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  • 慣れ

    実家にいた頃は、兄が就職で家を出るまで母と妹と同じ部屋で寝ていた。高校生になって兄のベッドをもらって一人で寝るようになった。一人暮らしのときは一人なので一人で寝ていた。今は同じ部屋で夫が寝ている。 大抵目が覚める直前まで夢を見ている。何故か最近は十代の頃の夢ばかりなので、起きたとき、隣の布団で寝ている夫が誰なのか分からないときがある。これを言うと「俺の存在をついに抹消したか……」と夫は凹む。十秒くらいしたら思い出すんだから許してくれ。 まだ夫がいる日常に慣れていないのかなぁ。つきあっていた頃は、目が覚めて隣で寝ている人を見ても「誰だこいつは」と思ったことは一度もなかった。夫が何となく可哀想なの…

  • 異変

    頭がぼ~っとするのでまとまった文章が書けない。普段からとっちらかってはいるんだが、更に今は「私」という群体が解散しかけているのかと疑うほどバラバラだ。決して精神的にダメージを受けたとか、自我が崩壊したとか大それた話ではない。ただ単に脳内の情報を一群体として処理するのが難しくなってきたというだけだ。何を言っているか伝わるかなぁ。 目を閉じて何かを考えようとせず、ただぼんやりと浮かんだ映像を追いかける、ということを眠る前によくする。今は目を開いているのにそんな感じ。逆に目を閉じても何も浮かんでこない。暴走しているのか? しばらく自分を観察してみる。

  • 嫌な大人になってしまった

    モヤモヤするのを承知で再読中。 NANA (1) 作者: 矢沢あい 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2000/05/15 メディア: コミック 購入: 2人 クリック: 124回 この商品を含むブログ (415件) を見る 第一話と第二話はcookie本誌まで買って読んだんだよな~小六くらいだったかな? コミックスは買い続けていたけれど、どんどんハチについていけなくなっていつからか脱落。ネタバレをネットで検索したり立ち読みで「ああ今こうなってんのか」と確認するだけになった。作者はものすごーく大変な病気で完結の目途は未だ経っていないようだ。何にせよ健康が一番なので、描けるときにだら~っと描…

  • 何を読んでいいのか分からない

    タイトルの通りである。漫画がありすぎて何を読んでいいのか分からない。 自分の持っている漫画や本は必要最低限だ。三回読み直してつまらなかったら手放しているのと、新しいものを買うのに慎重だからだ。しかし、下の記事の通り、夫は大人げない大人買いをする人なので、めちゃくちゃにある。私が適当に拾って読んでいると「それ面白くないよ」とか「内容忘れちゃった」とか言ってくる。面白くないと言っておきながら何故ここまで買ったんだ、と中途半端に購入を打ち切られている漫画がたくさんある。うおお、モヤモヤする……! 兄が漫画やアニメに全く興味を抱かない人間だったので、中学生になるまで私はもっぱら少女漫画ばかり読んでいた…

  • リセット

    「人生にはテレビゲームみたいにリセットボタンなんてついていない」 こんな表現が使われるようになったのはいつからだろう。少なくとも私が小学生の頃には既に言われていたと思う。悟ってる系のキャラ(幅広い年齢層)が、高校生くらいまでのゲーム大好きな子ども(こちらは幅狭い)に忠告しているシーン。作品内の子どもたちは大抵現実とゲームの区別がついていないが、読者の子どもたちは「言われなくてもそんなの当然だろ……」と知っていると思う。 自分自身をリセットは出来なくても、似たようなことが出来る。 私はついつい、iTunesに入っている音楽を全部消去して、また少しずつ入れて、というのを繰り返してしまう。曲数も再生…

  • 自分さがしの旅

    ハチミツとクローバー 6 (クイーンズコミックス―ヤングユー) 作者: 羽海野チカ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2004/05/19 メディア: コミック 購入: 4人 クリック: 28回 この商品を含むブログ (297件) を見る わからん…何でわざわざ探す必要があるんだ? 自分は自分じゃないのか? 勢いで自転車の旅に出ちゃった(他の人は自分探しの旅だと思っている)竹本に対する森田のこの言葉だけでハチクロを読んだ価値があったというか。森田かっこいいよなぁ。ああいう天才肌で自己を持ってて精神的に強くみんなに優しい人って、少女漫画だと珍しい気がする。少女漫画の天才肌系って、大体頭イカレ…

  • 嫌なら書くな、嫌なら見るな。

    打たれ弱い奴はブログとか辞めたほうがいいんじゃないですか(山本 一郎) - Y!ニュース http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20131208-00030458/ 面白い文章を書く人だなぁ。 こんなに髪量が多くフサフサであるにもかかわらずハゲとネット上で罵られていますし、普通にファンドやったり会社を経営しているのに無職呼ばわりされたりしますが、そんなことは言わせておけばいいんですよ。 ポジティブだ……写真を見る限り言うほどフサフサには見えないが、まだハゲちゃいねぇよな(笑)。 でもこの記事のタイトルは極論すぎると七味は思いますデス。文中…

  • 注意力と集中力

    注意力と集中力は別物だと思う。 今、私の左膝にはデカい青あざがある。スピーカーの線に足を引っかけ、テーブルの角にぶつけてしまった。ちなみにこの青あざ、私の出身地では「ぶんず」と表現するのだが、上京するまでこれが方言だとは知らなかった。「青タン」か「青あざ」派が主流だった。しかしこの紫と青と赤が複雑に絡み合った色を表するのにはやっぱり「ぶんず」という若干不気味ながらも間抜けな言葉がぴったりだと思う。 昔から注意力が散漫だ。穴があれば落ち、側溝があればはまり、ドアを開け閉めする時でさえ肘や腕にぶんず(頑な)が出来る。ヒールの高い靴を履けば大体ひねるし、段差があればかなりひねるし、むしろ何もなくても…

  • 第1話 二千年後の君へ

    この記事は進撃の巨人のコミックスを十一巻まで一読したのみの読者が、二回目に読み直した際に気になった点を書き残したものである。矛盾、知識の前後、既に明らかになっている真相を無視している可能性と、ネタバレが多大にあるので注意。

  • 形状

    私が家族に害された話を書くときは、真相をその五割引きくらいだと考えてくれた方が良い。私は卑怯者だ。不甲斐ない自分の状態を、環境のせいにしようとしている。 理想的で完璧な家庭なんて世界中を探してもどこにもないことくらい分かっている。そりゃあ貧富やら幸福感、距離感等色々区別はあるだろうが、その感じ方も個人によって違う。現に、同じ親に育てられた三人兄妹のうち、私のみがいい加減で自堕落で根性がない。それでも運がよっぽど良いのか、最も楽ちんな人生を歩んでいる。私はその後ろめたさを幼い頃兄妹の中で「比較的」放置されて育った環境のせいにしようとしている。何だ、これじゃあ大学時代のサークル仲間とおんなじじゃな…

  • 偏食

    三人兄妹の真ん中である。 一般に中間子は上と下に比べて損をすることが多いと言われている。私もそうだったはずだ。昔は「そうだった」と断言出来ていたのだが、最近曖昧になってきた。時が経つにつれて「優遇されたこと」の記憶が消えていって、「不公平な思いをしたこと」ばかりがずしんと未だに残っている感じがする。 簡単に言えば、兄は「お兄ちゃんだから」と優遇されていた。妹は「一番年下だから」と甘やかされていた。私は宙ぶらりんだった。私のアルバムに残った写真は家族の中で誰よりも少ない。そのせいだろうか、私は両親というか、家族全体に対してかなり薄情な方だと思う。 父とのアレコレは以前書いたので、今回は母との話。…

  • せいめい

    名前はそれこそ命そのものだと思う。 私の名前は変だ。俗にいうキラキラネームとは違う。どちらかというと夜露四苦ネーム。更に言えばちょっと修行を積めば簡単に後光が差してくるような金ぴかな名前だ。身も蓋もない言い方をすれば、かなり宗教臭い。 母方の孫たちは全員、祖母がお寺(たぶん)にお金を払い、名付けてもらった。従姉妹が三人、私たち兄妹が三人。みんな一風変わった名前だが、その中で私だけが突出しておかしい字面をしている。 名前のことがずっとコンプレックスだった。小さい頃は「変な名前」とからかわれ、学校では一番最初の出席確認のときに「珍しいね、由来は?」と私のところでいちいち止められる。同姓同名なんて願…

  • 単行本第一巻のカバー、カバー裏

    この記事は進撃の巨人のコミックスを十一巻まで一読したのみの読者が、二回目に読み直した際に気になった点を書き残したものである。矛盾、知識の前後、既に明らかになっている真相を無視している可能性と、ネタバレが多大にあるので注意。

  • 進撃の巨人について(序)

    進撃の巨人が大ヒットをかましている。 この漫画の存在を知ったのは、恐らく二〇〇九年だったと思う。ツイッターで当時仲の良かったフォロワーが*1、「進撃の巨人面白い!! まじ面白い!!」と大絶賛していた。 中学生くらいまでは自分でも単行本を買っていろいろ漫画を読んでいた。それがそのうち妹が買うのを読ませてもらうようになり、友達に借りるようになり……、と、大学生になる頃にはすっかり漫画を買わなくなっていた。これは断言出来るが、東京に来てから漫画雑誌は一冊しか買ったことがない。新テニスの王子様の連載が巻頭カラーでスタートしたスクエアジャンプのみだ*2。 結婚した人は大人になっても漫画好きだった。気にな…

  • 変態というイメージ(二)

    一晩置いたら何を書こうとしていたのか見失ってしまった。生後二六年だが生まれつきの鳥頭には未だに慣れない。 ファッションの話だった。 美容師の殆んどがファッションに造詣が深いと思って良い。「人間の髪の毛を触るのが好きで美容師になりました」という人はなかなかいないだろう。いたら結構気持ち悪い。面白いけど。大体が洋服が好きで、その延長でファッション全体として髪型に意識がいくのだろう。 先日、とある美容室に行ってカット、カラー、トリートメントをしてもらった。特に指名しなかったので、初めての美容師に当たった。美容師との会話を苦痛とする人は多いが、私はそうでもない。むしろ一期一会で適当なことをベラベラ喋れ…

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