゆる「夏ソング」。 ‎Yummy Summer by IZ*ONE on Apple Music 日本向けのアルバムなので歌詞も日本語です。まず、最初の「波音 いま僕を呼ぶ声がする」の「僕」がいいですよね。やや秋元康みもありますが。 サウンド的にはサビでいったん盛り上がったところに畳みかけるように入る「この夏は終わらない さあ1,2,3,4!」からのブレイクがめちゃくちゃいい。僕はここでなぜか、チェウォンが目をこんなふうにして→(>_<)両手を振ってリズムに乗っている様子が思い…

  • IZ*ONEのダンスを深く理解するためのYoutube動画 なぜ彼女たちのダンスは「美しい」のか?

    タイトルのまんまです。これまで「いやーみんなダンスそろっててキレキレですごいな!」ぐらいの感想しか言えてなかった自分がちょっぴり変わります。ダンスをやっている人の視点からみたIZ*ONEの話は大変興味深いですし、何よりメンバーのダンスにかける想いが分かってくるので、なんというか……とても嬉しくなります。 個人的にダンスがものすごく上達したと感じるメンバー・ユリ 以下、2名のYoutuberをご紹介します。 12人のフォーメーションの「意味」を理解する こちらの動画をご覧ください。 最高傑作で歴史を塗り替える!IZ*ONEのPanoramaを徹底解説! ダンサーのARATAさんによる「Panor…

  • IZ*ONE曲紹介「Merry-Go-Round」(2020)

    IZ*ONEの3枚目のミニアルバム「Oneiric Diary」(2020年6月)の4曲目。どこか懐かしい、70年代ディスコミュージック風のサウンド*1が特徴。メンバーの本田仁美が作詞を担当した。 ‎Merry-Go-Round (Japanese Version) by IZ*ONE on Apple Music 個人的にはIZ*ONEの楽曲の中でトップクラスに好きな曲。メロディがいいというのももちろんですが、ひいちゃんの作詞の背景を知ると、より好きになってしまいます。 「まず日本語で考えて、韓国語に翻訳した」「韓国語のほうが音節が少ないので、単語を多めに入れないといけなかった」「ユジンがガ…

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