4月26日(月)の四街道カルチャーセンター『写経と法話』講座は、生徒さんから「悪い夢を見てとても気持ちが落ち込んでいる」という話から始まりました。 そこで…
弱いものでも強いものでも あらゆる生きものに 慈しみを以て接せよ (スッタニパータ)
安らぎを心がける人は 眠りとものぐさと ふさぎこむ心とにうち勝て 怠惰に宿らせてはならぬ 高慢な態度をとるな (スッタニパータ)
真理は一つであって第二のものは存在しない その真理を知った人は争うことがない かれらはめいめい異なった真理をほめたたえている それ故に諸々の道の人は同一の事…
快と不快とは五官による 接触にもとづいて起る 五官による接触が 存在しないときには これらのものも起らない (スッタニパータ)
世の中で 快 不快 と称するものに 依って欲望が起る 諸々の物質的存在には 生起と消滅とのあることを見て 世の中の人は外的な事物に とらわれた断定を下す (…
足で蛇の頭を踏まないようにするのと同様に よく気をつけて諸々の欲望を回避する人は この世でこの執著を乗り越える (スッタニパータ)
欲望をかなえたいと望み 貪欲の生じた人が もしも欲望をはたすことが できなくなるならば かれは矢に射られたかのように 悩み苦しむ (スッタニパータ)
欲望をかなえたいと望んでいる人が もしもうまくゆくならば かれは実に人間の欲するものを得て 心に喜ぶ (スッタニパータ)
施与と 理法にかなった行いと 親族を愛し護ることと 非難を受けない行為 これがこよなき幸せである (スッタニパータ)
父母につかえること 妻子を愛し護ること 仕事に秩序あり混乱せぬこと これがこよなき幸せである (スッタニパータ)
深い学識があり 技術を身につけ 身をつつしむことをよく学び ことばがみごとである これがこよなき幸せである (スッタニパータ)
適当な場所に住み あらかじめ功徳を積んでいて みずからは正しい誓願を起こしていること これがこよなき幸せである (スッタニパータ)
諸々の愚者に親しまないで 諸々の賢者に親しみ 尊敬すべき人々を 尊敬すること これがこよなき幸せである (スッタニパータ)
母が己が独り子を 命を賭けても護るように そのように一切の生きとし 生けるものどもに対しても 無量の慈しみのこころを 起こすべし (スッタニパータ)
他の識者の非難を受けるような 下劣な行いを決してしてはならない 一切の生きとし生けるものは 幸福であれ 安穏であれ 安楽であれ (スッタニパータ)
高根台カルチャーセンター『写経と法話』講座は旧暦の話しをさせて頂きました。 次回の高根台カルチャーセンター『写経と法話』 講座は5/13(木)の予定です。
心を制することは楽しい 汝らは心を守れ 怠るな 心がよく守られているならば やすらぎに達する (ウダーナヴァルガ)
カルチャーセンターの活動が掲載されました 僧侶による般若心経カルチャースクール 僧侶による般若心経カルチャースクール
心をまもり ことばをまもり 身体の動作につねに気をつけている人は 悩みに出会っても 苦しまないであろう
汚れの無い心で 一つの生きものをさえも 慈しむならば それによって 善が生ずるであろう (ウダーナヴァルガ)
ものごとは心にもとづき 心を主とし 心のように疾く動く もしも清らかな心で話したり 行動したりするならば 福楽はその人につき従う (ウダーナヴァルガ)
屋根をよく葺いてある家には 雨の洩れ入ることが無いように 心をよく修養してあるならば 憎しみが心に侵入することが無い (ウダーナヴァルガ)
心は遠くに行き 独り動き 形体なく 胸の奥の洞窟にひそんでいる この心を制するであろう人々は 大きな恐怖からのがれるであろう (ウダーナヴァルガ)
心は 動揺し ざわめき 護り難く 制し難い 英知ある人はこれを直くする 弓師(ゆみつくり)が力強く矢の弦を 直くするようなものである (ウダーナヴァルガ)…
心は捉え難く 軽々(かろがろ)とざわめき 欲するがままにおもむく その心をおさめることは 善いことである 心をおさめたならば 安楽をもたらす (ウダーナヴァ…
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