特許事務所を中心とした知的財産業界事情。勤務条件や待遇、転職、一方で弁理士試験の話題を扱います。
弁理士のブログは増えてきましたが、みんなが知りたいと思われる転職を中心とした業界事情については誰も触れずに来たようなので、そのコアな情報の一歩手前くらいを露出していきたいと思っています。
仕上がった弁理士。もう一丁上がりになって、あまりあくせくしないでよい状態。なりたいですねえ。まだまだ当方は貧乏暇なしでして、一丁上がりには程遠いです。さて弁理士がこの仕上がった状態になるとはどういうことでしょうか。 やっぱりある程度仕事の依頼は来ていないといけません。 お金はあって仕事しなくていいから仕事しない、というのは仕上がったというよりも隠居状態のような気がします。とともに、やっぱり生涯現役の方が良いのではないでしょうか。欲しいときやりたい時だけ仕事をするというのも難しいですし、やっぱり仕事が途切れだすとずっと仕事はない気もしますので、コンスタントに仕事は来ていないといけません。 となる…
今日はようやく弁理士試験、短答試験が開催されます。例年5月下旬なのですが、昨年のコロナの影響の後ろ倒しの結果として、今年もスケジュールが後ろ倒しになりました。来年からは正常化するのではないかと思います。 ただ試験自体は毎年本質的に変わるものではなく、実質的に短答試験が一番の難関になるのかなあと思われます。論文試験は結構運不運に左右されますよね。 さてそんな今年の弁理士試験ですが、ようやく昨年よりも志願者数が増えました。 令和3年度弁理士試験志願者統計 https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-tokei/document/2021/1_shigan.…
前にも似たようなこと書いた気はするのですが、独立しようというときに、その独立が成功するかどうか、って見込みはとても気になるものですよね。 弁理士の独立で言うと、失敗する人は比較的少なく、どちらかというとうまくいく人の方が多いです。ただ一定数うまくいかない人というのは出ます。 これから独立しようという人に会ったとき、その人がうまくいきそうかどうかについて、分かるかというとある程度分かります。スペック的なものよりその人の雰囲気的な部分ですね。 色々試行錯誤して自分のやり方を試していこう、こういうタイプの人は大体成功している気がします。結局人が商品なので、その人なりのやり方しかないんですね。 なので…
自分は子供の頃対人能力が高くないなと思うことがあり、また恋愛などで好きな人とうまく話せないなどもあり、どうやったらうまく会話ができるのかということを自分なりに研究してきたことがあります。 その結果、今の自分はそこまで人との会話に苦労するということはなくなっているのですが、その辺の会話の方法って通常はなんとなくするもので、あんまり方法として説明されることは多くないですよね。 ということで、自分の考える話術の方法をつらつらと書いていくことにします。 基本的には、何を話すかの会話のパターン・引き出しをたくさん頭の中に入れておくというのが一番の手法になりますね。 会話で余計なこと言うのは大体話のネタに…
まず自分の場合なんですが、最初に独立したいと思ったのは、スクウェアで働いていた時ですね。もう20年以上前の話です。 取引先の個人弁理士事務所の先生と親しくなり、話を聞いていくうちに、将来弁理士資格を取って独立するのってよいなあとそんなことを思い、そこで弁理士試験の勉強を始めました。 大体きっかけとしては、今やってる仕事しんどいなとか、会社辞めたいなとか、そんなうしろ向きの動機が一番多いのではないかという気がします。 結局勉強して受からなくて、その後特許事務所を転々としたのですが、最後の特許事務所で一念発起して、弁理士試験に合格しました。ただその時点では、勤務弁理士も悪くはないなと、そんな風に思…
独立して6年も過ぎると、新しい展開はないものかと言うことをふっと頭をよぎったりもします。楽して、というと語弊はありますが、しんどい思いをして働き続けるとなんかいい策はないものかと考えます。 色々考えると、こういうビジネスをやったらどうかとか、こうやったら営業できるのではないかというイメージが湧いてきたりするんですよね。これまでの年数で顧客の反応を直接受けているものですから、何を打ち出すのが刺さりやすいのか、そのためにはどんな活動をしていくのが良さそうかってことのイメージは年々高まります。 そんな中でアイデアは出てくるのですが、ありがたいことにお仕事も普通に発生しています。特段営業しなくてもご依…
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