トランプサイズの手製本を作っている装丁家の、忘れ得ぬ本、出会った人々、作品のエピソードなどを語る。
豆本 ミニチュアブック 手製本
[ 学生時代、恋ケ窪、鷹の台、と国分寺からふたつめの駅で降り、玉川上水沿いの道を歩いて大学へ通った。大岡昇平の『武蔵野夫人』は、その恋ケ窪が舞台だが、かつて一度たりともそこで降りようとしたことはなかった。溝口健二監督の映画『武蔵野夫人』をあらためて観ると、戦後すぐの武蔵野の風景と野川の湧き水、その水源地である恋ケ窪が牧歌的に描かれている。この地には、遊女が池に身を投げたという伝説があった。主人公道子(田中絹代)の従弟で、ひそかに想いあっている、ビルマから復員したばかりの大学生勉役に片山明彦。この人は両親が俳優で、子役として『路傍の石』の愛川吾一などを演じている。『挽歌』では知的な建築技師だった…
[大正・乙女デザイン研究所 第44回月例会] 日時:9月26日(土) 18:00〜 会場:中央区立産業会館4階 『第4集会室』 東京都中央区東日本橋2−22−4 http://www.chuo-sangyo.jp/access/access.html 内容:芸術新聞社刊『本の夢 小さな夢の本』出版記念+懇親会 小さな本制作の経緯と装丁のことなど (田中淑恵) 参加費:2.500円:写真左の書籍1冊+お茶菓子付き(書籍を既にお持ちの方は1.000円) お申し込みは、下記『大正・乙女デザイン研究所事務局』まで。9月24日締切。 otome-design@mail.goo.ne.jp https:/…
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