アルツハイマーの母と心不全の父を在宅介護中の老長女の日々徒然。介護記録及び自分自身の身の回りの色々。
私ももう還暦を過ぎ、まったりゆったりと介護生活を送っています。
齢60を過ぎた私は、何事もガタッとやる気が落ちた。もともと面倒くさがりの方だったが、最近とみにその傾向が増して来た。午前中、仕事をしたら午後は何もしたくない。また、午前中、掃除、洗濯をしただけでもう、炊事さえ億劫な体たらく。食後はすぐ横になる。 心不全のおとうさんは、出かける時の準備など自分でできるが、おかあさんにはそんなことを期待できない。そればかりか、風呂から上がっても着替えなど見守りが必要な...
おかあさんは、仕事を辞めても認知症になる前は多趣味で、積極的に外に出ていた。俳句や詩吟等々、特に詩吟は声を先生に褒められたと、嬉しそうに言っていたものだし、発表会にも出た。(俳句は若干苦手だったようで、おとうさんに手伝ってもらっていた。)また、近所のお友達と、電車に乗って富山市まで足を運んで、展覧会鑑賞などへ行っていた。とにかく、ウチの中でじっとしているより、外を出歩くのが好きだった。ところが、好き...
ブログを書くため、いつも朝4時に起きる。その代わり夜は9時過ぎに、早々と寝るけど。起きたら、台所でカフェオレを入れる。カフェオレと言っても、牛乳と豆乳を半々入れたもので、なかなか美味しく、お腹もゴロゴロしないので気に入っている。今朝もそれを入れていると、「ご飯を食べましょう」とおかあさんが入って来た。あれ、さっき確かめたけど、居間のコタツにはいなかったのに、耳ざとく起きて来たようだ。毎朝「ご飯だよ!...
40代までおかあさんは、和裁や編み物の内職もしていた。手先が結構器用な方で、色々なことをやっていたものだ。50代後半の頃、倒れて頭を強く打ち、脳出血を起こした。それがなかったら、認知症にはなっていなかっただろうか。それからも、時々小さな脳梗塞を起こしていたようだが、当人でさえ、見過ごしていた。最近どうもさっき起きた事を、忘れるようだと気付いても、誰もまさか認知症だとは思いもよらなかった。それからうつ状...
おかあさんが、ま夜中に私の部屋の戸を開けて覗くという事が、今でもよくある。寝込みを襲われてこちらは大迷惑なのだが、「何、どうしたの?お腹空いたの?」と聞くと、「何も、寂しいから来たよ」という答えが返って来る時が多い。この”寂しい”という言語は、イコール”退屈”に置き換えられると思う。かといって、夜中に起きだして認知症の話相手をするより、寝たいのが私の心情である。部屋にも入れずに廊下から速攻、お引き取りい...
夢の話。いつもは乗り遅れるバスに長い行列がついて、お土産を買っていたのに、間に合って乗れたということ。湖のほとりで、猫に魚の捕まえ方を教えていて、獲った魚を生のまま食べるという、目覚めてから気持ち悪い夢。最初のは、澱んだ日常を新しく変えて行く事を示唆している感じだ。次のは、体や健康などへの警鐘かな。両親ともガタが来てるし、私も最近、もう若くないやと感じることが増えて来た。昔は、年老いても若々しく、...
昨日から連休なので、どこかに出かけようかとも思ったが、あまり外出する事のなくなったおとうさんに、車が空いていると言うと、精米所に行くと言う。私も手伝いましょうと申し出たが、断られてしまった。心不全のおとうさんは、なかなかに頑固ものだ。とりあえず、私が車に積んだが、二つに分けたとはいえ結構重たい米袋を携えて、一人で精米に出かけた。多分、その足で図書館にも寄って、ゆっくり本を選んだりもしたのだろう。菓...
おかあさんが要介護3の認定を受け、確かに今までより認知症の症状が進んだと思われる事を、挙げてみる。もともと、睡眠があまりうまく取れない方で、寝付けず夜中に起きてしまう傾向はあった。今も寝れないで、朝起きれず、特に朝ごはんがなかなか進まない。まぁ、デイで昼飯を完食するので、栄養は取れていると思うし、夜は結構食べる。そのくせ食べた事を忘れ、催促に来る。おかあさんの場合、まず、”食事”の観点に変化が出た。...
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