アルツハイマーの母と心不全の父を在宅介護中の老長女の日々徒然。介護記録及び自分自身の身の回りの色々。
私ももう還暦を過ぎ、まったりゆったりと介護生活を送っています。
あや、もう31日ですよ。来年は災害が少ない年であってほしい。今年の年頭は雪で難儀したしなぁ。年末から年始にかけて、ここいらは雪だとさ。本腰除雪するほどではないけど少し積もった。雪が一日中降るとなると、買い物もおいそれとできなくなるが、まぁ、おとうさんは神社の年始のお祓いの仕事でウチに居ないし、認知症のおかあさんは年末年始もあまり関心がない。今年は妹夫婦も、正月には来ないということです。他県とか地域に...
認知症になったおかあさんには、年末年始も何も関係ない。そういえば、昔から年賀状も一枚も書いたことがない人で、お仲人をして結婚したカップルから来る年賀状に、出すのは筆まめで習字の心得があるおとうさんだった。その年賀状がいっとき100枚を超えて、「お金がもったいないでしょう、せめて半分にしなさいよ!」と、怒ったおかあさん。お礼より金かい。と内心呆れた私。まぁ、100枚以上とは、律儀すぎかもしれないけどね。確...
昨日から降った雪が積もって、早朝から除雪車が出ている。 あまり大雪にならなければいいが。今年も残すところ僅か、何かと自然災害が多い2018年だった。来年は元号が変わるなどの大きい変化も控えた年になる。今年の私は、奇しくも人々との浅いつながりや関係を手放す年となった。来年以降2025年にかけて変化の波が訪れるとの星のお告げである。認知症のおかあさんは、口癖の様に毎日、「ウチは皆健康でいいねえ」というが、そう...
お母さんの今年のデイ利用日も、今日で終わり。年明けは4日から始まる。デイのお迎えが来ても、私が二階に居て気づかなかった時、おかあさんは自力で玄関に出た様だが、おとうさんが声かけをしてくれたようだ。その時、着替えや洗顔などしていないのを、おとうさんは気にしていた。「デイでお風呂に入って着替えるからいいの」と、私。デイでの入浴時は、基本、髪や体の手の届く部分は自分で洗う。とある。着替えも見守られながら...
私が早朝、台所でモーニングコーヒーを入れていると、向かいの居間のコタツで、亀の様に寝ていたおかあさんがやおら起き出して、「リンが居ない、どこへ行ったの?」と言う。”リン”というのは数十年前飼っていた猫の名前で、もうとっくに死んでしまったのだが、おかあさんの記憶は、そのあたりまでで止まっている様だ。「もう、その猫はね死んでしまったよ。ずっとウチでは猫を飼っていないよ」そう言い聞かせて寝る様促すのだが、...
実際、私の周りでもクリスマスには何もしないという人が増えている様な気がする。子供が大きくなったら、ツリーやケーキには見向きもしない。とか、遊びに行って家には居ないから、夫婦だけではクリスマスとかあまり関係ない。わざわざケーキも買ってこない。と、話す近所の若奥さん。せいぜいが、スーパーのお惣菜コーナーに山盛りにされたチキンを買ってくる程度。それだって、普段から目にしているから特別感はないわね。などと...
認知症と診断されたおかあさんを看てきて、来年で7年目か。認知症の症状の進行は、ウチの場合、ゆっくりだと思う。ウチに居て、おとうさんや私と会話したりするのが、進行を遅らせるのに一役買っているのは否めまい。(安心感は重要)誰一人知り合いがないグループホームに入ったとして、元々社交的なおかあさんは、なんとか過ごせるかもしれないが、娘の私が日々様子見に行かねばならず、却って在宅の方が結果的に楽かも。と今でも...
今日まで連休なので、掃除や片付けなどしておこうと思ったけれど、体がだるくて動かなかったわ。私は、よく電池切れの様になってしまう。ようやく、夏の服を全部出して冬物と取り替えただけでこの有様。そんなに服もないし、捨てようと思っても、いや、作業用に少しくたびれたシャツも要るか。なんて言って捨てられず、また戻してしまうだけで、なんの整理もついてない。おとうさんは、古いシャツに自分でツギをあて、ボロボロにな...
癒しのランチを友人とたっぷり堪能して心のデトックスした木曜日。朝からウチを出たり入ったりと、ストレス溜まった金曜日。何か座ってゆっくり食べれなくって、昼のパスタの味見を立ってすすってたし。腹減りすぎて、そのまま1杯分食べ切っちゃって、お代わりしたし。そんなこんなの結末に、太った私。今年初頭の体重から3キロ増えてました。アララ、昨日絶食して2キロ戻しましたけど、フラフラしてます(笑)おとうさんは90歳にな...
昨日は早朝から不燃ゴミ出しに行く。おかあさんの検診日なので、午前中の仕事の後、私はカラスの行水をしてから、おかあさんに風呂に入るよう説得して、パスタのお湯を沸かしながら、服脱ぎを手伝う。すると、おかあさんの体がものすごく臭い。漏らしたのかと、お尻を確認するも、紙パンツには何も付いていなかった。とにかく、お風呂におかあさんを浸けてから、パスタを湯がき、それから、風呂から出たおかあさんの体を拭くと、匂...
デイからの連絡帳。私はいつもほとんど返信を書かないが、デイからはおかあさんの様子をきちんと書いてくれていて助かる。それによると、ウチではほぼ一日中コタツと同体になっているおかあさんも、デイでならクリスマスソングを少し歌ったり、カレンダーを作ったり、タオルたたみを手伝ったりしているとのこと。それを読むと、やはりウチにだけ居ては、さらに認知症が進んだろうと思われる。昨日は珍しく、私が回覧板を回している...
おかあさんは今年、要介護3の認定を受けた。デイのお泊まりとかのサービスもあるようだけど、帰ってきた顔を見ただけで、倍疲れると思う。まぁ、週に3回でも4回でも今は、おかあさんだけでも、お昼をデイで食べてくれていて、食事の見守り件、入浴の手間は省け、仕事も出来ている。ウチのおとうさんは心不全になり、今年は要介護度の認定を申請したけど、介護はおろか要支援認定も無し。このおかげで私は、一泊旅行等がずっと先ま...
昨日も書いたが、おかあさんはもはやウチに居る時は、ほぼ一日中コタツで寝て居る。動かないので、足腰の筋肉もめっきり衰えてきた。顕著なのは中腰の姿勢が保てず、膝を曲げるとそのままペタンと尻餅をついてしまう。いわゆるスクワットが出来なくなっているのだ。階段を上るのも、腕で柱に つかまって体を引き上げている。歩くにも足首を使えず歩幅の小さいすり足になってきている。認知症初期の頃、おかあさんも体操をしたら?...
冬場でなくても一年中コタツを出しているウチでは、おかあさんが一人でコタツを独占し、ほぼ一日中コタツで寝ている。昨日はケアマネさんが見えて、「おかわりないですか?」と聞かれた。「ウチにいる時は一日中寝ています」と、言うしかなかった。そんな風だから、時に、今何時だかわからなくなるようだ。すぐ横の壁に時計があるのだが、時計で時間を確かめることも頭にはない様子である。そして、いつのご飯を食べたかも、すぐわ...
この間、地域医療センターで検診してもらった時、おとうさんの背中全体が、真っ赤にただれているのを目の当たりにして驚く。これまでも、腕やら、下肢やらが同じようなただれに覆われているのを見てきた。冬になると空気が乾燥するので、そういう肌の状態になるのだろう。心不全というのも、関係しているのかもしれない。今回は乾燥を緩和する為の、スプレー缶に入った軟膏をもらってきたが、おとうさんは自分で背中に塗れないだろ...
珍しく寝坊をしてしまいました。私の体操メンバーさんは、皆高齢なのですが、時折、寝つきが悪いとおっしゃる方が見受けられます。どうしたらいいかと相談されても、専門外なので答えられないのですが、夜寝られなければ、昼寝をされたら。とか、うつらうつら寝とかを度々していれば、問題ないのでは。とか、慰めになっているのかなっていないのかという程度の答えしか浮かばない私です。ウチの認知症のおかあさんも、長年不眠で悩...
昨日は、おとうさんの検診日。予約時間は3時半だったが、早めに行くことにした。そうしたら、肺炎球菌の予防接種をすることになり、それが済んでからも散々待たされて、結局、検診は4時過ぎになった。おかあさんがデイから帰ってきても、ウチの玄関にはカギがかかっている。と、私は気が気でなかった。デイサービスに留守をしていると電話をしていなかったのを悔やんだりもした。やっとの思いで薬局で薬をもらい、家手前の交差点で...
もし、おかあさんが認知症にならず、若い時のように行動的で口も達者だったら。と、時々考える。それはそれで、私には窮屈な毎日だったのではないだろうか。おかあさんは、朝ドラの”鈴さん”(主人公福子のお母さん)のように、心配事を口に出してはくどくど言うタイプで、朝ドラのように「結婚しなさい」、したらしたで「孫の顔を」とうるさいだろう。私は私で、福子のように、おかあさんをたしなめるという事が出来ないで、自分でし...
認知症介護ブログ村に、認知症は遺伝するという記事があった。遺伝する認知症というものも、あるようです。真意は不明ですが。でも、ウチのおかあさんは、脳出血ゆえの認知症。いわば事故で、脳の血管が一度ならず度々切れた結果、認知症になった訳です。この話をすると、ほぼ皆笑います。おとうさんなんて、「昔は、どっかから落ちて頭を打ったら、そいつはバカになる。と言った。そんなの迷信や」と言っていたし、おかあさんの認...
在宅介護をする上での利点は、両親の様子をつぶさに見守れるところか。たまにしか見ていないと、多分、色々とショックが大きいかもしれない。両親とも介護が必要だと、一番大切なのが、当人たちの薬の管理だろう。若い頃から、日常的に薬を飲むという習慣がなかった両親世代は、保っておくと飲み忘れが著しい。特に認知症のおかあさんは、自分ではもう薬を管理できない。もはや、目の前に置かれた白い皿とパンの識別も危うく、例え...
大きいコタツを出してから、おかあさんはなぜかコタツで夜通し寝るということを、あまりしなくなった様に思う。おとうさんは寒くなってから、朝起き出すのがゆっくりになっている。ご飯も、昔の様にガツガツした感じがなくなって、ゆっくり食べる様になった。ちなみに、おとうさんは石油ストーブを使用する。両親とも、無事に年を越せそうな感じで、一安心だ。私は、自分で耳掃除をして大きい耳垢を三つも取ったのに、再び右耳の聞...
夜中トイレに起きたおかあさんは、そのまま自分の部屋がわからなくなって、昨日は二階の私の部屋まで上がってきた。「え何?自分の部屋がわからなくなったの?」そう聞くと、「ワタシの部屋はここやろ」と、とぼけた事を言うおかあさんを部屋まで誘導して寝床に寝かせ、布団をかけてあげて、小さい電気を点けて置いた。とりあえず外に出ていかないだけマシか。外は寒いし昨日初雪も降ったし、出て行くという発想すらないから、いい事...
昨日に引き続き、居間の故障したコタツの件。昨日考えた通り、物置と化した座敷に、放置されていた客用の大きなコタツを、両手で持ち上げ、妊婦の出産時の様な荒い息を吐きながら、廊下を移動。ウチの廊下には作家さん手彫りの木の間仕切りが、妖怪”ぬりかべ”の様に立って邪魔しているせいで、そのまま通れず、廊下隣のおかあさんの部屋を、すり抜けて通る始末でございます。それから、古い壊れたコタツを退けて掃除機をかけ、持ち...
おかあさんが毎日使っている、居間のコタツ。もはや、おかあさんの身体の一部と言ってもいいくらいだが、そのコタツが壊れてしまった。点かない。と言うので見てみると、コードが恐ろしくちぎれ、危ない事になっている。「このコタツもう危ないから使わないで」するとおとうさんが「直してやる」と言う。現役時代おとうさんは、定時制工業高校の機械科の教師だったことがある。IT以外なら大抵のものは直してきた。「いや、新しく買...
私は歯医者に通い始めたが、おかあさんの口の中も気になるところ。実は、まだおかあさんが認知症になりかけの頃、一緒に歯科医院に通ったことがある。最初私が行ったのは、今と同じ歯科医院だが、経営者が違っていて、その若い医師は患者の前で平気で看護婦さんを怒鳴りつけるので、古くからある町医者に転院した。おかあさんもその時「私も診てもらうわ」と言ったので、同じ日に一緒に行くことになった。設備などは古く、熟年医者...
昨日はおとうさんの癌検診日だった。T総合病院はとても混んでいて、駐車場を徘徊した挙句、車は空き地に停めるしかなかった。血中の癌マーカー(?)とやらの数値が少し上がっているとのことで、再び血液検査をした。事前に、問診票を書いてくださいと言われたおとうさん、CTスキャンを撮ったことがあるのに、”ない”に丸をしている。アレ?と思ったら、後で看護婦さんが訂正に見えた。問診の項目は、とりあえず全て”ない”にしてしまう...
今は正月くらいしかTVでお笑い番組をやらないが、この間M ー1グランプリと言うのをやっていて、漫才の笑いの質も随分様変わりしたのだなと、興味深く楽しませてもらった。お笑いといえば、認知症になる前のおかあさんはこんな様にバカ笑いする事を嫌っていて、「頭が悪くなるような番組を見ないで、NHKを見なさい」と言っていたが、ツッコミ役がこれを聞いたら、なんと返すのか知りたいわね。お笑いだけでなくCMも大嫌いで、番組が...
おかあさんは早朝3時に起き出しては、ガタガタと音を立てて階下を歩き回る。何かしゃべっているのも聞こえ、一体どうしたのかと、こちらまで起きだす始末である。聞くと、「誰もいなくなった」と言う。おとうさんがぐっすり寝ていて反応がなく、部屋も暗かったのだろう。こういう風に夜中に音を立てることは、認知症初期からあったように思う。初期の頃は、人影を探すと言うより、 物や金を探していたような覚えもある。そして、...
歯が抜けてしまって、笑えない顔になってしまった私。4日前歯医者に行ったのだが、歯周病などで歯茎が ひどい状態なのを先に治しましょう。と言うことで、持って行った抜けた歯は、とりあえず接着剤のようなもので付けただけで「すぐ取れます」と言われていた。その通り、サンドイッチを食べただけで取れてしまい、口を開けて笑えない有様です。その歯医者は混んでいて予約は明日なのだけど、今日見てもらえるかどうか。そして、...
昨日一日、ウチにお寺さんが見えて、報恩講(ほおんこう)のお参りがなされた。報恩講とは、浄土真宗の門徒の各家に住職が参り、家族が集って仏壇の前で念仏を唱えるもので、宗祖親鸞の亡くなった日に信者が集うのを”講”と言い、恩に報いるのが”報恩”とされる。仏や先達からの教えを”恩”として念仏を唱えよとある。(案内書より)今までは私は参加したことはなかったし、ただお寺さんがお経をあげて帰って行かれるものだったが、「今年...
ウチの仏間は客間としても機能している。夏の間は、重たいガラステーブル、冬場はコタツを出して来た。これを今年から、ずっとテーブルに一貫することにした。ガラステーブルはかなりの重量で、もはや誰一人として動かせない。客間と言っても来客はほとんどなく、お寺さんがお参りに見えても、長居はなさらない。ストーブを点ければ十分ではないのか。と、おとうさんに進言した次第である。歩く時は、腰がほぼ90度に曲がってしまっ...
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