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眼科
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2014/07/09

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  • 硝子体内ガス注入 手術後うつむき安静

    眼科の手術、硝子体手術後に硝子体内に滞留性ガスを注入して、手術後うつむき安静にする治療があります。治療対象の病気が、裂孔原性網膜剥離、黄斑円孔、黄斑下出血などがあります。裂孔原性網膜剥離とは硝子体が網膜をひっぱって穴をつくりそこから液化した硝子体が流入して網膜がはがれて失明する病気です。治療の方法はその原因となる硝子体を切除して穴の周りにレーザーを行い、手術最後に滞留性ガスを注入して、手術後ガスの浮力を利用して穴をふさいで網膜剥離を治すもので

  • 遠視とは?なぜ視力がいいのに眼鏡をかけないといけないの?

    学校で視力の紙をもらい、眼科受診を勧められ眼科受診したところ遠視といわれることがあります。近年、スマートフォンやタブレットの普及で近視人口(きんがん)が増えてきたといわれています。近視はよく聞きますが、遠視とはなにかを解説します。また遠視は視力がいい場合が多いのですが、なぜ眼鏡をかけないといけなかも解説いたします。まずはよく聞く近視とはなにか説明いたします。近視無限遠方から来る平行光線は網膜の前に結像し、眼前有限の距離の1点から出る発

  • 緑内障の視野進行

    緑内障は視野欠損が進行してくのが特徴です。眼底の網膜はカメラのフィルムに相当します。緑内障の眼底写真。網膜の暗い部分が網膜の神経が痛んでいる部分です。この部分に相当する視野が欠損します。光干渉断層撮影による神経節細胞複合体 (GCC; Ganglion Cell Complex)の状態把握ができます。赤い部分がGCCの痛んでる部分です。この眼底所見の片の左眼の視野検査の経過です。2007年から2022年まで定期的に視野検査です

  • ドルーゼン

    眼科での眼底検査や、健康診断、人間ドックの眼底検査で眼底にドルーゼンを認めるといわれることがあります。このドルーゼンについて解説したいと思います。眼底に大小さまざまな黄白色の斑点を認めます。これがドルーゼンです。このドルーゼンは網膜色素上の基底膜とBruch膜の間にたまっているものです。このドルーゼンは将来加齢黄斑変性とうい病気の前段階の状態です。将来発症する可能性があるため、経過観察が重要です

  • 光干渉断層計(Optical Coherence Tomography:OCT)

    眼科検査機器も日進月歩で進化しております。以前は網膜の検査は眼底検査が主流でしたが、現在は光干渉断層計(OCT)を使って網膜を組織レベルで細かく検査できるようになりました。OCTは複数の波長からなる光を使って干渉計測することによって網膜の断面を可視化することができます。ここでは、OCT画像が網膜の組織のどこにあたるか解説したいと思います。OCTは眼球の網膜の中心窩を中心に拡大する像と考えてください。網膜の各層はこのよう

  • 後発白内障

    白内障手術は、水晶体の嚢を残して、その中身の濁った皮質と核を取り除いて残った嚢の中に人工のレンズを挿入する手術です。手術後眼内レンズが入った状態。手術後しばらくはきれいな状態が続きますが、数か月数年すると残した嚢が濁ってきます。これが後発白内障です。視力低下した場合、レーザーで濁りを除去します。

  • 眼疾患と血管内皮増殖因子(Vascular endothelial growth factor=VEGF)

    眼科の疾患において、病気が進行するにあたり血管内皮増殖因子(Vascular endothelial growth factor=VEGF)が大きく関与しています。特に関係ある眼疾患は糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈分枝閉塞症など現在失明につながる主要なものが多いです。VEGFはもともの体の血管の発生や発達やケガなどから治癒するのに必要な創傷治癒過程における血管新生のメンテナンスに必要不可欠です。例えば、手をナイフなどで切っってしまったとき、傷口を再生させるとき、組織が

  • 色の解説

    色の性質を知る前に光の性質を知る必要があります。光は電磁波で成り立っています。光は、電気と磁気のエネルギーが波となり、振動しながら空間を伝わる高強液の一種です。電磁波は振幅と波長で表すことができ、波長の長さはnm ナノメートル)という単位で表します。※1nmは10億分の1メートル電磁波は波長の長さによりいろんな種類があります。可視光電磁波の中で、人間の眼が色として感じることのできる波長理は330

  • 視野欠損

    視野欠損とは視野つまり見える範囲の一部分~大部分に見えない範囲が出現することです。視野欠損の種類としては右眼あるいは左眼のみの片眼だけに視野欠損が出る場合と両眼に視野欠損が出る場合もあります。それぞれ病気によって視野欠損の特徴があるため、視野欠損の状態で発症した病気を予測することができます。視野欠損を起こす原因疾患には大きく眼の病気と頭の病気に分けられます。特殊なケースとして精神疾患によっても起こす場合があります。まずは視野の成り立ちを説明します。光

  • 視野、視野検査

    視野vistal field とは、視線を固定した状態でみえる範囲をいいます。視野は網膜から視中枢に至る視路の機能の投影であり、視路のどこかに障害があれば、その障害部位に応じて特徴的な視野の異常が認められます。① 量的視野 quantitative visual field, Goldmann 視野計など網膜の各部位の感度は異なり、中心小窩の感性が一番高く、周辺部に向かうにつれて感度は低くなります。視神経乳頭の部(中心から約 15° 外側)の感度は

  • 眼科で処方される点眼の種類

    眼科で処方される点眼薬の種類ってどれくらいあるかご存知ですか?たくさんの種類の点眼薬があることを想像されるかもしれませんが、実は点眼薬の種類は下記にあげるくらいなのです。様々な眼の病気には下記ものもから適切な点眼薬が処方されます。・抗菌点眼(抗生物質、抗ウイルス剤)・抗炎症剤(ステロイド、非ステロイド)・抗緑内障・抗ドライアイ・瞳孔薬(散瞳させたり縮瞳させたりする点眼薬)抗菌点眼

  • 糖尿病網膜症の重症度分類

    糖尿病網膜症の進行度、重症度の分類には大きく3つあります。国際重症度分類、Davis分類、新福田分類があります。国際重症度分類では網膜症なし異常所見なし軽症非増殖網膜症 毛細血管瘤のみ中等症非増殖網膜症 毛細血管瘤以上の病変が認められる重症 非増殖網膜症よりも軽症のもの重症非増殖糖尿病網膜症 眼底4象限で20個以上の網膜内出血 2象限以上で明瞭な静脈数珠状拡張 明確な網膜

  • 飛蚊症 黒い細かい粒のようなものが飛んで見える

    なにもないのに黒い小さな粒のようなものが飛んで見えることを飛蚊症といいます。加齢現象で病気ではないことがほとんどですが、失明につながる病気が見つかる場合があります。飛蚊症のほとんどは後部硝子体剥離です。後部硝子体剥離は加齢現象で病気ではありません。後部硝子体剥離は硝子体の変化によって起こります。硝子体は細いコラーゲン原線維からなるゲル組織です。簡単に言うと透明な寒天のようなものです。生後から40~50歳頃までは硝子体は眼球内を

  • 眼内レンズトラブル 白内障手術後の眼内レンズの合併症

    白内障手術時、眼内レンズを挿入されます。白内障手術は濁った水晶体(カメラでいうレンズ)を取り除く手術です。機械で水晶体嚢の中の濁りを吸い出します。水晶体嚢の中に人工の眼内レンズを挿入します。眼内レンズは基本水晶体嚢というところに存在します。手術後の眼内レンズ。アクリル樹脂でできています。もともと眼球内は異物が入っても拒絶反応の少いので問題はないです。時に様々なトラブルが起こる場合

  • まぶたがはれた 霰粒腫(ものもらい)

    ものもらいの説明

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