ただいま、日々土つくりにはまっておりまして・・・・なにしろ、ここんところ天気がものすごーーーくよーございまして・・・はかどるとですもんねー。この土は、窯変が出やすいから焼き締め用にとかこの土は細目に水肥して急須用になどとそれぞれ、作るものによって掘り出してくる土も違いまして・・・焼き締め用に使う土は、できるだけ水簸(水で溶かして調整)なんかしないでそのまま細かく砕いて使ったほうがよろしいのでありますが。さてさてそんな夕暮れ時うちに帰るとむむむ?おーー!航空便で・・・・でもって・・・はさみで開けるのももどかしく玄関先でテープひっぱってひっぱって・・・わーお!なんてこったい!茶碗に自宅のミカンを二三個入れてただけなのに・・・はぁ・・・。申し訳ないことでございます。うちに居ながらほっかいどー旅行。もう、窯主の頭の中で...ありがとうございまーーーす。
あーー。はかどるはかどる・・・茶碗仕事が、進みますなぁ。普段だったら・・・この季節になるともーーー山やキャンプ場なんかがきになってきになってでもでも・・ことしはなんせ、家から出るなっちゅうんだからちょっとお出かけしたいねー。とか飲みにでも行くか。それとも・・・ちょっとイタリアンのお店。ここ、いったことないわねぇ。行ってみない?なんてネットで見つけてもなにしろステイホーム。で、ございますからして・・・・まだまだ、お休みは始まったばかり。これから窯主の段取りは土の調整をしながらまたまた山土掘りに行ったり窯出しした後の窯掃除したり棚板のアルミナ塗りやら次の窯への薪の準備とかふむふむ。時間を自分の思うように使えるっていうのはここ最近の窯主にとっては、またとない好機のような気がするのでもあります。あっ!そうそう・・・先日...はかどる窯仕事のステイホーム
焼き物の世界っちゅうのは、ほんとマニアックな世界でございまして・・・製品として出来上がってきたカップやお皿にはほとんど興味がございませんで・・・特に窯主の場合作品をテストピース(物の焼け具合や土を試験するもの)としてしか見ていないようなところもあり。こいつはじいさんが田んぼの石垣を築きなおしたところの部分から出た紫っぽい土から焼き上げたぐい吞み。火前はしっかり溶けてガラス化裏はかせ肌。土味もしっかり残って・・・でも、やっぱり窯主のイメージとはちょっとちがう。こちらは先日のコーヒーカップと同じ土。表はしっかり溶けて土味と・・黒雲母の様子も残しつつ・・・中はしっとりと光を吸い込む。でも、これも安定してとれるようになると興味がうすれていっきに熱が冷める。で・・・・いま一番気になっているのが4,5年ほどまえに焼いた別の...焼き締めの世界・・・・
ははは・・・やっぱりその写真の奥のほうが・・・とかおっ!この手前にはなにが・・・・って気になりますよねぇ。失礼いたしました。板皿のところですが・・・奥のほうから1・2・3・4・5・6手前の上に横長が7とすると・・・これは6番で大きさは16㎝×13㎝これが2番で・・・サイズは46㎝×15㎝こちらは1番で・・・32.5×20.53番で・・・30×25あっ!7番写すのわすれてました。サイズは39×15でございます。4,5,6の小さなやつも20枚以上は窯詰してたんですけどね・・・火前(薪の炎が直接にかかるところ)で焼いてたもんでほとんどゆがみが出てたり窯割れしてたりで。トホホな状態でございまして。80センチ以上の大きな板皿も入れておったのですが・・・窯焚き一日目を終えたところ900度くらいのところで割れちまいましてこの...無観客展示会のつづき・・・
えーーーっと・・・えーーーっと・・・・今日はいつものむだなお話し省略!(えっ誰もそんなもん期待してないって・・・がくっ)作品のご紹介です。やっと削りを終えて・・・無観客展示会。釉薬物が三分の二これは・・・小皿11センチ程度景色は・・・火の通り具合でそれぞれ。立ち上がりも・・・ちょっと高めのものや平に近いものこちらは楕円。11センチほど取り皿というより豆皿に近いですかね今回の窯焼き締めのものが少なくてですね。それで・・・取り皿探してみたんですがちょうど15センチほどのものが(中皿)ないんですよね。これは焼き締めですが19センチほどこちらは21センチで取り皿にはちょっと大きすぎ。焼き締めで・・・たぶんお気に入りのタイプといえば・・・これだと思うのですが・・・やはり11センチほどで取り皿として使えなくもないですが小皿...やっと削りの終わりが見えてきました。
なんともうれしーーーお電話がありまして・・・昨年ほっかいどーからの旅の途中のお客様。あーーーー。うれしかですなぁ。たった一度のご縁を覚えていただいててお久しぶりにお電話いただけるなんて、思ってもないことで・・・あーーー。今夜は焼酎が・・・うまかとです。で・・・そちらのうつわもアップせにゃならんとですが今日はまたひとつうれしいことがありまして。近くのお店で出会ってしまったかわいい器。茶碗屋といえば・・・うちの食器棚は自作のうつわでドドーーーーンっていっぱいなんでしょ!なんて思われがちですが・・・のんのん・・・これがまたなんともかわいいとです。包んであった新聞が昭和37年。ほら・・・・酔いどれ天使主演が三船敏郎だって・・・調べてみたら・・・朝日館って1950年ころ福岡市にあった映画館らしく…昭和23年公開の黒澤明監...うれしーーーー!
毎度毎度・・茶碗の記事ばっかりでもうしわけねぇですが・・・先日のカップと同じ土。窯出ししたときは・・・うぅーーーーーん。こりゃどうだろねぇ。なんて思うておりましたが・・・しっかりと手入れを済ませ珈琲を入れて手持ちの具合を確かめてみるとおほっ。あんがいいいみたいですぞ。たっぷりめのカップ
火前焼き締めの部分の削りに入っております。ごつごつとした、土というか石粒というか・・・これは・・・かなり評価のわかれるところ。あーーらこのごつごつとした感じ。野性的なところがたまらないわー。という人がいるかと思えばなーーにこれ。私こんなの大っ嫌い。これでもうつわのつもりかしら。っていうほどの。たとえれば・・・・・まむしの道三ってよばれた大河ドラマの斎藤道三・・・みたいなあくの強さ。でしょうか。出来れば万人に好かれなくても道三みたいにずぶとくあく丸出しで生きてみたいもんだと思う窯主でありました。(小心者の窯主には到底無理ですなこりゃ)あくの強さ。
あべさんが・・・とにかく家から出歩くなっちゅうもんで。できるだけうちに居るようにしているのではありますが・・・・そうそう、ガリガリゴシゴシ茶碗削りばっかりしてられずで・・・山から、赤土を掘ってきて近くの荒れ野から、すすきの枯葉を集め。ワシワシと切り込んで混ぜ合わせる。で・・・何が出来上がるかっちゅうと。ばーさんがこのうちに嫁いできておよそ60年近く。最初は薪で沸かす五右衛門ぶろがありまして・・・その後風呂場を改築したあとは味噌蔵になったり、ばーちゃんが七輪で麦茶をわかしたりサツマイモをゆでたりしておりましたが・・・味噌かめが三つ(一つはまだ満タン状態のままで、真っ黒に熟成・・・というか赤みそ状態)醤油も自家製のものが一本50ℓほど(平成元年仕込みって紙札があって、おや?ってちょっと味見してみましたがなかなかの塩...土壁!
毎日毎日・・・日々刻々と状況は変わり・・・・とうとう全国に緊急事態宣言。毎日朝のニュース夜7時のニュースそして21時のニュースってテレビにしがみつくようにして今日は東京で何人だとかクラスターがどうだとかソーシャルディスタントが・・・とか最近じゃ国民一人一人に10万円だとかうう^^^この世はどうなっちまうんだーわからんわからんで・・・毎日毎日ニュース見ながら、おかみに感染爆発が近いらしいぞ大丈夫だろかとか病院が大変になってるんだって!天草はどうなってる?とかおいおい!国債で10万円づつ配るらしーーぞもーーーどうなっちまうんだろわからんわからんわからーーーん!って言うたら・・・もういいから・・・あんたはなんも考えるな!頭んなかをからっぽにしなさいとの指令が下されました。了解です。ふぅ。考えすぎる悪い癖。
えーーー!なによもう!マスク二枚だけで・・・・460おくだってーーー!なにやってんのよもう!とか30万づつくれるって言ったじゃんでもでも・・・手続きがややこしすぎて、全くわかんないじゃないのよ!どうやったらいいのよ!だとか・・・まあまあ、正しいこと言ってるとはわかるけど・・・正しいってことはそれだけで力があるからね。できるだけ穏やかに穏やかに・・・ほらほらどこからか・・・・ねぇ。ちょっと!私が買ってきてここに置いといたチョコレート!どこにやったの!どこに隠したのよ!もう!私が食べようと思って買ってきたのに!って・・・でもね正しいことを言うときはおだやかにやんわりと言わないと・・・・ほーーらこーーーんな顔になっちまいますよ!用心用心!正しい言葉は・・・・
今日はちょっとお堅い話で申し訳ないですが・・・茶碗つくり(お茶碗に限らず)っていうのは、うちの場合その時その時で、新しい挑戦であったり感じたものを焼き物として形で残す作業であるわけでということはこの土はどうだろかとかこの釉薬でこの焼き方はとか石臼で引いてみたら・・と毎回その時に窯出しされてくるうつわは、少しづつ進化しなきゃならんと思うわけです。で、あるからして進化し続けるうつわを作るには安住の地(あーー。これが成功したけん次もこれだ)などあるわけがないのでありましてその、進み続けるためのエネルギーはどこから生まれてくるかちゅうと・・・・それはいろんな場所にお出かけしていつもの日常をぶっ飛ばすほどの衝撃を受けることだったり・・・今まで食べたことのないお料理に出会ったりそこに住む人たちの文化に触れることであったりす...天草春の窯元巡りに思う・・・・コロナ
とうとう緊急事態宣言が出されましたね。というかやっとという感のほうが強いですが・・・とにかく・・・狭いところにごちゃごちゃと集まったり・・・久しぶりに会ったねーーー!っちゅうてイタリア人みたいにハグしあったり。そんなことはご遠慮くださいってことでありまして・・・街中で出会っても・・・お互いに適度な距離感を保ちながらお話ししましょう。ってことで。お買い物に出かけて・・・レジでのお支払いの時も・・・2メートルほどの間隔を保って並びましょう。で・・・・とにかくとにかくできるだけ・・・自宅ですごしましょう。ってことらしーですよ。コロナ対策。
もう世の中の話題はコロナコロナなのでありまして・・・そりゃこうもりからだとかやれ・・・センザンコウからはっけんされたとかいやいや生物兵器だとか飼い犬にもとかニューヨークでは動物園の虎とライオンにもからぜきの症状がみられて感染してるとか。ややや!うちの中庭で飼ってるドーベルマンのテツはダイジョブだろか・・・と・・・・そんな、冗談なんか言ってる場合じゃなくてとにかくみんなうちに居ようよ!ってことなんでしょうけどそこがなかなか・・・それはさておき本日も茶碗のご紹介。これは稲わらの灰釉(もち米の稲わら)で・・・わら灰釉(わら白っていいますが)やはり薪窯で焼くことでこんな具合に火表と裏で変化がありましてこのブルーの流れ同じわら灰のものは20以上もあるのにこの流れが出たのは一個だけ。確か前回のカップでも一個だけ取れてたよう...薪窯で焼くと・・・
わたしゃ、だいたいお茶党であったのですが・・・ここ最近どーも・・・おかみの嗜好につられてなのかどうなのか時々・・・むしょーーーに珈琲が飲みたくなることがあるのでありまして。(とくに、脂っこい晩飯の後とかねぇ)うーーーん珈琲飲みたいねぇ。のみたいのみたいって飲んでみるんだけどやっぱその夜はエンドレスでひつじを数えることになるわけであーーーやっぱ眠れん!となるのであります。お茶の世界も・・・茶碗がどうだとか、この季節にはこの道具でこうやってあーやって(よーわからんとですたい)と・・・決まりごとがぎょーーさんあるのですが珈琲の世界もやっぱりどうやって入れたらうまいんだろう?どれ?本でも見てみるかと、図書館に行くと・・・・それこそもう棚一列分珈琲のすべてだのプロが教える珈琲豆の選び方だのやれやれ・・・二三冊ほど借りてき...珈琲党
おはようございます。本日まずは飯わんからのご紹介・・・・粉引きに豆灰釉のめしわんでございますが土は荒く高台わきはざっくりと削って・・・末広がりの形の高台はばち高台と言ったりします。(釉薬をかけるときに持ちやすいような形で、逆さにもっても落ちることがなく手持ちもしっくり)まっちゃわんの世界だと・・・・石はぜとか雨漏れ手がどうとかいろんな言い方があるのですが・・この口のところの(口縁といいますが)波打った感じを・・・・べべらぐちって言います。(意図せず、粗目の土でろくろで素朴に引いてやると、こんな感じ)なんとなーーーくやわらかでいい感じでしょ。うちのおかみは、へらずぐちでございますがね。茶碗のみどころ
窯主は・・・春になれば代掻きからはじまり・・田植え。それは、機械に乗る人だけじゃなく・・・もちろん名誉会長にもご出陣ねがうことになるのでありまして。田植えが終われば・・・窯出しもせにゃんし・・・・やーーーっとなんとか全部出し終えましたが・・・・おおーーー!これだけのうつわ、毎夜ごしごしとみがきが待っております。てな具合で田舎の人っちゅうのは、ひまなしなんですけどねはて?都会に住んでる人は・・・・呑みに行くのもダメ歌いに行くのもダメ友達とのランチも映画館も油断ならんしじゃー本でも読むかっちゅうても、図書館もどうだかねぇ。じゃぁじゃぁ・・・お出かけドライブ!とか言うても道の駅なんかに立ち寄るとあぶないし。んーーーーなにして暮らしてるんでございましょ。と、ふと考えてしまった窯主でありました。窯だし・・・そして田植えでございました。
あーー。なっちゃん。どうしてるかねぇ・・・・(なっちゃんてだれ?)あーーー。キャバレー渚のなっちゃん。今度の週末また来てくださる?・・・あー来る来る。もちろん来るとも!とは言ったけど・・・・会えないんだよねぇ・・・・(寂し)なににやにやして、またみょーなこと考えてるでしょ。あんた!えっ?い・い・いやいやいや・・・・な・な・・・・なーーんも。まーーたどうせキャバレーの女の子のことでも考えてるんでしょ!な・な何言ってんだ!日本の経済政策について考えてんだよ!俺がお金を回さないと、日本が大変なことなんだよ!まったく・・・何言ってんのよ!都知事の小池さんが言うてたでしょ!中年の方とか・・・接待をともなう、キャバクラとかバーとか自粛してください!ってちゅー・う・・・ね・・ん・の!どうしてこうも、世の殿方ってぇのは・・・・...窯だし二日目・・・
お待たせいたしました。やっと窯出しを、はじめました焚口のレンガが、よーーーく焼けてふむふむ期待がワクワクなのですが・・・あーーー。あーーー。。やっぱり正面は、焼けすぎ。左と右・・・両側ともに棚板がぁー。割れてるし。くぅーー。。がっくり。どうしても自分の中で描いてる作品の焼き上がりの姿が、はるか遠くにあるもんで・・現実とのあまりの開きに、がっくり。正面をいい感じでとろうとすれば後列が取れないし。奥までしっかり焼こうとすれば、正面はどうしても温度が上がるし。何回焼いても薪の窯っちゅうのは難しかなぁ。そこんとこ土の耐火度で調整するんだけどそこがなかなか。んーーー。後列に期待しましょ。窯だし始めました。
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