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  • 「相手からも学ぶ」といった双方向の関係を取り戻す

    こんな投書がありました。 数日前、やまゆり園事件の裁判の記事では被告の証言としてやまゆり園での対応が載っていました。 「口調が命令的。人に接するときの口調じゃなかった。」 「人として扱っていないと思った」 「食事は流動食で、職員は流し込むというような状況。人の食事というよりは流し込むだけの作業に見えた」 相手をしている障がいのある人たちを「見下している」のは、どこの福祉事業所でも同じなんだと思いました。どうしてこういうことになるのか。 二つに共通しているのは「支援」という上から目線の関係です。相手がいろいろできないからやってあげる、という一方的な関係。 上から目線の関係は、時には相手から何かを…

  • ぷかぷか10周年アニバーサリー映画『ひろばのうた』(仮)

    2030年4月1日 一人の青年が広場に立っている。ベンチには気持ちよさそうに眠るセノーさん。 「あの広場のうた」を鼻歌で歌う青年の脳裏に、この20年の思い出が走馬灯のようによみがえる… こんな風に始まるぷかぷか10周年アニバーサリー映画『ひろばのうた』(仮)の製作がいよいよ始まります。 ぷかぷか10周年。ぷかぷかは何をしてきて、これから何をしていくのか。 それを映像で表現したい。 始まりは、10年先からこの10年を振り返ってみよう、というもの。ひょっとしたら10年先の社会は 「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ。その方がトク!」 なんてメッセージは、もう色あせています。 「そん…

  • たから君の存在が、学校を居心地のいい場所に

    先日神奈川新聞に「共生の学び舎」というタイトルで紹介されたたから君のお母さんのブログです。 ameblo.jp たから君がいることで、学校が少しずつ変わってきたようです。その変わり様は、まず子ども達だった、というところがキモですね。子ども達はほっとけば、どんどんいい関係を作ります。たから君と会うのが楽しみで、それまであまり学校に行かなかった子どもが喜んで行くようになった話もありました。 たから君の存在が、学校を居心地のいい場所にしているのだと思います。 これって、学校にとってとても大事なことですよね。それをたから君が、黙々とやっている。大人達がやれなかったことを、重度障害のたから君がやっている…

  • 相手を否定するようなことを言ったりしない

    3月4日、朝日新聞朝刊横浜版、津久井やまゆり園事件の被告の裁判での証言が載っていました。 「口調が命令的。人に接するときの口調じゃなかった。」 「人として扱っていないと思った」 「食事は流動食で、職員は流し込むというような状況。人の食事というよりは流し込むだけの作業に見えた」 被告の証言通りであれば、福祉施設としてはひどい現場だったと思います。 障がいのある人たちをほんとうに馬鹿にしています。相手を人として見ていません。こういうことが「支援」の名の下におこなわれているのだと思うと、なんだかぞっとします。 こんなやり方で接すれば、相手はひどく傷つきます。そういうことがどうしてわからないのでしょう…

  • 人としてのつながりは、大きなチカラ

    「いやぁ〜大変だろうな」って思ってしまうような日々の中で、尚も子ども達と楽しい日々を作り出しているお母さん。 ameblo.jp 「重度障害者は不幸しか生まない」といったやまゆり園事件の被告と、同じく重度障害と言われる子ども達と、こんなにも日々を楽しむお母さんは、一体どこがちがうんだろうと思います。 やっぱりどこかで人として出会っているのだろうと思います。それがあるから、どんなに大変な日々も楽しめたりするのだと思います。 うちの娘はパーソナリティ障害があって、調子が悪いときはほんとうに「助けて!」って叫びたいくらい大変です。それでもなんとかやっていけるのは、おだやかになったときの人としてのつな…

  • 甘夏パン!

    天草から届いた甘夏を使った甘夏パンができました。フランスパンの生地で作っています。 甘夏を作っているのは、もう30年近いおつきあいのある川野美和さん。少し前ですが「あめつうしん」に載っていた「耕す日々」と題した日記にステキな話があったので紹介します。 円(まどか 小2)が夏休みで悲しかったことは子牛が死んだことだよ、という。そうだった。8月20日の夜、私たちがバンビと呼んでいる母牛が予定より二日早く産気づいた(川野さんは牛を育てています)。彼女は今まで二度とも安産だったが、様子がおかしいので見ると、子牛の尻尾が出かかっている。逆子だ。これは大変とすぐTさんを呼ぶ。Tさんは以前にも、逆子を難なく…

  • 『Pukapukaな時間』Vol.3

    『Pukapukaな時間』Vol.3ができました。全体的にアートのセンスが格段にアップしました。アートだけでなく、ぷかぷか全体がいろんな意味でバージョンアップ,進化したのだと思います。 アートディレクターにアーダコーダいわれながら悪戦苦闘し,仕上げた若い編集者に拍手!です。 障がいのある人たちと一緒に生きていく中で生まれたアートです。一緒に生きていくと何が生まれるのかがよく見えます。こういったものは社会を豊かにします。そのことが見ただけでわかります。 一緒に生きていった方がいい理由が、ストレートに見えるのです。 これは「障害者はいない方がいい」の言葉に象徴される「津久井やまゆり園事件」に対する…

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