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私がとても好きなブロガーさんであるところの寺地はるなさんが ポプラ社の賞を受賞されたと聞いた時に ああ、やっぱり。と、思ったようにおぼえている。 賞を受賞されて、小説家として世に出るということはとても稀有で凄いことだと思うし、普段からのブログの一読者いちファンとしては、湧き上がる喜びを抑えることもできずに、また、おさえることもせず、あまつさえ、勝手に、私の!はるなさんが!小説家!!とファンにありがちな”私の”呼ばわりまで心の中でしていたことを、軽くカミングアウトしながらも(ゴメンナサイ) それでも私は、ああやはりな。と思ってしまったのだ。 何故なら、寺地はるなさんは、油断がならないからだ。 柔…
遅ればせながらのあけましておめでとうございますとわたしのなかの…
みなさま昨年中は大変お世話になりました。 遅ればせながらあけましておめでとうございます。 今年もよろしくおねがいいたします。 というわけで私がはてなブログをはじめてほぼ1年になった年明けでございました。 実は昨年1年は主に仕事面でそれなりの変化のあった1年ではありまして 今は有難いことに忙しくブログの更新もままならない状況になっております。 年始年末も仕事と帰省でアップアップしていたのですが そんな中ではてな村に関する議論か揶揄かのツイッターの文面だったか何か、あれは眠りにつく前のベットの中で開いたスマホで見たブックマークだったかしら。ツイートの文面とブックマークコメントを眺めながらまどろみつ…
自分が明らかな文系でなおかつ実質的に文系学部に通っていたせいもあろうか、昔から私は理系男子に並々ならぬ憧れがあった。 自分とは異質のものに神秘性を感じていたのかもしれない。 白衣!研究!眼鏡!というイメージに恋をしていたのかもしれない。 あ、すいません、眼鏡は余分でした。 LOVE眼鏡男子。白衣に眼鏡って良くないですか? (↑これまんま、漫画版犀川先生だね!!!LOVE犀川先生!!!) すべてがFになる (講談社ノベルス) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/04/03 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 304回 この商品を含むブログ (153件) を見る…
押しなべて私は他人のことを考えるのが好きである。 ここでいう他人というのは感情的な冷たい響きを含まない自分以外のパーソナリティという意味で、友人も知人も仕事の関係者も夫も、他人です。 わたしはいつもあなたのことをおもっています。 というハートウォーミングな話ではなく 他人のことををゆっくりじっくり舐めるように観察して 相手の思想や思考や趣味や好みを頭に叩き込みデータとして保存すると共に 私は自分の中に他人の像を作っている。主に自分のために。 私は私のメリットのために自分の中に貴方をつくっている。 好きな人のデータは最大限活用して私のことを好きになってもらうために。 苦手な人のデータは最大限活用…
前回更新してからずいぶん間が空いております。 ブログを更新しないだけではなく ネットにも触れず、ブックマークコメントもほぼつけず はてなアカウントでの活動はほとんどしておりませんでしたが もちろん生きております。 更新間隔があいている時は 「ああアイツ忙しいんだな」と思っていただければ幸いです。 前回の更新で あまりにも忘れっぽい自分にもう信用ならなくなっているのだけれど 参加させていただくお料理企画だけは忘れないようにしなくてはと 10月10日のツナの日だけは忘れないように なんてこのブログで書いておいて 実際10/10のツナ祭りに参加していたのはもうひとつのお料理ブログの方だったので なん…
絶望なんか毎日している。 という重い話は置いておいて。 私最近ちょっと自分が信じられないんですよね。 自分が何をやっているのかわからなくなる。 何故わからないのかというとほんの数分前の記憶があやふやだったりして 絶望というよりも危機感を抱いていたりもするわけですが つい先日は コンタクトを入れた片目に違和感を感じたんですよ。 痛いわけではないんです。 ずれていて痛いわけでも視界がぼやけるわけでもない。 幽かな違和感。 片目だけなんですね。 強いて言うならば瞬きするシャッタースピードが片目だけすこしばかり遅い。 しかし視界はクリアで良好なわけですよ。 本当はそのまま外出しても良かったんですが 瞳…
さて「T・D・H」とは何であるのか。 一般的に男女関係において 女は上書き保存。 男は名前を付けて保存。 と言われているけれど 確かに昔お付き合いしていた人の事を思い出したり あの人とお付き合いを続けていたら…というifを考えることは ほとんどないと言ってもいい 完全上書き型でカテゴリーとしては女性・既婚者(38)の私であります。 そんな私が時々思い出すのは 大学時代にとても憧れていた准教授のこと。 (当時はまだ准教授という呼称ではなく助教授だった) 初恋の人が暴れん坊将軍の将軍様・松平健という 筋金入りのオヤジ好きである私は 大学に入学してすぐに教壇に立つかなり年上の彼にメロメロになった。 …
世の中生きていれば少しばかりモヤっとすることから大いに憤慨して殴りつけた壁に穴をあけたくなる程度のことまで嫌な事なんて無数に転がっているものだけど 勿論私は壁を殴って穴を開けたりはしないし そもそも人に愚痴を言うことがない。 物理的に解決できる事であれば自分に出来る限りのことはするし 解決が不可能な事であれば落とし所を慎重に見極めてお互いの損失が平等な所まで持っていこうとも思う。 それは仕事であっても人間関係であっても夫婦関係であっても同じ。 割り切れないことなんて無数にある。 日常における割り切れなさや、やるせなさはいつも自分の中のどうしようもないBOXという名のブラックBOXに入れてさらに…
今回のBGMはkinki kidsのあの曲で。 愛されるより愛したい アーティスト: KinKi Kids,森浩美,Sally-Shu,CHOKKAKU,岩瀬聡志 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント 発売日: 2007/12/26 メディア: CD クリック: 3回 この商品を含むブログ (2件) を見る とても狭い世界で生きている私に話せることと言えば 夫の事か子供の事か自分の考えていることぐらいが関の山で ただただ私の日常生活の欠片と思考(&嗜好)の色が堆積していくだけの 私のブログですが 数少ない書けることの一つの夫に関しては 色々と目をつむった挙句に 良い所だけを抽出して…
今となっては真偽のほどは定かではなく 確かめようがないのを良いことに いかに自分が人生でモテてきたのかを力説してくることがあった夫。 何に対しての誇示なのか。 誇示することで何か得られるのか。 今流行のマウンティングなのか。 今流行の承認欲求なのか。 自作のレッドスターやブルースターを彼に張り付けてあげればよいのか。 私がどんな反応を返せば彼は満たされるのか。 全く持って何一つわからないまま夫の「モテ伝説☆」が積み重なっていく。 どれだけ夫を愛する私であっても 生暖かい目になってしまう夫の「モテ伝説」はこちら 学生時代にファンクラブがあった 今となっては真偽不明。 ファンクラブ アーティスト:…
結婚式に夢見がちな女の子に限定せずとも式をしないではいられない幾つかの理由
結婚式…………という文字列から過去の自分を想像した時に かなり遠い目をしてしまう 式にもドレスにも何の希望も夢も無いままにそれなりの式を行った 結婚12年目の主婦です。 式直前にどうしても嫌になって逃亡しようかと思ったぐらい 当時はウエディングセレモニーブルーでした。 人前であのような格好をしてご祝儀を頂くシステムに大金をつぎ込むなど!! とか、思っていたんだね。 空の青海のあをにも染まず漂う 染まるのはただウエディングセレモニーブルーのあおのみ。 白いドレスを携えてただただ。 そんな私ですが 結婚相手がお式大好きな女の子に限らずとも 式をせずには済ませられない相手及びシチュエーションを考えて…
【本当にあった怖い?話】彼は視える人、私は視えない人、そして彼は。
みたことがあるか、ないか。 と聞かれたら私は一度も視たことがない。と答えるのは霊的なモノが視えるのか否かの話で、残念ながら私は一度もそれらを視たことがない。 なのでこれは私の身近にいた「視える」人のお話。 彼は私の元上司でいわゆる「視える」人であった。 マッチョな人で(思想ではなく体が)男は筋肉こそあってナンボと公言して憚らずにさらに俺の前に落ちない女はいないと口に出して言ってしまうような痛い人で、私は何度「ここにいますけど」と言いかけたかわからない。上司でなかったら頭をハリセンでぶん殴りたくなるような、とても可愛らしい方だったのだけど、ここでその話は関係がなかったです。元気にしているかな、今…
ここの所ずっと。というのは、ブログを書き始めてしばらくして1日の訪問者数が1ケ タを脱したあたりからずっとなので、はてなブログで書いているほとんどの間、と言った方が正確なのかもしれない、そんな私の、ここの所の話。 書きたい自分と読まれていることを意識している自分の間で少しずつ乖離が始まって 書きたいことが書けていないんじゃないかと思ったり、さらにそんなチマチマ悩んだりする自意識過剰を鼻で笑う自分もいて、さりとて鼻で笑い飛ばして好きなことを書くのかと思えば、ここで冒頭の書きたい自分と~に戻ってくるという、そんな無限のループに落ち込んでいたのがここの所ずっと。 私は私の価値観に基づいて結構強く「こ…
最近色々なブログで「池沼」なる言葉を見かけるが これはなんぞや。 と思いながら、あちらこちらの言及記事を読み漁る。 私はこのネットスラングなる「池沼」という言葉を知らなかった。 そうか、池沼か。 確かにはてなの”削除対象となる差別用語には該当しない”のだろうな。 なんてったって池と沼だ。 こうやって規制の対象外のグレーゾーンでネットスラングは日々誕生して グレーゾーンだったはずの言葉がいつしか真っ黒になっていくのだろうな。人々の手垢にまみれて。そうすると、もはや「池沼」なぞはグレーではなく真っ黒なのか。 などと考えて、ふと。 ああ、これ、私の弟の事か!!! と思い至った。私の弟は知的障害者で身…
※読書感想文には向きません※小学校高学年~中学生のお子さんにお薦めしたい私のイチオシ本(女子向き?)
呼吸をするように本を読む毎日が 夫赴任中でさらに加速してどうにも止まらない状態の昨今。 私の趣味が読書であると知った友人たちから、 我が子に何か小説をお薦めしてくれないか。と頼まれることがままある。 たいていは小学生の高学年から中学生1、2年生の親御さん(3年生は受験……) ”親からの依頼”である。 という事を念頭に入れて私が気を付けたのは ・暴力描写の少ないもの(特に身体的にバイオレンスすぎるものはやめる) ・性描写のほとんどないもの(もはや学校推薦図書的か。健全過ぎる) 暴力描写・性描写のどちらに関しても少しづつ触れてもいい年齢だと思うのだけど 親からの依頼なので、ここはぐっとこらえる。 …
夫にブログがバレた時のために☆ただただ夫を褒め殺すだけのエントリー
私が夫に内緒でブログを始めて半年以上にもなる。 そんな私が最近ちょっと抱いている危機感について。 右のサイドバーの注目記事をご覧頂くと分かっていただけると思うのだが 私のブログは軒並み夫関連の記事に多くはてなブックマークを頂いている。 そして検索流入キーワードから判断するに 「面白い小説」と検索してこのブログに来て下さる方も多い。 あまつさえ「面白い小説」で検索すると私の某エントリーが グーグル様のトップページに載ることもわかった。 ありがたい!嬉しい!! と思うのと同時に頭のどこかでは 危険を知らせるアラームが鳴り響いて ランプが赤く激しく点滅しながら高速回転をしている。 赴任先の夫がつい出…
のっけから物凄く貧乏くさい話題で恐縮です。 タイトルで、もはや出オチなのですが私は単行本は買わないことにしています。 私が本を買う時のマイルール ・文庫本は好きなだけ買って良し ・ノベルスも好きなだけ買って良し (・ブックオフ利用推奨) (・図書館利用推奨) ・単行本は買わない。ノベルスもしくは文庫落ちするまで待つ ・漫画は(なるべく)買わない これらのマイルールを決めてこのしばりの中で日々やっているのは 私が好きなだけ(単行本で)本を買うと我が家が破産するのではないか。という 恐れを抱いているからです。だから単行本は買いません。 (オススメして頂いた場合も単行本だと読めないのです。すいません…
どうも。過去に 「DQNで低所得で馬鹿親のブログはこちらになります」 とツイッターで拡散されたこともあるブログ主です。 最近チラホラとブックマークコメントに傷つくというエントリーを見かけて かくいう私も、はてなに来てちょうど1ヵ月ぐらいでこんなエントリを書いていたなあ。と思い出す。 初心者が垣間見た奥深きはてなの世界2~はてなブックマークという諸刃の剣~ - 明日は明日の風が吹く ブコメ見ないようにすればいいよ。というアドバイスも頂いたのだが 駄目だ。私、ツイッターまで確認してるし。 アドバイスは生かせておりませんすいません。 ブックマークコメントを見ないという選択ができないのであれば ①だま…
ゆっくりと一文字一文字なぞるように読みたかったので 昨日届いた「こぐまビル」子供たちが寝静まってから寝室の読書灯で読みました。 「こぐまビル」 はてなブログでおなじみの寺地はるなさんの作品で 2014年太宰治賞最終候補作となった作品です。 悩みは特にありません。(こちらがはるなさんのブログ) ネタバレしないように書こうと思いましたが難しかったので 未読の方はご注意ください。 バラします。むしろ積極的にバラしていきます。 ※以下ネタバレ注意です※
タイトルのそこはかとない下ネタ感よ。 一番柔らかい所と言っても 物理的接触を望んでいるわけではないので性的なお話ではありません。 (はてなブログが18禁NGって最近知りましたし) あなたの一番柔らかい所。 あなたの一番奥底で普段人にさらけ出さない あなたの一番弱い部分。 私は人に自分の弱さをさらけ出さないクセに 人の一番柔らかい所は見てみたい触れてみたいと思ってしまう。 とても好きだと思う相手に対しては特に顕著に望む。 人畜無害なフリをしては懐に忍び込んで 自分の弱さも持ちネタとして差し出しながら懐柔し 適度な距離を保ちつつ 急に距離をつめてみたり 緩やかに遠く離れてみたり ゆっくりゆっくりと…
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