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禅的哲学 https://blog.goo.ne.jp/gorian21

禅的視座から哲学をすると、こんな景色が見えてくるのではないだろうか。

私は禅者ではありません、仏教者でさえありませんが、多少ものを見る目はもっていると自負しております。

御坊哲
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御坊市
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2013/12/07

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  • 「政治家の判断はそれ自体が政治性を帯びている」(グレッグ・ダイク)

    昨日(3/25)のTBS報道特集において、報道の政治的公平性について元BBC会長のグレッグ・ダイク氏の言葉が紹介されていた。「あるニュースが政治的に公平であるかどうか、それを判断するのは誰か?」という問題について、ダイク氏は「その判断は政治家にはできない。なぜなら、政治家の判断はそれ自体が政治性を帯びていて、その結果その判断は政治的に偏っていると認識されるべきものである。」とという趣旨のこと述べている。このところ元総務大臣であった高市氏は、総務省の行政文書について「ねつ造である」と言ったことで国会内で窮地にさらされている。しかし、私はこの問題について少なからぬ苛立ちを感じているのである。もし、行政文書にねつ造があるのならそれはそれで大問題でもあるが、今問題にすべきことはそんなことではない。かつて、安倍氏や...「政治家の判断はそれ自体が政治性を帯びている」(グレッグ・ダイク)

  • 大谷は確かに素晴らしいが‥‥

    WBCの最終戦の最後、大谷とトラウトの一騎打ちはとても見ごたえのあるものだった。クローズアップされた大谷の表情からその息遣いが伝わってくる。文字通り息詰まるような瞬間だった。トラウトを三振に打ち取ったときの大谷の感情の爆発を見て、彼の勝負に対する執念と野球に対する情熱を誰もが見た、そして誰もが心を震わせたはずだ。それがスポーツの素晴らしさである。しかし、私は以前からこのWBCに対しては懐疑的である。というのは、この大会がもともとMLB(メジャーリーグ)のビジネスであり、それも日本向けビジネスとして設計されたものであるからである。主なスポンサーがほとんど日本企業であるのに、収益の7割がMLBの懐に入るという、とてもいびつなシステムになっている。アメリカの企業にはスポンサーとして参加させない。アメリカの企業に...大谷は確かに素晴らしいが‥‥

  • 「総務省の行政文書がねつ造である」と当時の所管大臣が平然と言ってのける奇妙さ

    放送法が定める「政治的公平」の解釈をめぐって国会が紛糾している。高市早苗総務相(当時)は2015年、放送番組が放送法の求めるとおり政治的に公平な内容かどうか、ひとつの番組だけを見て判断する場合があると答弁した。そのいきさつについて記してある総務省の行政文書が暴露されたのだ。その文書には当時の安倍首相と高市氏の電話のやり取りが記録されていた。その内容は前述の高市氏の答弁と一致しており、そう言ったやりとりがあった蓋然性は非常に高いという印象を受けた。高市氏は答弁は自分自身の考えであり、その文書に書かれていることは真実ではないと主張する。彼女の主張によれば、その文書はねつ造でありその挙証責任はその文書をとりあげた野党側にある、と言っているように聞こえる。なにやら森友問題の文書偽造を想い起させられる。公式文書を官...「総務省の行政文書がねつ造である」と当時の所管大臣が平然と言ってのける奇妙さ

  • 理性と理由

    「理由」は英語で"reason"というのは大抵の人が知っていると思う。では「理性」を英語で何というかと訊ねられて答えることが出来る人はそれほど多くはないのではなかろうか。実は、「理性」も"reason"なのである。理性は理由を求めるものであり、理由は理性により求められるものである。明らかに別概念であり、英語の"reason"はわれわれ日本人から見れば多義語である。多義語というのは使用される文脈によって意味が違うのだが、使用する側はその違いを意識してはいない。例えば、次のような具合である。"reasonforthesuccessof~"(~の成功の理由)"hisreasontoldhimthatthewaywasthebest"(それが最善であると彼⦅の理性⦆は判断した)あなたがレストランで食べた料理がとて...理性と理由

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