田舎町の高校生を主人公に、エロさと大人への成長を描いた青春ストーリー。漫画のような都合のいい設定だと思ったら、山本直樹の漫画が原作でした。 作品情報 2025年日本映画 監督:小南敏也 出演:新原泰佑、向里祐香、新帆ゆき 上映時間98分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:新宿武蔵野館 2025年劇場鑑賞252本
母と子のありかたを乾いたトーンで描いた感動作。ロドリゴ・ガルシア監督は男性だけど、ラテン出身の監督のこうした作品は、すごい好みです。 【ストーリー】 カレン(アネット・ベニング)は14歳で妊娠したため、子供が生まれてすぐに養子にだした。そのことをずっと後悔して生きているため、偏屈な性格になった。今は寝たきりの母(アイリーン・ライアン)の介護をしながら、自分もリハビリ施設で働く。 弁護…
イギリスを舞台にした大人のラブコメ。イーサン・ホーク扮する幻のシンガーが軸になるのだけど、音楽映画としても十分楽しめました。 作品情報 2018年アメリカ、イギリス映画 監督:ジェシー・ペレッツ 出演:ローズ・バーン、イーサン・ホーク、クリス・オダウド 上映時間97分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ港北 2020年劇場鑑賞100本目
世界で5億人のユーザーがいるフェースブックの創始者マーク・ザッカーバーグを描いたデビッド・フィンチャー監督の映画化。これまで、IT業界というのは、ハリウッドの敵役だったけど、初めて正面から描かれたという意味でも興味深い作品でした。 【ストーリー】 2003年秋、ハーバード大の学生マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)はガールフレンドのエリカ(ルーニー・マーラ)と口論の末に別れ…
強面でヤンキーと間違えられる優等生と小柄で凶暴な少女をめぐるラブコメ。家庭の事情などもしっかり書き込み、コメディとシリアスがうまく組み合った良作です。 【ストーリー】 目つきが悪く、周囲から恐れられている高須竜児(声・間島淳司)は、実は成績優秀、家事の達人、仲間思いの温厚で、恋愛には奥手の高校生だった。クラスメイトの櫛枝実乃梨(堀江由衣)を好きだが、なかなか口に出せない。 櫛枝の親友…
05年に公開された「いぬの映画」の第二弾で、犬にまつわるオムニバスだけど、前作もそんなにヒットしなかった記憶があるのに、なぜ続編?犬好きの僕だけど、首をひねりました。 【ストーリー】 一郎(大森南朋)は、子供のころに悲しい思いをしてから犬を飼いたくなかったが、妻の美里(松嶋菜々子)が強引に飼ってしまう。ラッキーと名付けたラブラドール・レトリバーと徐々に仲良くなるが、一郎は若年性アルツハイ…
何がやりたかったのかよくわからない作品。クライマックスはライブシーンだけど、観ていてこんなに盛り上がらなかった音楽映画は珍しい気がします。 作品情報 2018年アメリカ映画 監督:ブラディ・コーベット 出演:ナタリー・ポートマン、ジュード・ロウ、ステイシー・マーティン 上映時間115分 評価★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2020年劇場鑑賞99本目 ブログ村のランキングです。…
暴走機関車を止めようと努力する話だけど、実際にもそっくりの事故が起きて、それが映画化されたと知ってびっくり。よく実話をもとにした映画というのがあるけれど、こんなに驚く実話というのもそんなにないのでは。 【ストーリー】 ペンシルベニアの操車場で、最新鋭のディーゼル機関車「777」に牽引された39両の貨物列車が、人為ミスと不幸な偶然で無人のまま暴走を始めた。貨物列車には、爆発の危険がある化学…
ばらかもんの主人公、半田清舟の高校時代を描いたシュールなギャグアニメ。あまりにちぐはぐなやり取りに噴出してしまうこともしばしばでした。なお、ばらかもんとは放送局、スタッフ、キャストは交代しています。 【ストーリー】 半田清(声・島�ア信長)は高校生ながら書道家でもあり、クールな表情に人を寄せ付けない厳しい雰囲気から、他の生徒たちから畏敬の念をもたれていた。学校一の天才、喧嘩の達人など数々…
19世紀半ば、黒人奴隷を解放するため命がけの救出活動をしたハリエット・タブマンの伝記映画。ちょっと宗教がかってるのと、全体的に駆け足なためちょっと印象が薄いかも。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ケイシー・レモンズ 出演:シンシア・エリヴォ 、レスリー・オドム・Jr、ジョー・アルウィン 上映時間125分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2020年劇場鑑賞98本目
米国の司法制度の欠陥をえぐる社会派サスペンスで、終盤まではおもしろかったのだけど、オチがちょっとなあ。それまでシビアにきていただけに、突っ込みたくなるような終盤は非常に残念でした。 【ストーリー】 フィラデルフィアにすむクライド(ジェラルド・バトラー)は2人組の強盗に妻と幼い娘を殺される。だが、担当検事のニック(ジェイミー・フォックス)は主犯のダービー(クリスチャン・ストールティ)と司法…
激動の中国現代史を庶民の視点から映し出した秀作。3時間の上映時間が苦にならない濃密でまじめな作品ですが、時系列がバラバラになっているので、理解するのに少し時間がかかりました。 作品情報 2019年中国映画 監督:ワン・シャオシュアイ 出演:ワン・ジンチュン、ヨン・メイ、チー・シー 上映時間185分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2020年劇場鑑賞97本目 【ストーリー】 1980…
草なぎ君主演の「僕の〜」シリーズが初の映画化。「僕の生きる道」の大ファンで、同じ難病ものということで、期待していたのだけど、脚本がドラマ版の橋部敦子から半澤律子に交代したせいか、今ひとつ。あと20分切ったら良い作品になったのに。 【ストーリー】 作家の牧村(草なぎ剛)は浮世離れしたところもあるが、好きなSF小説を書き、愛する妻の節子(竹内結子)と幸せな暮らしをしていた。ところが、節子が進…
ゾンビとしてこの世に生き返った少女たちが、アイドルとして佐賀を盛り上げようとする奇想天外なストーリー。少女たちの青春劇、サクセスストーリーとしても楽しめますし、ゾンビならではのお約束もくまれていて、ヒットしたのもむべなるかな。 【ストーリー】 東京の女子高生、源さくら(声・本渡楓)はアイドルグループのオーディションを受けようと家を飛び出た瞬間、トラックにはねられてしまう。気づくと不気味な…
介護従事者の目を通して介護の実情を描いたヒューマン映画。人手不足やトラブル対策といったきつい部分までとらえていますが、登場人物が全員善人というのはユートピアのようです。 作品情報 2020年日本映画 監督:鈴木浩介 出演:戸塚純貴、島かおり、綿引勝彦 上映時間101分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネリーブル池袋 2020年劇場鑑賞96本目 【ストーリー】 介護士の大森圭(戸塚純貴)は小規…
原作は大ヒットライトノベルだそうだけど未読。映画としてみると、ストーリーはかなり厳しいものの、主演の大政絢の魅力がたっぷり。アイドル映画としては十分楽しめるのでは。 【ストーリー】 まーちゃんこと女子高生のマユ(大政絢)は、子供のころ誘拐事件に巻き込まれ両親を殺され、そのトラウマで心が壊れていた。そこに幼なじみで誘拐事件の被害者でもあったみーくん(染谷将太)が現れる。喜ぶまーちゃんは、み…
大学のヲタクサークルの緩やかな日常を描いた作品ですが、きちんと日時が流れて1期は主人公が大学1年、2期は大学4年、そして3期は主人公が後輩と交代します。ただ、「げんしけん二代目」というタイトルの3期だけはテレビ局も制作会社も異なり、声優が総入れ替えしたため、最初にみたときはびっくりしました。 【ストーリー】 東京都下にある椎応大学の新入生、笹原(声・大山鎬則 =1、2期 小橋達也=3期)は現代視…
「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」で大ヒットを飛ばしたトッド・フィリップス監督が、またもや脱力コメディで大ヒットとゴールデングローブ賞の栄冠に輝いた作品。「ハングオーバー」の下品さがなくなったので、個人的にはこっちの方が好みでした。 【ストーリー】 建築家のピーター(ロバート・ダウニーJr)は妻クリスティン(ミシェル・モナハン)の出産に立ち会うため、アトランタからロサンゼ…
完全有機農法で大自然とともに農園を運営するなんて、きれいごとすぎて最初はうさんくさいと思っていたのだけど、映画では失敗も含めて完全なドキュメンタリーで、最初からラストまで楽しめます。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ジョン・チェスター 上映時間91分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2020年劇場鑑賞95本目
ネットの世界は完全にグローバル化しているのに、実際の国境はなくならず。いくつもの悲劇を生み出しています。日本も今後、移民がクローズアップされるでしょうから、今のように安閑とできなくなるかも。 【ストーリー】 英仏海峡に面するフランスの港町カレ。ここにはイギリスに入国を果たせない多くのクルド人不法滞在難民がいた。ビラル(フィラ・エヴェルディ)はロンドンにいる恋人のミナ(フィラ・エヴェルディ…
異世界ものでは珍しく、こちらの人間が異世界に行くのではなく、異世界からこちらに来てしかも日常的な生活を送るというプロット。コメディとシリアスのバランスはとれているけれど、肝心な部分が1期では消化できませんでした。2期があれば面白いのですが。 【ストーリー】 かつて異世界エンテ・イスラを征服しようとした魔王サタン(声・逢坂良太)は、女性の勇者エミリア(日笠陽子)の活躍で、腹心の部下、アルシエ…
函館市をモデルとした北国の街、海炭(かいたん)市で生きる名もない人々を描いたオムニバス。函館の映画館を中心に、地元の人たちが函館の映画を作りたいと出資。著名な俳優に混じって、まったくの素人である地元住人もメインキャストをしめるという異色作。2010年とはどういう時代だったのか、地方の閉塞とはどのようなものなのか、後世に残す歴史的な作品なのかもしれません。 【ストーリー】 北海道の海辺の都…
魔王に転生するという異世界ものですが、終盤にかけ話が迷走しており、何が魅力かよくわかりませんでした。渋い中年が主人公というのが珍しいのかな。 【ストーリー】 ゲームを運営している社会人、大野晶(声・津田健次郎)はゲーム最終日にログインしたまま気が付くと異世界に転生していた。しかも、ゲームのラスボスの「暴虐の魔王」九内伯斗の姿で。ラスボスならではのチート能力と、管理者権限で物質生成などの特…
奥山和由プロデュース、金子修介監督という予備知識だけで見に行ったら、なんとこの映画もアル中映画。ただ、金子監督のわかりやすい映画を作るテクニックは健在で、なかなか楽しく見られました。 【ストーリー】 群馬県高崎市の大学生秀成(成宮寛貴)は、偶然知り合った年上の額子(内田有紀)に強引に誘われ、童貞を奪われて愛欲まみれの生活を送る。 ところが、結婚するという額子にあっけなく捨てられる。心…
アメリカで黒人差別への抗議活動が広がっていますが、そんな単純に解決できるわけでないことを浮き彫りにした問題作。何とももやっとした感じがリアルさを感じます。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ジュリアス・オナー 出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr、ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー 上映時間109分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ港北 2020年劇場鑑賞94本目 【ストー…
漫画家の西原理恵子の元夫で07年に亡くなった鴨志田譲の自伝的小説を映画化。なぜか西原夫妻の映像化がブームで、テレビ朝日のドラマでは山田優、塚地武雄、来月公開される映画「毎日かあさんち」では小泉今日子、永瀬正敏が西原、鴨志田をそれぞれ演じるので比較してもおもしろいかも。 【ストーリー】 戦場カメラマンの塚原(浅野忠信)は、アルコール中毒となり、2人の小さな子供がいるのに、漫画家の妻由紀(永…
東京で大失敗して長崎の五島列島に追放された若き天才書家が、地元の子供たちや個性豊かな島民と触れ合ううちに成長していくという、心癒される作品。作中に出てくる、きゅうりのみそ和えは、我が家でも簡単に作れるので重宝しています。 【ストーリー】 23歳の天才書家、半田清舟(声・小野大輔)は、展覧会で自分の作品を酷評した書道界の重鎮を殴ってしまい、父親で大物書家の清明(目黒光祐)から、「頭を冷やして…
菌がみえる特殊能力を持ち、農業大学に入学した主人公を中心にしたドタバタ劇。発酵と腐敗の違いなど勉強になるところも多いのですが、ちょっと大げさにやりすぎた部分も感じました。 【ストーリー】 沢木惣右衛門直保(声・阪口大助)はもやし屋こと種麹屋に生まれ、幼いころからキャラクター化した菌やウイルスの姿が見え、会話もできるという特殊能力を持っていた。幼馴染の結城蛍(斎賀みつき)とともに某農大に入…
人生の不条理、人間の嫌な部分をこれでもかと映し出すミヒャエル・ハネケ監督の新作でカンヌパルムドール受賞作。これまでより目に見えるあざとさが減ったこともあり、期待とちょっと違った作品でした。 【ストーリー】 第一次大戦前のドイツの農村。村のたった一人のドクター(ライナー・ボック)が乗馬中に、何者かがはった針金で落馬し、大けがを負ってから、平和な農村に次々と不可解な事件が起こる。小作人(ブラ…
北海道の農業高校を舞台にした青春物語。農業のリアルな現状とおいしそうな食材に加え、変にこびた描写がなく完成された作品。2期で終了したと思われるので、残りの部分は原作漫画を買ったほど気に入りました。 【ストーリー】 札幌の中学生、八軒勇吾(声・木村良平)は高校受験に失敗。厳しい父親(堀内賢雄)から逃れるために、北海道・帯広にある大蝦夷農業高校に進学する。広大な敷地で迷った八軒は、馬で探しに…
英国の中世の英雄、ロビン・フッドをリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の黄金コンビで映画化した娯楽活劇。迫力ある戦闘シーンが続き、これは大画面向きの作品ですね。 【ストーリー】 十字軍の兵士としてリチャード1世(ダニー・ヒューストン)の元で戦っていたロビン・フッド(ラッセル・クロウ)。だが、リチャード1世はフランスで戦死し、ロビンたちは英国を目指して敗走する。その途中で、リチャー…
最も泣けるアニメと呼ばれるほど人気を呼んだ作品。制作から10年以上たってから見た僕も、思わずぐっときました。高校のラブコメで始まりながら、他の作品と違って、卒業、就職、結婚、出産…とその後までしっかりと描いているのがすごい。 【ストーリー】 けがでバスケットボールをやめて、不良になっていた高校3年生の岡崎朋也(声・中村悠一)はある春の日、学園前の坂道で古河渚(中原麻衣)と出会う。病気で留…
2012年は映画をみなかったので、2013年の前は2011年の鑑賞作品を紹介します。小規模公開ながら、マニアを中心に絶大な評価を受けているこの作品が1本目。美少女が悪人を皆殺しにするのを、ボンクラオタクが助けるというのを爽快と感じる人が多いというのは、現代の世情を反映しているのかも。 【ストーリー】 デイヴ(アーロン・ジョンソン)はコミックのスーパーヒーローオタクのさえない高校生。彼は犯罪におかされ…
バーフバリで日本でも注目されたブラバースのアクション大作。派手なアクションは目を引きますが、ストーリーをこねくり回して分かりにくくなったきらいがあります。 作品情報 2019年インド映画 監督:スジート 出演:プラバース、シュラッダー・カプール、ニール・ニティン・ムケーシュ 上映時間170分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ湘南 2020年劇場鑑賞93本目
夏目友人帳(2008年、9年、11年、12年、16年、17年)
この世のものならざる妖怪を観る力がある少年が、妖たちの名前を封じた友人帳の持ち主となり、さまざまな妖怪と出会っていく物語。怖い話、バトルから笑い話、そしてほろっと切ない話まで多くのパターンがあり、全体的に抑制された淡いトーンから大人もじっくりと味わえる良作となっています。 【ストーリー】 幼いころから妖怪を観る力がある少年、夏目貴志(声・神谷浩史)は、両親を早くなくし親戚の家を転々とした…
2013年映画館で見た最後の作品。実は、みる前夜、自分が吉良上野介の料理人になったというわけがわからない夢をみていました。当日、映画館では別の作品を見ようとしたのですが、その作品が満員だったために、急遽こちらに。ちょっと運命的なものを感じちゃいました。 【ストーリー】 江戸時代、加賀藩の側室、お貞の方(夏川結衣)付けの女中、春(上戸彩)は料理屋の娘ということもあり、天才的な味覚と料理の腕前を…
緊急事態宣言解除を受け、映画館も再び上映をはじめました。僕自身、約3か月ぶりに英学館で鑑賞しました。今の時勢を考えて、ジム・ジャームッシュのゾンビものを復帰第一作に選びました。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ジム・ジャームッシュ 出演:ビル・マーレイ、アダム・ドライヴァー、ティルダ・スウィントン 上映時間104分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2020年劇場…
安倍首相の靖国神社参拝で世間が騒然としているなか、先の戦争とはなんだったのか考える良いきっかけになる作品です。実は百田尚樹さん原作(未見)とあり、もっとナショナリスティックかと思っていたら、意外にも手堅く戦争の悲劇を描いた作品でした。 【ストーリー】 2004年、司法浪人中の健太郎(三浦春馬)は祖母・松乃の葬儀のときに、祖母は再婚であり、自分の本当の祖父は特攻隊員として戦死していることを…
1期放映時に大ブームとなったけど、僕には良さがわかりませんでした。2期は評判が悪かったのでパスしており、1期だけの感想です。 【ストーリー】 動物がサンドスターにあたって擬人化したジャパリパーク。人間の女の子の姿になった動物たちはフレンズと呼ばれていた。ある日、パークに迷子の女の子(声・内田彩)が現れた。女の子は自分が何の動物のフレンズか記憶を失っており、彼女を見つけたサーパル(尾崎由香)…
戦国武将が美少女の世界にタイムスリップした少年の物語。戦国武将が美少女でもいけれど、相変わらずのハーレム系の主人公すげーの作品なので、今一つあいませんでした。 【ストーリー】 高校生の相良良晴(声・ 江口拓也)は戦国時代にタイムスリップ。そこで自分の身代わりになって死んだ足軽が木下藤吉郎(塩屋翼)だったことから、自分が織田家に仕官し、将来秀吉になることを決意する。 織田家の当主、織田…
映像面で映画史を塗り替える作品になるとすら思える、大傑作。映画ファンなら、3Dでぜひみましょう。できれば、予告編も見ないで、まっさらな状態で行けば、2倍楽しめるはずです。 【ストーリー】 スペースシャトルの船外で、ハッブル望遠鏡の修理を行っていたライアン(サンドラ・ブロック)とマット(ジョージ・クルーニー)。そこへ、ロシアが衛星を破壊して出来た宇宙ゴミの集団が襲いかかり、スペースシャトル…
アイヌの奪われた金塊をめぐって、アイヌの少女を守る主人公、金塊を奪った凶悪犯一味、軍部などが入り乱れて闘う伝奇バトル。スケールの大きさと血生臭は独特のものでファンが多いのもわかるけど、ジャンプ特有のスケールアップしていく凶悪キャラは途中でおなか一杯になったかも。 【ストーリー】 日露戦争の英雄で、不死身と呼ばれた杉元佐一(声・小林親弘)は、戦死した親友の妻の治療費を得るため北海道の山奥で…
豪華キャストによる犯罪サスペンス。リドリー・スコット監督ならではのスタイリッシュな撮り方は面白いけど、話を入れ子にしているし、思い切った省略もしているので、わかりにくいといえばわかりにくい。雰囲気を楽しむ作品でしょうか。 【ストーリー】 有能な弁護士=カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)は、婚約者のローラ(ペネロペ・クルス)との結婚や、友人の実業家ライナー(ハビエル・バルデム)との新…
バレーボールに青春をかけた高校生たちのスポコンアニメ。戦術など非常にリアル、緻密に描かれており、チームメートやライバルとの関係も詳細に描かれており、ファンが多いのも納得の佳作です。 【ストーリー】 身長164センチと小柄ながら抜群の運動神経を持つ日向翔陽(声・村瀬歩)は中学時代、よせあつめのバレーボール部を作り宮城県大会に初出場する。だが、1回戦で天才セッター影山飛雄(石川界人)のいる北川第…
高畑勲監督のアニメ映画で、泣けるという感想も聞くのだけど、個人的にはあいませんでした。ただ、アニメ技法は超絶なものであるほか、主要キャストは皆俳優なのに、声もぴたりとあっているなど、極めて高い質の作品です。 【ストーリー】 昔々、あるところにおじいさん(声・地井武男)とおばあさん(宮本信子)がおりました。おじいさんが山に竹を取りにいくと、1本だけ、光った竹がありました。竹を切ってみたとこ…
異世界転生物ですが、主人公が死んだら死ぬ直前にタイムリープしてバッドエンドを回避するというタイムリープものも兼ねた1粒で2度おいしい作品。前半は犯人探しや生き残りのサスペンスフルな展開でしたが、後半はバトルものっぽくなってちょっとテンションが落ちました。 【ストーリー】 コンビニ帰りに異世界に召喚された高校生のナツキ・スバル(声・小林裕介)は、チンピラたちにからまれていたところをハーフエル…
ソマリアで実際に起きた海賊事件を映画化。英国出身のポール・グリーングラス監督らしく、海賊を一方的な悪として描いていない視点は共感が持てます。アクション映画としても、ハラハラさせられる一球のものでした。 【ストーリー】 2009年4月、アフリカ沖を航行していた貨物船「マースク・アラバマ号」はソマリア人海賊のグループに襲撃される。船長のフィリップス(トム・ハンクス)の指示で、一度は脱出に成功する…
ごく普通の居酒屋が異世界とつながっていたという「異世界食堂」と似たアイデアですが、原作の発表はこちらが先。ただ、アニメだけでは尺がもたないと思ったのか、「孤独のグルメ」みたいに、アニメが終わった後実際に調理したり、なぎら健壱がテーマとなった食べ物を出す店に行って飲み食いする実写パートもあります。なお、WOWOWで実写ドラマを放映中ですが、こちらは未見。 【ストーリー】 居酒屋のぶは、なぜか玄…
現代日本で魔術師による聖杯戦争が起きるという壮大な世界観と伝説の英雄たちの活躍、アクションなどが評価されています。劇場版も含めて何本もシリーズがありますが、まず、基本となるFate/stay night (04年)、前回の聖杯戦争を描いたFate/Zero(11年)、そして、Fate/stay nightの違うバージョンFate/stay night [Unlimited Blade Works(14年)を観ました。 【ストーリー】 日本の冬木市で数十年に一度、7人の魔…
北川景子と深田恭子の美人女優対決にひかれて見に行きました。ネタバレせずに感想を書くのは難しいのですが、面白かったけど、もうちょっとがんばれば傑作になったのにもったいないな、というところでしょうか。邦画サスペンスとしては標準以上の仕上がりです。 【ストーリー】 大雨が降る、事件現場。警察は派遣社員の春海(北川景子)と青年実業家の工藤(高良健吾)が意識不明の重体で倒れており、工藤の友人、長谷…
母の死でピアノを弾けなくなった元天才ピアニストの中学生が、同級生の天真爛漫な女性バイオリニストとの出会いで再び歩き出す音楽アニメ。広瀬すず主演の実写映画を先に観たのであらあらのストーリーはしっていましたが、2クール丁寧に描かれているとまた違った印象をうけます。 【ストーリー】 幼いころから母の厳しいピアノ指導を受け、神童とうたわれた有馬公生(声・ 花江夏樹 )は11歳の時に母とピアノをめぐっ…
2ちゃんねるの書き込みをもとに本ができ、そして小説化という「電車男」パターンの作品。佐々木希を見に行ったのだけど、チケットを買うとき、ちょっと恥ずかしかったが、映画館には1人で見に来ている女性もちらほら。うーむ私もまだまだ修行がたりない。 【ストーリー】 29歳童貞、派遣社員で対人恐怖症の遼太郎(満島真之介)は自分を変えようと、初めてデリヘルを頼む。ホテルにやってきたカヨ(佐々木希)という…
メルヘンチックな街の喫茶店を舞台に、美少女たちがほんわかした日常を繰り広げます。ごちうさの愛称で、ゆるーい世界観にファンも多いけど、振り返ると女の子がかわいかったなぐらいしか印象に残りませんでした。 【ストーリー】 高校入学とともに、木組みと石畳みの町に引っ越してきた女子高生のココア(声・佐倉綾音)。下宿先はオーナーの孫である美少女チノ(水瀬いのり)と、不思議なうさぎティッピー(清川元夢…
映画:恋するリベラーチェ ソダーバーグ監督が豪華キャストで1970年代のスターの恋を描いた作品という前知識しかなくて見に行ったので驚きました。これ、ゲイの純愛を描いた作品なんですね。マイケル・ダグラスとマット・デイモンがディープキスするなんて、ハリウッドスターっていうのはすごいですね。 【ストーリー】 1977年、ロスの純朴な動物トレーナーの若者スコット(マット・デイモン)は、ゲイ仲間のボブ(ス…
男子フィギュアスケートの世界を精密なスケートシーンと魅力的なキャラクターで一世を風靡した作品。メドベージェワ、プルシェンコといった世界のトップスケーターたちが、本作のファンであることを公言していたのをみても、魅力的な作品であることがわかります。 【ストーリー】 23歳のフィギュアスケーター、勝生勇利(声・豊永利行)はグランプリファイナルで大敗し、失意のまま故郷の九州・長谷津に帰る。昔のリン…
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田舎町の高校生を主人公に、エロさと大人への成長を描いた青春ストーリー。漫画のような都合のいい設定だと思ったら、山本直樹の漫画が原作でした。 作品情報 2025年日本映画 監督:小南敏也 出演:新原泰佑、向里祐香、新帆ゆき 上映時間98分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:新宿武蔵野館 2025年劇場鑑賞252本
2003年、福岡県で実際に会ったモンスターペアレンツが教師を犯罪者に仕立て上げ、マスコミもそれにのっかった事件を豪華キャストで映画化。人生、どこに落とし穴があるかわからないですね。 作品情報 2025年日本映画 監督:三池崇史 出演:綾野剛、柴咲コウ、小林薫 上映時間130分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2025年劇場鑑賞251本
「国宝」で話題騒然の吉沢亮が、あまりにもバカバカしいコメディで体を張った主演をして役者のふり幅が広いと感心してしまいます。この手のホラーコメディってそれほど関心がなかったのですけど、吉沢の脱ぎっぷりに★一つおまけ。 作品情報 2025年日本映画 監督:浜崎慎治 出演:吉沢亮、板垣李光人、原菜乃華 上映時間105分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2025年劇場鑑賞250本
ヒーロー映画の元祖といえるスーパーマン。新生DCユニバース第1弾として、監督にマーベルを解雇された鬼才のジェームズ・ガンを起用。移民や多様性の重要性、フェイクニュースの危険性を訴える、今のアメリカ社会を風刺するできになっています。もちろん、ヒーロー映画として観ても、犬がかわいいのでOK。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ジェームズ・ガン 出演:デヴィッド・コレンスウェット、レイチェル・ブ…
北朝鮮の軍人が脱北を図って脱走するスリラー映画。敵役の設定も良く、最後までどうなるかはらはら楽しめました。 作品情報 2024年韓国映画 監督:イ・ジョンピル 出演:イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン 上映時間94分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:新宿ピカデリー 2025年劇場鑑賞249本
各国の天才ハッカーが共同してAIを騙し、FX(外国為替証拠金取引)で大儲けを企むという、設定だけは面白そうなんですが、邦画にありがちな大金を描けない問題がここでもさく裂。演出もスローで睡魔との戦いでした。 作品情報 2025年日本、台湾映画 監督:米倉強太 出演:阿部寛、菜々緒、アリッサ・チア 上映時間93分 評価:★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ横浜 2025年劇場鑑賞248本
韓国のホラー短編集。5つの短編と各話の終了ごとに短く流れる不気味なオカルト教団の話の全部で6話からなり、一応、6作はつながっている設定で、1つ1つは良くも悪くもないのですが、わかりにくい。5つの短編は完全にホラーとしての方向がバラバラなので、無理に一つの話にまとめなくても良かったのでは。 作品情報 2023年韓国映画 監督:チェ・ウォンギョン 出演:キム・チェウン、チョン・ジュンウォン、クォン…
2017年のタイ映画のハリウッドリメイク。ベースは一緒ですが、金持ちがより金持ちなアメリカの現状にあった形に改変されています。ラストもいかにもアメリカ映画っぽい。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:J・C・リー 出演:カリーナ・リャン、ジャバリ・バンクス、ベネディクト・ウォン 上映時間97分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川 2025年劇場鑑賞246本
劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」の最新作。昨年秋に話題を呼んだ、鎌倉幕府滅亡をモチーフにした架空の日本のアクション時代劇です。 作品情報 2025年日本映画 演出:いのうえひでのり 出演:生田斗真、中村倫也、西野七瀬 上映時間185分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川 2025年劇場鑑賞245本
アメリカの黒人差別の歴史と音楽の歴史をモチーフにした大傑作のホラー映画。鑑賞後、考察サイトを読めば読むほど奥の深さに感動します。ネタバレあり(といってもあらかた知られていますが)のレビューですので、観たい方は事前情報なしでまず鑑賞を…。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ライアン・クーグラー 出演:マイケル・B・ジョーダン、マイルズ・ケイトン、ヘイリー・スタインフェルド 上映時間137分 …
ニューヨークの救急隊の過酷な現状をリアルで陰鬱なタッチで描いた社会派映画。アメリカで救急隊員の自殺が社会問題になっているというのもわかります。 作品情報 2023年アメリカ、イギリス映画 監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール 出演:ショーン・ペン、タイ・シェリダン、キャサリン・ウォーターストン 上映時間125分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2025年劇場鑑賞24…
モノクロの移民映画というと、「ラ・コシーナ 厨房」で観たばかり。本作のほうが登場人物の行動が理解でき、非常に静かなタイプのヒューマンストーリーでした。 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:ババク・ジャラリ 出演:アナイタ・ワリ・ザダ、グレッグ・ターキントン、ジェレミー・アレン・ホワイト 上映時間91分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2025年劇場鑑賞242本 …
毒親、貧困の女子大生2人を描いたシスターフッド映画。宗教シーンなど唐突に感じられるところもありますが、抑制されて淡々とした雰囲気がたまらない感じの傑作です。 作品情報 2025年日本映画 監督:井樫彩 出演:南沙良、馬場ふみか、本田望結 上映時間115分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2025年劇場鑑賞241本
傷ついた一家が、偶然、市民劇団に参加したことで癒されて行く物語。ノースターでちょっとごつごつしている展開ですけど、じんわりくる小品でした。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:ケリー・オサリヴァン、アレックス・トンプソン 出演:キース・カプファラー、ドリー・デ・レオン、キャサリン・マレン・カプフェラー 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ローソンユナイテッドシネマみなとみら…
日本ではすっかりブームの落ち着いたF1ですが、本作はまさにテンションバク上がりで、レースシーンに血沸き肉踊ります。王道的なストーリーに、ギンギンのBGMそして迫力ある映像と大満足の作品でした。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:ブラッド・ピット、ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン 上映時間155分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:ローソンユナイテッドシネマみ…
オーストラリアの鬼才、アダム・エリオット監督が8年がかりで制作したクレイアニメ。一人の女性の数奇な運命をブラックユーモアたっぷりに描いています。 作品情報 2024年オーストラリア映画 監督:アダム・エリオット 声の出演:セーラ・スヌーク、コディ・スミット=マクフィー、マグダ・ズバンスキー 上映時間94分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞238本
アン・ジュングン(安重根)による伊藤博文暗殺を描いた歴史サスペンス。韓国では大ヒットしたそうですが、僕からすると作品自体は普通という感じでしょうか。 作品情報 2024年韓国映画 監督:ウ・ミンホ 出演:ヒョンビン、パク・ジョンミン、リリー・フランキー 上映時間114分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞237本
人間の欲望や心の暗部を描いた韓国映画。ラストはハッピーエンドかバッドエンドかは観る人によってことなりそうだけど、ある種のフェチズムの理想かもしれません。 作品情報 2024年韓国映画 監督:キム・デウ 出演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョン 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞236本
単純な犯罪のはずが思わぬハプニングで二転三転していく様子を、伏線はりまくりの脚本で描いたサスペンス。ちょっとチートな武器もでてくるとはいえ、俳優たちの巧みな演技で最後まで楽しませてくれました。 作品情報 2025年日本映画 監督:堀江慶 出演:三浦りょう太、浅川梨奈、石田明 上映時間114分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞235本
コロナ禍で学校生活が制限された天文部員たちが、夢や希望をかなえようともがく青春ストーリー。さわやかさに心をうたれますが、ちょっと話を詰め込みすぎた感じも。 作品情報 2025年日本映画 監督:山元環 出演:桜田ひより、水沢林太郎、岡部たかし 上映時間126分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞234本
マイケル・マン監督が、フェラーリを創業したエンツォ・フェラーリの苦悩を描いた伝記映画。登場人物や状況についての知識が合ったほうが楽しめます。 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:マイケル・マン 出演:アダム・ドライヴァー、ペネロペ・クルス、シェイリーン・ウッドリー 上映時間130分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズグランベリーパーク 2024年劇場鑑賞253本
まだ貧しく、女性差別もえぐかった1970年代の韓国を舞台に、虐げられていた海女さんたちが悪い男らに逆襲するエンタメ映画の快作です。 作品情報 2023年韓国映画 監督:リュ・スンワン 出演:キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン 上映時間129分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞252本
芸達者の女優3人による会話劇は見ごたえ十分なのですが、脚本をみると毒親を子どもたちが受け入れる感動物語にしているのはちょっと引いてしまいました。 作品情報 2024年日本映画 監督:橋口亮輔 出演:江口のりこ、内田慈、古川琴音 上映時間106分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞251本
重病の犬に夢だった雪を見せてあげようとインドを縦断する犬好きなら感涙の作品。前半はちょっと合わなかったけど、後半の感動シーンの連発はみごとでした。 作品情報 2022年インド映画 監督:キランラージ・K 出演:ラクシット・シェッティ、サンギータ・シュリンゲーリ、ラージ・B・シェッティ 上映時間164分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ木場 2024年劇場鑑賞250本
ブログにアップするのを忘れてました。上半期のベスト10です。今年も秀作ぞろいでした。例年に比べてハリウッドを含め割と有名どころが上位に入りました。格差、貧困をテーマにした作品や国際情勢のドキュメンタリーが上位に入っているのも今年の特徴です。 ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
1940年、撃沈した敵船の乗組員を救助した潜水艦の実話。イタリアの戦争映画はこれまで観たことがなかったので興味深かった。 作品情報 2023年イタリア、ベルギー映画 監督:エドアルド・デ・アンジェリス 出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、マッシミリアーノ・ロッシ、シルヴィア・ダミーコ 上映時間121分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ座間 2024年劇場鑑賞249本
韓国の月面着陸を描いたSFスペクタクル大作。韓国人の自国上げはすごいけれど、月でのCGは割とよくできているのに、地上でのイノシシのCGがとてもチャチというアンバランスは笑えました。 作品情報 2023年韓国映画 監督:キム・ヨンファ 出演:ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ 上映時間129分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズグランベリーパーク 2024年劇場鑑賞248本
性暴力を扱って話題の作品で、関連シーンは男の僕が観ても吐き気がするほど不愉快でした。さらに、原作からかもしれませんが、男は暴力的、女は被害者と単純な二元論に落とし込んでいるのも不快。一連の騒動も踏まえて、今年ぶっちぎりのワーストです。 作品情報 2024年日本映画 監督:三木康一郎 出演:奈緒、猪狩蒼弥、風間俊介 上映時間116分 評価:★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2024年劇場鑑賞…
若きクリエイターの情熱と挫折を描いているのですが、「ルックバック」と同時期の公開は痛かった。3Gキャラにもはまれず、眠気との戦いでした。 作品情報 2024年日本映画アニメ 監督:ぽぷりか 声の出演:花江夏樹、伊瀬茉莉也、内田雄馬 上映時間68分 評価:★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞246本
マイアミの黒人刑事コンビを主人公にした人気シリーズ第4弾。1作目は1995年なんですが、僕はシリーズ初見。ストーリーは突っ込みどころ満載でしたけど、アクションは工夫していて面白かった。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー 出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ジェイコブ・スキピオ 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川プ…
アレクサンダー・ペイン監督作品らしい、1970年の全寮制学校を舞台にした心温まるヒューマンドラマ。まんべんなくよくできた秀才型の作品といえましょう。 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:アレクサンダー・ペイン 出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ 上映時間133分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャンテ 2024年劇場鑑賞244本
韓国の名優2人によるホラー。最後まで科学で分析できるのか、それとも超常現象なのかどちらともとれますが、僕は超常現象派でしょうか。今年みたホラーの中ではお気に入りの部類です。 作品情報 2023年韓国映画 監督:ユ・ジェソン 出演:チョン・ユミ、イ・ソンギュン、キム・グムスン 上映時間94分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞243本
台湾映画の名作の日本リメイクですが、ラストが記憶と全然違っていて、あらためて台湾版のあらすじをネットで確かめました。オリジナルファンとしては日本版の解釈にはがっかり。主人公たちを高校生でなくて大学生にしたのも大人の事情というやつでしょうか。 作品情報 2024年日本映画 監督:河合勇人 出演:京本大我、古川琴音、横田真悠 上映時間114分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年…
音を立てると襲ってくる宇宙人の恐怖を描いた人気ホラーの第3弾。過去2作の主役だったエミリー・ブラントは登場せず、宇宙人が地球を襲撃した当日のニューヨークのパニックをキャストを一新して描いています。 作品情報 2024年米国映画 監督:マイケル・サルノスキ 出演:ルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ 上映時間100分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2024年劇場鑑賞241本…
1999年のタイを舞台に、それまでずっと一緒だった双子の女子中学生が、初恋に落ちたことで大人への階段を上っていく物語。タイの田園風景は異国なのにどこか懐かしく、切なく悶え死にそうなストーリーとともに、僕の心に突き刺さりました。 作品情報 2023年タイ映画 監督:ワンウェーウ・ホンウィワット、ウェーウワン・ホンウィワット 出演:ティティヤー・ジラポーンシン、アンソニー・ブイサレート、スパクソーン・…
韓国の名匠、ホン・サンス監督の新作で、彼の作品で初めて寝ないでみられた。体調を整えて臨んだかいがありました(笑)。 作品情報 2022年韓国映画 監督:ホン・サンス 出演:クォン・ヘヒョ、イ・ヘヨン、ソン・ソンミ 上映時間97分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:シネマジャック&ベティ 2024年劇場鑑賞239本
父親を事故で失った高校生の喪失感と行き場のない怒りを描いたフランス映画。高校生はゲイでベッドシーンも多く、さすがフランスの高校生は進んでいると本筋とは若干ずれたことを思ってみていました。 作品情報 2022年フランス映画 監督:クリストフ・オノレ 出演:ポール・キルシェ、ジュリエット・ビノシュ、ヴァンサン・ラコスト 上映時間122分 評価:★★(五段階) 観賞場所:シネマジャック&ベティ 2024…
チェンソーマンの藤本タツキの短編漫画を、押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを1人で手掛けてアニメ化。創作者にとって非常にエモい作品で世評が高いのがわかるのですけど、特典で配られた漫画と登場人物の苗字が違うのはなぜだろう。 作品情報 2024年日本映画アニメ 監督:押山清高 声の出演:河合優実、吉田美月喜 上映時間58分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2024年劇場鑑…
M・ナイト・シャマランの娘のイシャナ・ナイト・シャマランの監督デビュー作で、父親は制作に回ってます。作風はかなり影響されてると思いました。賛否両論のようですけど、個人的には雰囲気は悪くなかったと思います。ややネタばれの感想を。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:イシャナ・ナイト・シャマラン 出演:ダコタ・ファニング、オルウェン・フエレ、オリヴァー・フィネガン 上映時間102分 評価:★★★…
環境保護のためテキサスの石油パイプラインを爆破させようとする若者たちを描いたサスペンス。アメリカ映画にしては珍しく、テロリストを主人公にした作品です。配給のネオンは「パラサイト 半地下の家族」「逆転のトライアングル」「落下の解剖学」と小規模ながら尖ったラインナップの会社で、さすがの眼力。 作品情報 2022年アメリカ映画 監督:ダニエル・ゴールドハーバー 出演:アリエラ・ベアラー、サッシャ・…