住所
大阪市中央区
出身
-
ハンドル名
松岡 正浩さん
ブログタイトル
ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ
ブログURL
http://koza.majime2.com/
ブログ紹介文
2019年度ソムリエ試験対策講座開講中。もう8年目。自信あります!
自由文
ワインスクールに通わず合格できる! 二次のテイスティングもなんとかなる!
更新頻度(1年)

52回 / 1986日(平均0.2回/週)

ブログ村参加:2013/09/09

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松岡 正浩さんのブログ記事

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  • 第31回 コート・デュ・ローヌ南部

    フランス語の発音は難しい。というよりも、日本人が発音に弱いのかもしれません。 日本語に母音の数が少ないことも要因の一つだと思います。ちなみにフランス語には母音が16もあるんです。 今日は南ローヌです。ここでもたくさんの産地名が出てきますが、その中にVacqueyrasというAOCがあります。赤・白・ロゼすべてが認められているのですが、その読み方についてです。 Vacqueyrasは教本にはヴァケイラスと書かれていたり、参考書によってバラバラです。←フランス語を正確にカタカナで表記することはできません。 私が何人かの生産者に直接聞いた限りでは"ヴァケラス"が一番近いと思われます。少なくとも"イ"は入りません。→ここも"r"の発音は"ラ"ではなく、"ハ"に近いのですが。 ソムリエ試験でヴァケラスと書く問題は99.99%出題されませんが、なんとなく頭の片隅に置いておいてください。 一見、あまり意味のない発音の話ですが、Vacqueyrasについてはこれで少しは覚えやすくなるのではと勝手に思っています。→それでも、表紙の写真はGigondasの街です。 明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです! クリックしていただけるとランキングに反映します。よろしくお願いします。 スポンサードリンク 第31回 コート・デュ・ローヌ南部 B 南部 Meridional メリディオナル →広大な丘陵地帯に畑が広がります。 ●主要ブドウ品種 ※Chateauneuf du Pape以外はAOCに対するブドウ品種を個別に覚える必要はありません。何となく、グルナッシュっぽいくらいで十分です。 ・白ブドウ たくさんありますが、グルナッシュ・ブランやルーサンヌ、マルサンヌ、クレレットが主体です。 ・黒ブドウ こちらもグルナッシュ主体です。 ※赤も白もいろんなブドウ品種をブレンドすることが一般的です。 ●メリディオナルのAOC 最初は、下の地図の下線を引いたAOCがローヌ川の右岸、左岸のどちらにあるかをなんとなく確認することから始めましょう。 とりあえず、TavelとLiracの二つは右岸です。 ・ロゼのみのAOC Tavel→フランス三大ロゼワインの一つです。 ・赤のみのAOC→この三つは比較的新しいAOC Beaumes de Venise Vinsobres

  • 第30回 コート・デュ・ローヌ北部

    今日からコート・デュ・ローヌです。 この地域にはボルドーのトップシャトーにも劣らない高級ワインが存在します。Cote Rotie、Hermitage、Chateauneuf du Papeの一部のワインです。Cote Rotieはフランス最古のブドウ畑と言われ、紀元前1世紀ころから評価の高かったヴィエンヌのワインの中でも特別な位置を占めていたそうです。 このCote Rotieはローヌ川沿いの急斜面に畑が連なります。見事な景観なのですが、私は高所恐怖症なので、下から見上げるだけで十分に畑を堪能することができました(笑)。 ギガル社に代表されるこのAOC Cote Rotieは他のローヌのAOCに比べて高めの価格設定ではありますが、Cote Rotieという名前だけでワインを選んでも当たりはずれが比較的少ないAOCであるように感じます。 →反対にAOC名だけでブルゴーニュワインを選ぶと大変な目にあいます。 Cote Rotieの急斜面 Cote Rotieはこの急斜面でワイン造りを行う人たちの魂のワインです。 一方、こちらはChateauneuf du Papeの畑。 畑には大きな石がゴロゴロしており、この石が太陽の熱を蓄えるので、夜間保温の役割を果たします。また、比較的標高が低く、この地方独特の強い北風ミストラスが吹くため、ブドウの樹は低く剪定さています。このミストラルが雨の水気を吹き飛ばします。腐敗を防ぎ、収穫前の雨すら乾燥させてくれるのです。 ※表紙もローヌ川を見下ろすコート・ロティの畑 明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。今日やらない人は明日もやらないんですから。 クリックしていただけるとランキングに反映します。よろしくお願いします。 スポンサードリンク 第30回 コート・デュ・ローヌ北部 【ポイント】 フランスワインを語る上で非常に重要な地方です。 地理・気候 ブルゴーニュ・ボージョレ地区の南、ヴィエンヌからアヴィニヨンまでのローヌ川両岸、南北約200キロの産地になります。 北部(Septentrional)は大陸性気候であり、南部(Meridional)は地中海性気候です。ともにミストラルと呼ばれる冷たく乾燥した北風がブドウ栽培に大きく影響しています。

  • 第29回 コート・シャロネーズからボージョレ

    さて、前回のオスピス・ド・ボーヌのオークションの続きです。 ホスピス・ド・ボーヌのオークション 2 当日の朝、オークションに出品される醸造し終えたばかりのワインを樽から試飲することになっていました。オークションが行われるのは11月半ばですから、ブドウがワインになって一ヶ月程度ということになります。経験のある方はおわかりだと思いますが、醸造が終わってすぐのワインは渋みや苦味が強く、ギスギスしていて到底美味しいと思えるものではありません。それでも、この段階のテイスティングで、その年のワインの出来を占うというわけです。 前夜も遅くまでワイン三昧であった私たちは、二日酔いの体に鞭を打って朝早くからテイスティングに望みました。しかし、はっきり言ってワインの記憶はありません。カーヴに入場するためにものすごく寒い中しばらく並んだことと、薄暗いカーヴの中をグラス片手に進んだことを思い出す程度です。 午後になり体調も戻り始めた頃、私たちもオークション会場に入りました。 2005年よりこのオークションを大手のクリスティーズが取り仕切ることになったようで、『ワインテースティング』で有名なマイケル・ブロードベントの姿も見えます。 私の友人はマイケル・ブロードベントがいることをあらかじめ知っていたようで、持参したこの本にサインをもらっていました。 参加者の熱気と興奮の中、オークションが始まりました。私の友人が狙っている樽はBeauneのキュヴェで、およそ3000ユーロ前後(当時のレートで約45万円)での落札を考えていました。 参加者それぞれの思惑が渦巻く中、私たちは冷静に各ロットの落札価格を記録し、過去のデータと照らし合わせていました。2005年が非常に評判の良い年であった為、この年の2006年の価格はやや抑え気味といったところで推移していました。 そして、開始から数時間後、私の友人が落札を目指すBeauneのキュヴェがコールされ、ビットが始まりました。 「2200」、「2300」、「2500」…と皆相手の出方を伺いながらビットが繰り返されます。私の友人が3000ユーロ手前でビットを終えた後、しばしの静寂が訪れました。 ・・・ そして、とうとう進行者が手にしたハンマーを打ち鳴らしたのです。 見事落札です。

  • 第28回 コート・ド・ボーヌ

    さて、コート・ド・ニュイに引き続き、コート・ド・ボーヌに進みます。 ボーヌといえば、オスピス・ド・ボーヌのワインオークションが有名です。『栄光の三日間』と呼ばれるワイン祭の中で行われるメインイベントです。 オスピス・ド・ボーヌのワインオークション 1 オスピス・ド・ボーヌとは慈善施療院、簡単に言えば病院で、その歴史は古く1443年まで遡ります。ちなみに日本の歴史に照らし合わせると室町時代です。 当時、貧困の為、治療費を払うことができない多くの人々が病院を訪れることができず、そのまま命を落とすこともしばしばでした。このことに心を痛めた続けたブルゴーニュ公国の大法官ニコラ・ロランが私財を投じて施療院を設立したのが始まりです。 無償の施しにより多くの人々が救われました。この慈悲の精神に共感した富裕層や近隣の貴族から施療院にお金の代わりとしてブドウ畑が寄進されるようになりました。そして、そのワインが施療院の運営を支えたのです。 ここは当時からオテル・デュー(神の宿)と呼ばれ、驚くべきことに1971年まで施療院としての機能を果たしていたそうです。タイル貼りの鮮やかな外観が美しい中世ブルゴーニュを代表する建築物で、現在は博物館になっています。 さて、ワインオークションですが、オスピス・ド・ボーヌに寄進された畑から収穫されたブドウを醸造し樽につめられた状態でオークションに出品されます。すでに150年以上の歴史があり、フランス中のいや、世界中のワイン関係者から注目されるイベントで『栄光の三日間』の盛り上がりも最高潮に達します。 私は運よくこのオークションに友人の付き添いとして参加する機会がありました。2006年のことです。 オークションの前々日にボーヌに着いた私達はオークションに参加できる喜びやお祭り気分も手伝って、昼夜問わず飲み続け、半分二日酔いで当日の朝を迎えました。 次回に続きます。 ※表紙の写真がオテル・デューです。 明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです! ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるととてもうれしいです。 スポンサードリンク 第28回 コート・ド・ボーヌ F Cote de Beaune こちらもCote de Nuitsと同様に地図を見ながら、北から村名AOCを確認していきましょう。 地図をもう一度

  • 第27回 コート・ド・ニュイ

    フランスにはコート(Cote)と名づけられた地名・ワインが沢山あります。丘という意味ですが、山が少なく森や丘陵地が多いフランスならではと言えます。 ブルゴーニュのメインとなるコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌを合わせてコート・ドール(Cote-d'Or)と呼びます。 「Cote」が丘、「Or」が金、そのまま"黄金の丘"という意味です。この地域の広大なブドウ畑が収穫を終えた秋に紅葉し、一面金色に埋め尽くされることから命名されたそうです。 フランス時代、私はおおよそ毎年この光景を目にしてきました。まさに輝く太陽に照らされた眩いばかりの黄金の丘というとちょっと褒め過ぎかなとも思いますが、この地域のブドウ畑が太陽の恵みを存分に享受している証でもあると思います。 日本の紅葉も素晴らしいですが、フランスのコート・ドールも負けてはいません。食べ物も美味しい秋のブルゴーニュ、機会があれば是非訪ねてみてください。 さて、コート・ド・ニュイの村名AOCはMarsannayからNuits-Saint-Georgesまで北から順に街道沿いに並んでいます。 中でもNuits-Saint-Georgesの村が比較的開けていますが、それでも観光に一時間もかからない小さな村です。 ロマネ・コンティで世界的に有名なVosne-Romanee村にいたってはレストランやカフェが数軒しかなく、鉄道の駅すらありません。ワイナリーが軒を連ねていますが、ボルドーのような立派なシャトーもありません。 DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社)もちょっとした町工場のような外観で、神様アンリ・ジャイエの自宅は普通の(本当に普通の建売くらいの)一軒家でした。当然、コンビ二もありませんから日本の田舎以上だと言えます。しかし、その農村に世界中からワインを求めて人々が訪れるのです。 ------ お話をもう一つ。おそらく世界で一番有名でかつ高価なワイン、ロマネ・コンティの名前の由来について。 1700年代半ば、ルイ15世の愛妾・ポンパドール夫人とコンティ公爵が畑の取得をめぐって争いました。→有名な逸話なので、ご存知の方も多いと思います。

  • 第26回 シャブリ

    ブルゴーニュの最初はシャブリです。 シャブリという名前が世界的に有名で、ワインを知らない方でも名前だけは知っているのではと思うほどです。そして、シャブリといえばミネラル。牡蠣にシャブリが合うかどうかは別にして、有名な組み合わせです。 シャブリのトップ生産者の一人、フランソワ・ラヴノー。この方のシャブリは圧倒的に硬いんです。わかりやすいミネラルではなく、例えるなら頑強な岩。ミネラルや果実味がギュッと硬く詰まっているイメージで、若いうちに飲んでも良さを発揮せず、非常に扱いにくい。ただ、このギュッと詰まったものが解放された時の感動は筆舌に尽くしがたいものがあります。そうですね、ヴィンテージにもよりますが、まぁ最低20年は待ちたいところです。 このラヴノーのシャブリは日本でも大人気なのですが、このわかりにくいワインがこんなに人気なのかと思ってしまいます。→もちろん、硬さ等も含め好みの問題でもあります。 さて、私は極寒の1月大雪の中、シャブリのラヴノーさんを訪ねたことがあります。そして、常々疑問であった、「ご自身のワインの飲み頃と硬さ、ミネラルについてどううお思いですか?」「正直、どのくらい寝かせてから飲んでほしいと感じてらっしゃいますか?」「これまでに飲んだもので一番良かったヴィンテージはいつ飲んだ何年のワインでしょう?」ということを直接聞いてみたことがあります。 比較的友好的にテイスティングを進めながら、ここぞというタイミングで上記の質問を投げかけたのですが、 「いや、私のワインはいつ飲んでもおいしいと思っているよ。飲み頃?今だよ。今。ほら、美味しいでしょ。もちろん、長期熟成にも耐えるから何年後かに飲んでもおいしいんだけどね」 と答えが返ってきたため、私はがっかりしました。さらに、 「これまで一番良かったヴィンテージは…古いものだろ、えっとこの間息子の誕生日に飲んだえっと何年だっけ?いや、199…、あれ忘れた。でも、あれも良かったなぁ」 はぁ、どれを飲んでも美味しいのね。 フランスに住んでいる頃、特に(パリから近い)ブルゴーニュの生産者をよく訪問したものですが、多くの生産者がこの飲み頃問題に対して、同じように"今だよ"と答えるのです。 そして、ある時、気が付きました。

  • 第25回 ブルゴーニュの基本

    今日からブルゴーニュに入ります。先日苦労したボルドーとは栽培されるブドウはもちろん、生産者の規模からAOCの区分まで全く異なります。ボルドーとは違ったとらえ方をする必要があるわけです。 以前、他媒体に掲載したブルゴーニュを理解するためのコラムをここで紹介いたします。いつもは与太話ですが、今日はしっかりと読んで理解してください。 どうして同じ名前のワインがたくさんあるの?~ブルゴーニュワインの基本 ボルドーはシャトー〇〇って感じでまだわかるのだけど、ブルゴーニュは同じ名前の違うラベルのワインがたくさんあってとっても難しい。 脱ワイン初心者、ブルゴーニュワインを楽しむための基本です。 松岡 正浩 著 "ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ"管理人/ 柏屋グループ エグゼクティヴ・ソムリエ 兼 柏屋大阪千里山支配人 『例えば、Gevrey‒Chambertinってワインがたくさんあって、どう違うのかわからないんです』 こちらはアルマン・ルソーさんが造ったGevrey‒Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン) ※ラベル下部にあるDOMAINEとはドメーヌと読み、ワイン生産者を指します。 こちらは大手、ルイ・ジャド社のGevrey‒Chambertin こちらはブリューノ・クレールさんのGevrey‒Chambertin。さらに、Clos St Jacques(クロ・サン・ジャック)というGevrey‒Chambertin村にある畑のブドウから造られたワイン。 ※村の名前の下に書かれた名称は畑を指していることが多い。 『まず、Gevrey‒Chambertinというフランスを代表する赤ワインを産する村がブルゴーニュ地方にあります。上記三つのワインはその村で収穫されたブドウから造られたワインです。 そして、Gevrey‒Chambertin村には数十人の生産者がいます。 日本的に言えば、新潟県産のコシヒカリを佐藤さん、山下さん、伊藤さんなど、いろんな農家さんが作っているイメージです。 さらに、ワインに畑の名前が付いているものは新潟県"魚沼"産コシヒカリと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。より特定された優秀な産地(畑)ということです』

  • 第24回 ワインの酸とアルコール 2

    ソムリエ試験対策、頑張っていますか?お雑煮を食べながらのんびりしたお正月がつい先日のことのように思えませんか? 時間はアッと言う間に過ぎてしまいます。 ソムリエ試験対策に関してはまだあわてる必要はありません。あわてる必要はありませんが、毎日少しずつでよいので勉強しましょう。ただ、ぼんやりしているとどんどん時間が過ぎてしまいます。 私は子供の頃、勉強することができませんでした。中学生くらいまでは自宅で勉強せずともほどほどの成績を残せたのですが、キチンと勉強する習慣はありませんでした。また、ほとんど何事も続けることができませんでした。今は自分の興味のあることに対してはある程度真剣に取り組めるようになりましたが。 性格的な問題もあり、私は中学、高校とほぼ友人がいない環境で学生生活を送りました。高校は進学を目指すクラスでしたがうまく波に乗れず、勉強した方が良いとわかってはいましたが、ちょっと間違った考え方に支配されていたこともあり、努力できませんでした。 ←学校には行ってましたが、精神的にはヒキコモリでした。当時は何がダメなのか、何がズレているのか全くわからず、ただひたすら社会の歪みに対して一人悶々としていました…。だから、大学以前の友人知人は全くおりません。最近地元・関西に戻ってきましたが、彼らが今どこで何をしているか全く誰の事も知りません。 それでも、私は当時から、 "やればできる"とずっと思っていました。そして"やらなかった"のです。 "やればできる"と思っていましたので、"今やらなくてもいい"という都合のいい解釈をしておりました。そして、結局ずっとやらなかったので、実はやり方すらわかっておりませんでした。 ですから、机に向かうことが出来ないんです。たまに机に座っても集中できない、勉強以外のことが気になって仕方がない、ダラダラしてしまう…。勉強できる方から見るとなんでもないことができなかったのです。 今となっては中学、高校時代に勉強ができる人、イイ大学に行ける人というのはちゃんと机に座って努力が出来る人なんだと思えます。高校程度の学習であれば頭の良し悪しはそれほど関係がないと。一方で、社会に出てからは頭の良い人(学歴を問わず)は違うなと強く感じます。

  • 第23回 ワインの酸とアルコール 1

    まだまだ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? 以前、二次のテイスティングでポイントとなるのは"酸"と"アルコールのボリューム感"とお伝えしました。今日はそのイメージするところをお話しします。 その前に、皆さん、ぼちぼちでもよいのでテイスティングを始めていますか?そして、印象を書いてますか?かなり面倒な作業であることは私もよく知っています。それでも、ワインスクールに通われている方はまだいいんですが、独学で合格を目指している方、自信のない方は騙されたと思ってワインの印象を書いてください。 この印象を書く時も、今は皆さん自身が感じること、感じたイメージを大切にしてください。←今は正しいかどうかは全く関係ありません。無理にテキストやワイン本に合わせる必要はありません。数か月後、書き溜めたご自身のコメントを整理することで必ず何かに気が付くものなのです。ご自身の印象・コメントの蓄積がなによりの力、財産になります。 ソムリエ協会のテイスティングコメント(なんぞ)はそのあとで十分に間に合います。 これからしばらくは"酸"と"アルコールのボリューム感"を意識しながらテイスティングし、その印象を書く、これを実践してください。 このテイスティングして書く作業さえしていただければ、最後は必殺技でなんとか合格に持って行きますから。信じてついてきてください。 明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです! ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるととてもうれしいです。 第23回 ワインの酸とアルコール 1 ワインを分析するときに基準となるものがいくつかあります。今回はその中の酸とアルコールのボリューム感にしぼって考えてみたいと思います。 日本もフランスもアメリカも(北半球にある国は)一般的に北に行けば行くほど気温が下がり、反対に南に行くほど(赤道に近づくほど)気温が上昇することはイメージとしておわかりいただけると思います。 →ワインは南半球でも造られていますが、話を簡単にするために今回は北半球を基準にします。 ブドウは農産物ですから、気候や気温に敏感です。太陽が燦々と降り注ぐ南仏やスペインのブドウと、比較的涼しく夏もそれほど気温の上がらないドイツのブドウが同じであることはありえません。

  • 第22回 サヴォア

    先日いただいた合格者からのメッセージです。 ~私のソムリエ試験対策と「こーざ」&必勝マニュアル&ティスティングセミナーの感想~ 私の一次試験対策は松岡さんの「こーざ」を読み込み、教本にどんどん書き込むというものでした。地方在住ですので、初めからワインスクールに通う事は考えていませんでした。ただ、情報の偏りを防ぐため、参考書受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き 2018年度版受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座)を購入し、松岡さんにご紹介頂いた素晴らしい替え歌の富田葉子先生のサイトにも助けて頂きましたが、基本は「こーざ」ほぼ一本でした。 「こーざ」に巡り会えたのは1月の半ばで、すでにボルドーが始まっていました。いろいろ試したどの参考書よりわかりやすく、ストンと腑に落ちる解説に、この人についていこうと素直に決めました。 辛かったのは答えのない過去問の羅列…。初めは一回分の過去問を終わらせるのに3日も4日もかかってしまい、どんどん更新される「こーざ」に焦るばかり。何とか慣れてきて一講座を2日で終えられるようになってからも、何度も何度も同じAOCを調べている自分に怒りすら覚える日々でした。やっと一講座を1日で終えるペースを掴み、遅れを取り戻そうと「毎日少しづつ」頑張って「こーざ」に追いついたのが、ちょうどフランス終了のタイミングでした。毎日頑張って良かった!!とスゴい達成感をこの時既に感じていました。笑 ここからは(やっつけでフランスを終えたことはよくわかっていたので)一講座を1日で終えるペースを崩さず、「こーざ」の更新のない日にはフランスの各項目を復習し始めました。そのうち、その日の「こーざ」+フランスの復習、もしくは二講座から三講座分の復習と1日の勉強量が増えていき、アレ???と気付いたのです。調べる事が減っている&調べる時間も短くなっている!!ちんぷんかんぷんだった教本の文字が意味のある文章に変わっていることに気付いたんです!これが二度目のスゴい達成感でした。そして、この達成感を追い求め、「こーざ」の更新に食らいついていきました。 あと付け加えるなら、各国の地図を何度も手書きでおこしたことでしょうか。フランスやイタリア、ドイツは5、6回は繰り返したと思います。また、富田葉子先生の替え歌は秀逸で(アラフォーには堪りません

  • 第21回 ジュラ

    日本料理店にお勤めの皆様、朗報です。今日のテーマ・ジュラのワインは日本料理にとても合わせやすいんです。 ワインに限らず日本酒も含めて、日本料理との組み合わせ(ペアリング)で一番意識すべきことは、酸味だと私は考えております。そして、ここジュラ地方のワインは独特の"山"の酸を感じることが多いんです。この特有の酸が日本料理の特に鰹出汁の旨み(酸味)、さらに繊細だけど一本芯の通ったところに通じるように思います。また、ヴァン・ジョーヌ→後ほど。ほど強烈ではないもののちょっと"ひねた"ニュアンスを持ち、特にこの地方の赤ワインの"ひねた"感はどこか醤油を思わせるという意味でも面白い存在となります。 先日、京都で行われた日本料理のイベントで、ワインペアリングを担当しました。その会で提供されたお造りが三種、マグロの漬け、アワビ(肝のソース)、カンパチでした。この並び、どう見てもワインなら赤なんです。料理とワインの相性の基本は"色"を合わせる事です。マグロはいうに及ばず、アワビの肝のソースも黒っぽく、カンパチも白身ではありません。→青背の魚は軽い赤ワインがイイです。 このお造りに私はジュラのトゥルソーを合わせました。←あとで出てきます。フランスではこの地方でのみで見られる黒ブドウです。 ピノ・ノワールよりも黒みが強く、特有の酸が特徴で、どこか醤油っぽいニュアンスを持ちます。この日のお造りは先に紹介した三つ。マグロは醤油につけられており、トゥルソーの醤油っぽいニュアンスと。アワビは肝のソースが添えられており、肝の苦味は赤ワインの渋みに完璧にマッチします。また、青背の魚は血合いがあったりとどこか血っぽく、鉄っぽいニュアンスを持つものが多いので、こちらもワインで考えるなら赤ワインです。 そして、日本料理とワインをつなぐ上でもっとも大切な要素の一つが"ワサビ"です。 ワサビの存在だけで日本料理が完全にワインに寄り添います。どちらかといえば赤ワインですが、白ワインもいけます。一度機会を見つけて、ワサビを舐めながら赤ワインを飲んでみてください。 ちなみに"ショウガ"も同様につなぐアイテムで、こちらはどちらかといえば白ワインとの相性が抜群です。もし、ご家庭で肉じゃがやおでんなどとワインを楽しもうという時に、ほんの少量のショウガを加えることでワインとの相性は格段に良くなります。

  • 第20回 アルザス

    以前、ある雑誌にアルザスについてのコラムを寄稿したことがあります。その古い原稿が見つかったのでその一部をこちらで紹介します。 ある意味、唯一無二の存在と言えるアルザスワイン。 繊細な酸と溌剌としたミネラル、そして比較的しっかりとした果実味の凝縮感。この、ワインにとって最も重要な三つの要素がここまでしっかりとバランス良く主張するワイン産地を他に知りません。とってもピュアながら北の産地らしからぬ力強さを持ち合わせる一方で、どこか寂しげな表情を見せることもあります。 アルザスは地理的にライン川の水運に恵まれ、さらにヴォージュ山脈とシュヴァルツヴァルトを越える街道の交差するところにあり、この利便性ゆえに文化的、経済的に大きく発展してきました。ただ、この地の利を近隣諸国が見逃すわけはなく、幾度となく領有権争いに巻き込まれることになります。ドーテ『最後の授業』の有名な一節、《今日がフランス語の最後の授業です》にもあるようにアルザス地方はある時はドイツ、ある時はフランスと歴史に翻弄された続けた地方でした。 アルザスワインの一本芯の通った強さ、特有の個性をアルザスの歴史を紐解くことで見えてこないかと考えることがあります。 紀元前58年からのカエサルのガリア遠征から始まるアルザスワインの歴史。ブドウ栽培はこの時代にローマ人よってもたらされ、しばらくして人々を元気にする飲み物"ワイン"が評判になり、ブドウ栽培地拡大に拍車がかかりました。その後、4世紀から6世紀にかけてのゲルマン民族の大移動によって現在ドイツと呼ばれる国に属することになります。 1648年、三十年戦争の終結とともに初めてアルザスがフランス領となります。とはいえ、パリの都からみればアルザスは全くの辺境です。この時代も文化的にはフランスの影響下にあったとは言い難く、現在のドイツとの関係を強く持った中で独自の文化と言語を継承していくことになります。この三十年戦争によってアルザスが壊滅状態になる17世紀までアルザスワインは最盛期をむかえ、大いなる名声を享受していました。

  • 第19回  シャンパーニュの規定・エチケット表示

    サロン、クリスタル、ドンペリ、クリュッグの四つを並べてブラインドテイスティングする会を数回開催したことがあります。クリュッグはグランキュベですが、その他はその時の現行ヴィンテージでした。 さて、ブラインドで飲んでみて"一番美味しい""これが好き"といわれる最も評判の良いものがどれかわかりますか?集まるメンバーはソムリエやワイン愛好家という経験値の高い人たちです。 いろいろなシャンパーニュがある中で、若いサロンとクリスタルは非常にわかりにくいんです。基本、現行ヴィンテージを飲んで"美味しい"と思うことが少ない。いや、美味しいんですよ。ただ、本領発揮には程遠いと思うわけです。 先日、シャンパーニュ好きで知られるパリの星付きシェフがイベントに際して帰国した時の打ち上げにクリスタル 2007年をブラインドで出してみました。その時にシェフが一口飲んで 「うーん、ミネラル感はしっかり感じるけど…、25ユーロくらいの何かなぁ…(略)」 と返答。想像してはいましたが、改めてブラインドで出すシャンパーニュじゃないなと思いました。 →ちなみに、彼の言う25ユーロくらいのシャンパーニュは日本の市販価格で8000円ちょいくらいのものを指すと考えて良いと思います。 そして、蓋を開けてみてシェフはビックリ! 「まっちゃん!(と私は呼ばれています)ダメだよ。これはエチケット見て飲むシャンパーニュだよ。俺、25ユーロとか言っちゃった…」 →クリスタルはフランスでも150ユーロくらいします。 ただ、クリスタルがダメなわけではありません。若いうちは圧倒的に硬いんです。ギュッと詰まり過ぎて美味しさが出てこない感じ。香り、旨味が解放されるまでにものすご〜く時間がかかるんです。だから、全てが解放された時のスゴさと言ったら、もう…。例えるなら、思春期に心を閉ざし全てを拒否していた少年が、25年後には思いっきり大成していた…とでも言いましょうか。 他にもいろいろありますが、サロンもその一つであり、白ワインではアルザスのクロ・サン・チュヌなどが該当します。これらのワインは待てるだけ待つべきです。 さて、ブラインド会に話を戻しまして、この話からするとその一番人気がクリスタルやサロンではなさそうです。 この四つを並べて毎回一番人気になるのは… ドンペリです。

  • 第18回 シャンパーニュの製造工程

    前々回のロワールに関してコメントをいただきました。 いつも楽しく勉強させていただいております。 Van de Loireの16回で下記の疑問点がございます。 ①アンジュ・ソーミュール地区の土壌Tuffeauの解説で「白亜質石灰岩」とありますが、「白亜期石灰岩」ではないですか。 ②アンジュ・ソーミュール地区の主要AOCのロワール4大ロゼに「カベルネ主体」とあるのは、地区の主要品種であるカベルネ・フランを指すと理解してもよいのでしょうか。カベルネ・ソーヴィ二ヨンを略して「カベルネ」と記載されているのでしょうか。 ①「白亜質石灰岩」でも「白亜期石灰岩」でもどっちでもいいんじゃないですか。翻訳する人や時代によって多少の言い回しの違いがあるということです。気になるようでしたら、教本の記載が正しいことにしましょう。ちなみにこれまでの教本には「白亜質の石灰岩の一種」と書かれています。 ②ロワール地方のブドウ品種に関しては、なんとなくでいいんです。ということを前提に、ロワール地方でカベルネ主体といえば概ねカベルネ・フランを指します。それはブドウ品種のところで説明した通りです。ただ、カベルネ・ソービニヨンも使用してもよいということになっているんです。ちなみにカベルネ・ソービニヨンはカベルネ・フランとソービニヨン・ブランの自然交配なので、仲間(親)でもあります。 このような小さな疑問に関して、しっかりと理解し納得した方が試験対策・暗記がはかどるならどんどん調べてみてください。時間はかかりますが、調べる過程で暗記の定着につながりますし、とても良い勉強になります。さらに教本の間違いもちらほら見つかるでしょう。 一方で、このようなちょっとしたことが気になって試験対策が進まないようであれば大問題です。特に①のような些細なことは、こんなものだと流してどんどん先に進むべきです。 この件に限らず、何が重要なのか、どこをスルーして良いのかが感覚的にわかってくると一次試験突破は近いと言えます。 ーーー いろんな意味でフランスらしいと感じるシャンパーニュ。これほどまでに世界中から愛されるワインはないかもしれません。 シャンパンを発明、発見したと言われる修道士ドン・ペリニヨンさんのお話です。 修道士ドン・ペリニヨンは本当に泡のあるワイン、シャンパーニュ(シャンパン)を発明したのか? ~ワインの歴史~

  • 第17回 ロワール地方 トゥーレーヌ サントル・ニヴェルネ

    ところで、皆さんはナチュラルチーズがお好きですか?6Pチーズもとろけるチーズもチーズには違いありませんが、今お伺いしているのはプロセスチーズではなくナチュラルチーズです。 ここロワール地方は特に山羊(シェーブル)のチーズが有名です。AOCに指定されているものだけでもいくつかあり、その中から超有名どころ、ソムリエ試験に出る可能性のあるものを紹介いたします。→これらはすべてナチュラルチーズです。 ・Sainte-Maure-de-Touraine サントモール・ド・トゥーレーヌ ・Valencay ヴァランセ ・Crottin de Chavignol クロタン・ド・シャヴィニョル 上記は全て木炭粉(灰)をまぶし自然のカビを付着させるため、表面は黒またはグレーっぽく見えます。木炭粉の働きで、山羊乳独特の酸味が和らいでマイルドな味わいになります。でも、これらは後付けの理由のようで、「昔から灰をまぶしてきたから今も」というのが本音のようです。もちろん、灰付きのまま全て食べます。 私はシェーブルのフレッシュさも好きですが、熟成を経て水分が飛び固くなって栗のようにホクホクした状態(セックと言います)のものが大好きです。特にクロタン・ド・シャヴィニョルをその"セック"な状態まで熟成させたものが。→フランスのチーズ屋さんには売ってます。 日本でチーズといえばプロセスチーズを指すことの方が多いのですが、ソムリエ試験ではナチュラルチーズの知識が出題されます。 私はもともとプロセスチーズが大嫌いで→今は食べますが、やっぱりあまり好きではありません。さらにソムリエ試験受験当時、ナチュラルチーズを食べたことがありませんでしたから、チーズは全く勉強せずに試験に挑みました。出題されても一問程度だと思い、あきらめて鉛筆を転がすつもりでいたのです。 今はチーズが大好きなのでご心配なく。 ーーー ソムリエ試験的にはここまで必要ないかもしれませんが、業界として知っておきたいチーズの分類(出典:CPAチーズプロフェッショナル協会HPより抜粋、一部加筆修正) 【ナチュラルチーズ】

  • 第16回 ロワール地方 ペイ・ナンテ、アンジュー・ソーミュール

    先日、無事ボルドーを終えました。いかがでしたでしょうか? 「楽しくてワクワクしました!(*゚▽゚*)」 と答えていただければ一番よいのですが、そんな奇特な方はほとんどいらっしゃらないと思います。 正直、多くの方にとって辛い暗記作業となったことでしょう。しかし、こうして覚えたワインに出会い、それらが素晴らしい味わいであった時には感動もひとしおです。今はソムリエ試験のための勉強ですが、真の目的は素晴らしいワインに出会うことであり、その喜びを人とわかち合うことです。 ソムリエ試験合格は、少し遠い道のりですが見えない山頂ではありません。一歩ずつ前進すれば必ずたどり着くことができます。 まだ始まったばかりです。秋まで共に頑張りましょう。 今日からロワール地方です。 15世紀、百年戦争も終盤の頃、フランスがイギリスの侵略を受けて国内が混乱している中、フランスの王都・パリもイギリスの支配下にありました。 ロワールに逃れたシャルル7世は1427年、シノン城に宮廷を置きました。そこへ神のお告げを聞いたというジャンヌ・ダルクがシャルル7世を訪ねます。その後、ジャンヌ・ダルクの活躍でイングランド軍はオルレアンの包囲を解いて撤退せざるを得なくなり、シャルル7世率いるフランス軍が一気に形勢を逆転させていきました。快進撃を続けるシャルル7世はランス(シャンパーニュ地方)へ赴き、ノートルダム大聖堂で正式にフランス王として戴冠式を挙行しました。 さて、ボルドーを海沿いに北上したところにナントという街があります。フランス最大の河川、ロワール川の河口の街であり、ナント周辺にはキリっと引き締まった白ワイン、ミュスカデが造られるワイン産地が広がります。この街からロワール川上流に向けてワイン産地が点在します。 フランス最長のロワール川。その流域には田園風景が広がり、森のかなたには古城の優雅な姿が見え隠れしています。時が止まっているのかと錯覚してしまうほど美しい景色が広がっているのです。←2000年にユネスコの世界遺産に登録されています。 フランスらしいという言葉がぴったりのこの地方はフランスの庭と呼ばれています。私もこの地域のお城のいくつかを訪ねたことがあります。歴史好きの方にはお薦めの観光地です。

  • 第15回 過去問や試験対策問題の取り組み方

    もし可能なら、過去問に解答を記載していただけないでしょうか。勉強を始めたばかりで、自分の解答に自信がありません。よろしくお願い致します。 毎年、数名の方から【過去問】の解答を記載してほしいという旨のコメントやメールをいただきます。同様にお思いになられる方もいらっしゃるでしょうからここで私の考え方をお伝えします。 結論から言いますと解答は記載しません。理由はいくつかあります。 ① この"ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ"はソムリエ試験合格に特化した構成となっております。一次試験対策に関しては、CBT方式に対応するためにもまずは基本からという方針で進めており、【過去問】(=ソムリエ協会が受験者に求めてきたこと)を基準にその回の内容をまとめています。ですから、その日の講座内容とお手持ちの教本を照らし合わせれば自ずと正解は導かれるはずで、その日の内容だけではわかりにくいと私が判断したものには【解説】をつけているつもりです。 ② 【過去問】の模範解答は書籍やネットなどで広く公開されております。ただ、模範解答は試験が行われた時に作成されたものであることが多く、現在には当てはまらない場合も多々見受けられます。ワインは農作物であり、生産高などは年々変化します。また、ワイン法に関しても毎年どこかの国で変更がなされております。 このような農作物であるワインというものを勉強するにあたって、過去の模範解答を鵜呑みにすることは全く以てお勧めできません。その日の講座内容を理解し、どのような形で出題されているかを確認するときに現在のソムリエ教本に準じた解答を意識しなければなりません。→この講座ではできる限り最新の情報を公開するよう努めております。 ③ 結局、一次試験対策は"暗記"作業に終始します。見たことも聞いたこともないまた、読みにくい横文字を覚えなくてはならないのです。多くの人にとってすんなり頭に入るものではありません。覚えては忘れ…の繰り返しです。この時に、何かきっかけがあれば、または苦労して覚えたものは忘れにくいものです。 【過去問】の解答がわからない時、自信のない時は自分で調べましょう。

  • 第14回 サンテミリオンの格付け、ポムロール

    ボルドー最終回です。 今度は右岸に移りまして、サンテミリオンとポムロールに進みます。 2012年にサンテミリオンの格付けが更新され、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAの聖域に、Ch.PavieとCh. Angelusが昇格しました。長年この格付けを見てきた私としては衝撃のニュースでした。どこかのシャトーがメドックの格付け第一級に昇格した!というくらいの強烈なインパクトです。 いえ、ここで私が愚痴ったところでどうなる問題でもないことはわかっています。でも、少しだけ言わせてください。 格付け上では4シャトーが並んだ形になりましたが、特にCh. Cheval Blancはですね、別格なんですよ。美味しいとか、果実味がどうとか、そんなことではなく、他のワインでは見られない圧倒的な"品"があるんです。 Ch. Ausoneはそれほど経験がないので大きなことは言えませんが、Cheval Blancの品を「剛」とするとAusoneは「柔」。ともにいわゆるわかりやすいワインではありませんが、他のワインとは完全に一線を画した完成度を誇ります。 →一昨年末にオーゾンヌの1945年をいただきました。1945年はボルドーの伝説的ヴィンテージで基本的に今でも何を飲んでも大抵超素晴らしいんです(流通経路、保管状態次第…)。数年前に飲んだ、伝説のヴィクトリー・ムートン1945は"コーラのような清涼感"を感じるバケモノでしたし。←この話はまたいつか。 こちらのオーゾンヌ45、70年を過ぎたワインとは思えない果実味とこなれた熟成感。そして、オーゾンヌたる柔の品。素晴らしい経験でした。 Ch. PavieとCh. Angelusは共に素晴らしいワインです。特に、近年のCh. Angelusは凝縮した果実味とこなれたタンニンが心地よく、一気にトップシャトーまで駆け上がりました。でもね、でもね、Ch. Cheval Blancと肩を並べることはないだろうと思うわけですよ。確かにCh. PavieとCh. Angelusの方が果実味がいっぱいで凝縮感がありわかりやすく、若いうちはこの二つの方が美味しいと感じる可能性が高いと言えます。

  • 第13回 ソーテルヌの格付け

    ソーテルヌの当たり年といわれている1967年のCh. Suduiraut→コミューン名はPreignacをテイスティングした時のお話です。 パリに住んでいた頃、私はあるワイン会の最後のアイテムとしてCh. Suduiraut 1967を出しました。集まったメンバーはフランスに来てまでワインや料理を勉強しようというプロばかりです。 ワイン会も佳境に入った頃、その面々を前にして注がれた琥珀色のトロリとした液体は言葉にできないような神聖でかつ華やかな香りを放ち、その空間にいたすべての人を魅惑の世界へといざないました。 けっして忘れることのないこの香りと味わいを言葉にすることなどできませんが、あえて表現すると…。 香りは白や黄色のさまざまな花びらと栗と蜂蜜、青いフレッシュハーブを煮詰めて、その後乾燥させた強い直線的な甘さが長い長い時間をかけてゆっくりと華麗にゆるやかに絡み合い溶け込んでいるイメージ。そして、奥の方から、突き抜けるようなミネラル感が私たち狙い撃ちしてきます。 この液体がグラスに舞い降りてからしばらくして、今度はその甘美な香りが宙を舞いながら私たちを優しく包み込み空間を完全に占拠しました。 味わいもホロホロと崩れかけた心地良い甘さ、溶け込んだ酸とミネラルが口いっぱいに広がり、これでもかというくらい長い余韻が続きます。 このほぐれて解放された甘さとミネラルが強烈な存在感でありながら、ワインとして完全なバランスを保っていました。 ギュッと詰まったものが、宙を舞うかのごとく解放された時の甘美な香りこそが、緻密に構成された甘味・旨みがホロホロっと崩れて口の中に広がることこそが、甘口ワイン、ソーテルヌの真の醍醐味であると理解した瞬間でした。 この日の感動を一生忘れることはないでしょう。 緻密に構成された甘味・旨みなどのワインの各要素が球体状からホロホロっと崩れて口の中に広がることこそ、ギュッと詰まったものがフワッと解放されたときの甘美さこそ、ソーテルヌ醍醐味であると理解した瞬間でした。ソーテルヌがただの甘口ワイン、洗練された甘さ、長い余韻の心地良さだけではないということを強烈に印象付けた一本です。 さて、このワイン会はブラインドテイスティングでしたから、その時点で参加者はこのワインが何であるかを知らされていません。さらに驚くべきことが続きます。

  • 第12回 グラーヴの格付け

    前々回、メドックの格付けに対して思うがままに言わせていただきましたが←まぁ、ネットですから、このような意見をいただきました。 第10回のAOC Margauxに関する意見、とても面白かったです。 特に「第2級」の格付けから考えて残念という意見を読んで、私も同じように感じたことがあったのでちょっと嬉しくなりました。と言うのは、「Margauxで2級格付け」というと、私の周りのワイン好きな人達は必ず「美味しい~」と言います。「AOC Margauxはやっぱり美味しい」と…。私も頑張っていろいろと飲んではいるのですが、そのなんというか、ポイヤックやサン・ジュリアンのワインに比べると物足りないと感じることが多く…。もちろん、飲み頃とかいろいろあるのでしょうが…。 松岡様の残念!の感想を読んで何か共感できるものがありました。 "味わい"というものが純粋に五感で感じることだけではないことはご存じだと思います。 ブラインドテイスティングを繰り返すとよくわかりますが、先入観のあるなしで確実に味わいが変わります。最初はわからなかったソービニヨン・ブランの"青さ"をブドウ品種がわかってから感じるようになるなど、私たちは自分がイメージした何かを探してしまうようです。 また、特にシャンパーニュは"味わい"よりも完全にイメージ先行です。大きな声では言えませんが、世界一の販売量を誇る超有名シャンパーニュのスタンダードキュベが純粋に味わいだけであれば、シェアナンバーワンである理由が全くわかりません。完全にマーケティングワインに成り下がっています。←私は絶対に選びません。 ワインに限らず、テレビやCM等で目にするから良いものという刷り込みも同様でしょう。 ただ、イメージ先行が全て悪いとはいいません。それも含めて"味わい"と考えることもあるからです。高級レストランでの食事は料理だけでなく空間と時間、イメージも提供しています。 さて、マルゴーのワインは女性的と言われることがあります。あの素晴らしいシャトー・マルゴーがあるからでしょう。 私のAOCマルゴー全体のイメージはボルドー左岸の中ではちょっと田舎っぽくてくすんだ感じです。さらに、他の三つの村(ポイヤックなど)に比べいまいちなワインが多いと感じます。知らないAOCマルゴーのワインは当たらないことが多いですし…。

  • 第11回 メドックの格付け 2

    今日、1月17日は阪神・淡路大震災から24年目にあたります。震災当時、私は兵庫県西宮市に祖母と伯父達と住んでいました。 朝6時前、ドーンというものすごい音と共に、夢か幻かと思うほど歪んだ空間が目の前に広がり、一瞬にして全てが暗闇へと吸い込まれていきました。 あの日、私は偶然夜通しドラクエをしながら朝まで起きていたのです。初めて経験するほどのカオスの中、二階の窓から外に逃げ出すと、なんとそこには道路があるではありませんか!自宅が倒壊し、二階が一階になっていたのです。しばらく呆然と立ち尽くしたように思いますが、はっきりと覚えていません。 そのうち近所の人々も命からがら外に出てきました。倒壊したのは私の家だけでなく、無事に残っている建物を探す方が早い感じで、一帯がまさに戦後の焼け野原のような光景でした(火事にならなかったのは不幸中の幸いでした)。 しばらくして一階で寝ていた祖母がまだ逃げ出していないことに気がつきました。なんとか助け出さなくてはなりません。しかし、助けを呼べるような状況ではなく、誰もが自分の家、家族のことで精一杯です。家を解体した経験も道具もない状態でしたが、同居の伯父さん達とともに倒壊した家屋から祖母を掘り起こし、引きずりだしたのは最初の地震が起きてから5時間が過ぎた頃でした。この日は特別寒い朝でした。 本当に必死でした。それでも、やればできるものです。 祖母はその後しばらくは比較的元気に暮らしましたが、やはり自分の家がなくなったこともあるのか、日に日に衰えていったように思えました。そして、地震から約二年後に亡くなりました。 インフラに関しては電気が二週間ほどで回復しましたが、水道とガスの復旧には数ヶ月を要しました。我が家は全壊で家がないためそれどころではないのですが、あたり一帯全ての水道とガスが完全に止まっているのです。なんでも当たり前にある生活では想像もつかない困難に度々遭遇しました。 この時、この場所には現代日本の姿が全くありませんでした。 その後数ヶ月間、自宅の瓦礫を片付け、地域の炊き出しを手伝いました。そして、給水車から水を汲んで近所のお年寄りの家々に運び続けたものです(私はこの地震のため退職しました)。

  • 第10回 メドックの格付け 1

    お今日、日本各地で成人式が行われました。 毎年、ここぞとばかりに暴れる新成人がニュースになりますが、いつしかの成人式でのある市長のスピーチが素晴らしかったので紹介いたします。 新成人の皆さんは、年上の人たちからのアドバイスを散々聞かされることになるでしょうが、ハタチのころの私にとって、そのテの話に意味があったのかは疑問です。 みなさんより年上の人たちからの、所謂アドバイス的なモノは、もちろんみなさんのへの愛からくるモノではありますが、ハタチのみなさんが大事にすべきことは、年上の人たちのアドバイスではありません。 たとえば、年上の人たちが「そんなの無理だ。やめておけ」と言ったりします。その人は、あなたがその挑戦に破れて失敗すること、そして、その失敗があなたを大きく傷つけることを心配してそう言ってくれているのです。彼は彼の経験上、あなたの挑戦が失敗に終わると思っているのです。 でも、その人が「無理だ」と言うのは、「その人にとって無理」だっただけで、あなたには可能かもしれません。その人にとっての限界より、あなたの限界がもっと遠いところにある可能性はじゅうぶんにあります。ときには、彼らの「無理だ」という言葉が、可能性に溢れた若さへの嫉妬からくるものでありさえします。 たとえその人の言うように、あなたが失敗したとしても、その失敗したところから、次の挑戦をすればよいだけの話です。失敗して、傷ついて、大事なものを失って、そして、そこからどうするのかこそが、あたらしい価値を生み出せるかどうかなのです。 経験に基づく先人の言葉が価値を持つことも、ときにはありますが、彼らの言葉に束縛されることなく、自らで判断し、新しい価値を創造することのほうが重要です。 自分で決断し、自分で挑戦し、自分で失敗し、自分で這い上がり、自分で限界を超え、自分で常識を疑い、自分で新しい価値を創造し、自分で恋をし、自分で血と汗を流し、自分で幸せをつかむ、自由と責任があるんだという希望を、今日成人式で新たにしてもらいたいと思います。 みなさんが、これまでの人たちには無理だったことに挑戦し、新しい価値を創造できなければ、社会は発展しません。 みなさんは、私たちの世代に発明できなかったものを発明し、私たちの世代に救えなかった人を救い、私たちの世代が実現できなかった夢を実現する人たちです。

  • 第9回 ボルドーの基本

    ついこの前、お正月でまったりしたなぁと思ったらもう一月も半ば、間もなく二月です。この時期はぼんやりしていると本当にアっという間に過ぎてしまいます。 そして、三月、四月は何かと忙しない時期です。比較的時間の取れるであろう二月末までにソムリエ試験対策を組み入れた生活リズムの確立を目指していただくために、この講座のモットーについて熱く語ります。 明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです! 後回しにせず、明日からと自分を誤魔化さず、今日、今から少しでもいいから試験対策に取り組みましょうということです。この時期ですから、まだほんの少しずつでもイイ。でも、「明日から頑張る」じゃダメなんですよ。 ソムリエ呼称の受験資格は飲食サービス業・酒類関連業界に三年以上の経験があることに加えて、現在も従事していることです。 合格を目指す多くの方が夜遅くまで働いており、疲れて家に帰って慣れない試験対策を行う事はかなり辛いものです。エキスパート呼称の方も受験資格が年齢のみとはいえ、仕事をしながらの試験対策ということにおいては条件は同じです。 試験対策の大半は辛い暗記作業です。誰もが見たことも聞いたこともない、もしかすると一生お目にかかることがないであろうワインの名前や産地を覚えなくてはなりません。はっきり言って一部のワインオタクの方以外、このような横文字の暗記が楽しいわけはないんです。そして、この単調な横文字の羅列の暗記は思いっきり眠気を誘います。 ソムリエ試験は半年くらいの努力で合格できるレベルで、決して難関資格ではありません。また、特別な能力を必要とするわけでもありません。それでも、一見この意味のないように思える横文字の暗記をこなさなくては合格を手にすることはできないのです。 もしかするとどこかに近道があるのかもしれませんが、私は知りません。毎日少しでも良いので試験対策に取り組む、これが一次試験突破に関して最も大切なことだと信じております。 今日できない人はたぶん明日もできません。今日疲れている人は明日も間違いなく疲れています。

  • 第8回 合格者のこの講座に対する感想、勉強法など 2

    この時期だからこそ第二弾!ソムリエ試験対策を始める前にご覧いただきたいワイン講座の動画がございます。 確か、昨年まではこの講座の目次的なサイトが存在していたのですが、なくなっており、You Tube で検索していただかなくてはいけなくなりました。たしか、30回ほどの構成だったと思います。ソムリエ試験対策の導入としてはとてもすばらしいので、ぜひご覧ください。 さて、年も明け、この講座も始まって数回が過ぎましたが、ここで簡単に自己紹介いたします。 この"ちょっとまじめにこーざ"の管理人、松岡 正浩と申します。自己肯定感の低い子供でしたので、自分の名前がそんなに好きではないのですが(昔は大嫌いだった)。→とにかく幼稚園から高校生までは、何かにつけて名前を呼ばれる、名札をつける、名前の順に並ぶ等、名前がそれなりのポジションを占めましたよね。私の学生時代=ほぼ全てがうまくいかなかった時代なので、その頃に名前を答え呼ばれ続けたからでしょうか、いまだにそれほど良いイメージを持てないんです。 今でもふと思い出すのが、幼稚園の頃、なぜかオルガンの足下に並んで座っている時に順番に名前を呼ばれるえんじ色の光景が、とても暗く、辛いイメージなんです。この時何が辛かったのかは今となってはわからないのですが。おそらくこの頃から自分の名前だけ特別変な感じがするように思い始め、後の名前が嫌いにつながるのです。話を戻します。 現在、大阪吹田市にある「柏屋」という料亭で支配人を務めております。また、支店が香港にありまして、その飲料部門の責任者も兼務しています。→一応、大阪本店は10年ほど京都・大阪ミシュランの三つ星、香港店はオープンして3年ですが、香港ミシュラン二つ星です。 本職はフランス料理のサービスで、フランスワインのソムリエです。食べることと飲むことが大好きなので、結果的に良い職業に就いたのではと思っております。 サービスについて、レストランについてもたくさん話したいことがあるのですが、それらはおいおいお話しする機会があるでしょうからまたいつか。 ブログランキングに参加しています。 スポンサードリンク 第8回 合格者のこの講座に対する感想、勉強法など 2 前回と同様に合格者からの感想、勉強法に関する報告を抜粋してお伝えします。

  • 第7回 合格者のこの講座に対する感想、勉強法など

    前シーズンの最終回にいただいたメッセージです。 ちょっとまじめにソムリエこーざ、最終回をいつもの通勤電車の中で拝読いたしました。本当に本当に辛い一年でしたが、この度、無事合格出来ましたので、長文になってしまいますが感謝を述べさせてください。 先生の講座に出会ったのは、私がボルドーの61シャトーを暗記し終え、ブルゴーニュのグランクリュを覚えようとしていた時でした。ボルドー以上に頭に入って来ない時に、先生が一つ一つのグランクリュの名前の意味や言われを説明して下さっているこの講座に出会いました。ソムリエ試験対策的に一からこんなことから説明して下さっている方は、他にいらっしゃらなかったと思います。 その日以来、今日までお世話になることになりましたが、試験に必要なワードを、ソムリエとして現場で必要になる知識と結びつけて惹きつけ、さらに過去問で記憶を刷り込ませていく方法は、最後まで本当に勉強になりました。ありがとうございました。 そしてなにより、先生から忘れられない言葉をいくつかいただきました。中でも一番は"あきらめなければ夢は叶う"です。 今年私は、この言葉のおかげで3つの夢が叶いました。内1つはもちろんソムリエ試験に合格することでしたが、その他のことも強く願っていた夢が叶いました。これらは、ある意味棚からぼた餅的でしたが、あきらめなければ夢は叶うと自分に暗示をかけていたので、自然と意識され、夢が叶う、実現すると信じていたことが良かったのかも知れません。 昔の先生と同じように、私も長い間運の無い人間だと思いこんでいました。でも、運が良いと信じて人生が変わるのならば、騙されてみようと思ったんです。そして、本当に今年、3つの願いが叶いました。 もう一つは、"ソムリエ試験くらい受からなくては…"という言葉です。何度も何度も辛い時に言い聞かせました。ソムリエ試験くらい受からなくては、今後どんなハードルも超えられないのだと。私は、この言葉がとても現実的で好きです。弱音を吐きそうな時には特に効果的でした。自分を甘やかし、試験を受ける前から戦線離脱していく人達に、私はこの言葉を贈りたいと思います。 他にもたくさんの先生の言葉に、叱咤激励されながらこの長い試練を乗り越えることが出来ました。

  • 第6回 テイスティングして書き留める。~二次のテイスティングはなんとかなる 3

    ソムリエ試験二次のテイスティングについてメールをいただきました。 ソムリエというからには全てのワインが完璧にわかっていないといけないのかと思っていましたが、そうでもなさそうなことは前回で理解しました。となると、合格ラインとしてどの程度の理解が必要なのかを知りたいと思うと同時に、私でもなんとかなるかもと夢を見始めました。 どのようにテイスティング対策を進めると良いのかまだ全くわかりませんが、しっかりついていきたいと思います。 ワインをどのレベルまでわかる必要があるのかを知り、意識しつつテイスティングすることはとっても大切です。ソムリエ試験にかかわらず、相手を知らず戦いに挑むことほど愚かなことはありません。 多くの方が半年と少し程度の経験で"ソムリエレベル"に到達できるのか、などと考えてしまう気持ちもよくわかります。 でも、ひとまずご安心ください。 どのレベルまで、どのようにという具体的な話は夏頃までにおいおいお伝えすることとして、ここでは簡単にさわりをお話します。 二次試験のテイスティングにおいて、求められるレベルを一言でいえば、"ブドウ品種のタイプをある程度特定できて、そのブドウ品種(タイプ)に対するテイスティングコメント(外観・香り・味わい)をソムリエ協会が準備したコメントの中から選択できること"です。 ブドウ品種を当てることばかりが注目されますが、実はブドウ品種の正解はそれほど重要ではなく(もちろん当てるに越したことはないのですが)、ソムリエ協会が求めるテイスティングコメントを選択できることが全てといっても過言ではありません。←ブドウ品種や生産国も選択制です。シニア呼称は全く違いますが。 毎年、ブドウ品種全て間違いで合格される方がいらっしゃいます。反対に、わずかですがブドウ品種全問正解で不合格になる方もいます。いかにテイスティングコメント(外観・香り・味わい)が大切かということです。 まとめると ソムリエ試験二次のテイスティングのポイントは二つ ➀ ブドウ品種のタイプを"ある程度"特定できること。 ② それぞれのブドウ品種(タイプ)に対するテイスティングコメントをソムリエ協会が望む形でコメント一覧から選択できること。 ここに尽きます。

  • 第5回 二次のテイスティングはなんとかなる!

    2019年が始まり数日が過ぎました。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか? ご存知のとおり油断していると一月、二月、三月はあっという間に過ぎてしまいます。 一方、お正月気分の抜けはじめたこの時期に良いリズムを掴むことで一年間が充実したものになります。朝早く起きて、いい感じでスタートできるとその日一日を有意義に過ごせますよね、それと同じです。 何事においてもスタートはとても大切です。気持ちの良いスタートを切ることができると、その後も良いリズムを維持することができるものです。 反対にスタートでつまづいたりダラダラしてしまうと、その良くない流れを断ち切ることが困難になります。それは一年という長いスパンでも一日のような短いスパンでも同じです。 とにかくスタートです。試験対策を始めると決めたなら毎日少しでもいいので勉強してください。生活のリズムは人それぞれですから一概に言えませんが、仕事を終えて帰宅しやるべきことを終えたら、テンポ良くすぐに試験対策に取り掛かりましょう。 テレビを見てからではいけません。ちょっと横になってマンガや雑誌を読んでからもいけません。なんとか止まらずに試験対策を始めてしまいます。この時期ですから30分でもイイんです。試験勉強を終えてからのんびりしましょう。このように始める為の習慣が合格を左右すると私は信じております。 とはいえ、ソムリエ試験対策に関してはまだあわてる必要はありません。そして、この時期だからこそ時間を見つけてワインに関する書籍を読むことをお勧めします。 私は勉強に限らず一つの事柄をさまざまな角度から見ることが大切だと考えています。近年の一次試験対策は教本主体と言われておりますが、その得た知識を他の媒体(書籍、メディア、お店など)を通して見聞きすることで確実に理解が深まります。 そして、反対も然りです。さまざま書物や日々の仕事・生活から得たワインの情報を教本や参考書で確認するうちに皆さんの中で整理され、系統立った知識となるのです。 デパートやワインショップなどで実際にワインを見ることも良い勉強になります。本物のエチケットを目の当たりにすることで強い印象を脳裏に焼き付けることになるからです。

  • 第4回 CBT方式になった一次試験対策について

    お正月三が日を終え、今日から仕事始めという方もいらっしゃると思います。 さて、この時期だからこそ紹介したい拙著がございます。 フランスで発行されている日本人向け情報誌FR JAPONに2012年から2014年まで連載させていただいた「初心者のためのフランスワイン講座」全30回です。 特にパリに留学に来た20代から40代の女性に向けて、日本に帰ってからもフランスワインを嗜んでほしいという趣向で、ワインの基本とフランスワインについて書きました。 「初心者のためのフランスワイン講座」 舞台がパリですが、これだけでフランスワインの基本の基本は身に着くはずです。 これから膨大なワインの世界に挑むわけですが、一次試験対策のほとんどがけっこう辛い暗記作業です。これは資格を取る為には誰もが通る道のりで回避することはできません。ただ、事前に予備知識があるのとないのでは記憶の定着が全く違います。この時期はまだそれほどガツガツ頑張る必要はありません。ですから、ちょっとした時間にでもサラッと読んで見てください。 また、試験対策以外のワインの本も読んでみましょう。今このタイミングで幅広くワインに関する知識を吸収することで、一次試験直前に"夏バテ"せず乗り切ることができるものです。 ブログランキングに参加しています。 スポンサードリンク 第4回 CBT方式になった一次試験対策について さて、ソムリエ試験対策といっても何からどう始めるとよいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。 昨年より、一次試験のスタイルが大きく変わりました。CBT方式と呼ばれる試験形式になり、二回受験できるようになった分、試験の難易度が大幅に上がりました。 →CBT(Computer Based Testing )方式とは、コンピューターを利用して実施する試験方式のことです。 受験者はコンピューターに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。 パソコン操作に自信が無い方でも、当日操作方法の説明を受けられますのでご安心ください。 受験日時・会場の選択ができますので、受験者様の利便性向上に繋がることが期待されます。ソムリエ協会サイトより。

  • 第3回 ブドウの一年~敬頌新禧

    あけましておめでとうございます。 2019年の幕開けにふさわしいまばゆい朝です。皆さんも決意を新たに新年を迎えられたことと存知ます。 今回は新年の挨拶を兼ねまして、ソムリエ・ワインエキスパート認定試験受験計画をぶどう栽培の一年(北半球)に合わせて書き連ねてみようと思います。 ブログランキングに参加しております。"合格だるま"を押していただけると皆さんとのつながりを感じることができ、私はとてもうれしいです。 スポンサードリンク 第3回 ブドウの一年~恭賀新年 一月・二月 ブドウの樹はまだ休眠中です。凍害を防ぐ為の【土寄せ】を終えています。年が明けて寒さがもっとも厳しくなる頃、栽培計画をもとに【剪定】作業に入ります。剪定とは不要と思われる枝や蔓を切り落とすことで養分バランスを整え、ブドウの質と量を確保するための大切な作業の一つです。あわせて農薬散布や除草など、三月に芽吹いた時のための準備作業が中心です。 ソムリエ試験受験者はこの時期になんとしても合格するという決意を固めなくてはなりません。この強い決意が合格を近づけるのです。 これまでの自分の生活スタイルを見直し、試験勉強に取り組む環境を整える必要があります。また、時間を見つけてワインに関するさまざまな書籍に目を通すことをお勧めします。こうして読み蓄えた知識や経験が試験対策としても大いに役立つはずです。 ~~~~ 三月・四月・五月 冬が終わり、春の気配を感じる頃、秋から冬に寄せた土を戻します【畝くずし】。その後、気温の上昇によって剪定部分から新たな芽が姿を見せます【発芽】。小さな葉が開き始め、緑色の若枝が出始めて【展葉】今年のブドウ栽培が本格的にスタートとなります。五月になるとつぼみが現れ始めます。 試験対策も本腰を入れて始めなくてはならない時期になります。なにかと慌しい春先ですが、この時期に試験対策を中心とする生活のリズムを形成できるかどうかが、今後の流れを大きく左右することになるでしょう。フランス、イタリア、ドイツは五月末までに一通り終えるように努力しましょう。 ~~~~ 六月・七月 つぼみが【開花】し、ちいさな白い花を咲かせます。その後しばらくすると、ブドウの房が現れ始めます。あわせて、不必要な花芽を切り落とす【夏季剪定】を行います。

  • 第二回 二次のテイスティングはなんとかなる1〜テイスティング対策お勧めの本

    あきらめなければ夢は必ず叶うものです。 陳腐な言葉かもしれませんが、この講座のテーマでもあり、私自身がそう信じております。反対にあきらめた瞬間に夢への道が完全に閉ざされます。歩くことを辞めれば目的地にたどり着くことは絶対にありません。 以前にいただいたメッセージをこちらで紹介したいと思います。 受験は今年で五回目になります。二年目に一次試験に合格しましたが、二次試験で不合格。次の年は一次試験免除でしたが、また二次試験で不合格。 四年目、一次試験からの再スタート。気持ちを切り替えるのにすごく時間がかかりました。そして、何度も何度もあきらめようと思いました…。でも、ここで辞めるとこれまでがんばってきた事全てを否定してしまうんではないかと思い…。センスが無いのはわかっているんです。その年、一次試験を突破しましたが、また二次試験で撃沈しました。 それでも、あきらめません!五回目の今年こそ必ず合格してみせます! 松岡様の講座はすごくわかりやすく、どの参考書よりも為になります。私のような人がたくさんいるはずですので、大変お忙しいことと存じますが、こちらの講座を末長く継続して頂ければと願います。 四度の不合格通知を受け取ってもなおあきらめないこの姿勢、本当に素晴らしいと思います。私もこのメッセージから力をいただきました。 多くの苦労を知っていること、何よりもここまであきらめなかったことが今後の人生においても大いに生かされると私は信じております。 ただ、ソムリエ試験にセンスは必要ありません。特別な能力もいらなければ、味覚が敏感であることが求められているわけでもありません。もちろん、生きていくうえでも、試験対策においても"センスがある"に越したことはありませんが。 数年前、私の友人のお母様(おそらく60代後半)が四回目の挑戦でソムリエ資格を取得されました。そのお母様は娘(私の友人)がワインバーを始めたことをきっかけにワインに携わるようになった方です。 友人のお母様がソムリエ資格取得を目指すという話を聞いた時は正直ビックリしました。だって、私の母がソムリエ資格を取るなんて考えられませんから。