一冊でつかむ古代史と豪族(河出書房新社)日本の歴史の中でも、古代史というのは文献が少なく、あったとしても古いため、なかなか興味を持ちにくい時代である。「古代史」というキーワードだけであれば、この本を手に取ることがなかったが、「豪族」というキーワードに惹かれて購入した。中学生のころから成長が止まっている私の古代史脳では、豪族というのは、なんとなく、平安時代の貴族の前座的な立ち位置で、地方の有力者で武装...
職業はIT関係です。 趣味は海外旅行(21カ国制覇)、読書、資格取得です。
海外旅行はアジア・ヨーロッパなど歴史があるところが好きで、国内は機会があればどこにでも行きたいです。資格は情報処理試験完全制覇を目指しています。読書は乱読気味ですが折角生を受けたのだから知識を広げたいです。
10月から続いている、日本保守党の百田・有本と、元日本保守党の候補者である飯山あかり氏による対立であるが、2月に入り保守言論人を巻き込んでの大バトルとなっている。百田・有本の他責志向は救いようがなく、言動を諫める者、飯山に味方するものの悪口を公然としゃべり、そっぽを向かれている。そんななか今週水曜日に、月刊Hanadaと月刊WiLLの4月号で日本保守党に対する批判記事が載り、両誌ともAmazonでは売り切れ、書店でも...
これは、1週間前の話である。母が、大学病院で頚椎骨折の手術をしてもらい、術後の経過が順調ということで、病院のソーシャルワーカーから電話がかかってきた。普通の会社員が、普通に生活している限りソーシャルワーカーと言われてもピンとこないのだが、調べてみると、「患者や家族の相談に乗り、退院後の生活支援や福祉サービスの手続きを サポートする人」とのことだった。ソーシャルワーカーが転院先として以下の病院を2つ紹...
この3連休、長女と次女を大阪の実家に呼んで、関西の二府四県の代表的な観光地を案内した。母の頚椎骨折の手術成功後のお見舞いに、長女と次女を読んで合わせようということで企画したわけであるが、母は直前に、比較的見舞いが自由にできた大阪公立大学附属病院から、近所の面会規定が厳しい病院に転院しでしまったため、面会はかなわず、単なる家族旅行になってしまった。まあ、2人とも高校受験と中学受験を終えたので、お疲れ様...
マネジメント(ダイヤモンド社)このブログをはじめる前の2010年に、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだ。そのあともドラッカーのマネジメントに関する本を読んだこともあるのだが、それも14年前の話なので、どんな内容だったかうろ覚えである。ちょっと思い出すために、色々と調べてみると、「もしドラ」は、・組織の目的(チームの目標設定)・顧客重視(部員の満足度向上)・...
渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす(講談社)現在、フジテレビ中居問題で渦中の人となっている、X子さん。X子さんと言っても、元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんであることは周知の事実である。そんな、話題の本ということで、普段はこの手の本は買わないのだが、買って読んでみることにした。本を読んでみると、渡邊渚さんの生い立ちから、フジテレビアナウンサーで忙殺されていた頃の話、『あの事件』の話、あの事件で負っ...
一度読んだら絶対忘れない 世界史の教科書(SBクリエイティブ)私は、日本史についてまともな教育を受けたのは中学までである。高校の時、日本史の先生が非常勤講師みたいな奴で、1年間通して平家物語を暗唱させるという異常なことをさせられていたからである私は私立理系に進むことを決めていたので、日本史は関係がなかったし、高校自体もレベルが低かったので、誰からも異論を唱えて学校や教育委員会にタレこまなかったので、こ...
地図でスッと頭に入るイギリス(昭文社)去年の9月に観光でロンドンに行ってきたが、この本では旅行では味わえないイギリス文化を味わうことができた。この本では、チラっとしか紹介されていないがイギリスの首相官邸の「ネズミ捕獲長」として、2011年から正式に任命されている「猫のラリー」の話である。調べてみると、イギリスの首相官邸では、ネズミが億住み着いており、その対策としてネコを飼う習慣がある。日本では、例えばT...
去年の9月13日から22日にかけて、ヨーロッパ周遊してきた。この旅の様子は、このブログで小出しにちょくちょく書いてきたが、まとめはしていなかったので、旅の最初から最後までを旅行記にした。本当は、今までのように旅に行って1か月ぐらいで一気に書き上げたかったが、ボリュームが大きすぎて、一気に書き上げる分量ではなかった。ただ、小出しで書き、旅行に訪れたスポットごとに記事を書いたおかげで、身内以外にも記事を読み...
夜と霧(みすず書房)私は、若い頃、会社で嫌なことがあっても、奴隷とか強制収容所で無理矢理、働かされていることを思えば、こんな苦労は大したことがないと自分に言い聞かせて頑張ってこれた。この、令和の、コンプラコンプラの甘っちょろい世の中になり、自分もそれに慣れ、あの時と同じような苦労が降りかかってきたら、絶対嫌だと思うし、恐らく、今なら、逃げ出すという選択肢を選んでいるだろう。令和の世の中は、いい世の...
私が小学校の頃に、テレビでもアンネの日記に関するドラマが放送されていて、結構ショックを受けた記憶がある。今回の旅行でも、アムステルダムに行ったら、アンネ・フランクの隠れ家には絶対行こうと決めていたので、アムステルダムに到着後向かった。アンネ・フランクの隠れ家は現在博物館になっている。アンネ・フランクの日記帳や、彼女にまつわるものが展示されているようである。ただ、このアンネ・フランクの博物館は事前に...
あの国の本当の思惑を見抜く 地政学(サンマーク出版)地政学をキーワードにした本は数あれど、まさかあの「社會部部長」が本を出すとYoutubeで聞いたとき、速攻で予約してしまった。1月の下旬に本が届いて読み始めると、序章のところで、私が長年謎としていた、なぜランドパワー国家は覇権国になりやすく、シーパワー国家は民主的になりやすいかを、非常にわかりやすく書いてくれていた。人と人との単位なら、相手を疑うことなく...
トコトンやさしい 紙と印刷の本(日刊工業新聞社)現代人が当たり前のように使い、電子化が進んだ職場ではペーパーレスが叫ばれ忌み嫌われる紙、そして紙単体では、包むことや拭くことしかできないが、紙に字をうつすことで人類の発展に貢献した印刷という技術について書かれた本。紙を作るために、紙の原料を水に溶かし薬品を入れて調整し、それを抄いて、紙の表面を平らにしたり機能を持たせたりした後、仕上げるという工程の順...
金曜日に長女の公立高校の受験があった。長女は家が近いという理由で自分の実力より上の高校を受験した。直前は本人的には頑張ったようで、自己採点会での結果では今までの模試よりも一番できたらしいのだが、その高校の合格者の平均点には遠く及ばず、月末の合格発表を待たず、私立高校の入学手続きの準備をしているところである。まあ、長女的には長い受験勉強も終わったということで、昨日は長女と次女の3人で、鎌倉にでも行こ...
武漢を旅行先に選ぶ日本人も少ないと思うが、その数少ない日本人でも観光で訪れるとしたら黄鶴楼ぐらいだと思う。しかし、私は旅好きおやじ。普通の人なら行かない場所でも、その土地の歴史などの勉強できそうな場所には進んでいくことにしている。調べたところ、行きたいところとしては、・黄鶴楼・辛亥革命ゆかりの地・武漢ウイルス研究所・武漢大学■黄鶴楼 黄鶴楼は三国時代の223年に建てられたとされる歴史的な建築物である。...
一度読んだら絶対忘れない 世界史の教科書(SBクリエイティブ)世界史は好きであるが、私立理系大しか受験しなかったので、高校で学ぶ世界史ではどんなことを学ぶのか、隅々まではわかっていない。私は世界史を学ぶために本を買ったりYoutubeを見たりするのだが、そのなかでムンディ先生という、公立高校教師Youtuberが出している本が、社会人が読んでもわかりやすいとのことで購入した。大学受験で、世界史を学ぶ際に、高校で教え...
トコトンやさしい香料の本(日刊工業新聞社)最近、色彩に関する本を読んだ。色の3属性は色相、明度、彩度があるが、においにも3つの属性があり、香調(香りの種類)、持続性、強度があり、香調、強度はなんとなくわかるが、持続性が属性になるんだなと思った。また、この香調はフルーティーとかミンティーとかフローラルなどという名前がついているが、香調は単体ではなく、主香調とアクセント(副香調)を合わせて例えばフルーテ...
今年から御朱印集めをはじめているが、寺社の密集地帯である京都にそろそろ足を踏み入れなければということで、ブレイク氏と共に京都へ行ってきた。私は関西人でありながら、京都には用事がなかったこともあり、数えるほどしか行っておらず、四条とか河原町とか言われてもどっちが縦でどっちが横かも頭に入らないぐらいである。そんな京都の地理も、御朱印集めという趣味を兼ねて、これから覚えていきたいと思っている。また、この...
私が就職で大阪を去ってからできたJRおおさか東線。旅客営業してから17年ほどたつのだが、たまにしか大阪に帰ってこない私にとっては新鮮な路線である。その路線の中にJR長瀬駅があり、長瀬といえば近大があるなということで散歩に行くことにした。JR長瀬駅到着。私の実家からは2駅で行ける場所にある。地図を見るが近大などない。近大は、近鉄の長瀬駅からのほうが近いのでそこまで歩いて行く。近鉄長瀬駅の駐輪場。バイクも月極...
母の手術も無事終了したので、1月に予定した通り3月に中国の武漢に行く。今回泊まるホテルは「Jinjiang Inn Wuhan Wuchang Railway Station Branch」中国語読みすると「錦江之星武漢武昌火車駅酒店」。錦江之星でググると、めちゃくちゃ多くの場所がヒットしたので調べてみると、このホテルは中国を代表するエコノミーホテルチェーンの一つで、ビジネス出張や観光客用のリーズナブルな宿泊施設とあった。日本でいうところのAPAホテ...
年末に頚椎骨折した母の手術が2/5にあった。全身麻酔をかけ、金属のスクリューを頚椎後ろに挿入し、固定を図る手術である。事前の説明は1/30に受けたのだが、主治医の先生からはそれなりにリスクを伴う手術ということで、また、術後も認知症が進む可能性もあると言われていた。また、その大学病院で母と同じような手術をしている事例を探してみると2015年に80歳の男性が首の骨を骨折し、首を固定する手術を受けた際、医師が金属の...
いままで、次女の中学受験については書くこともなかったので書いてこなかったのだが、2月の初めに受験し、一昨日合格していたので書いてみたい。私立中学校といっても、末は難関大学を目指すような中学校ではない。以前も書いたが、うちの次女は自閉スペクトラム症(ASDのこと)で、小学校1~2年は支援学級、3年~4年は支援学級と交流級(たまに普通級で勉強する)、5年は全交流で、6年に普通級に転籍した。小学校1~2年の頃は自閉症...
私が中高生の頃、ドイツは西ドイツと東ドイツに分かれていた。そのとき、西ドイツの首都はボン、東ドイツの首都はベルリンと教わっていたので、ベルリンの壁というと、西と東の長い国境線にそんな壁があるのかと思っていた。国際情勢など何も興味がなかったまま社会人を過ごし、30代ぐらいになって、国際情勢や近現代史を中心に興味がわいたころ、このベルリンの壁というのは、東ドイツの中に、西ベルリンと東ベルリンがあり、西ベ...
D・カーネギー 人を動かす(創元社)「7つの習慣」という本を読んだときに、そのうちの第4~第6の習慣を読んで、そういえば、自己啓発本の古典であるこの「人を動かす」も合わせて読んでみようと思った。この本は1936年に発行された本で、日本でも1937年(昭和12年)に発売された自己啓発本の古典で、日本で430万部、世界で1500万部をうりあげている。本の構成は、・人を動かす三原則・人に好かれる六原則・人を説得する十二原則・人...
地図でスッと頭に入るアメリカ50州(昭文社)このシリーズも、中国、インド、フランスと読んできたが、このアメリカ50州が一番頭にスッと入った。戦後、日本が一番影響を受けた外国は紛れもなくアメリカである。なので、アメリカの文化とか、政治家や俳優や歌手のような有名人も普通に受け入れられている。ただ、州単位となると、さすがにニューヨークとロサンゼルスの違いぐらいはわかるが、オレゴン州とかミネソタ州と言われても...
今年の目標は「習慣」に着目して目標を立てたのだが、1か月目なのでその実施状況を評価してみることにする。今年の目標は、以下のとおりである。1.AribaのSAP認定資格を1個取得する2.ジムに260日通い、1日をの平均取得カロリーを2,600kcalにする。3.御朱印を52枚集める4.本を110冊読む。このため、無駄にYoutubeを見ている時間を1時間/日削る 5.日常会話レベルの英会話をマスターするためのNHKラジオ英会話購読それぞれの目標にコ...
昨日は久しぶりに神戸に行き、神社巡りと歴史探索をしてきた。神戸というと、京都や大阪のような歴史のある街と違い、割と新しい街というイメージがあるが、行ってみて、思いのほか平安時代から鎌倉時代後期において重要な地であることが分かった。神戸メトロ高速神戸駅で降りる。新開地とか元町で降りることはあっても、高速神戸で降りることは少ない。高速神戸を降りると、湊川神社という神社がある。到着すると、いきなり神主さ...
最近、母が入院しているということもあり、大阪へ帰る頻度が高くなっているのだが、土日は暇である。学生時代まで大阪に住んでいたものの、車を使ってどこかに行くというのはなかったので、最近は大阪近郊でドライブするのが楽しみである。ただ、一人でレンタカーを借りて、高速を使ってとなると、金がかかるので、ブレイク氏を誘って負担を半分にしている。今回は、ブレイク氏の次男と三男も一緒に行けるところということで、姫路...
イスラム移民(扶桑社新書)目下、ニチホ(日本保守党)の最大のアンチで、元日本保守党の候補者である飯山あかり氏の本。彼女のYoutubeは面白いので、主に移動中に聞くことが多いのだが、彼女の日本保守党に対する批判は、必ずエビデンスを挙げて批判しているので批判されている百田氏や有本氏は全く反論できない状態になっている。例えると、大学生対幼稚園児の戦いである。最初は、飯山氏が日本保守党の選挙活動に関して百田氏...
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一冊でつかむ古代史と豪族(河出書房新社)日本の歴史の中でも、古代史というのは文献が少なく、あったとしても古いため、なかなか興味を持ちにくい時代である。「古代史」というキーワードだけであれば、この本を手に取ることがなかったが、「豪族」というキーワードに惹かれて購入した。中学生のころから成長が止まっている私の古代史脳では、豪族というのは、なんとなく、平安時代の貴族の前座的な立ち位置で、地方の有力者で武装...
私は、このブログ上で、日本100名城、続・日本100名城の訪問記を書いている。これらの城は、日本城郭協会という団体が選んだ城だが、ヨーロッパにも同団体が選んだ100の城がある。その名を「ヨーロッパ100名城」という。ヨーロッパ100名城訪問は、2024年から始めている。2024年以前にも、既に訪問済みのヨーロッパ100名城もあるのだが、1回リセットして、2024年から始めることにする。1番目の訪問はフィンランドのヘルシンキにある...
久しぶりに、日本100名城、続・日本100名城の話をしたい。私は日本100名城を制覇したが、続・日本100名城についてはスタンプは100個台帳に押したものの、制覇はできていない。私が定義する制覇の基準は以下のとおりである ・天守閣がある場合は天守閣を制覇 ・天守閣がなければ本丸を制覇 ・本丸がなければ本丸御殿を制覇 ・本丸御殿もなければその城の中心とされていた場所(山城の山頂など) ・上記の場所が全部なければ碑...
NHKの朝ドラで「あんぱん」というドラマが放送されている。このドラマは「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻をヒロインとする物語である。このドラマは、最初の頃、ヒロインの人生がトントン拍子に進み、また強いキャラだったということ、主題歌とドラマのミスマッチもあり、あまり好きにはなれなかった。ただ、最近の回では、柳井崇(やなせたかしをモデルにした人物)が戦争のため中国に派兵されてる状況が描かれており、興...
今年の3月に中国の武漢に行ってきて、中国旅行が面白ものだと再認識した。しかも、円安のこの時代において、他の外国よりも、旅費やホテル代、滞在費も安く、費用的には国内旅行と同じ感覚で行ける。歴史好きの私としては、中国にはいっぱい魅力が詰まっており、行きたいところはたくさんあるが、今回は興味を示してくれたブレイク氏も誘って中国に行くことにした。ただ、行くところは、北京や上海のようなところではなく、西安と...
コーヒーの科学(講談社)私はコーヒーが好きだが、飲み物の一種として飲んでいるだけで、あまり詳しいわけではない。コーヒー用語で、ドリップとかサイフォンとか、遠赤焙煎といったなんとなく豆からコーヒーを抽出するときに使われる用語だとか、アラビカ豆とか、ブルーマウンテンとか、キリマンジャロといった種類を知っている程度である。この本を読めば、コーヒーというものがどういうものなのか?植物としてのコーヒーノキが...
私が通っているジムのうち、川崎のジムでは自販機がキャッシュレス対応しているのに対し、大阪のジムの自販機は現金のみ対応である。しかも、その大阪のジムの自販機は、新札や新500円玉にすら未対応。2021年に登場した新500円玉は、すでに12.6億枚が発行されており、旧500円玉と合わせた流通量(46億枚)のうち27%を占める。これだけ普及しているにもかかわらず、対応していない機械を見ると、「本当に商売をやる気があるのか?」...
日本人が知らない漁業の大問題(新潮社)メディアは、「マグロやウナギのような魚に対して日本の食を守れ」と報じるが、実は日本が世界のウナギの漁場を荒らしていることに目を向けていない。そんな些細な問題より、漁業従事者の収入が低く、若い担い手がいないことのほうが大問題で、今後、日本で漁業自体ができなくなることに危機感を持ち、日本の漁業を存続するためにはどうすればいいかということが書かれた本である。かれこれ...
昨日は、午前中長女の授業参観があったが、午後から中途半端に時間が余ったので、長女と次女を連れて川崎のチネチッタに「リロ&スティッチ」を観に行った。15:35の回で、私たちにも家族連れが多く、8割ぐらい客が入っていて、結構満員だった。さて、私は、リロ&スティッチについて、絵のタッチが苦手だったのでちゃんと見たことがなかったので、初見で観ることができた。映画の舞台はハワイということで、登場人物も自然で、人種...
2025年6月の帰省は1週間であった。母の退院と老人ホームの手続き、万博訪問を予定通りにこなし、予定外では、実家のマンションの売却見積やら、京都やら、国宝展やら忙しい日々を過ごした。もう少し大阪に居たかったのだが、土曜日に子供の参観があり、来週は出社するような行事もあったので、短期間で帰ってきた。前回、大阪帰省時の高速バスのレポートをしたので、今回は帰り便のレポートをしてみたい。バスの出発は21:15分なの...
6月の大阪実家帰省の目的は、母の退院と老人ホームへの入居対応なのだが、基本的に母親は私の立ち合いなしに実家に戻ることはないので、空き家同然となる。月に1度ぐらいは老人ホームに顔を見せに帰ってきて、マンションの郵便物とか、水道などの定期点検対応などもしようと思っているし、1人にもなれる実家を当分は手放す気はないのだが、仮に売ったらどのぐらいの価格になるだろうか知っておく必要もあるかなということで、毎回...
今週の月曜日の6月9日、有給休暇を取って、ブレイク氏と万博に行ってきた。というのも、ブレイク氏が会社でタダ券をもらったとのことで、お誘いをいただいたのである。万博のチケットは、平日6,000円ぐらいするのに、ありがたい限りである。今回は、東口ゲートから入るので地下鉄で夢洲駅で降りる。携帯の通信量不足にならないように、キャリア各社の車載基地局が停まっている。関西地方の2025年の梅雨入りは「6月9日頃」とされて...
日本保守党との死闘ー自由社会の敵(ワック)「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」で有名な、人作家百田尚樹氏を党首とする日本保守党。百田氏を表面的に見た場合、面白い大阪のおっちゃんという感じで、親近感もわいてくる。ただ、その性格はというと陰湿でねちっこく、自分が一番目立たないと気が済まないという性格である。また、デマが非常に多く、人に対して悪口ばかり言っており、安倍首相が暗殺された際にも、まだ、死亡診断...
世界最強の米国株で始める株の教科書(フォレスト出版)私の最近の金融資産は、トランプ関税騒動からの暴落により、含み損が出ている。なので、最近は投資系のYoutubeはあまり見ていないのだが、たまに暴騰や暴落があった時に見るのは、この本の著者のPAN氏のYoutubeである。昨今、「ほったらかし投資」がもてはやされており、S&P500に投資しておけば安泰であるという風潮がある。PAN氏はこれがずっと続くとは限らないという視...
大阪の電車に乗っていると、大阪市立美術館の国宝展の中吊りの広告があり、2か月前から気にはなっていたのだが、もうあと1週間ということで昨日は、天王寺にある大阪市立美術館に行ってきた。天王寺公園方面に向かう。天王寺公園到着。さりげなく醍醐も写す。日曜日の天王寺公園、めちゃくちゃ混んでいる。よく考えたら、醍醐前から歩けばこのようにすいていたのだが。大阪市立美術館到着。私は、大学受験が終わった春休みぐらい(3...
母の老人施設の入居のため大阪に戻ってきているのだが、1週間大阪にいるので、ついでに実家のマンションの売却見積りも並行してやっている。今年から御朱印集めをしているので、週末はデフォルトでどこかに出かけることにしており、今回は4か月ぶりぐらいに京都に行ってきた。JRの京都線で京都駅に到着。中央口で降りたほうが京都に来たと感じがするので中央口で降りた。京都駅前の風景。古都の景観に合わない京都タワーも今となっ...
私の自宅は横浜にあるが、親の介護で毎月のように実家のある大阪に帰っている。横浜から大阪間で新幹線を使うと、片道13,540円もかかるので、毎月往復で27,080円もかかってしまい、家計の負担にもなる。そんなお金は無いので、いつも使っているのがVIPライナーという深夜の高速バスで、川崎ーなんば間を安い時には3,000円台になるが、今年はだいたいは4~5,000円、往復1万円以内で帰っている。(物価の影響もあり、去年よりも千円ぐ...
図解知識ゼロからの現代農業入門(家の光協会)ちょっと前に「最新農業の動向と仕組みがよ~くわかる本」を読んだが、知識がない私にとって、読むのがしんどかった。もう少し簡単な本をということで、知識ゼロからでも読めるというこの本を読むことにした。確かに知識ゼロでも読める本である。農業とは?から始まり、農業を成立させるのに欠かせないのは、太陽光、土地、労働力であると、考えたら当たり前の話だが、このように要素...
今年になり、京都の金閣寺と、千利休のふるさと堺の利晶の杜で、茶の湯体験をしてきた。長女も、高校で茶道部に入ったらしく、妻に茶道の道具をそろえてもらい学校に持って行っていた。そんな茶の湯であるが、自分でも体験したく、お茶の道具を衝動買いしてしまって、先週金曜日に届いたので、早速お茶を入れてみることにした。Amazonで購入した茶道セット。本格的な茶碗で4,980円なり。こちらは「さかい利晶の杜」で購入した、堺...
現代民俗学入門(創元社)本屋でこの本が並んでおり、絵が可愛かったので立ち読みし、書いていることが面白かったので購入した。この表紙は特別カバー版らしく、Amazonには通常カバー版しか売られていないようである。さて、民俗学についてであるが、博物館に行くと、歴史的な展示とは別に民俗に関する展示が独立してあり、日本の昔ながらの風習とか、その地方独特の風習について学ぶことができる。この本にはそういったことも書か...
このブログであまり話していなかったが、うちの次女は自閉スペクトラム症(ASDのこと)で、かつ、幼少期の頃から勉強が苦手で学習障害の兆候もあるのではないかと、小学校に入るときは支援学級に入っていた。1~2年生のときはずっと支援学級で授業を受けていたのだが、3年生あたりから交流級という、障碍者が健常者の行く普通のクラスに出る取り組みに参加するようになり、5年生のときには籍は支援学級においているものの全授業交...
都知事選の告示日6/20に、選挙掲示板に貼るポスターでM時開脚した女性の胸と局部が候補者の顔になったエロポスターが話題になった。告示日から1夜あけた昨日、出社日だったので、会社付近のポスターがどんな感じか出社の際に見ることにした。こんな感じ。もちろんエロポスターは貼られていなかったし、テレビで報道していたような、左2列、右2列、下段をジャックしたNHK党のポスターは貼られてはいなかった。ポスター貼りは、候補...
ビッグデータ分析のシステムと開発がしっかりわかる教科書(技術評論社)私は主にSAP関連の仕事をしているが、最近は別の仕事もしており、関係する部署との打合せの中で「データレイク」というキーワードを聞いた。なんじゃそれ?ほのぼのレイクか?とか思ったのだが、調べてみると、ユーザが利用するデータ、例えばEXCELデータはもちろんのこと、画像や音声、動画などを貯めておくデータストレージということで、その部署というか私...
続・日本100名城、96番目の訪問は長崎県五島市にある福江城である。江戸時代、五島列島全域を福江藩が治めており、その藩主が五島氏であった。離島ということもあり、財政難のため築城ができなかったのだが、幕末になり、異国船の監視や海上防衛に備える目的で築城が許された。城は1863年と日本で最も新しく完成した城であったが、そのたった9年後の1872年に明治時代に廃城となる。福江城には、長崎や佐世保からフェリーを使って福...
9月に行くアウシュビッツ収容所が、どれだけひどい施設だったのかを知るために、ホロコーストに関する映画を色々みている。はじめて見る映画なのだが、実はこの映画には思い出がある。2009年、私がタイでプロマネをしていたプロジェクトがうまくいっておらず、グダグダになっているときに、別のプロマネと交代し、私の任務はというと日本に戻って、タイの工場の親会社の日本人マネージャーと日本からタイを支援することであった。...
私は、物心ついた時には歯の色が汚く、鶏が先か卵が先かの話なのだが、歯を磨くのが嫌いで、毎日歯を磨くということはなく、口の中が気持ち悪いなと思ったときにしか磨かず、3か月に1回の歯の健診を受けて歯石をとればいいかぐらいの認識だった。5月の末ごろに、3か月に1回の歯の健診に行ったときに、歯科衛生士の方から、甘いもの好きの典型的な歯の状態になっているということを告げられ、その理由を淡々と説明してくれた。歯と...
日本100名城、96番目の訪問は長崎県平戸市にある平戸城である。平戸城は、このあたりを支配していた松浦党の棟梁である松浦鎮信により1599年に築城を開始したが、松浦氏が豊臣政権での地位が確立されていたこともあり、徳川家康からの嫌疑を恐れた鎮信が1600年に城の一部を破却し、さらに1613年には火災により大半が破却したが江戸幕府の嫌疑の目をそらすため再建せず、居館を平戸港を挟んだ対面にある松浦史料博物館のある場所に...
昨日は、パシフィコ横浜で行われた「全公立展」に行ってきた。全公立展というのは、神奈川県下の公立高校の魅力を紹介するため、パシフィコ横浜で各高校のブースに行ってパンフレットをもらったり、先生や生徒さんの話を聞く催しである。本当は、妻と長女で行く予定だったのだが、今週後半から学期末試験ということで、定期試験近くの土曜日とか日曜日には、長女を連れて図書館の勉強に付き合っていることもあり、代わりに私が付き...
教養としての半導体(日本実業出版社)私はS&P500投資をやっているので、S&P500に直接影響するNASDAQのNVIDIAと、間接的に影響する台湾証券取引所のTSMCの決算ぐらいは気にしているのだが、もう少し詳細を見てみると、NASDAQのマイクロンやアプライドマテリアルズ、オランダのASMLなどの決算も、結構S&P500の指数に影響していることがあることがわかり、これらの株も気にしている。よく、半導体、半導体と言われるが、...
会社に出勤しているときには毎日使っているのに、乗り換えにしか使っていない京急蒲田駅。左翼のご活動のおかげで全国的に有名になった京急蒲タコハイ駅で前の日曜日に、蒲田餃子の「歓迎」という店の餃子を食べた。蒲タコハイ駅ではもう一つ「你好」という餃子屋の餃子も出していたのだが食べられなかったので、会社出勤日の昨日、会社帰りに寄ってみることにした。京急蒲タコハイ駅のイベントは終わったが、6/16まで蒲タコハイ祭...
9月に行くヨーロッパ旅行の予習のため、ナチス・ドイツによるユダヤ人への迫害に関する映画をどんどん見ている。ユダヤ人への迫害については、昭和の頃は結構「アンネの日記」に関する番組がテレビで放送されたりして、物語の顛末とかは把握していた。最近、中3の長女にアンネ・フランクって知っているかと聞いたところ、知らないという返事が返ってきた。確かに、ググっても最近アンネ・フランクの番組が放送されたのが、2009年と...
日本100名城、95番目の訪問は佐賀県唐津市にある名護屋城である。「なごや」というと、愛知県にあるあの名古屋を思い出す人がほとんどだと思うのだが、中学校の歴史の教科書の安土桃山らへんを見ると「名護屋」という地名があり、それが九州の北の方に表示されており、「なんじゃこりゃ」と思った人もいるのではないだろうか。日本人の一般的な認識はこの程度だと思うのだが、お城ファンの間では、結構大規模な城ということで知ら...
日曜日に京急蒲タコハイ駅から帰ってきて、次女と近所のスーパーに行きちょっと、月曜日の仕事をしようかなと思っていたところ、Windowsのパソコンのウィジェットに「関心領域」という単語がリコメンドされていた。そういえば、最近よく聞くワードだなと思いググってみると、ナチスのホロコーストをテーマにした映画で、触れ込みを見る限りでは、これは今の自分にとって一番見なければいけない映画なのでは?と思い、仕事はもう月...
私は週に2回会社に出社しており、京急線を利用している。品川駅でJRに乗り換えるのだが、5月ぐらいに「京急蒲タコハイ駅」と青い服を着た田中みな実がタコハイのグラスを持った看板がでかでかと飾られており、いつも品川駅を利用するときは、嫌でも目に入ってくるので、ふーんと思いながら、ちょっとうっとおしいかなと思いながら見ていた。この看板、私は実際には見なかったのだが、京急蒲田駅に行けば、駅の入口に通常なら「京急...
昨日は、長女が修学旅行ということと、妻も家にいるので、久しぶりに、1人で日帰り旅をしてきた。今回来たのは、立川である。立川はうちからは南武線1本で来れるので、電車に乗り、本を読みながらちょっとうたた寝してたら着く感じであるミス・ビドール号と少年をモチーフにしたモニュメント。1931年(昭和6年)に赤い機体のビドール号が立川に降り立った時に、空へのあこがれを抱いた少年の像。日本の首都空港というと、羽田と成田...
9月に行くポーランドの旅行の予習ということで、戦争中のナチス・ドイツのユダヤ人迫害に関する映画を見るためNETFLIXを検索すると、この映画が一番最初に出てきたので金曜日の夜長見ることにした。2時間29分ある映画だが、最初から最後まで集中してみることができた。・物語の最初、ユダヤ人が差別をされ始めるところ・差別がどんどん酷くなりドイツ兵に適当に選ばれた人たちが銃殺され るシーン。転がっている遺体が老若男女問...
9月のヨーロッパ旅行、最後に行く国がイギリスである。イギリスには16年前に妻とロンドンとカンタベリーに行った。この際、ロンドンの主要な観光地は周ったので、今回はヨーロッパ100名城訪問が主目的となる。ロンドンに行くのは、今回は飛行機を使ってアムステルダムのスキポール空港8:45発で、ロンドン ルートン空港に9:00着となる。15分で着くわけではなく、時差があるので1時間15分のフライト時間となる。ロンドン近郊には、ヨ...
SAP担当者として活躍するための ERP入門(秀和システム)私がSAPに携わって5年以上経過する。SAPに携わるまでは、業務システムについてはスクラッチ開発が多かったがSAPになって考え方を変えなければならなかったのは、決して、操作性や、利便性については深く追求せず、できるだけSAPの標準機能を使うFit to Standardの考え方である。とはいっても、どうしてもアドオンをしなければならない部分は出てくるのだが。この本では、SAPの...
ロケットの科学 改訂版(SBクリエイティブ)最近、船、飛行機、潜水艦といった乗り物に関する、科学的、工学的な本を読み漁っているが、ロケットについての本が図書館であったので借りて読んでみることにした。読みたかったのは、ロケットが飛ぶ仕組みについてで、以下のことが紹介されていた。・ロケットが宇宙空間を飛び出すために必要な第1宇宙速度(28,440km/h)と、 さらに、地球の引力の及ばない範囲まで飛び出すために必要な...
退職代行サービスというのは数年前からあったが、また最近、話題となっている。会社に対し自分の意思を告げられないから、こういったサービスに変わりに退職の意思を伝えてもらうという話である。なんでも、2万円程度で代わりをやってくれるのだとか。何本か動画を見てみたが、退職代行を使う理由はという問いに①辞めたいが行ったら上司に怒られるし言う勇気がないから②総務や人事の連絡先 連絡方法のアナウンスがなくどのように退...